-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
見えない心
-
1:
美樹
ねぇどうして?ねぇ…
いつもいつもそうやって心の中で私は繰り返す。
心が見えない。何考えてるのか分からない。教えてよ…
聞きたいのに聞けない。言いたいのに言えない。ねぇどうして私達こんな関係続けてるんだろう…2005-11-16 00:25:00 -
19:
美樹
「ようゆうわ。彼女おるくせに。中途半端なことしたらあかんで。可哀相やん彼女が」
そんなことを口では言いながらも、そんなこと言ってる私の方が可哀相に思えた。
「俺お前のこと好きやで。なんかよう分からんねん。会いたくなるしよくぼーっとしてたら美樹のこと考えてる」2005-11-16 02:04:00 -
20:
美樹
私はその言葉で直人への気持ちが変わってしまった。直人が私を好きでいてくれてるなら何で彼女がいるのか理解できなかった。
「私も直人のこと好きやで。でも彼女おるのにおかしくない?こんなことしてるのって」
「ごめん。でもお前とおりたかってんもん…」
直人の暗くなった顔に私はまた心を動かされた。気付けばまた…直人の部屋で直人に抱かれてた。2005-11-16 02:12:00 -
21:
美樹
目が覚めた時、私は直人の腕の中にいた。あったかい直人の腕は幸せな気持ちになれた。
でも、そんな幸せな時間も長くはもたなかった。2005-11-16 02:37:00 -
22:
美樹
バタン
直人の部屋のドアが開いた。私は直人の親かと思ってびっくりした。でもそこにいたのはあの小柄な女の子だった。
「直ちゃん…何してるんよ…何で電話ずっとでーへんの!?誰よその女!」
女は発狂してた。私も服を着ながらどうすればいいか分からず、とりあえず黙っていた。2005-11-16 02:41:00 -
23:
美樹
「直ちゃん何で何も言わんの?ってかあんた誰?」
「私は…」
答えられなかった。説明しようがなかったからだ。友達…?いや、はたから見れば今で言うセフレってやつだったから。
「美樹、帰っていいで。亜紀お前も帰って」
直人の予想外の言葉に私も彼女も驚きを隠せなかった。泣き出した彼女を見ながら、私は部屋を出た。2005-11-16 02:46:00 -
24:
美樹
直人の家を出た私は、トコトコと一人で歩いてた。しばらくすると後ろから声が聞こえて立ち止まった。
「美樹さんでしたっけ?あの、直ちゃんとどうゆう関係なんですか?」
「え…別になんの関係もないけど」
彼女のために気を使った言葉だった。
「じゃあ何で別れようとかゆうんやろ…意味分からん…」2005-11-16 02:54:00 -
25:
美樹
「えっ?直人に言われたん?」
私にとっては少しびっくりしたけど朗報だった。
直人…好きって言ってくれたの嘘じゃないんや…。結局その日のうちに直人と彼女は本当に別れた。
これで直人は私のところにちゃんと来てくれると思った。でも直人は次の日からまた私からの電話に出なかった。2005-11-16 03:02:00 -
26:
美樹
次に電話があったのは一週間後だった。それもまた突然な話だった。
「俺なぁホストすることにした。明日から行ってくるわ」
直人のすることはいつも急で驚かされることばかりだった。その頃はまだ16歳だったし。2005-11-16 03:07:00 -
28:
美樹
ホスト!?直人が!?私は動揺してた。直人がホストになるなんて…
直人がホストを始めたのは16の夏だった。法律では認められないもの。でも直人はミナミとゆう未知な世界へと入りこんでしまった。2005-11-18 02:05:00