小説掲示板虹が見えた。のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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虹が見えた。

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  • 1:

    奈津美

    消されたので続き書きます。消される直前まで読んでいた人しか分からないと思うので、カキコミしてくれたら返事であらすじ書きます。

    2005-06-10 12:53:00
  • 2:

    奈津美

    先輩のお通夜はゆっくり終わった。飾られた写真の先輩の笑顔が冷たく突き刺さる。みんな会場をあとにした後でぽつんとたたずむ冬月海がいた。

    2005-06-10 12:56:00
  • 3:

    奈津美

    浩二は、先に無理矢理帰ってもらった。楓「海君・・・」海「あっ、楓ちゃん・・・」楓「外すごいカメラの数・・・」

    2005-06-10 13:00:00
  • 4:

    奈津美

    窓から外を見た・・・。楓「海君いこっか・・・タクシー呼ぶから」海「・・・うん」冬は夜が長い・・・。

    2005-06-10 13:05:00
  • 5:

    ?

    消ぇててビックリした?冬月海は神田先輩の所へ行ったヵラ続き教ぇてくださぃ?
    奈津美サン頑張って続き書ぃてなぁ??

    2005-06-10 13:06:00
  • 6:

    奈津美

    それが消される直前書いたのやから、大丈夫やわ良かった?

    2005-06-10 13:08:00
  • 7:

    ?

    そっかょかったぁ??ぁりがとぅ?頑張ってなぁ???応援してるょ??

    2005-06-10 13:11:00
  • 8:

    名無しさん

    誠司が暴れたとこからどぉなったかあらすじお願いしますm(__)m

    2005-06-10 13:12:00
  • 9:

    名無しさん

    ?押尾勇太・・・楓が働く店でマネージャーをしてる。35才。?杉村太郎・・・楓の元婚約者。?藤山桜・・・楓の元同期、太郎と浮気して首になった。

    2005-06-10 13:52:00
  • 10:

    奈津美

    わかりにくいかなぁ・・・大丈夫ですかね?

    2005-06-10 14:19:00
  • 11:

    名無しさん

    わかりにくい?ちゃんと読みたかった

    2005-06-10 14:42:00
  • 12:

    奈津美

    やっぱわかりにくいよなぁ・・・ごめん?僕等がいただけでも良かったら読んでくださいm(__)m保存とか全くしてなかった。

    2005-06-10 14:59:00
  • 13:

    ???

    消ぇたωゎ主サンが悪ぃωちゃぅし仕方ナィからなぁ??ゥチゎ僕らがいたも読ωだしぁらすじでだぃたぃゎかったし途中ヵラでも書ぃてほしぃヵラ頑張って?さぃ??

    2005-06-10 15:18:00
  • 14:

    名無しさん

    わかりにくくないよ(*^▽^*)

    2005-06-10 15:30:00
  • 15:

    奈津美

    夜はやっぱり冷える・・・。とりあえず職員室に行った。知らない先生ばかりでなんだか寂しかった。先生は、ニュースを見て知っていたらしく、喪服姿の二人を見て、どこでも自由に見てくださいと言ってくれた。

    2005-06-10 16:15:00
  • 16:

    奈津美

    何故冬月海は、ここに来たんだろう・・・私にはわからなかった。楓「海君、明日お葬式一緒に行く?」冬月海と先輩が一緒に過ごした教室の窓際で冬月海はただ外を見ていた。

    2005-06-10 16:21:00
  • 17:

    名無しさん

    つまさきをしゃぶりたい

    2005-06-10 16:48:00
  • 18:

    名無しさん

    パンスト越しに股間を舐めたいな…もちろん、パンツの股間部分を味わいながら

    2005-06-10 16:49:00
  • 19:

    名無しさん

    ○?小説
    http://a.look2.nu/novel0222/

    2005-06-10 16:50:00
  • 20:

    奈津美

    勝手にしゃぶっといて(笑)あんたおもろいな。

    2005-06-10 17:01:00
  • 21:

    奈津美

    楓「ねぇ、」海「何も変わってねぇなぁ・・・」冬月海は、そう言った。楓「えっ?」海「あの時のまんまだ・・・」楓「海君・・・」ため息ついて、冬月海は私を見た。

    2005-06-10 18:25:00
  • 22:

    奈津美さん頑張って?
    大好きです?

    2005-06-10 18:29:00
  • 23:

    奈津美

    2005-06-10 19:26:00
  • 24:

    奈津美

    海「今日は、神田のとこ泊まるから明日会場で」楓「じゃあね」
    私は家に帰った。先輩が死んだなんて嘘みたい・・・

    2005-06-10 19:30:00
  • 25:

    奈津美

    朝、店を今日も休んだ。テレビのワイドショーで不幸そうにレポーターが事件の話をしてる。先輩の家のまわりの人が首から下を映されて、「びっくりしましたぁ・・・いい子でしたよ」とか答えてる。

    2005-06-10 19:36:00
  • 26:

    奈津美

    私はまるで夢の中にいる気分だった。目が覚めればいつものような生活がきっとくる気がした。お母さん「楓、今日も寒いからカイロ持って行きなさい」楓「寒くないで」お母さん「外は寒いから」

    2005-06-10 19:40:00
  • 27:

    奈津美

    楓「寒くないよ・・・」お母さんはため息ついて、お母さん「コートのポケットに入れておくから」そう言って去って行った。

    2005-06-10 19:43:00
  • 28:

    奈津美

    食事は普通に食べた。お腹が減るもんなんだ、こんな状況でも。浩二は葬式には出ないらしく仕事に行ったみたいだった。楓「行ってきます」

    2005-06-10 19:46:00
  • 29:

    奈津美

    お母さん「気つけてね」お母さんに見送られ家を出てすぐの所で冬月海と神田先輩を見つけた。
    神田「大田おはよう」楓「おはようございます海君おはよ」海「おはよ・・・神田の車で来たから」

    2005-06-10 19:49:00
  • 30:

    奈津美

    神田先輩の車で会場へ行った。報道人が群がっている中擦り抜けながら冬月海と神田先輩に守られながら館内に入った。

    2005-06-11 04:54:00
  • 31:

    奈津美

    箱の中を見ると目を閉じてる先輩がいた。化粧されていて今にも起き上がりそうで、初めて先輩が死んだ実感が湧いて来た。神田先輩は涙を流して目覚める事ない先輩に声をかけていた。

    2005-06-11 05:05:00
  • 32:

    奈津美

    胸の奥深くから空間ができて大事なものが消えていく気がして震えた。涙が溢れ出して先輩の動かない白い腕の上に落ちた。

    2005-06-11 05:07:00
  • 33:

    奈津美

    一番・・・一番辛い冬月海は先輩の体を叩いて起きてと叫び泣きじゃくる私を、先輩の腕から放し私を抱きしめた。

    2005-06-11 05:11:00
  • 34:

    奈津美

    楓「放して!先輩!先輩ぃぃ!いややぁぁぁ!いかんとってぇぇぇ」会場についた人達がその声で泣き出した。神田「大田!落ち着け!」床に力無くして座り込んで私は叫んだ。

    2005-06-11 05:15:00
  • 35:

    奈津美

    私は、冬月海と神田先輩に無理矢理会場から連れ出して館内の誰もいない所に連れて来た
    楓「海くん・・・いややぁぁ!先輩うごけへんやんかぁぁ!何で先輩が殺されなあかんの?!あたしのせいやんかぁぁ」海「お前のせいじゃないって」

    2005-06-11 05:23:00
  • 36:

    奈津美

    神田「冬月、俺奈津美のお母さんに謝ってくるわ・・・大田の事よろしく」海「後で行くよ」

    2005-06-11 06:31:00
  • 37:

    奈津美

    二人きりになった。私は冬月海に支えられながら立っていた。楓「いややぁぁ・・・いやぁぁ・・・いややいやや」海「楓ちゃん、もう行こう。帰ろう。そんなんじゃ式には行けない・・・」楓「いやや!先輩の婚約者殺してやる!殺してやる!」

    2005-06-11 06:35:00
  • 38:

    奈津美

    海「分かったから!もういいから!もういいから!」周りの目なんておかまいなしだった。冬月海に外に無理矢理連れ出されて支えられながら泣き叫ぶ私にフラッシュやテレビカメラがいっせいに向けられた。

    2005-06-11 06:39:00
  • 39:

    奈津美

    冬月海が私の泣き叫ぶ姿を映されないように着ていたコートをぬいで頭からかぶせて私を支えながら急ぎ足で歩いた。

    2005-06-11 06:41:00
  • 40:

    奈津美

    タクシーで冬月海が伝えた行き先は。
    楓「・・・墓場?」海「やっと泣きやんだ?」そう言って私の手をひっぱって、冬月海は、あるお墓の前に行き手を合わせた

    2005-06-11 15:21:00
  • 41:

    めぐ

    消されててめっちゃビックリしたぁ????奈津美ちん頑張って???また泣いてもたぁ(?????)続き楽しみに待ってりゅ??”

    2005-06-11 15:33:00
  • 42:

    奈津美

    めぐちゃんありがとう?消される前までのは、コピペ今していただいてるから、「前編虹が見えた。」で見れるからね?

    2005-06-11 15:38:00
  • 43:

    奈津美

    最終話
    「虹が見えた。」

    2005-06-11 15:59:00
  • 44:

    奈津美

    冬月海は泣いてなかった・・・。もう会えないのに泣いてなかった・・・。冬月海はポケットから写真を出して墓石の前に置いた。それは教会で見た、なんちゃって結婚式の写真。海「これは、後藤さん・・・あんたに預ける。俺の願い聞いてくれるなら・・・受け取って」

    2005-06-11 16:10:00
  • 45:

    奈津美

    楓「・・・うん」そして私たちは歩き出した。


    いつでも・・・見守っているから・・・あなたのそばにいつでも・・・いつでも・・・

    2005-06-11 16:22:00
  • 46:

    奈津美

    夜空に消えてく星の声
    はかなげに光る鈍色の月二人で泳いだ海は何故つかの間に色変えてゆくんだろう

    このまま眠ってしまいたくない・・・あなたをまだ感じていたい・・・

    もしもあなたが寂しい時にただそばにいることさえできないけど、無くす傷みを知ったあなたは、他の愛を掴めるそう祈っている・・・

    2005-06-11 16:27:00
  • 47:

    奈津美

    いつかあなたが夜に迷いふとあの日を見つめかえすなら、眩し過ぎる太陽の中で微笑む私を想ってね

    重ね合わせてゆく「好き」のつよさ泣くことさえ愛き変えた・・・

    強がる愛の弱さ両手に抱えてもろい絆を確かめてた。でもこの今を生きるあなたをずっとずっと見守るmy love その心に・・・

    泣きたい時や苦しいときは私を思い出してくれればいい。寄り添える場所遠い夏の日温もり 生きる喜び全ての心に・・・

    柴崎コウ「かたちあるもの」

    2005-06-11 16:33:00
  • 48:

    ゆちゃ

    第2章も楽しみにしています?

