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  • 1:

    あなたが産まれてきてくれた事が何よりもの宝物―・・・

    あなたの事をいつも想います――・・・

    この空を見ながら――・・・

    2006-04-13 21:05:00
  • 338:

    慶太は、親達に連絡をしていた。そして、真樹にも――・・・

    いつ来たのだろうか。寝室のドアの所に口に手をあて、左手には潤くんと手を繋ぎ涙を流している真樹がいた。

    『あ――・・・真樹――☆―蒼帰ってきてん―☆―ずっと帰ってきたがってた、私達3人の家に帰ってきてん―☆―』私は笑顔で真樹に言う。

    2006-04-28 15:29:00
  • 339:

    この時真樹には、ぬけ殻のような魂がぬけているかのように、私はみえただろう。

    体に力がはいらず、はいつくばるように真樹に近寄り手をとり『蒼に触れてあげて―☆―蒼――喜ぶから―☆』そう言って、蒼の近くに真樹の手をひく。

    真樹は、私にひかれるがままに、潤くんを連れて蒼の傍にくる。

    2006-04-28 15:30:00
  • 340:

    『――蒼ちゃん―☆―昨日会ってまだ24時間も経ってないのに、また会えたね―☆―こんな早くに―☆―やっとお家に帰ってこれたんやね―☆―安心したやろ―??☆―潤もちゃんと連れてきたんよ―☆―ほら、潤―☆―蒼ちゃんやで―☆―』真樹は私と同じ様に、蒼の手を握り、泣きながら笑顔で蒼に話しかけてくれ、潤くんに蒼の手を握らせた。

    潤くんは、蒼の手を握り感じたのか、寂しそうな悲しそうな顔をしていた。

    まだ3歳だから、涙を流しはしなかった。わからないのだろう。蒼が天使になった事を――・・・

    2006-04-28 15:32:00
  • 341:

    しばらく真樹と潤くんは、蒼に話しかけていた。

    そして、真樹が私に近付き話しかけてきた。

    『――咲緒梨――・・・なんて言ったらいいのかわからないけど―――最後まで、蒼ちゃんのお母さんをしてあげな―――咲緒梨は、いつまでも蒼ちゃんのお母さんなんやから!!!』

    2006-04-28 15:33:00
  • 342:

    『――ありがとう――・・・』真樹にそう言われ、とまっていた涙がまた溢れでてきた。

    真樹に言われた言葉が、胸に熱く焼きつく。

    『最後まで、蒼ちゃんのお母さんをしてあげな――・・・』『いつまでも蒼ちゃんのお母さんなんやから――・・・』

    2006-04-28 15:35:00
  • 343:

    【蒼――・・・ママは――ママはずっと蒼のママでいていいの―??――蒼を守ってやれなかったんだよ―??――蒼を支える事も、蒼を助けてあげる事もできなかったんよ―??―――こんな情けなくみっともないママを―――ずっと・・・ずっと永遠に、蒼のママでいさせてくれるの―??―――ママに、これからもずっと、蒼のママでいれる資格なんて、あるのかなぁ――・・・ねぇ、蒼――・・・】

    2006-04-28 15:38:00
  • 344:

    また夜にきます?


    >>312-340?

    2006-04-28 15:40:00
  • 345:

    名無しさん

    2006-04-29 01:50:00
  • 346:

    私は、真樹になだめられながら泣いていると『蒼――・・・』私の両親がきた。

    真樹は私の両親に頭を下げ、私の傍にいてくれずっと手を握ってくれていた。

    両親は、大声あげて泣きわめき、蒼の顔を何度も撫でていた。

    2006-04-30 02:36:00
  • 347:

    すると『蒼!!!』慶太の両親もきた。

    私の両親と慶太の両親は、挨拶を交わさず蒼の傍で泣き続けていた。

    私は、真樹のおかげで涙はとまり、少し冷静さを保っていた。

    2006-04-30 02:37:00
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