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  • 1:

    優愛(ユウア)

    実話を元にしたフィクションです。

    2005-11-22 23:36:00
  • 11:

    優愛

    今日はここまでにします(^-^)

    2005-11-23 00:23:00
  • 12:

    名無しさん

    あげ

    2005-11-28 15:19:00
  • 13:

    優愛

    げた箱で靴に履きかえていると、バタバタと足音が近づき優愛の横で止まる。
    チラッと横目で見やると咲斗だったが優愛は見なかった振りをし正門へと足早に向かう。
    慌てて追いかけてくる彼に苛立ち歩くスピードがあがるが負けじとついてくる彼にとうとう怒りを押さえきれず勢いよく振り向く。
    「あ〜。やっとこっち向いてくれた」
    咲斗の無邪気な笑顔に力が抜け小さくため息を吐く。
    「で?なに?」
    「遊ぼう?」
    さらに脱力感を覚えた優愛は大きくため息を吐くと冷たい視線を咲斗に向ける。「悪いけどそんな暇ない」
    そう言うと彼に背を向けようとしたが、優愛の手を力強く引っ張るとどんどん歩き始めた。
    「ちょっ…なにすんの!」
    下校途中の生徒達が不思議そうに二人を見ていたが気にするでもなく彼は優愛を引っ張ってゆく。

    2005-12-04 17:26:00
  • 14:

    優愛

    連れて行かれた場所は、見慣れた緑地公園の土手だった。
    息を切らせながらも咲斗を睨みつけ「なんなんよ!」怒鳴りつける。そんな彼女に相変わらずニコニコと笑顔のまま見つめていた彼は何も言わず土手に座ると優愛にも座れとゆうように自分の隣をポンポンと叩き微笑んだ。
    呆れながらもこうなったら何なのか聞いてやろうと不機嫌な表情のまま彼の隣に腰掛けた。

    2005-12-04 17:32:00
  • 15:

    名無しさん

    ???

    2005-12-05 00:59:00
  • 16:

    名無しさん

    ???

    2005-12-05 03:26:00
  • 17:

    優愛

    優愛が隣に座ったのを確かめると咲斗は微笑んだ。
    「なに?気持ち悪いなあ」咲斗に見つめられ照れ隠しに更に不機嫌な表情をみせる。
    「なぁ。めっちゃ天気良いよなぁ」
    そんな優愛を無視し咲斗は雲一つない空を見上げ背伸びをすると草むらに寝転がった。

    2005-12-07 00:45:00
  • 18:

    優愛

    そんな咲斗に釣られ優愛も空を見上げた。夏の匂いと澄んだ空に包まれ何か心が軽くなる。
    「そうやって笑ってればいいのに」
    突然の咲斗の言葉に驚き振り向くといつになく真面目な顔をし自分を見つめていた。
    「いつも無理して笑ってる。もっと素でいいのに。」
    自分の心を盗み見られたような気がし優愛は表情(カオ)を曇らせると何も言わず立ち上がり、彼に背を向けスタスタと歩きだした。
    その様子をポカンとした表情で見つめる咲斗の目の前に立ち上がった勢いでヒラヒラと舞い落ちてきた一枚の写真を拾い上げると写真に目を落とし去ってゆく優愛を見つめていた。

    2005-12-07 02:15:00
  • 19:

    優愛

    ―何なん?!知った風な口聞いて何がわかるんな!―
    怒りにまかせズンズンと歩いていた優愛だったが突然立ち止まるといつのまにか頬を伝う涙をそっと拭った。
    ―泣かない。泣くもんか!!―
    そっと吹いた風が
    優愛に懐かしい声を運んできた。
    <優愛泣くな。
    いつもみたいに笑ってや>
    その声に驚き慌てて辺りを見渡すが誰もいない。
    ―気のせいか…―
    ガックリと一度は肩を落としたが、首をブンブンと横に振ると赤く染まった空を見上げ笑ってみせた。

    2005-12-07 20:11:00
  • 20:

    優愛

    ―――――――――あれから咲斗とは、何も話ていないとゆうより、彼を避けていた。
    「なぁなぁ優愛。今日帰りに……」
    いつもなら楽しいはずの放課後の予定をたてるのも何だかつまらなく感じる。
    でも優愛は皆に合わせ笑顔を作るしか出来なかった。
    斜め後ろから友達とふざけながらも自分に向けられる咲斗の視線を感じたが気づかない振りをすることでやり過ごしていた。

    2005-12-07 20:16:00
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