    2005-06-11 16:46:00
  • 49:

    奈津美

    削除されたりとややこしくなってしまい、急遽終了し、読みにくところもございますが、ご理解御了承お願い申し上げます。この作品は私、奈津美によるフィクションであり登場人物は全て存在しません。作品は「僕等がいた。」「前編虹が見えた」そしてこのスレ「虹が見えた。」です。

    2005-06-11 17:07:00
  • 50:

    第2章

    一年が過ぎた。

    2005-06-11 18:15:00
  • 51:

    奈津美

    昨日楓ちゃんの結婚式に行ってきた。今日は、神戸に墓参りに行く。
    それにしても今日はいつもよりも寒い。

    2005-06-11 18:19:00
  • 52:

    奈津美

    「海、今日は帰ってこないのか」父さんが部屋に顔を出した。海「今日は戻らないけど明日の昼過ぎには戻って会社行くよ」父さん「そうか・・・じゃあ今から会社行くから戸締まりよろしく」父さんは、俺が働く会社の会長をしている。俺は一応社長だ・・・。従業員は180人いる、まぁまぁの会社。

    2005-06-11 18:23:00
  • 53:

    奈津美

    一年はとても早く過ぎて、たまにこみあげてくるものがあったけど、がむしゃらに仕事したりしていつもそうやってごまかしていた。部屋に飾ってある昔淡路に行った時の写真を眺めながらため息をついた。

    2005-06-11 18:27:00
  • 54:

    奈津美

    海「母さん。行ってくるよ」和室にある仏壇に飾ってある母さんの写真に挨拶して、家を出た。今日は家政婦さんは休みで来ないから、やけに静かた゛。

    2005-06-11 20:24:00
  • 55:

    奈津美

    新幹線に乗りながらただ流れていく景色を見ていた。
    「こらぁなつみぃ待ちなさい」後ろから女の人の声がして、立ち上がって後ろを見た。俺の横を小さな女の子が無邪気に走る。 この子がなつみ・・・お母さんらしき人が小走りで追い掛けた。

    2005-06-11 20:28:00
  • 56:

    奈津美

    微笑ましい光景に微笑む。そしてまた座って外を見る。
    奈津美・・・君に会いたい・・・。
    そして俺は少し眠る事にした。

    2005-06-11 20:30:00
  • 57:

    奈津美

    夢を見た―
    奈津美「あぁ・・・!冬月また落書きしたやろ」神田「冬月お前絵心まったくないなぁ?」教室で休み時間奈津美のノートの隅につまらない絵をかいていたら奈津美に怒られた。絵を見ながら無邪気に笑う奈津美がそこにいた。

    2005-06-11 20:35:00
  • 58:

    名無しさん

    感動してサブイボ連発したやん!ワラ めちゃぃぃ話でいつも読んでるんで頑張ってくだちゃい(>_

    2005-06-11 21:16:00
  • 59:

    奈津美

    場面は変わって僕は奈津美と海岸にいた。奈津美「冬月ぃ!花火しよっ」誰もいない海岸で、穏やかな時間が流れて・・・

    目が覚めた。目覚めると現実に戻る。もう、声も聞けないんだ・・奈津美、また冬がきたよ。

    2005-06-11 22:28:00
  • 60:

    奈津美

    74さんありがとう??感動してくれて嬉しいよ?小説書くとき気分盛り上げる為に色々MDとか聞いてんだけど、CD聞きたくなって柴崎コウの歌をかけてみたら、ちょっとぴったりやん?って思ってカキコミしました。

    2005-06-12 00:20:00
  • 61:

    奈津美

    奈津美の墓は後藤さんと同じ場所にある。奈津美の墓から少し歩くと後藤さんの墓に着く。奈津美の墓の前にしゃがみ手を合わせる。そして花を添えた。そしつ後藤さんの墓にも花を添えて手を合わせた。

    2005-06-12 03:43:00
  • 62:

    風音 ◆IKE2/ObsJk

    え?奈津美死んでるやん。バリビックリしたぁ?泣きそうなったわ?消えたケド楽しみにしてるぅ?頑張って〜?

    2005-06-12 05:31:00
  • 63:

    奈津美

    風音ちゃん、前編虹が見えたでスレが消える直前まで見れるよ?

    2005-06-12 09:12:00
  • 64:

    奈津美

    神田「あっ、冬月さぁ今日これから何するん?」海「特に何も。今日はこっち泊まるから」神田「まじで?!じゃあさひっさびさにビリヤード行こうぜ!俺今日休みだし」
    海「わぁ?懐かしいなぁ?行こう行こう!」

    2005-06-12 10:53:00
  • 65:

    奈津美

    神田「ナインボールにする?エイトボールにする?」神田が玉のセットをしている。海「ナインボールでいいんじゃん?」神田「了解」
    神田はセットしだした。

    2005-06-12 11:01:00
  • 66:

    名無しさん

    ?

    2005-06-12 13:25:00
  • 67:

    奈津美

    神田「どっちから?」海「神田からでいいよ」神田は構えて打ち出した。ポケットにどんどん落ちていく。海「相変わらずうまいなぁ」神田「まぁな(笑)特技だからな?」

    2005-06-12 22:48:00
  • 68:

    奈津美

    神田は、玉を打ちながら
    神田「俺結婚するねん」ガコン・・・ゴロゴロゴロゴロ
    玉がポケットに入ってころがった。

    2005-06-13 01:54:00
  • 69:

    奈津美

    海「・・・そうかぁ?おめでとう」神田「相手誰だと思う?」神田はにこにこしながら聞いてきた。

    海「さぁ・・・誰?」神田「山村由美子」

    2005-06-13 02:02:00
  • 70:

    奈津美

    海「えっ?!山村?!あの山村?!」神田「当たり前?」俺の番になった。

    海「そうかぁ・・・おめでとう!式はいつ?俺何があってもいくよ!」神田「式は来年やなぁ?」

    2005-06-13 02:15:00
  • 71:

    奈津美

    神田「お前は?いい人いないんか?」海「俺は作る気ないから」白い玉が4に当たらず8に当たってしまった。神田「はい俺の番」白い玉を神田に渡した。

    2005-06-13 08:51:00
  • 72:

    奈津美

    神田「まぁ今はまだいらへんかぁ・・・そのうちいい人が現れるやろな・・・」神田が構えて打った。


    いい人・・・かぁ・・。

    2005-06-13 08:55:00
  • 73:

    奈津美

    久しぶりに夜、神田に誘われて神田と山村が住む部屋に行った。

    由美子「お帰りなさぁい?」ドアをあけると山村が走ってきて笑顔で神田に行った。神田「ただいま?海あがれよ?」由美子「久しぶり?冬月君なんか老けた?(笑)」海「いきなりそれかよ?」由美子「あはは?冗談冗談?寒いやろ?あがってあがって」

    2005-06-13 09:04:00
  • 74:

    奈津美

    なんかあったかい感じの部屋だ。神田「おぅ?今日は鍋かぁ?」由美子「そうやで?冬月君そこ座って?」山村に言われてこたつに座った。部屋の壁のあちこちに写真が飾られてある。神田「写真気になる?ほとんど四人で撮ったのばかりやで?懐かしいよなぁ」由美子「奈津美と冬月がいた頃が一番楽しかったから・・・」

    2005-06-13 14:04:00
  • 75:

    奈津美

    海「そうだな」飾られた写真が奈津美が存在した事を教えてくれる。そういうのって寂しいことだな。 神田「さぁさぁ野菜入れよ?由美子、よろしく」由美子「はいはい?」
    神田「海仕事どうなん?うまくいってんのか?」由美子「そうそう!直人、冬月君雑誌に出てるねんで?」

    2005-06-13 14:09:00
  • 76:

    奈津美

    そう言って山村は立ち上がってキッチンに行って雑誌を持って神田に見せた。神田「うわぁ!本間や!・・・お前すごいなぁ・・・」海「別にすごくないよ・・・」由美子「すごいすごい!25で社長やで?!しかも年収・・・」海「山村。いいってまじで」由美子「そっか?ごめん」神田「やっぱ東京は違うなぁ?」

    2005-06-13 14:14:00
  • 77:

    奈津美

    他愛もない会話を楽しみながら鍋を食べた。山村も神田も幸せそうで、俺まで嬉しくなった。

    海「ごちそうさまでした。山村ありがとうな。」由美子「いつでも来てよ?冬月なら大歓迎?」海「ありがとう。もし東京に来る事あれば教えて?案内するよ」神田「了解?気つけてな?」

    2005-06-13 14:21:00
  • 78:

    奈津美

    二人の家を出て少し歩いてタクシーに乗って、ホテルに向かった。
    明日からまた仕事頑張ろう。

    2005-06-13 14:24:00
  • 79:

    奈津美

    次の日。朝一番早い時間の新幹線に乗って東京に戻ると、駅に専属の運転手が車から降りて待っていた。そしてそのまま会社へ向かった。

    車から降りるとき、海「奥山、これ土産。食べて」神戸のぷりんを渡した。奥山「いつもすいません・・・いただきます。」海「いや、御礼を言うのは俺の方だから?じゃあ」奥山「行ってらっしゃいませ」

    2005-06-13 14:33:00
  • 80:

