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  • 1:

    あなたが産まれてきてくれた事が何よりもの宝物―・・・

    あなたの事をいつも想います――・・・

    この空を見ながら――・・・

    2006-04-13 21:05:00
  • 260:

    次に先生達からのプレゼントを開ける。中身はアンパンマンのフォークとスプーンと小さなぬいぐるみだった。『アンパン!!アンパン!!!』『はいはい☆』中身をみるなり、また自分のとこへとやる。

    最後に私達からのプレゼント。中身は――・・・

    【蒼と私の大好きな、空模様のタオルとパジャマとクッション】

    2006-04-25 19:02:00
  • 261:

    色々迷ったけど、アンパンマンはいっぱいあるしアンパンマンはやめて、蒼にいつでも空を感じていてほしくて、これにしたのだ。


    『パジャマは今はまだ着れないけど、タオルとクッションは使えるしね☆蒼、気に入ってくれた―??』私は心配しながら蒼に聞くと『しょら――しょら〜!!!☆』蒼は目をキラキラさせながら、私達のプレゼントを気に入ってくれた。

    2006-04-25 19:03:00
  • 262:




       ?>>230-258?

    2006-04-25 19:07:00
  • 263:

    『しょ〜ら☆しょ〜ら☆』『蒼ちゃん、えらく空がお気に入りやね☆』『ホンマやね〜☆咲緒梨さんと慶太のプレゼントが一番のお気に入りみたいやね〜☆』『やっぱり、お母さんやお父さんからのプレゼントが、一番嬉しいんでしょうね☆』皆がそう言ってくれる。なんだか、恥ずかしかった。蒼も、私達からのプレゼントを一番気に入ってくれたみたいだ。


    『あれにして良かったね☆』私は慶太に言い、慶太も笑顔で頷く。

    2006-04-25 23:03:00
  • 264:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 265:

    『あ゙っ――・・・』皆揃って同じ言葉をはく。


    蒼は、去年の誕生日と同じように今年は取り分けたケーキに手をのばしたのだ。そしてその手を口に持っていきクリームを舐め『おいちい☆』と言ったのだ。

    2006-04-25 23:05:00
  • 266:

    『――プッ――アハハハ☆去年とおんなじだ!!!☆』私が言う。『アハハハ☆蒼ちゃんらしいといえば、蒼ちゃんらしいな☆』『蒼はホンマやんちゃっ子やな〜☆』私の後に続き、皆が笑って言う。


    私達もケーキを食べる事にした。蒼はあんまり食べてはくれなかったが、少しは食べてくれた。だけど、やっぱり蒼は吐いた。私は蒼の背中をさすってあげる。

    2006-04-25 23:09:00
  • 267:

    病室は、気まずい雰囲気になってしまった。皆、不安そうな悲しそうな表情をしてる。

    このままでは、蒼も不安にさせてしまうし、せっかくの誕生日がだいなしだ。そう思い私は考え、ある物を渡しそびれていた事に気付いた。

    2006-04-27 13:42:00
  • 268:

    『あっ!!!蒼☆蒼にもう一つプレゼントがあるねん☆ママ渡しそびれてたわ☆』渡しはそう言い、紙袋から出す。


    『はいっ―☆これはね、ママとパパや、ここにいる皆が、蒼の事を想って一生懸命織ったんやで☆』

    2006-04-27 13:43:00
  • 269:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 270:

    『――????』蒼は不思議そうな顔をして千羽鶴を眺める。

    『蒼☆これはな、《千羽鶴》ってゆうて、祈りを込めたとっても暖かい紙鶴やねんで☆この1羽1羽に、蒼が【早く元気になりますように】【早く退院できますように】ってゆう暖かい気持ちが込められてるねん☆その鶴が、千羽もあるねんで☆だから、蒼は絶対元気になる☆皆その日を楽しみに待ってるし、この鶴達も蒼が元気になる事を見守る為にあるねんで☆』

    2006-04-27 13:45:00
  • 271:

    『だから、早く元気になろうね☆』私がそう言うと『――あい☆』と、元気よく返事をした。

    さっきまで気まずかった雰囲気も、暖かい雰囲気へと変わり皆の顔から、笑顔が戻った。

    『そうや☆皆で写真を撮ろう☆』慶太がそう言い、デジカメをセットして、ベッド周辺に皆が集まる。

    2006-04-27 13:50:00
  • 272:

    蒼のベッドには、皆からのプレゼントでうめつくされ、千羽鶴は真樹が持っていてくれた。

    皆笑顔でまちかまえる。私も蒼の横で笑顔でまちかまえる。

    蒼も、満面の笑顔になっている。慶太がタイマーをセットし、小走りで蒼の横にくる。

    2006-04-27 13:56:00
  • 273:

