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  • 1:

    あなたが産まれてきてくれた事が何よりもの宝物―・・・

    あなたの事をいつも想います――・・・

    この空を見ながら――・・・

    2006-04-13 21:05:00
  • 231:

    でも、私達が不安になったり蒼に涙をみせると、蒼は不安になりすぎて遠くへいってしまうかもしれない。ただてさえあんな小さな体で、抱えきれない程の不安を抱えているのに、これ以上不安にさせる事などできない。親として、やってはいけない事だし、親失格だ。



    そう思ったら、私達は蒼の前では笑顔でいて、蒼を安心させてあげなくちゃいけない。蒼の親だから。親失格になりたくもなければ、いつまでも永遠に、蒼のママとパパでいたいから――・・・

    2006-04-25 02:52:00
  • 232:

    今日はココまでです?更新が遅く、少なくて申し訳ありませんm(__;)mなるべくいっぱい更新できるようにと、早く更新できるように、いたします!!


    >>182-228?

    2006-04-25 02:57:00
  • 233:

    泣きやんだ慶太は、泣き疲れたのかスグに眠りについた。

    私は、蒼の事を思いながら鶴を織っていた。もうすぐで千羽になる。

    私は、蒼の誕生日の日にプレゼントと一緒に渡そうと思い、一生懸命織り続けた。

    2006-04-25 15:12:00
  • 234:

    あれから、私は深夜まで鶴を織り気付けばリビングで寝てしまっていた。

    朝、慶太に起こされ『咲緒梨??こんなとこで寝たら風邪ひくで??ベッドで寝ぇ!!!』と言われ、慌てて起き上がる。

    『今何時?!!『まだ8時過ぎだけど――・・・』『大変!!!急いで支度しな!!!蒼が寂しがってる!!!』慶太は仕事に行く支度をし終えていた。

    2006-04-25 15:13:00
  • 235:

    『―咲緒梨――・・・お前――無理しすぎてんちゃう??最近ちゃんと寝てへんやろ??目にクマが――・・・』『慶太!!!はよ出な仕事間に合わんよ!!!』私は慶太を急かす様に言う。『やっべ――!!!ぢゃあ、俺行くわ!!!また何かあったら、連絡いれて!!!』そう言い、慶太は急いで家を出ていった。


    私は、バタバタと急いで病院に行く支度をしながら考えていた。

    2006-04-25 15:15:00
  • 236:

    慶太の言う通り、最近ろくに寝ていない。体も重くダルイ。でも、頑張れるのは、蒼がいるから――・・・



    蒼は自分の病気と必死に闘っている。私もその為に頑張らなくちゃいけない。寝ている時間なんてない。寝ている時間があったら、蒼と一緒にいたい。そう思ったら、体のダルさなんてふっとぶ。だから、私は無理をしてでも頑張っていけるのだ。

    2006-04-25 15:16:00
  • 237:

    病院に着き、病室の前で蒼の診察が終わるのを待つ。その時、私は目眩がしふらついた。イスに倒れるように座りこむと『大丈夫ですか?!!』看護婦さんが駆け寄ってきてくれた。



    『大丈夫です―☆少し目眩がしただけですから―☆』そう言うと、看護婦さんは心配そうな顔で私をみる。『無理しすぎですよ、お母さん――・・・』先生が病室から出てき、私に言った。

    2006-04-25 15:18:00
  • 238:

    『もう少し力を抜いて下さい――・・・そんなんぢゃ、お母さんの体がもちませんよ??そうなったら、蒼ちゃん寂しがりますよ―??』『大丈夫です―☆本当に少し目眩がしただけで、全然平気ですから―☆』と私が言うと――・・・



    『お母さん!!!蒼ちゃんをみて下さい!!!――あんな小さな子が、苦しくて辛い病気と必死に闘ってるんです!!!そんな時にお母さんが倒れたりして、傍にいてやれなかったら、蒼ちゃんはどうするんですか?!!蒼ちゃんの事を想うなら、自分の体の事も考えて下さい!!!』先生は窓越しに蒼をみながら、言い放った。

    2006-04-25 15:19:00
  • 239:

    確かに。今、私が無理をしすぎて倒れたりしたら、蒼は一人ぼっちになって寂しい思いをする。私は反省した。

    『すいません――・・・』『いえ――・・・私もつい言いすぎてしまいました――・・・とりあえず、体をちゃんと休めて下さい―☆』先生はそう言い、いってしまった。

    私は蒼の部屋に入る為にいつもの様に消毒し、服と帽子とマスクをして蒼のもとへ近寄る。蒼はまだ寝ていた。

    2006-04-25 15:21:00
  • 240:

    そんなスヤスヤと眠る蒼を見て安心してしまい、私はつい蒼の横で座りながら寝てしまった。

    『・・・マ――・・・マーマ!!!』『ンッ――ん〜――・・・』私は蒼の声で目を覚ました。

    『蒼〜―☆起きてたの〜??☆ごめんね〜☆ママ、寝ちゃってた―☆』と言い、蒼の手を握った。

    2006-04-25 15:22:00
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