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新人キャバ嬢桃子の事件簿

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  • 1:

    あっf^_^;フィクションです。

    2005-06-01 21:51:00
  • 31:

    「できたらお店には言わないでもらえるとありがたいんだけど…」
    私が申し訳なさそうにいうと、恭平は笑った。
    「言うつもりなんか元々ないから。それよりさぁ、自分月曜休みやろ?ほんならこないだの約束♪どっか行こやぁ。」
    明るく言う彼に、私はつられて笑い月曜日のデートをオッケーした。

    2005-06-08 23:51:00
  • 32:

    月曜日、私と恭平は国際会館の大階段で待ち合わせした。今日はなんだか早くに目が覚めたから私は待ち合わせの時間より30分も早く来てしまった。(なんかドキドキするなぁ…)天気は快晴で雲一つない。私は階段に腰かけてうっとりと目をつぶった。

    2005-06-09 00:00:00
  • 33:

    すると肩をぽんぽんたたかれた。はっと後ろを振り返るとそこには恭平がいた。「自分早いなぁ。まだ約束の時間まで20分あるやん。」
    そう言いながら私の横に腰かけた。
    「そういう恭平…さんだって早いじゃん。」
    「恭平でいいし。俺結構待つん好きやからなぁ。」
    恭平は煙草にしゅっと火をつけた。

    2005-06-09 00:06:00
  • 34:

    それにしても恭平ってよく見るとすごくかっこよかったんだ…。Tシャツからのびた腕は細いのに、しっかり筋肉がついていて昔何かスポーツをやっていたらしい体つきだった。きっと全身余分な肉なんかついてないだろう。私はつい恭平の体を想像してしまい、顔が赤くなった。

    2005-06-09 00:14:00
  • 35:

    「何一人でにやにやしてんねん。今日どないする?」恭平にそう言われ私は自分の想像がばれたんじゃないかとますます赤くなった。「な…何でもいい!!私まだよく神戸知らないし。」「そういや東京弁やもんな。ほんなら今日は俺がいろいろ連れてったるわ。」
    そう言って恭平は立ち上がると私の方を見た。
    「なぁ、てか自分の名前知らんわ。なんてゆーん?」「野澤桃子…」桃子。ダサい名前だ。自分でもイヤになる。
    「そっかぁ。ほな行くか、モモ☆」
    そんなふうに呼ばないでよ。なんか、ドキドキする…

    2005-06-09 00:22:00
  • 36:

    突然の恭平の申し出に私はすごくうれしくなった。実は私は、一回も海に行った事がないのだ。
    「えっ!!行きたい!!すぐ着く?」
    「ちょっと電車乗らなあかんけどすぐやで☆」
    あせる私をなだめて恭平はJRの駅まで連れていってくれた。

    2005-06-09 00:44:00
  • 37:

    恭平が連れてきてくれたのは須磨海岸だった。
    「すご〜い!!おっきぃ!!うわ、船が見える!!」「はしゃぎすぎやろ。でも連れてきたかいがあったわぁ。ほら、あっち明石大橋見えるで。」
    恭平が指差したほうに大きい吊橋があった。
    「あっ、これが世界一長い吊橋?」
    「せやったかなぁ??もうちょい暗くなったらライトアップするねんけど…」
    「えっ、じゃぁそれまで待ってようよ。私見たいかも。」
    私と恭平は砂浜に腰をおろした。

    2005-06-09 01:21:00
  • 38:

    時計を見ると6時半だった。今日は多分私が神戸に来て1番充実した日だ。
    「ありがとね、恭平。今日すごい楽しかった。」
    「なんやねん、急にそんなん言われたらびっくりするやん。」
    「だってこんなに時間過ぎるの早く感じたの久しぶりだもん。恭平と出会ってまだちょっとなのに、こんなに遊んでくれてまじ感謝してる。」
    その言葉に恭平は急に真顔になってこっちを向いた。「ちょっとちゃうで…俺、ずっとモモの事見てた。」

    2005-06-09 01:32:00
  • 39:

    「えっ…?」今…なんて?私がびっくりした顔で恭平を見ると恭平も見つめ返した。
    「俺がたまたま髪切りに店行った時、モモ店に入りたてでずっと立ってたやろ?ほかの奴らみんなしんどそうやったのにモモはにこにこしながら声だしとった。それで俺、なんか気になってん。今まで月一で美容院なんか行かんかったのに、モモ見たいから通ってた。」

    2005-06-09 01:41:00
  • 40:

    潮風がさぁっと恭平の髪をかきあげた。
    「ずっとしゃべってみたかってん。どんな子なんやろうってずっと考えてた。キャバ嬢やってたんわかった時はちょっと意外やったけど、親に頼らんと生活してるんわかってもっと好きなった。」
    好き…!?恭平今私のこと…
    「モモ。俺お前が好きや。俺の女になってくれ。」

    2005-06-09 23:21:00
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