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ありのままのお前が…
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1:
色人
例え、お前の《目》が見えなくなったのなら俺が《目》になる。
例え、お前の《足》が歩けなくなったのなら俺が《足》になる。
例え、お前の《手》が動かなくなったのなら俺が《手》になる。
例え、お前の《耳》が聞こえなくなったのなら俺が《耳》になる。
それが【例え】じゃなくなったとしても、俺がお前の代わりになってみせるさ。2005-12-06 22:04:00 -
11:
色人
お前は間違っていると…
お前は父さんの大事な息子なんだと…
お前は父さんにとって必要な息子なんだと…
産まれて来てくれてありがとうと…
俺はきっとそおゆって叱ってほしかった。2005-12-06 23:02:00 -
12:
色人
まだまだ子供な俺はただただ悪い事をする事でしか自分自身の存在を示す事はできなかった。
ただただ誰かに必要としてほしかった。
ただただ誰かに愛されたかった。
産まれて来てよかったんだと自信がほしかったんだと思う。2005-12-06 23:05:00 -
13:
色人
それから女に依存していった。
愛しているとゆってくれる女を見捨てる事はできなかった。
だって俺の存在理由をくれるから。
俺の存在を必要としてくれるから。
俺を愛してくれるから。2005-12-06 23:14:00 -
14:
色人
俺を必要としてくれるなら理由なんていらない。
俺の顔を愛したにしろ俺の金を愛したにしろ俺を必要としてくれるのならそれでよかった。
俺の産まれてきた意味と生きてる意味と…そして俺の居場所をくれるのなら何もいらない。2005-12-06 23:17:00 -
15:
色人
必要とされない事が何よりも恐かった。
弱い俺…
そんな俺を[春菜]は救ってくれたんだ。2005-12-06 23:21:00 -
16:
色人
父さんとは口も聞かない顔も合わさない。家にもめったに帰らない。
顔を合わすとしたら、警察に迎えに来てもらった時ぐらいだった。
自分が何をしたいのかすら分からない。ただ女遊びをして悪い事をして、毎日を過ごしてた。2005-12-06 23:31:00 -
17:
色人
そんな時俺の目に止まったのは一人の女だった。
―――…!?
色人「っつ!?やっべ!!あの子めっちゃ可愛いない!?」
連れ「どれ〜??」
色人「あの紺のリボン付けたロングスカートの子!あの!髪ゆる巻きで!めっちゃ細い子!」2005-12-06 23:46:00 -
18:
色人
連れ「ああ〜やばいな!色ビンゴちゃん!?笑」
色人「あれはやばいな!?笑ビンゴってかパーフェクトやな!笑俺ちょっ!?行って来るわ」
連れ「おい!色!しき〜!」
俺は連れの呼び止めも聞かず女の元に急いだ。2005-12-06 23:47:00 -
19:
色人
色人「なぁなぁ!自分他校の制服やけどどこ校?」
俺はいつものハイテンションで女に声をかけた。
女「…なんであんたにゆわなあかんの?」
女は冷たく言い放った。
俺は自分が声をかけた女はたいがい乗ってくる。なのにこの女はなんか違った。初めての冷たい返答に俺は戸惑っていると、女連れであろう女が口を開いた。2005-12-06 23:54:00 -
20:
色人
女連「うちら西校やで〜なぁ?春!」
女の連れは俺に気を使ってか女に話をふってくれる。俺はすかさず「ああ〜そおなん?初めてここの文化祭来たん?」
女に聞いているのに女はそっぽをむいて知らん顔。俺は初めての女の反応にどおすればいいのか分からず、でもここまでビンゴな女はいない。逃すわけにはいかない。俺のそんな意地からひたすら女な問い掛けた。色人「俺の事いや?俺ただ友達なりたいだけやねんけどな!」
女「…」
反応がない。そんな女を見兼ねて女の連れが話をふってくれる。2005-12-07 00:04:00