    奈津美

    会社のビルに入る。「社長、おはようございます」海「あぁ、おはよう」「おはようございます」海「おはよう」次々と挨拶を交わす。

    2005-06-13 14:35:00
  • 81:

    奈津美

    エレベーターであがり、自分の部屋があるフロアーで降りた。秘書の長瀬が来た。長瀬「おはようございます。どうでしたか神戸」海「いつもどうりだよ。昨日は何も変わりなかった?」長瀬「はい。特に変わりはありません」海「そうか。ありがとう」

    2005-06-13 14:41:00
  • 82:

    奈津美

    社長室にある大きなデスクに鞄を置き、ゆっくり椅子に腰掛けて、外を見た。
    もうクリスマスは目の前だな・・・。

    そして目を閉じた

    2005-06-13 20:25:00
  • 83:

    奈津美

    「海おじちゃん・・・海おじちゃん」

    その声で目が覚めた。海「奈津美・・・」由美子「こらぁ?奈津美だめやろ?おじちゃんお昼寝してるんやから?」奈津美「おじちゃんおねんね?」海「ごめん?起きたよ。奈津美遊ぼうか?」由美子「冬月君寝てて?疲れたでしょ?」

    2005-06-13 20:36:00
  • 84:

    奈津美

    神田「ただいまぁ」玄関で神田の声がしたとたん、奈津美が走って行った。
    由美子「冬月君ごめんなぁ?せっかくの休みにお邪魔して?直人がホテル予約してなかったみたいで?」海「いいよいいよ。こんな広い家で父さんと二人だし、父さん一週間海外行って戻ってこないしね」

    2005-06-13 20:47:00
  • 85:

    奈津美

    神田「冬月ごめんなぁ?由美子、今日一日だけ泊めてもらうか。明日はなんとか予約とれたから。冬月悪いな」奈津美「パパ、ミッキーさんいる?」神田「当たり前だろ?ミッキーでもミニーでもなぁ、明日泊まるホテルはいくらでも会えるぞ?」奈津美がはしゃぎまくる。由美子「もぅ?嘘ばっかり?」

    2005-06-13 20:52:00
  • 86:

    奈津美

    「海さん、今日は夕食四人分でよろしいですか?」家政婦の分大さんがリビングに来た。海「はい。お願いします」奈津美「わぁおばちゃんお手伝いさんなん?」分大さんが優しく微笑んだ。分大「そうだよ?奈津美ちゃん何が食べたい?」奈津美「奈津美ハンバーグ?」

    2005-06-13 22:09:00
  • 87:

    奈津美

    海「分大さんお願いします」分大「かしこまりました?奈津美ちゃんおいしいの作るね?」奈津美「ありがとう?わぁ?奈津美お姫様みたい?」奈津美は無邪気にソファの上を跳ねだした。由美子「こら!奈津美、お行儀悪いやろ?」

    2005-06-13 22:13:00
  • 88:

    奈津美

    夕日がリビングを照らし色を着ける。目の前には幸せそうに笑う家族がいて、僕はソファに座りながら微笑み見つめる。
    気がつけば周りのみんなは結婚していき、僕が仕事一筋にただがむしゃらに生きている後ろで次々と新しい命を産みだしていた。

    2005-06-14 01:22:00
  • 89:

    奈津美

    いつまでもこのままじゃいけないと分かっていても、奈津美・・・君を忘れたくないんだ。

    僕の心の奥の奥のそのまた奥に、誰も入り込めない空間があり、そこに君がいる。

    2005-06-14 01:25:00
  • 90:

    奈津美

    夕食はにぎやかでとても楽しく、久々におなかいっぱいに食べた。リビングで奈津美と神田はトランプをして楽しんでいた。俺はベランダに出て空を眺めていた。
    由美子「冬月くん?」山村が窓を開けて素足で出て来た。海「足!」由美子「大丈夫よ。直人にタオルもってきてもらうから・・・わぁ・・・さすが最上階だけあって夜景がすごいわ」

    2005-06-14 01:30:00
  • 91:

    奈津美

    海「けど、星は見えないよ」山村は微笑んだ。由美子「いい人見つかった?」海「・・・いいや・・・全く」山村は笑った。
    由美子「それじゃ奈津美がいつまでも天国行けないやん?」海「どうだか(笑)」由美子「奈津美の事だから心配してるんちゃうかな」山村は切ない顔で微笑んだ。

    2005-06-14 01:34:00
  • 92:

    奈津美

    由美子「冬月君。私たちは年をとるでしょ?
    まぁ当たり前なんだけど・・・けど奈津美は、24のままよ・・・私たちが40になっても50になっても変わらないままで記憶に残るの。
    現実をそろそろ受け入れてもいいと思う。冬月君には支えてくれる誰かが必要よ。いつまでも若くないし、誰かの助けが必要よになるわ。これから先、必ず・・・。奈津美は、冬月君が年をとっておじいさんになって永遠の眠りについたその先で待ってるよ」

    2005-06-14 01:40:00
  • 93:

    奈津美

    夜風が山村と俺の体を擦り抜ける。
    由美子「家族っていいもんやで・・・冬月君」海「俺は、一人でいいよ。」由美子「奈津美の事愛してるのね」海「最近は、写真見ないと思い出せない事が増えてきて、正直よく分からない。けど、それでいいんだ。たまに焦る時もあるけど。今はまだ一人でいい」由美子「そうか・・・奈津美は幸せ者やな(笑)」

    2005-06-14 01:47:00
  • 94:

    奈津美

    奈津美「ママぁ?あたしの話?」奈津美がひょこっと顔を出してきた。由美子「ん?違うよ?パパは?」奈津美「ニュース見てる?」海「奈津美今日一緒にお風呂入るか?」奈津美「うん!」由美子「奈津美よかったね?じゃあママお着替え出してくるわ?」山村は神田に濡れたタオルを持ってこさせて足の裏をふいて、ゲストルームへ行った。

    2005-06-14 02:56:00
  • 95:

    奈津美

    奈津美「海おじちゃん行こっ?」奈津美と手をつないで部屋に戻った。神田「奈津美、おじちゃんと風呂入るんかぁ?よかったな」奈津美「うん?」海「神田お前おじさんみたいだぞ?」テレビを見る姿が年取ったかんじにみえて、笑った。

    2005-06-14 03:00:00
  • 96:

    奈津美

    分大さんは、夕食を作り終えると帰宅しているので、風呂は自分でスイッチを入れる。奈津美と二人でお風呂に入った。奈津美「あったかぁぁい?広いお風呂だねぇ?」声が響く。海「熱くないか?大丈夫?」奈津美「大丈夫やで?あっいい事教えてあげる?奈津美の名前伝説」海「伝説?何?」

    2005-06-14 03:05:00
  • 97:

    ☆お知らせ

    突然ですが、都合により長期休止いたします。

    2005-06-14 11:12:00
  • 98:

    名無しさん

    ?

    2005-06-17 22:14:00
  • 99:

    名無しさん

    主何があったんやろ?

    2005-06-18 00:44:00
  • 100:

    名無しさん

    何かあったんかなぁ?奈津美さん!続き楽しみにしてますから!

    2005-06-18 01:08:00
  • 101:

    名無しさん

    こんだけ空いたらまた消えるんちゃぅん??イャャ?

    2005-06-19 02:51:00
  • 102:

    名無しさん

    奈津美さん?どうしたの?

    2005-06-19 11:10:00
  • 103:

    奈津美

    ただいまぁでぇす?仕事で海外行っておりました?

    2005-06-21 23:11:00
  • 104:

    姫 ◆hiME/EQ9zU

    奈津美?ぉ帰り??何かあったんかと思った??またゆっくりで良いから頑張って??

    2005-06-21 23:31:00
  • 105:

    奈津美

    ごめんね?日本は落ち着くなぁ???さっそく買物行って和食作って食べました?今から少しだけ最新して、今日は寝ます?

    2005-06-21 23:45:00
  • 106:

    奈津美

    奈津美は湯舟の中で嬉しそうにまるでおとぎ話をしているようだった。奈津美「でね、奈津美は奈津美さんから名前とったらしいよ?奈津美っていう人はめちゃめちゃきれいな人でみんなから人気があったって?ママの大事な人なんだって?」

    2005-06-21 23:48:00
  • 107:

    奈津美

    海「そっかぁ?じゃあ奈津美はもっと美人にならないとな?」奈津美の頭を撫でて抱きしめた。奈津美「じゃあその時は奈津美が、海おじちゃんのお嫁さんになったるわ?」奈津美は自信たっぷりにそう言った。海「楽しみにしとくよ?さぁ体洗うぞ」

    2005-06-21 23:52:00
  • 108:

    奈津美

    風呂から上がって奈津美は由美子に任せて先に部屋に行った。
    俺はベットにねころび天井を見上げながらしばらくして眠りについた。

    2005-06-22 10:40:00
  • 109:

    奈津美

    眠りながら奈津美、君と過ごした一年間を少し夢に見たよ。

    2005-06-22 10:42:00
  • 110:

    奈津美

    俺は当日広子と付き合っていたし、男子からどっち派と聞かれても答えはしなかったけど、ひそかに奈津美が気になっていた。俺も学生時代は少しモテたから、一年の時少し何度か告白されたりもした。

    2005-06-22 10:53:00
  • 111:

    奈津美

    奈津美とは、廊下ですれ違ったりした時よく目があったりしていた。神田は嬉しそうに姿を見る度に話してたし、俺は興味なさげにそれを聞いていた。正直広子に対して罪悪感みたいなものがあるからだけど。

    2005-06-22 11:04:00
  • 112:

    奈津美

    まぁそんなかんじで一年が過ぎて、2年になったんだ。クラス発表の時同じクラスに奈津美の名前があって正直かなりびっくりした。

    2005-06-22 11:06:00
  • 113:

    奈津美

    その日から奈津美が俺の中で少しずつ大きな存在になった。・・・本当は、ずっと気になっていた・・・。これが本心かな。

    2005-06-22 11:09:00
  • 114:

