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〜幸せの見つけ方〜
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1:
優羽
このお話はノンフィクションです?
2005-11-19 15:21:00 -
2:
優羽
(幸せって一体なんなんやろ…?)
毎日トボトボ歩いて仕事にいく、稼いだお金は寂しさを粉らわす為のホストに流れる、酔って帰れば1人の部屋、、、。彼氏??居ないイナイ…強いてゆうなら色をかけてくる色恋ホスト君くらい…。明け方のベッドのお共は、そんなホスト君にUFOキャッチャーで取ってもらった、見た目は可愛い、中身は安いプレゼントの縫いぐるみ。女に生まれてきて、女の子らしくも何もない私の生き方……。トーゼンと言っちゃえばソレ迄なんだろうな…。2005-11-19 15:33:00 -
3:
優羽
だって私は風俗嬢…。スカウトがきっかけで17歳で、コノ色めく世界に入った。
これといった夢もなくて若いうちから大金を稼いじゃって、金銭感覚狂っちゃって、どうしようもない程の寂しがりから稼ぎの殆んどが飲み代に消えちゃって、我がまま気ままで痛客にまでなった、おまけに人生を甘く見ちゃったトカ、、そんな最低なアタシだもの。……周りの友達は彼とラブラブ…プレゼントで付き合いの価値を決める訳じゃないけど、最初のプレゼントにフェンディの腕時計などなど……。羨ましいのが本音…でも自分のことは良く分かってる……(シアワセに向き合おうともしないくせに何がシアワセになりたいの?)2005-11-19 15:47:00 -
4:
優羽
別にホストに狂わなくても、【普通】の人に縁がない訳じゃない。ただ…これも若い内から背伸びしちゃった代償なのかな…(言い訳なのかもしれないけど)。優しくされたり大事にされるだけぢゃ物足りなくて…簡単に手に入る安らぎには目を向けることが出来なかった。これが私のかなりイタイ所…。ホス彼に宿カノにされても気付かずに、好きに使われても【これを越えれば愛がある】って信じてたから、、(苦笑)
2005-11-19 15:59:00 -
5:
優羽
あの頃は、幸せになることを簡単に考えていたのかもしれない。お金の価値も見い出せてなかった。男も足蹴にして、、気付けば取っ組み合いの喧嘩で残ったのは体の痣と、自分を悲劇のヒロインに仕立てる考え方だけ。自分の体の事も玩具みたいに扱っていた……何の夢も持たずに。イタイ壁にブツからずに生きていく術だけは身に付けて…何事にも逃げてばっかりで向き合うなんてコトはしなかった。ドップリ甘ったれた生き方…。そんなアタシだったから、神様から天罰は下された…。あれは優羽が21歳になったばかりの冬の出来事…
2005-11-19 16:11:00 -
6:
優羽
『優羽仕事やで。○○にいって』
その当時はパツ屋で働いていた。ヘルスから流れに流れてソープ…そして置き屋。夢を持たずにダラダラしてたから、流れついてしまった居場所。風俗4年目、21歳になっても貯金は0、飲み代と未収の為に働く毎日は相変わらず…周りに馬鹿と罵られても、サイトで叩かれても他人事みたいに聞きながしてた。『今日は3本かぁ………(溜め息)』とっくに17歳の頃のような素人の肩書きで売れていた頃の勢いはなくなってしまってた。パネルも何もなく、置き屋では戦力は自分の腕次第だとゆうのに……、適当にこなしてきた自身の責任。2005-11-19 16:23:00 -
7:
優羽
『ごめん、今回の支払い間に合いそうになかった……』落ちた売り上げのせいで、月始めに計算していた予算と合わず、締め日に間に合わなかったので詫びをいれに担当の彼(色)に話をしにきた。『はぁ?だから未収大丈夫かって聞いたやんけ!!』『予定外のもんまでアンタが勝手に卸したんやんか!』…こうなればどっちが正しいも間違いもない…血の気の上がった男は暴力を振るうだけ…『あんたが暴力するから商売道具の体が売れんのやわ!!』暴力は怖くてたまらないのに飛んでくる手と足に応戦するかのようにクチは罵声を浴びせることを止めない。。。。(いつもこうだ…いつも!男なんて……!!)途中、他店のホストに笑われたりキャッチされながら、まともに歩けない体でタクシー乗り場までひきづっていった。タクシーの白いシートに座ると『姉ちゃん大丈夫か?ほらティッシュ。いくらでも使ったらええから血ぃでてるとこ拭きぃ』…おっちゃんの声は温かい…
2005-11-19 16:36:00 -
8:
優羽
『ありがとぉ……ヒック…ック』…しんみりした空気におっちゃんがクチを割る『姉ちゃんホストいってるんか?…おいちゃんの仕事がら色んな人のせるけどなぁ…姉ちゃんみたいな子よぅ乗せるわ、泣いてたり、愚痴がとまらんかったり、傷だらけの子やったりな…色んな話聞くわ。けどな、あんまり自分を無駄生きさせるようなことしたらあかんで……父ちゃんと母ちゃんが悲しむさかいに…まだアンタ若いから、まだそんなん言うても意味分からんかもしれんけどな…』そんなおっちゃんの厳しくも温かい言葉を聞きながら、吸い込まれるようにシートに上半身を倒れた…(親が悲しむ…か…。)
2005-11-19 16:43:00 -
9:
優羽
私は17歳で家をでたきり一度も実家には帰ってない。両親は私が幼い頃からずっと別居状態…お互い彼氏彼女がいる。実家には母と母の彼氏と弟が住んでいて、私が実家を出ていっても携帯番号は変わらないのに連絡すらない、私もかけない。問題児がいなくなって、せいせいしてるんぢゃないかな。優羽の母はかなりのヒステリーで、とても弱い人、母として生きていくよりも女として生きていくことを選んだ人。そして…男をダメにしてゆく人。私はそんな母も母の恋愛模様も大っ嫌いだった。あんな風にはなるまいと幼い頃から思いながら生きてきた、でも本当は私も子供、甘えたい…抱き締められたい…。そんな矛盾と格闘した結果、かなりの個性と、かなりの強気な性格になってしまった。男を足蹴にしてしまうのもそんな環境からかも……。タクシーを降りたら、1人の部屋。ベッドに潜り込む…(私に親なんていないよ…)そう自分にいい聞かせた。寂しさと拒否感でまた矛盾してしまいそうだったから…。目から溢れる涙で鼻がグシグシになってる。傷口にしみてピリッと痛い。でも…涙ってこんなにも温かいんだ…。寂しさからくる涙は自分の素直さがにじみ出てく
2005-11-19 17:08:00 -
10:
削除削除されますた
あぼ~ん