    真樹は潤くんを片手に抱き、もう片方の手には千羽鶴を持っていてくれていた。先生が気遣い『持ちますよ☆』と言い、千羽鶴は先生のもとへと渡された。

    『はい、皆さん笑って笑って☆もうシャッターおりますよ!!!』慶太が皆に言う。皆カメラの方へ顔を向ける。

    そして、シャッターがおりる瞬間――・・・

    2006-04-27 14:13:00
  • 274:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 275:

    『―――・・・』写真は無事撮れたものの、皆の顔はひきつった笑顔で固まっている。私も。

    そりゃそうだ。なぜなら、蒼が去年と同じようにシャッターがおりる前に、目の前にある食べきれてない蒼のケーキに手をのばし、また手にクリームをつけ手をカメラに向けて笑顔で撮ったのだから。

    なぜこんな事をしたのかは、この時の私にはわからなかった――・・・

    2006-04-27 17:50:00
  • 276:

    『――・・・フフッ☆―蒼〜☆あかんやんか、こんな事したら☆こんなイタズラしたら、駄目!!!☆』『ハハハ☆去年とホンマおんなじやな〜☆蒼はホンマやんちゃっ子や☆』私が言うと、慶太が続いて言う。

    『アハハハハ☆』皆もつられて笑いだす。

    そんなこんなで、蒼は疲れて眠ってしまった。

    2006-04-27 17:55:00
  • 277:

    蒼の誕生日会は、無事に終わった。

    後片付けを皆でして、蒼も寝てしまったし、おひらきになった。

    皆が、寝ている蒼に『またね、蒼ちゃん☆』『早く元気になるんやで☆』など、声をかけてくれ病室を出る。

    2006-04-27 17:58:00
  • 278:

    私と慶太は、皆を外まで見送りにいった。



    『真樹☆今日は本当にありがとね☆蒼も、めちゃくちゃ喜んでた☆プレゼントまで用意してくれて、ホンマにありがとう☆』『いいの、いいの☆あたしが勝手にした事なんやし☆でも、久々に蒼ちゃんの顔がみれて、マヂ嬉しかった☆やっぱいつみても、蒼ちゃんは可愛いわ☆潤も、凄い喜んでたし☆こっちこそ、今日呼んでくれてホンマありがとうね☆』私と真樹はお互いにお礼などを言い合った。

    2006-04-27 18:03:00
  • 279:

    『お母さん、お父さん!!今日はわざわざありがとね☆プレゼントもありがとう☆蒼も嬉しそうやったわ☆』『全然いいのよ☆何がいいかわからなくて、色々と迷ったわ〜☆でも、喜んでもらえて良かった☆蒼も、元気そうやったし☆』『うん☆』私は親にお礼を言い、少し話していた。


    『お義母さん、お義父さん!!今日は本当にありがとうございました!!☆蒼の為にプレゼントも用意してくださって、蒼も喜んでました☆』『蒼が喜んでくれて良かったわ〜☆私達も色々と迷ってね〜☆蒼が喜んでくれるか不安やったけど、喜んでくれたから安心したわ☆蒼があんなに可愛いのは、咲緒梨さんに似たのね☆』『おい!!どうゆう意味だよ、それ!!』私と慶太の親で話していると、慶太も加わってきた。

    2006-04-27 18:13:00
  • 280:

    皆で少し楽しく会話をしていたら『もう蒼ちゃんとこ戻ってあげ☆一人ぼっちで寂しがってるよ☆』真樹が言った。『ホンマやん!!はよ戻り!!』『私達はいいから、咲緒梨さん蒼のとこに戻ってあげて☆ほら、慶太も!!』親達も続いて言う。


    『はい☆今日は本当にありがとうございました☆』私と慶太は皆にお礼を言い『また来るね☆』そう言って皆は帰っていった。

    2006-04-27 18:20:00
  • 281:

    私と慶太は病室に戻ると、先生や看護婦さん達がいた。

    『あの――・・・今日は蒼の為に、色々とありがとうございました!!皆さんには、本当に普段からお世話になって、ご迷惑をおかけしているのに、こんなにしてもらって――・・・』『いいんですよ☆私達、蒼ちゃんが好きですし好意でした事ですから☆ね、先生☆』『そうですよ☆病気の事もありますが、なぜか蒼ちゃんが気になって仕方なくて―☆こんな事しか私どもにはできませんが、少しでも蒼ちゃんに喜んで頂けたなら私どもはそれだけでいいですよ☆』私がお礼を言うと、先生や看護婦さん達がそう言ってくれた。


    『本当にありがとうございました――・・・』『お母さん☆もうやめて下さい☆私どもは好きでやっただけですから☆―早く蒼ちゃんのとこへ、いってあげて下さい☆』私は少し目に涙をためながら頭をさげ、慶太と一緒に中にはいった。

    2006-04-27 18:29:00
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