    奈津美

    朝、神田達は笑顔で家を出ていった。本当に幸せそうで俺まで優しい気持ちになれた。
    奥山「おはようございます。今日はいつもより早いですが、会社に向かいますか」海「いや、今朝はいい天気だしちょっと車走らせてくれ。目的はないんだが、いつもの時間に会社に着けばいいから」

    2005-06-22 11:15:00
  • 115:

    奈津美

    微笑ましい光景を目にした後・・・。
    一人の女性が目に入った。朝の通勤や通学する人達が歩くおだやかな住宅街をぬける道で。

    2005-06-22 11:58:00
  • 116:

    奈津美

    海「奥山、止めて・・・」車を止めてもらい、窓から対向斜線の向こうにいる女性を見た。
    鼓動だけが響き、雑音が一切聞こえなくなる。時間が停まった。海「・・・奈津美・・・」

    2005-06-22 12:03:00
  • 117:

    奈津美

    白いワンピース姿の女性が立ち止まって俺を一瞬見てまた歩き出した。奈津美とその女性が重なって映る・・・・・・。奥山「どうなさいました?」
    奥山のその声で雑音がまた耳の中に入ってきた。

    2005-06-22 12:08:00
  • 118:

    奈津美

    海「ごめん・・・行ってくれ」奥山「はい。かしこまりました」そのまま車は会社に向かった。
    仕事中も気になって仕方った。あんなにそっくりな人がいるのだろうかと思ったくらい似ていた。長瀬「社長?大丈夫ですか?顔色がよくありませんよ?」海「・・・あぁ。大丈夫だ。お土産ありがとう」長瀬「いえ?有休いただきましてありがとうございました」海「よかったか?ハワイは」長瀬「はい?ゆっくりさせてもらいました。」

    2005-06-22 13:21:00
  • 119:

    奈津美

    海「そうか。それはよかった」長瀬「では、失礼します」長瀬は一礼して部屋を出た。
    外を眺めて一息してスケジュールをこなしていった。俺は一体いつまで奈津美をおもって生きていくんだろうか・・・。もう何年になるんだ。いい加減奈津美から卒業しないとな。

    2005-06-22 13:25:00
  • 120:

    奈津美

    夕方から雑誌の取材が一件はいっており、取材人が迎えに来た。読者からのたくさんの指示で雑誌の毎月のコーナーが俺のコーナーになった。4ページ程だが以外と反響がすごいらしく、手紙なんかももらうようになった。

    2005-06-22 13:29:00
  • 121:

    奈津美

    夕日が美しい空を彩りまるでドラマにでも出てきそうなくらい美しい両側に何本も木が並ぶ道をスーツ姿で歩いた。カメラマン「ポケットに手入れてみてください!はい!遠くを見るかんじで!はい!絵になりますねぇ!」

    2005-06-22 13:41:00
  • 122:

    奈津美

    近くを通ったサラリーマン達が集まってきて騒いだり、女性が騒いだりしていたが無事撮影終わり、見に来てくれた方々に一礼して取材人達と車に乗りオープンカフェに移動した。車の中で竹内さんが絶賛していた・・・。

    2005-06-22 13:45:00
  • 123:

    奈津美

    竹内「今日のスーツの着こなしも抜群ですね!冬月さんのファッションや髪形を真似する読者がすごい増えてるんですよ!今日はどこのスーツですか?」海「アクアスキューダムです。形が気に入ってるんで。」竹内「かっこいいですね!冬月さんの魅力はブランドブランドしてないとこです!」海「値段に関係なく、好きな物を選びたい。HERMESやGUCCIやVUITTONもいいですが、俺はそういうものよりも、リストリクトやジョゼフ オフやポールスミスの方が好きなんです」

    2005-06-22 13:57:00
  • 124:

    奈津美

    カフェに入り、席に着いて竹内さんに取材されてる姿をカメラマンが撮る。竹内「今回のテーマは、読者からの希望で恋愛ということなんですが。答えれる範囲で構わないんでお答えください」海「はい。どうぞ」

    2005-06-22 15:29:00
  • 125:

    奈津美

    竹内「冬月さんにとっての理想の女性とは?」海「うーん。理想ですか・・・仕事が忙しいしので理解してくれる女性がいいですね」竹内「そうですよね。それは一番だ!」海「ただ理解しすぎて我慢されたり無理されたりするのは嫌なんです。たまにはワガママ言ってくれたりもしてほしい」

    2005-06-22 15:33:00
  • 126:

    奈津美

    竹内「理解しすぎる女性も考えものですね・・・冬月さんは優しいタイプと気の強いタイプどちらかと言えばどっちですか。」海「思うんですが、優しいという人が好みだと言う人を僕はたまに聞いたりしますが、優しいというのは自分にとって都合がいい人だと思います」

    2005-06-22 15:39:00
  • 127:

    めぐ

    ぉひさしでぇ?す??”奈津美さん頑張って書いて下さぃね???ずっと見てます?”

    2005-06-22 15:39:00
  • 128:

    奈津美

    めぐちゃんぁりがと???奈津美は、昨日爆睡しちゃいまして化粧落とすの忘れてっていうか、お風呂に入らずベットルームで、?バタンキュー?で朝起きてお風呂入ったよ?急遽出張エステでフェイシャルしてもらいました?化粧はちゃんと落とさなきゃね?

    2005-06-22 16:07:00
  • 129:

    奈津美

    竹内「都合がいい・・・ですか?」海「はい。優しいとは、自分に対して優しいって事で。それって自分の都合じゃないですか。相手だって人間で感情だってある。いつも優しい人なんて僕は嫌ですね。ちゃんと意見も言えて自分の世界を持った人がいい」竹内「・・・そう言われてみれば・・そうかもですね・・・」海「だからどちらかと言えば僕は気の強い女性が好みですね」

    2005-06-22 16:13:00
  • 130:

    奈津美

    竹内「そうですか。あっ、さっき言ってた自分の世界というのは?」海「相手に全て合わせない。うーん。個性がある・・・例えば自分の趣味があっていつも輝いてるとか・・・女性は恋愛をすると仕事より友情よりも恋愛一番という方が多いと思うんです。・・・けどそうじゃない、恋愛も大切だけどもっと違う楽しみを知ってるってすごく魅力だと思うんです。」

    2005-06-22 16:18:00
  • 131:

    奈津美

    竹内「そうですよね・・・冬月さんは本当にすごいですね・・・あっ、読者からの質問なんですが浮気についてどう思われますか?」海「昔は、浮気はダメだとかおもってたんですが、今は浮気は別に悪いとは言い切れないと思うようになりました。あっ、結婚してからの浮気はダメだとは思うんですが・・・一人身だったら例え恋人がいても所有物のようにしてはいけない。恋人だからって相手の世界にずかずか入ってはいけないと思います。」

    2005-06-22 16:44:00
  • 132:

    奈津美

    海「しない人は、興味がないんでしょう。ただそれだけ。僕は、興味がない方ですが・・・まぁ、悩んでも仕方ない問題ですね。かっこつけて浮気はダメ!とか言い切る男性ほど浮気しますし」竹内「なるほど・・・そうかもですね」

    2005-06-22 16:54:00
  • 133:

    奈津美

    取材が終わったのは二時間後で、すっかり外は夜になっていた。取材人に挨拶して運転手の奥山を呼びだし家に帰った。
    帰りの車の中で取材について思い出していた。俺は恋愛なんてあの日から興味がないのに何でかい口してたたいたんだろう・・・。それほど立派なわけでもないのにな。

    2005-06-22 16:58:00
  • 134:

    奈津美

    なぁ、奈津美。今の俺は奈津美がそばにいた頃よりは、世間的にもきっとくらべものにならない程成長した。35という年の自分をあの頃想像すらできなかった自分が今いるよ・・・。
    けれど、それが一体何なのかさえ分からない時があるよ。いつの間にか、考え方さえも変わりすぎてるんだ。・・・そういうのって・・・寂しいな。

    2005-06-22 20:28:00
  • 135:

    奈津美

    分大「お帰りなさい。食事になさいますか」海「ただいま。食事にします」分大「かしこまりました」俺は部屋に戻り部屋着に着替えてリビングに行った。海「分大さん!ちょっといいですか?」分大さんがそそくさとリビングに来た。分大「どうかなさいました?」海「はい」俺はプレゼントを分大さんに渡した。

    2005-06-22 20:32:00
  • 136:

    奈津美

    海「お誕生日おめでとうございます?」分大さんがびっくりしながら喜んだ。分大「・・・ありがとうございます?開けてもいいですか?!」海「いいよ?気に入るか分からないけど」

    2005-06-22 20:36:00
  • 137:

    奈津美

    分大「まぁ!エプロン?素敵な絵がかいてあるわ?」海「分大さんは母さんみたいな存在なんだ。いつもありがとう・・・」分大さんは、少しうつむいて涙を流して微笑んだ。分大「ありがとう・・・明日から着けます?」海「はい?お腹すいたぁ」分大さんは笑いながらキッチンに戻った。

    2005-06-22 20:43:00
  • 138:

    奈津美

    相変わらず忙しいし日々を過ごしながら気付けば俺は40になっていた。
    早いものだ。父は68になっていた。すっかり小さくなった。

    2005-06-22 21:09:00
  • 139:

    奈津美

    父さんが珍しく酒でも飲もうと言ってきたので二人で家で飲んでいた。分大さんは、2年前引退して今は分大さんの娘さんが家政婦をしてくれている。

    2005-06-22 21:11:00
  • 140:

    奈津美

    父「海・・・今日は話があるんだ」海「どうしたの父さん?」父さんは冷酒を一口こくりと飲み口を開いた。
    父「お前いつまで一人身でいるんだ。」海「・・・分からないよ」父「お前見合いでもしないか。一度でいいから」海「またその話?俺は見合いはしたくない」父「けどなぁ、海・・・いつまでこうやってるつもりだ?私だって孫を見たいよ」

    2005-06-22 21:16:00
  • 141:

    奈津美

    海「・・・それは俺だって思う。父さんに孫を抱かせてあげたいって・・・周りのみんなはもう子供大きくなってるのに俺だけ一人身だし」

    2005-06-22 21:18:00
  • 142:

