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あなたの為に…
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1:
主
あなたを失ってから気付いた…あなたの存在の大きさ…あたし、あなたの分まで生きていくからね
2005-12-06 01:09:00 -
10:
主
『綺麗なおまんこだね。舐めていいかな??』毎回毎回同じ事をいうオヤジ達。私はただ頷くだけ。必要以上の事は何も口にしない。『後ろむいて。』私は言われるがままに後ろむく…。ズブッ……『やっぱ若い子は締まりがいいね…』私は何も感じない。気持ちよくもない…。お金が欲しいだけ。ただそれだけ…
2005-12-06 02:04:00 -
11:
主
『イキそうだ……。』オヤジの腰が早くなる。私は何も感じない。頭の中はお金の事だけ。オヤジは果てた…そしてお金をもらう。貰うと同時にスグにラブホテルから出ていく…そしてシンナ-を買う。こんな事の繰り返し。
2005-12-06 02:10:00 -
12:
主
『シンナ-買ってきたよぉ〜』私は笑顔で先輩達にゆう。すると先輩達は『エライなぁ〜ありがとう』ってゆってくれる。その『ありがとう』は私にとって1番嬉しい言葉だった。そして私は『エヘヘ』と照れ笑いする。
2005-12-06 02:14:00 -
13:
主
けどまた毎日のように貴方は来る…。そして全て持って帰る。この頃の私には貴方が何を考えてるのかが全くわからなかった。そしてまた…私は売りに行く。しかしこの日の売りはいつもとは違った。
2005-12-06 02:18:00 -
14:
主
オヤジを待って居ると…後ろから肩を叩かれた。振り向くと私服で片手に警察手帳を持ってるおじさんが…私は放心状態だった。気付けば留置場に居た。
2005-12-06 14:54:00 -
15:
名無しさん
お母さんは迎えに来なかった。誰も迎えに来てはくれなかった…私はやっぱり一人だった。私はもう、どうでもよかった。2、3日過ぎたある日の事だった。私に迎えが来た…
2005-12-06 15:00:00 -
16:
名無しさん
お母さん…???じゃなかった。そこには貴方が立ってた。『え…何で??』私はつぶやいた。何故か、涙が頬をつたう…『アタシ一人じゃなかったんだね…』貴方は私の頭を撫でた。貴方は私に帰る家がないと知ってた。だから貴方は貴方の家に私を連れて帰ってくれた。
2005-12-06 15:12:00 -
17:
名無しさん
気が付けば季節は冬…。私は中学2年生になってた。私は貴方の事を全く知らない。だって喋る事は全くなかったから。貴方は言った。『お前もうシンナ-やめろ。』私は黙って貴方の話を聞いてた。
2005-12-06 15:17:00 -
18:
名無しさん
『お前が、シンナ-をしても何にも価値はないんや。ただお前の価値を下げるだけや。それにシンナ-を買う為だけに、体まで売って…。もう、頼むからやめてくれ。お前はこれから俺が面倒みる…俺の家にずっと居ってくれてかまわへん。だから頼むからやめてくれ…』貴方は必死だった。貴方の目からは涙が。私は、貴方の涙を見て思った。
2005-12-06 15:22:00 -
19:
名無しさん
『この人なら大丈夫かもしれない…。』私は黙って頷いた。すると、貴方は下手な笑顔で笑ってくれた。でも私は貴方の事は何もしらない。きっと貴方もアタシの事は何もしらない。
2005-12-06 15:27:00