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  • 1:

    あなたが産まれてきてくれた事が何よりもの宝物―・・・

    あなたの事をいつも想います――・・・

    この空を見ながら――・・・

    2006-04-13 21:05:00
  • 98:

    日々が過ぎるのは早く、とうとう明日、蒼の手術の日がきた。

    私と慶太は明日蒼の手術とゆう事で、いっぱい蒼と遊び、蒼と一時も離れず過ごした。

    【そのおかげで、蒼はお昼寝ができひんかったね。ごめんね、蒼。今日だけでいいから、ママとパパの我儘を許してね――・・・】

    2006-04-18 22:00:00
  • 99:

    蒼といっぱい過ごし、寂しいし離れたくなかったけど、面会の時間が終わってしまい『蒼、明日も朝一で来るからね☆それまで、良い子にしててね☆』と私がゆうと『そんな事言われなくても、蒼は良い子だよな☆ママはおバカさんやね、蒼☆』慶太がそう言った。なぜか涙がでそうになり、必死に堪えた。

    『じゃあ蒼、また明日来るからゆっくり寝るねんで☆』と私は言い、看護婦さんと蒼に手をふられながら私達は家に帰った。

    2006-04-18 22:03:00
  • 100:

    私達は、《千羽鶴》を織る事にし帰り道に折り紙を大量購入して、家に帰った。

    【蒼は必ず助かる。絶対に助かる。】そう祈りを込めて一生懸命織っていた。

    するとインターホンがなった。誰だと思いでると『こんばんは――・・・』そこには、真樹の姿があった。私は真樹にも蒼の事を言っていたのだ。

    2006-04-18 22:08:00
  • 101:

    『ごめんね、突然来ちゃって――・・・』『ううん!!どうしたん??』『何か力になれないかと思って――・・・』真樹は突然くるなりそう言いだした。

    『ありがとう――・・・今ちょうど慶太と鶴を織ってるとこやねん!!!一緒に織ってくれたら、蒼もきっと喜ぶよ☆』と私がゆうと真樹は『一緒に織ってもいいん?!!』『もちろん☆』とゆうと『じゅあ、蒼ちゃんの為にいっぱい織ってあげなあかんね☆』と、涙ながらに言い一緒に織ってくれた。

    2006-04-18 22:14:00
  • 102:

    私達は朝まで寝ずに織った。でも、千羽までいかず途中までだが支度をして鶴を車にのせた。

    『蒼ちゃんによろしくね☆早く退院して、また潤と遊ぼうねって伝えて☆潤寂しがってるから☆』と、半分泣きながら真樹がゆう。『わかった☆必ず蒼に伝えるね☆真樹――本当にありがとね☆』『――何ゆうてんのよ☆こんなんしかしてあげる事ないけど、あたしも祈ってるから!!!必ず蒼ちゃんが元気に帰ってきて、また潤と遊んでくれる事を―☆』真樹のその言葉が、凄く嬉しかった。

    2006-04-18 22:21:00
  • 103:

    『ありがとう、真樹――じゃあ行ってきます☆』私はそう言い、真樹に見送られながら病院へと向かった。

    病室に行くと、蒼はもうすでに起きていた。『おはようございます☆蒼ちゃんもう起きてお待ちですよ☆』看護婦さんにそう言われ、蒼のもとへ行く。『蒼☆おはよ☆もう起きてたん?!!☆』と私がゆうと、蒼は私達の顔を見るなり大喜びしはしゃぎだした。こんなに元気なのに、本当に癌なのだろうか。本当は違う病気なんじゃないかと、私は現実拒否をしていた。慶太はそれを見透かしたのか『咲緒梨、頑張ろう』と言ってくれた。

    【そうやんな。私達がしっかりしやなあかんねんな。】そう思い、蒼の手術の時間まで3人で過ごした。慶太は、蒼のベッドに靴を脱いでのり、あぐらをかいてその間に蒼を座らして、蒼はアンパンマンのお人形を抱きながら3人でお母さんと一緒を見ていた。

    2006-04-18 22:27:00
  • 104:

    蒼は踊りが凄く上手で、今は踊る事はできないが、手だけ一生懸命ふったりしていた。そんな蒼を見て私と慶太も、蒼と一緒にやっていた。

    蒼の手術の時間がきて、蒼は術着に着替えさせられた。そして看護婦さんから『手術室まで、抱っこしていってくださってもいいですよ☆』と言ってくれ私は、手術室まで蒼を抱っこしていった。

    2006-04-18 22:31:00
  • 105:

    エレベーターに乗り、手術室のある階へ着いた。エレベーターから降り、手術室まで歩く。

    私は蒼を離したくなくて、ゆっくりゆっくりと歩いた。でも、スグに手術室の前に着き、扉が開きそこには先生が待っていてくれた。

    先生は、優しい笑顔でむかえてくれ、お願いしますと気持ちを込めておじぎをし、蒼を先生にゆだねた。すると、私から蒼が離れた瞬間『フエーーーン!!!!マーマー!!!!マーマー!!!!ウワーン!!!』と泣き出し、嫌がりだしたのだ。もう涙がでそうでたまらなかった。『蒼!!!大丈夫だから!!!ママもパパも、いつでも蒼の傍にいるからね!!!』と言い、蒼は先生と手術室の中へと入っていき、蒼の姿が見えなくなった。

    2006-04-18 22:36:00
  • 106:

    しばらくして、手術室のランプがついた。



    蒼の手術が始まったのだ。

    2006-04-18 22:38:00
  • 107:

    今日はココまでです?


    >>81-103?

    2006-04-18 22:42:00
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