    奈津美

    父「一度くらい見合いしてみないか。一度でいいから・・・それともいい人でもいるのか?」海「いないよ・・・仕事ばかりの毎日じゃないか・・・知ってるだろ?」父さんは席をたって、部屋をでて少ししてから戻ってきて写真を見せて来た。

    2005-06-22 21:24:00
  • 143:

    奈津美

    色白の人で、着物がよく似合う黒い髪の女性が微笑んでる。海「父さん・・・」父「今年37になるそうだ。日曜約束したからそのつもりで」海「父さん」父「私の仲良くしてる友達の娘だ・・」海「父さん!」バンッ!テーブルを叩いて立ち上がった。父「私の最後のわがままだ・・・」父さんは寂しそうにしながら俺の目を見た。父「お願いだ・・・会うだけでいいんだ」

    2005-06-22 23:34:00
  • 144:

    奈津美

    はぁ・・・。ため息をついた。海「・・・会うだけだよ・・・」そう言って自分の部屋に行き、静かにドアを閉めて電気をつけて、机に置いてある写真楯を持ってソファに深く座った。
    写真楯の写真をただながめていた。もう古くなって色褪せてる写真の中で無邪気に笑う奈津美と俺がそこには居る。

    2005-06-22 23:39:00
  • 145:

    奈津美

    写真楯のガラスに映る自分の姿に気付いて鏡を見た。眉間に深く刻まれたしわと、笑うとできる深く刻まれたしわ。目尻のしわもたくさんある。白髪もいつからか目立つようになり、美容院で染めてもらうようになった。 張りのあった肌もやわらかくなり、以前より疲れやすくもなってきたし、年に一度人間ドッグにも行くようになった。

    2005-06-22 23:44:00
  • 146:

    奈津美

    最近では写真を見ても思い出せない事がたくさんある。
    奈津美という女性が幻だったのかもしれないとまで思う事すらある。現実の俺は、ただの未練たらしい情けない男。

    2005-06-22 23:47:00
  • 147:

    奈津美

    そろそろもう思い出にしてもいい。もう充分だろう。現実のパートナーを探そう。
    そう決めて写真楯から写真をぬいてアルバムにそっと入れた。

    2005-06-22 23:50:00
  • 148:

    奈津美

    日曜日。父に連れられて料亭に向かった。
    個室で向かい合って座った。父「吉永さんどうも」吉永「いやいやぁ久しぶりですなぁ」父「私の息子の海です」海「父がお世話になってます。海です」吉永「立派な息子さんだ・・・海君こちらは娘の」「夏美と申します」

    2005-06-23 01:55:00
  • 149:

    奈津美

    えっ・・・?
    一瞬時が停まった。父「海?どうしたんだ?」夏美「あの・・・」海「あっ・・・すいません・・・」夏美さんは少し恥ずかしそうに微笑み父さんと少し会話していた。

    2005-06-23 01:58:00
  • 150:

    奈津美

    父さんと吉永さんは先に席をはずし、個室に夏美さんと二人きりになった。静まりかえる中、夏美さんが口を開いた。夏美「なんか疲れません?こういうのって(笑)」と足を伸ばしはじめた。その姿を見てなんか笑ってしまった。

    2005-06-23 02:11:00
  • 151:

    奈津美

    夏美「海さんも無理矢理連れてこられたんじゃないですか?」海「・・・いえっ」夏美さんは少し微笑んで、夏美「大丈夫ですよ?父には黙っておきますし、私も無理矢理だったし今日の姿拝見させて頂いて分かったし」

    2005-06-23 02:14:00
  • 152:

    奈津美

    海「・・・すいません」夏美さんは笑い出した。夏美「大丈夫?こんな堅苦しいの苦手ですし、どこか楽なとこ行きません?」海「楽なとこ・・・ですか?」夏美さんはにっこり微笑んで、夏美「海岸にでも行きませんか?」と言った。

    2005-06-23 02:18:00
  • 153:

    奈津美

    二人で店を出て、スーツのまま海岸に行った。穏やかな波がきらきら輝いてる。
    夏美「海さんは、そんなに素敵なのに結婚された事ないのは何故ですか?」波をみながら夏美さんはそう言った。海「・・・素敵なんかじゃないですよ・・・ただ・・・」夏美「ただ?」海「亡くなった恋人にいつまでも縛られて離れられないでいたんです。思い出ばかりを大事にして・・・」夏美「あっ、ごめんなさい・・・あたし・・・」海「全然大丈夫ですよ?」

    2005-06-23 02:24:00
  • 154:

    奈津美

    夏美「どんな人だったんですか?聞いてもいいですか?」海「・・・不思議な子でした・・・(笑)・・・僕が17の時のクラスメイトだった子で気付けばいつも隣に居て、励ましてくれたり泣いてくれたり、怒ってくれたりしてくれた。」夏美「17才?!17才で亡くなったんですか?」海「いや・・・違います。亡くなったのは彼女が24になった日でした。僕たちはすれ違いすぎてたんです。お互い思いあっていたのに、僕の家庭の事情でこっちに戻ってきたから実際彼女が隣にいたのは1年だけ」

    2005-06-23 02:31:00
  • 155:

    奈津美

    夏美「彼女幸せ者ですね?きっと天国で見守ってくれてますよ」海「・・・はい?」夏美さんのふとした仕草が奈津美に似ている事に気付いた。夏美「私は・・・私も同じです」海「えっ?同じ?」夏美「恋人を事故で亡くして・・・それで今まで」

    2005-06-23 02:36:00
  • 156:

    奈津美

    夏美「けど、びっくりしました!名前が彼と同じだったから」海「えっ?」夏美さんは少し微笑み、夏美「彼の名前は、海っていうんです・・・いい名前ですよね」

    2005-06-23 02:38:00
  • 157:

    奈津美

    思い出が蘇る。《いい名前やね》

    夏美「冬月海・・・冬の海・・・海って名前聞いて一度会ってみたくなって・・・」


    《海・・・海・・・泣いていいよ》

    2005-06-23 02:41:00
  • 158:

    奈津美

    夏美「素敵な人でよかった?」波の音が響く。海「僕の亡くなった人の名前は・・・」


    《奈津美って言って・・・海・・・愛してる・・・ずっとずっとここで待ってたねんで・・・》


    海「奈津美っていいます」

    2005-06-23 02:45:00
  • 159:

    奈津美



    海「奈津美っていいます」

    2005-06-23 02:46:00
  • 160:

    奈津美

    今日はここまで?感想よければ聞かせてくださぁい★☆

    2005-06-23 03:29:00
  • 161:

    ?なちュ?

    久しぶりにみたら消えてたからビックリ?
    でも、あらすじもちゃんと書いてくれててわかりやすいしメッチャおもろい?
    これからも頑張って?

    2005-06-23 04:21:00
  • 162:

    奈津美

    なちュちゃんありがと?今美容院から出て来たよ?蝦ちゃんと釈由美子が憧れなので、髪形蝦ちゃんにしてもらった?なちュちゃんは、夏服買った?あたしは、仕事が忙しくてまだ買ってなくて?でも爪だけはすっかり夏らしいフルーツネイルだよ?

    2005-06-23 12:09:00
  • 163:

    奈津美

    夏美「えぇ・・・っ?!」夏美さんは驚いた顔した後、優しく微笑んだ。夏美「何か偶然続きでびっくりです?」夏美さんは履いていたパンプスを脱いで砂浜を歩いた。俺はそれを見ながら波を見たりした。少しはしゃぐ姿と笑い方が似てる・・・。夏美さんは年齢の割に無邪気なとこもあるしかわいらしいとこもある。

    2005-06-23 12:15:00
  • 164:

    奈津美

    海「夏美さん」夏美「はい」白い砂浜の上で立ち止まり夏美さんが振り向いた。風が髪をなびかせスカートを揺らした。空は真っ青だ。
    海「よかったら夕方夕食に行きませんか?」夏美さんはにっこり微笑み、夏美「はい」と答えた。

    2005-06-23 12:20:00
  • 165:

    奈津美

    今まで女性と会話したり出会う事はあってもまるで興味も持てず、惹かれもしなかったのに何故か惹かれてしまう。夏美さんは大人としての魅力もあれば、無邪気な若い女性のような魅力もある。夏美「えっ?私ですか?モテないですよ!全く(笑)何人かと出会う機会があったとしても何か違うんです。さらさらだめで(笑)」 夕食は夏美さんの希望で居酒屋に行ってカウンターに座った。

    2005-06-23 12:35:00
  • 166:

    奈津美

    海「僕も同じでした。きっとずっと思い出に縛られすぎていたんだなぁって思います。」夏美「そう・・・出会った方に恋人の面影さがしてしまう自分がいつもいて・・・けど今日海さんに出会って話して思った。卒業しなきゃって」

    2005-06-23 12:39:00
  • 167:

    奈津美

    夏美「私は、いつまでも彼の思い出ばかり気付けば必死で思い出していた。思い出さなきゃ忘れてしまいそうな気がして恐かった・・・けど忘れていいんですよね・・・無理矢理思い出大切にするより、彼の死を受け入れ素直に時間の流れを楽しむ・・・それの方がきっとこれから先生きていくには・・・」

    2005-06-23 12:44:00
  • 168:

    奈津美

    海「同感です・・・現実は残酷ですしこの先一人身というのは正直不安です・・・」夏美「海さん・・・お付き合いしてみませんか?無理ならやめてしまえばいい・・・無理矢理好きになろうとせず普通に・・・自然なお付き合いしてみませんか」夏美さんは優しく微笑んだ。海「・・・」夏美「大丈夫だよ・・・大丈夫?うまくいきます・・・何故か言い切れます?」

    2005-06-23 12:49:00
  • 169:

    奈津美

    奈津美が少しずつ本当に少しずつ時間の流れにそって少しずつ薄れていく・・・それを受け入れる・・・
    海「そうですね・・・よろしく?」
    現実とは、生きていくとか本当に大変な事だ。

    2005-06-23 12:51:00
  • 170:

    ?なちュ?

