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虹が見えた。
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1:
奈津美
消されたので続き書きます。消される直前まで読んでいた人しか分からないと思うので、カキコミしてくれたら返事であらすじ書きます。
2005-06-10 12:53:00 -
131:
奈津美
竹内「そうですよね・・・冬月さんは本当にすごいですね・・・あっ、読者からの質問なんですが浮気についてどう思われますか?」海「昔は、浮気はダメだとかおもってたんですが、今は浮気は別に悪いとは言い切れないと思うようになりました。あっ、結婚してからの浮気はダメだとは思うんですが・・・一人身だったら例え恋人がいても所有物のようにしてはいけない。恋人だからって相手の世界にずかずか入ってはいけないと思います。」
2005-06-22 16:44:00 -
132:
奈津美
海「しない人は、興味がないんでしょう。ただそれだけ。僕は、興味がない方ですが・・・まぁ、悩んでも仕方ない問題ですね。かっこつけて浮気はダメ!とか言い切る男性ほど浮気しますし」竹内「なるほど・・・そうかもですね」
2005-06-22 16:54:00 -
133:
奈津美
取材が終わったのは二時間後で、すっかり外は夜になっていた。取材人に挨拶して運転手の奥山を呼びだし家に帰った。
帰りの車の中で取材について思い出していた。俺は恋愛なんてあの日から興味がないのに何でかい口してたたいたんだろう・・・。それほど立派なわけでもないのにな。2005-06-22 16:58:00 -
134:
奈津美
なぁ、奈津美。今の俺は奈津美がそばにいた頃よりは、世間的にもきっとくらべものにならない程成長した。35という年の自分をあの頃想像すらできなかった自分が今いるよ・・・。
けれど、それが一体何なのかさえ分からない時があるよ。いつの間にか、考え方さえも変わりすぎてるんだ。・・・そういうのって・・・寂しいな。2005-06-22 20:28:00 -
135:
奈津美
分大「お帰りなさい。食事になさいますか」海「ただいま。食事にします」分大「かしこまりました」俺は部屋に戻り部屋着に着替えてリビングに行った。海「分大さん!ちょっといいですか?」分大さんがそそくさとリビングに来た。分大「どうかなさいました?」海「はい」俺はプレゼントを分大さんに渡した。
2005-06-22 20:32:00 -
136:
奈津美
海「お誕生日おめでとうございます?」分大さんがびっくりしながら喜んだ。分大「・・・ありがとうございます?開けてもいいですか?!」海「いいよ?気に入るか分からないけど」
2005-06-22 20:36:00 -
137:
奈津美
分大「まぁ!エプロン?素敵な絵がかいてあるわ?」海「分大さんは母さんみたいな存在なんだ。いつもありがとう・・・」分大さんは、少しうつむいて涙を流して微笑んだ。分大「ありがとう・・・明日から着けます?」海「はい?お腹すいたぁ」分大さんは笑いながらキッチンに戻った。
2005-06-22 20:43:00 -
138:
奈津美
相変わらず忙しいし日々を過ごしながら気付けば俺は40になっていた。
早いものだ。父は68になっていた。すっかり小さくなった。2005-06-22 21:09:00 -
139:
奈津美
父さんが珍しく酒でも飲もうと言ってきたので二人で家で飲んでいた。分大さんは、2年前引退して今は分大さんの娘さんが家政婦をしてくれている。
2005-06-22 21:11:00 -
140:
奈津美
父「海・・・今日は話があるんだ」海「どうしたの父さん?」父さんは冷酒を一口こくりと飲み口を開いた。
父「お前いつまで一人身でいるんだ。」海「・・・分からないよ」父「お前見合いでもしないか。一度でいいから」海「またその話?俺は見合いはしたくない」父「けどなぁ、海・・・いつまでこうやってるつもりだ?私だって孫を見たいよ」2005-06-22 21:16:00