    ?なちュ?も仕事が忙しくてまだ服買ってなぃよ??なのにチャッカリ髪色は夏仕様で明るめ?来週あたり街をうろうろしよっかな?
    あまりレスすると他の読者様のお邪魔になるのでここらへんで失礼します?ずっと応援してるんで頑張ってくださぁ?い?

    2005-06-23 13:11:00
  • 171:

    奈津美

    夏美が私に新しい生活を教えてくれはじめて一年が過ぎた。
    二人で色々外出したりクルージングしたりもした。夏美が少しずつ私の中で大きく大切な存在になっていき、人生を共に生きたいと思いはじめた。 夏美「海さん、映画とっても感動したわ」映画のパンフレットを胸に抱き締め、夏美は優しく微笑んだ。

    2005-06-23 14:26:00
  • 172:

    奈津美

    ドンッ
    その時私と夏美の間にぶつかってきた、制服を着た女の子が振り返って謝った。私はぶつかってきた時に女の子が落としたキーホルダーを拾った。「すっ、すいません?」夏美「大丈夫?ごめんね」海「君?これ落とした・・・」
    奈津美・・・?奈津美が笑って私の手からキーホルダーをとって

    2005-06-23 14:30:00
  • 173:

    奈津美

    「ありがとうございます?」私に微笑み少しはなれた所にいた男の子二人と女の子一人いる所にはしって行った。
    夏美「海さん?行きましょう」海「あっ、うん・・・」そう言って歩き出した。

    2005-06-23 14:35:00
  • 174:

    奈津美

    気になって振り返った。奈津美にそっくりな子が私を見つめて微笑みながら頭を下げた。雑音が消えて、周りが見えなくなった。そして女の子は唇を動かした。『ウミ・サヨウナラ』びっくりして立ち止まってしまった。夏美「海さん?どうしたの?」夏美の声に気付き夏美の顔を見た。

    2005-06-23 14:41:00
  • 175:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 176:

    奈津美

    ?募集します?
    読者の方に頼みたい事があります!女の子の名前を考えてください。海の娘の名前。愛されるような素敵な名前待ってます?

    2005-06-23 14:53:00
  • 177:

    名無しさん

    ????

    2005-06-23 15:25:00
  • 178:

    名無しさん

    あげ?

    2005-06-23 18:00:00
  • 179:

    名無しさん

    2005-06-23 19:48:00
  • 180:

    名無しさん

    櫻子『さくらこ』なんてどぅですかぁ???冬に櫻ってぉかしぃかなぁ?でも素敵だと思ぅんです?

    2005-06-23 19:58:00
  • 181:

    名無しさん

    菜々美とかぃかがでしょぅか??

    2005-06-23 20:14:00
  • 182:

    名無しさん

    夏美と海で夏海(なみ)?

    2005-06-23 20:55:00
  • 183:

    だい

    空『そら』なんてどうでしょうぅ?

    2005-06-23 23:16:00
  • 184:

    名無しさん

    深海『みゅ』

    2005-06-23 23:25:00
  • 185:

    名無しさん

    夏と冬の間で秋ちゃん

    2005-06-23 23:29:00
  • 186:

    奈津美

    こんな一杯素敵な名前みんな考えてくれるなんて思ってもみませんで、かなり嬉しいです(*⌒▽⌒*)まだまだ一杯よかったらカキコミしてくださいね?名字とぴったりくる名前が理想です?重要な子になるからゆっくり考えてみるね?

    2005-06-24 00:45:00
  • 187:

    あんな

    愛海【あみ】

    2005-06-24 05:22:00
  • 188:

    名無しさん

    優音『ゆぅね』

    2005-06-24 07:19:00
  • 189:

    名無しさん

    風の音と書いて風音(カザネ)

    2005-06-24 10:07:00
  • 190:

    奈津美

    ?決まりました?
    冬月深海。みゆにしました。
    深海を考えてくださった方、返事ください!みなさんが考えて下さいました名前はちゃんと使わせていただきますね?

    2005-06-24 14:14:00
  • 191:

    奈津美

    夏美と二人で神戸に行き、奈津美の墓に行った。海「奈津美、この人が今大切な人だよ・・・吉永・・・」夏美「夏美です。奈津美さん・・・私に海さんを任せてくださいませんか」夏美は、奈津美の墓にむかって手を合わせながらそう言った。
    海「俺は、この人と残りの人生共に生きていこうと思う。ここに来るのは今日が最後だ・・・」夏美はびっくりした顔でこっちを向いた。

    2005-06-24 14:23:00
  • 192:

    奈津美

    夏美「海さん、これからも来ていいのよ?」海「・・・いや・・・もういいんだよ・・・最後で・・・奈津美聞いてるだろ?お前なら、そう言うよな?もう、いいんだよって」夏美「・・・海さん」俺は奈津美の墓石に手を当ててゆっくり触った。

    2005-06-24 14:28:00
  • 193:

    奈津美

    奈津美・・・さようなら・・・・・ありがとう・・・。
    涙が少し流れた。生まれ変わったら次はちゃんと必ず巡り会おう。そしてその時は思い切り抱きしめたい。

    2005-06-24 14:33:00
  • 194:

    奈津美

    「パパァ?深海つまんない?」夏美「深海!またママの口紅で遊んだでしょ?!」深海「うっせぇばばあ」
    夏美「どこで覚えたの?!もう!あなたぁ!何とか言ってくださいよ!」海「深海、女の子だろ。ちゃんとしなさい。」深海「だってぇつまんないんだもん!パパどっか行こうよ?」

    2005-06-24 17:38:00
  • 195:

    名無しさん

    名前使ってくれてすごぃ嬉しいデス?ありがとぅござぃます?

    2005-06-24 18:37:00
  • 196:

    奈津美

    いえいえ?あたしの方がありがとうって感じだよ??せっかくみんなが考えてくれた名前無駄にはできないので全部使う事にしました?

    2005-06-24 21:09:00
  • 197:

    名無しさん

    奈津美san皆の名前使ってくれるとかすごぃ良い人ですね?続き楽しみにしてます?

    2005-06-24 21:23:00
  • 198:

    名無しさん

    2005-06-25 00:12:00
  • 199:

    奈津美

    海「・・・深海?・・・深海は若いパパとママがよかったか?」深海「・・・だって・・・」海「ん?言ってごらん?」夏美がソファに座って深海を見つめた。夏美「ママもパパもあなたを愛してるわ」深海「だって・・・プールとか遊園地とか深海はパパとママと行きたいのにいつもお手伝いさんじゃん!幼稚園のみんなはパパやママと行ったりしてんだよ?!」

    2005-06-25 00:33:00
  • 200:

    奈津美

    小さい体いっぱいで深海は気持ちをぶつけてきて涙をいっぱい目にためて。
    夏美「深海ずっと我慢してたの・・・?」深海が小さくうなずいた。私は深海を抱きしめた。海「・・・行こうな・・・今度の休み絶対行こうな」深海「本当に?!パパとママと?!」夏美「行きましょう?ママがお弁当つくるね?」

    2005-06-25 00:40:00
  • 201:

    奈津美

    深海「やったぁ?パパ遊園地行きたい!あっ、動物園がいい!」深海はソファの上に立ちぴょんぴょん跳ねだした。分大さんが微笑む。分大「深海ちゃんよかったね?」夏美「ママお弁当頑張ってつくるね!」深海「唐揚げね!」海「何でも頼みなさい?ママが作ってくれるから」

    2005-06-25 01:53:00
  • 202:

    奈津美

    特別遍
    「深海の世界」

    2005-06-25 01:54:00
  • 203:

    奈津美

    幼稚園の薔薇組です?深海のお家は億ションでとっても豪華で、入口には警備員のおじちゃんがいつも立ってるよ。深海の家にはお手伝いさんもいるよ。

    2005-06-25 02:07:00
  • 204:

    奈津美

    パパは社長さんで忙しいしママも仕事していて深海は少し寂しいけど、きっと大人には色々大変な理由があるんだろうって思いました。だから分大さんが深海の面倒みてくれます。おわり

    2005-06-25 02:10:00
  • 205:

    奈津美

    分大「深海ちゃんすごいねぇ!もう文章がかけるんだね?けど、ひらがなばっかで私には読みにくいかなぁ?」深海「いいの!深海に分かったらいいの!」

    2005-06-25 02:13:00
  • 206:

    奈津美

    今日はこれで終わりです!あっ、そうそうストレッチしてから寝るといいらしいよ?脂肪が燃えやすくなるらしいよ!
    奈津美はジムに行く暇がないので自分でストレッチしてます?もう年だからね、体型維持のために日々努力だよ?カキコミよかったらしてください?あっ、もし私に質問とかあれば書いてね?

    2005-06-25 02:34:00
  • 207:

    奈津美

    今日はちょっと朝から仕事で東京に来てます???最新書けそうにないかも?

    2005-06-25 15:25:00
  • 208:

    しぉり? ゆっくりで良いので書いて下さぁい??楽しみにしてマス???

    2005-06-26 00:19:00
  • 209:

    名無しさん

    風音の名前使ってくれてありがとう?

    2005-06-26 14:08:00
  • 210:

    奈津美

    ごめん?今、仕事で北海道?寝不足でしんどい?今日も無理かも?みなさんすいません?

    2005-06-26 15:50:00
  • 211:

    だい

    名前使ってくれてあんがとぉー、お仕事頑張って!俺この小説大好きですから、またイッパイ書いてくださいねっ

    2005-06-27 00:53:00
  • 212:

    奈津美

    今まで仕事してましたぁ?疲れタァ・・・化粧ちゃんと落としたよ?明日は神戸に戻りまぁす?今からちょっとだけビールでも飲むのだ???明日は休みだからちゃんと書けそうだからね?

    2005-06-27 02:25:00
  • 213:

    奈津美

    今帰宅しましたぁ?何か私が住んでるマンションは昨日あたりからプールに入れるらしく屋上にさっき言ってみたら可愛い子ども達がはしゃぎながら遊んでました?すっかり夏にむけて時間が動いてるね?

    2005-06-27 12:29:00
  • 214:

    奈津美

    分大「深海ちゃん、佐々木夏海ちゃんと柴田櫻子ちゃんと工藤空ちゃんが遊びにいらしたけど、どうする?」深海はテレビを消して分大の所へ走って行き、深海「億ションの中のカフェで一緒にパフェ食べる約束したからそちらに案内してね?」分大「まぁ・・・?そんな約束したの?それで深海ちゃんおやつ召し上がらなかったのね?」

    2005-06-27 14:07:00
  • 215:

    奈津美

    深海は分大さんとカフェに着いた。深海「ここなら悪い人来ないから安心してね?分大さんは家に戻ってて」分大「じゃあ終わったらウエイターに言ってね。迎えに来るから」そう言うと深海は三人の元へ走って行った。

    2005-06-27 14:43:00
  • 216:

    奈津美

    深海「みなさんおまたせぇ」夏海「あら奥さん待ったわよ」深海「ごめんなさいねぇ、主人とちょっと近くまで散歩してましたの?緑が綺麗ですわ」櫻子「さぁ、奥さんおかけになって」空「いつもの頼んでおきましたわよ」かわいらしい小さな奥様ごっこしてる四人の姿を見てカフェに来ていた億ションのマダムが、微笑みながら見ていた。

    2005-06-27 19:53:00
  • 217:

    姫 ◆hiME/EQ9zU

    続き気になる??

    2005-06-29 23:22:00
  • 218:

    奈津美

    姫ちゃんごめんね?昨日急に体調悪くなり、市民病院行って、二日に渡り色々検査されて・・・結果はまぁ問題なかったんだけど過労だろって。仕事で色んな所に行くからストレスもあるみたいで・・・。

    2005-06-30 00:32:00
  • 219:

    奈津美

    奥様ごっこは一時間程度で無事終わり、分大が迎えに来て、億ションの入口にみんなのママがお迎えに来て、深海はみんなとばいばいした。

    2005-06-30 02:16:00
  • 220:

    姫 ◆hiME/EQ9zU

    更新されてる??奈津美?大丈夫??ゆっくり寝て早く治して下さい??

    2005-06-30 12:52:00
  • 221:

    奈津美

    夜。゜☆゜?。゚★?
    夏美「深海今日奥様ごっこしたんだって?」深海「したよ!とても楽しかった!」分大さんがおかずをおぼんからテーブルに置きながら、分大「深海ちゃんはちゃんとマダムなのよねぇ?」深海「そう!深海は奥様なの!ママよりもうぅんとねっ」ハンバーグを大きな口をしながらぱくりと頬張りながら深海はすっかり奥様気分。

    2005-06-30 16:07:00
  • 222:

    奈津美

    夏美「まぁまぁ。奥様お口にソースが着いてますわよ」夏美は優しく微笑みながら、深海の唇からはみでたソースをティッシュでふきとった。分大はくすくす 笑った。

    2005-06-30 16:09:00
  • 223:

    奈津美

    深海は夏美の使っている化粧品や綺麗なデザインのパンプスやお洒落な帽子にスカーフ、かっこいい鞄にたくさんの宝石を見るのが大好きだった。深海の部屋には一つも夏美に近づける物はなく、かわいらしいぬいぐるみにおもちゃのドレッサーに安いおもちゃの指輪。

    2005-06-30 16:13:00
  • 224:

    夏美

    深海の夜の唯一の楽しみは、週に一度帰りが早い夏美とのバスタイムだ。深海「ママ、あのね」アロマの入浴剤の入った湯舟に二人でゆっくりつかりながら深海が言い出した。夏美「なぁに?」深海「深海のママとパパはどうして、みんなのパパやママみたいに若くないの?」

    2005-06-30 16:18:00
  • 226:

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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
  • 260:

    名無しさん

    262 261 260 259 258 257 256 255
    荒らされてるから消してあげて下さい

    2005-06-30 21:28:00
  • 261:

    名無しさん

    2005-06-30 21:36:00
  • 262:

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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
  • 267:

    名無しさん

    もう書くのやめます

    2005-06-30 22:56:00
  • 268:

    奈津美

    今までありがとうございました

    2005-06-30 22:57:00
  • 269:

    名無しさん

    あげ

    2005-06-30 22:59:00
  • 270:

    頑張って書いてほしぃデス?

    2005-07-01 00:30:00
  • 271:

    あげ

    2005-07-01 00:30:00
  • 272:

    奈津美

    深海の話は省略します。

    2005-07-01 03:48:00
  • 273:

    奈津美

    海「深海お誕生日おめでとう」深海「わぁぁ。ありがとうお父さんお母さん」夏美「早いものでもう17になるのねぇ」深海「お母さん毎年同じ事ばっかし!聞き飽きた!」
    深海の17才の誕生日。私は62になった。早いものだ・・・。もうすっかり白髪ばかりになってしまった。

    2005-07-01 05:19:00
  • 274:

    奈津美

    深海「おじいちゃんにも祝って欲しかったなぁ・・・」深海は、仏壇に飾られた父と母の写真を見ながら寂しそうに言った。夏美「・・・きっと見守ってくださってるわよ・・・おじいちゃまあなたの誕生日毎年楽しみにしてたもの」

    2005-07-01 05:22:00
  • 275:

    奈津美

    テーブルに並んだ分大の手料理と夏美が作ったケーキが綺麗に並んだ。海「分大さん、今日は一緒に食事しましょう」深海「あっ!本当だよ!お祝いしてよ!」分大「・・・じゃあお言葉に甘えて・・・」夏美「今日はお母様の一回忌でしょ?」分大は少し悲しい顔をした。海「君のお母さんにはお世話になりっぱなしだった」

    2005-07-01 05:27:00
  • 276:

    奈津美

    深海「いただきまぁす」四人で楽しく食事をした。食事が済むと分大は後片付けをして帰った。夏美は最近体調がすぐれないらしく早めに寝室へ行った。寝室に私も行き、夏美に
    海「明日病院にでも行きなさい」夏美「そうねぇ・・・最近体調悪い日が続いていたし明日行ってくるわね」

    2005-07-01 17:13:00
  • 277:

    奈津美

    夏美にそう言って、寝室を出てリビングに行った。夏美「お母さんは?もう寝たの?」海「あぁ・・・体調悪いみたいだ・・・お前何してるんだ?」

    2005-07-01 17:15:00
  • 278:

    奈津美

    深海「プリクラ帳にプリクラ貼ってんの」テーブルの上にずらりと散らばるプリクラとハサミとノートがあった。海「へぇ今でもそういうのあるんだなぁ」深海「お父さんがあたし位の時もあったの?」海「あったあった(笑)懐かしいなぁ・・・けどこんなんじゃなくもっとちゃっちいかな」

    2005-07-01 17:38:00
  • 279:

    奈津美

    深海「えぇっ?!すごいじゃん!見たい見たい!見してよ」海「えぇっ?もう30年以上昔の話だから・・・」深海「神田のおじさんが言ってたよ・・・お父さんめっちゃかっこよかったんでしょ?由美子おばさんも言ってた」

    2005-07-01 17:45:00
  • 280:

    奈津美

    海「・・・深海は父さんの昔の写真見たことなかったか?」深海「ないない!見せてよ!」海「・・・ちょっと待ってなさい」

    2005-07-01 17:47:00
  • 281:

    奈津美

    書斎に行き本棚の一番下の段にある引きだしをあけた。アルバムが10冊程ありゆっくり一冊ずつ出して床に置いた。この引きだしを開けるのはどれくらいぶりだろうか。家族のアルバムは違う部屋に保管してある。

    2005-07-01 18:36:00
  • 282:

    奈津美

    海「これがお父さんだ」クラスの集合写真のページを開いて指差した。深海「お父さんすっごいかっこいい!この人は?」
    海「神田おじさん」深海「かっこいい!お父さんと神田おじさんが一番かっこいい!由美子おばさんは?違うクラスだったの?」

    2005-07-02 01:15:00
  • 283:

    奈津美

    色褪せて少しくすんだ写真は、無邪気に笑いながらクラスの書いた旗を自慢気に持ち一番前の先生の隣でピースしてる神田とか、懐かしいクラスメイトがそこに居た。
    海「えぇっと、あっ・・・これ」深海「すっごい美人!やっぱきれいだなぁ・・・奈津美お姉ちゃん由美子おばさんにそっくりだもんね!」海「そうだなぁ・・・学年でもかなり人気あったから」

    2005-07-02 01:21:00
  • 284:

    奈津美

    深海は修学旅行の写真を見ながら感心していた。北海道のバスの中やホテルや小樽での写真。
    深海「美男美女グループだねぇ・・・ねぇ、この人は?きれいだねぇ・・・」海「その人は、奈津美っていう人。」深海「奈津美?!この人が奈津美?」海「そう。お父さんが愛した人。」深海「・・・綺麗な人・・・」海「もうずいぶん昔に死んだよ・・・」

    2005-07-02 01:27:00
  • 285:

    奈津美

    深海「お母さんと同じ名前だね・・・奈津美お姉ちゃんの名前はこの人からもらったんだよね?」少し思い出して切なくなった。思い出が写真を見る度蘇る。
    アルバムを閉じた。海「ほら、もういいだろ?おしまい」深海「ありがと?お父さんかっこよかった!」

    2005-07-02 01:32:00
  • 286:

    奈津美

    書斎に戻り、机の上に置いて椅子に座りゆっくり一番後ろのページを開いた。
    奈津美と撮った最初で最後のプリクラが一枚だけ貼ってある。それを見てアルバムを閉じた。

    2005-07-02 01:35:00
  • 287:

    奈津美

    奈津美・・・君の事をどれくらいぶりだろうか。思い出したのは。
    たまに、後悔した。あの時・・・私が君の前に現れなかったらきっと君は今でもこの空の下で笑っていただろうって・・・。ほどけた手を無理矢理呼び止めてつなぎとめようとした自分をずいぶん恨んだ。

    2005-07-02 01:45:00
  • 288:

    奈津美



    一ヶ月後、由美子が病気の為亡くなった。61年の命だった。

    2005-07-02 04:02:00
  • 289:

    奈津美

    神戸―
    何年ぶりだろうか。家族三人で通夜に来た。ホテルに行き着替えてから、会場に着くとたくさんの人が集まっていた。会場の一番前に笑顔の由美子の写真があり涙を誘う。神田と奈津美ちゃんは力ない様子だった。

    2005-07-02 13:31:00
  • 290:

    風音 ◆IKE2/ObsJk

    由美子もおらんくなったんかぁ?でもこの小説はいつ見ても面白いわぁ?荒らしに負けんと頑張ってなぁ?しおり??

    2005-07-02 17:32:00
  • 291:

    奈津美

    深海「神田おじさんと奈津美おねえちゃん寂しそうだったね・・・」ホテルに着いて三人で食事していた。夏美「若いのに・・・大変だわねぇ・・・」海「あぁ・・・」私はあまり食事する気にはなれず、外ばかり見ていた。

    2005-07-02 17:45:00
  • 292:

    奈津美

    順番なんだろうけど・・・毎年誰かが亡くなっていく・・・。仕方のない事なのだろう。
    逃げれない現実なんだ。

    2005-07-02 17:48:00
  • 293:

    奈津美

    次の日葬式が静かに行われた。火葬場までは行かずに、ホテルに戻った。毎回亡くなった人の顔を見る度何とも言えない気分になってしまう。
    夏美「あなた、お茶どうぞ」ホテルの部屋でソファに座りぼぉっとしていると夏美がお茶を入れてテーブルに置いて隣に座った。海「深海は?」夏美「二時間程三宮で買物してくるって・・・全く・・・こんな日に・・・」

    2005-07-02 17:52:00
  • 294:

    奈津美

    海「年頃なんだ・・・仕方ないよ・・・」夏美「・・・そうなのかしら・・・それにしてもいい天気ですね・・・」夏美が外を見ながらそう言った。海「・・・あぁ・・・もう夏になるな」

    2005-07-02 17:56:00
  • 295:

    奈津美

    ミーン。ミーンミーン。太陽の強い陽射しで、アスファルトが焼け着く、「あっつぅぅぅい!なぁ冬月ぃかき氷食べへん?」「あっ、賛成賛成!」奈津美と由美子がそう言った。海「神田おそいなぁ」由美子「プール嫌いなんやろか・・・早く入りたいわ」奈津美「あっ!来た来た・・・えっ・・・浮輪??」

    2005-07-02 18:02:00
  • 296:

    奈津美

    笑顔で浮輪を肩にかけ、手をふって走ってくる神田。プールに来ていた人が笑いながら指差している。神田「ごめーん!浮輪ふくらませとったねーん!・・・えっ・・・どうしたん?」由美子「あんた何で浮輪なんか持ってきてるん?」海「ここ浮輪使えないよ・・・」神田はきょろきょろしている。

    2005-07-02 18:06:00
  • 297:

    奈津美

    おもしろいですか?よかったぁ??
    ありがとう?

    2005-07-02 18:19:00
  • 298:

    奈津美



    はぁ・・・。夏美「あなた降りますよ!」海「・・・あぁ」新幹線を降りて、家に帰った。

    2005-07-02 22:24:00
  • 299:

    奈津美

    何故こんなにもこの胸にあの頃の想い出ばかりが満開に咲き続けては、切なくさせるのだろうか・・・。

    2005-07-02 22:27:00
  • 300:

    奈津美

    最終話
    「1000年愛」

    2005-07-03 00:38:00
  • 301:

    奈津美

    後を追うように由美子が亡くなった三年後神田が亡くなった。

    今年私は89になる・・・。妻は去年亡くなった。深海は母親として三人の子どもを育てている。

    2005-07-03 03:57:00
  • 302:

    めぐ

    奈津美さん頑張って??”ずぅ??と応援してるからッッ???

    2005-07-03 14:48:00
  • 303:

    奈津美

    家を東京から空気のいい北海道に引越しした。のどかでいいものだ・・・。もう体もすっかり小さくなって最近は特にすぐ疲れてしまう。耳もだいぶ遠くなってきた・・・。

    2005-07-03 15:22:00
  • 304:

    奈津美

    つきっきりで私の介護をしてくれる人が交代で四人いる。それに捨てられていた犬のポチも今年で15才。すっかりおじいさんになった「おじいちゃん!桜が咲いてますよ!花見にでも行きましょうか?」介護の人がリビングのソファまで来た。

    2005-07-03 15:27:00
  • 305:

    奈津美

    海「ポチ・・・お前も行くか?」 ポチの頭を撫でたら、しっぽをゆっくり振った。介護「よしっ!ポチも行こう?じゃあおじいちゃん、運転手さん呼んでくるからね?」パタパタ
    リビングを小走りで出ていった。海「そうか・・・ポチも行くかぁ・・・よしよし・・・一緒に行こうなぁ・・・」

    2005-07-03 15:34:00
  • 306:

    奈津美

    車に乗り広い公園に着いた。いくつもいくつも桜の木が広がり花びらがたくさん風と共に舞落ちて、小川にひらりと落ちたり、地面に落ちたりした。

    2005-07-04 08:46:00
  • 307:

    奈津美

    車椅子を押してもらいながら満開のいくつも並ぶ桜の下をゆっくり進んだ。海「ポチ・・・おいで」地面に落ちた桜の花びらを鼻先で匂っていたポチが私の所に来た。介護「綺麗ねぇ・・・」太陽の光がさんさんと桜の花びらを照らし、いくつもの光の糸が私達を照らした。

    2005-07-04 11:00:00
  • 308:

    奈津美

    介護「おじいちゃん、ここの桜の木はねぇ、昔戦争があった時代に恋人がもし、お互いに死んでしまったらここに生まれ変わろうといって植えられた木なのよ・・・毎年綺麗に咲き続けてるの」海「・・・1000年愛・・・だな・・・」
    介護「えっ?何それ?」海「生まれ変わっても生まれ変わってもまた愛し合う・・・1000年愛」

    2005-07-04 11:12:00
  • 309:

    奈津美

    介護さんは、海を見て、桜を見て優しく微笑んだ・・・。介護「1000年愛かぁ・・・素敵ね」しばらく車椅子を押してもらい桜の下をゆっくりすすんだ。介護「おじいちゃん、ちょっと待っててね!車に忘れ物をしたから」そう言って介護さんは走って行った。

    2005-07-04 11:17:00
  • 310:

    奈津美

    ポチと二人キリになった。海「・・・ポチ・・・きれいだなぁ・・・」ポチはゆっくりしっぽを振って答えた。
    海「眠たくなるなぁ・・・ポチ・・・あったかいなぁ」穏やかな春の陽射しの中海はゆっくり目を閉じた。

    2005-07-04 11:24:00
  • 311:

    奈津美

    ―海、海、海・・・―
    ぱち。誰かに呼ばれて目を開いた。海「・・・奈津美?」目の前には無邪気に笑いながら手を引っ張る奈津美がいた。奈津美「みんな待ってるから!」海「えっ?」車椅子に座る自分が17才の姿になっていた。奈津美にひっぱられて車椅子から立ち上がった。海「えっ?」

    2005-07-04 11:28:00
  • 312:

    奈津美


    この物語を全ての人に捧げます。

    「完」

    2005-07-04 11:37:00
  • 313:

    名無しさん

    ??

    2005-07-04 15:18:00
  • 314:

    真湖 ◆Z6X.rcMSSE

    完結ですね?ずっと応援してましたよ?なんだかすごくあったかい気持ちになれるお話でした。途中いやがせ等で大変だったと思いますが、お疲れさまでした。最後までありがとうございます?

    2005-07-04 17:36:00
  • 315:

    奈津美

    真湖ちゃんありがとう?無事完結しましたぁ??本間感想ありがとう ?

    2005-07-04 17:47:00
  • 316:

    ?なちュ?

    完結おめでとございます?奈津美が亡くなった時とかすごい切なくなったけど最後海が幸せな気持ちで亡くなって行ってよかった??もしお時間があればでいいんでまた書いてください?いつまでも応援してます?お疲れさまでした?

    2005-07-04 17:58:00
  • 317:

    奈津美

    なちュちゃんありがとう???荒らされたりして話混乱したのによんでくれて本間感謝です???

    2005-07-04 18:25:00
  • 318:

    TTT ◆Mjk4PcAe16

    奈津美さん完結お疲れ様です(^O^)前作からずっと読ませて頂きました☆登場人物みんなの人生を一緒に過ごせたような感覚でとても楽しかったです(^^)新作も楽しみにしていますね〜♪

    2005-07-04 19:23:00
  • 319:

    奈津美

    TTTさんびっくりしました!あたしもTTTさんの作品読みましたよ?本間よかったって思った??びっくりしたぁ!私はホスト行った事ないんだけど、きっと素敵なとこなんやろね(o^_^o)

    2005-07-04 19:53:00
  • 320:

    名無しさん

    ?

    2005-07-04 20:54:00
  • 321:

    姫 ◆hiME/EQ9zU

    完結おめでとぅ??何かすごぃ楽しく読ませてもらった??途中いろ?荒らされてたりしてどぅなるかと思ったケド完結させてくれてありがとぅ??お疲れ様でした??

    2005-07-04 21:13:00
  • 322:

    奈津美

    姫ちゃんありがとう?楽しく読ませてもらってとか言われて嬉しいです?

    2005-07-04 21:57:00
  • 323:

    ?

    全部読ませてもらったぁ???本間この話好きゃゎ?また新作書ぃて下さぃ?

    2005-07-05 00:36:00
  • 324:

    奈津美

    新作は「みかん色の空。」だよ?懐かしい恋と仲間の大切さをテーマにしてます。

    2005-07-05 00:48:00
  • 325:

    ?

    新作ぁるωゃぁ?また是非読ませてもらぃます??頑張って下さぃねぇ?

    2005-07-05 01:11:00
  • 326:

    だい

    完結おめでとぉ??おもしろかったぁ??? 新作やるんやぁぁぁ?楽しみやわ???いつ頃やるよてぃ???

    2005-07-05 23:52:00
  • 327:

    奈津美

    もう書いてるよ?みかん色の空。

    2005-07-06 00:17:00
  • 328:

    アイカ

    初カキコ!毎日日課のように読んでました。
    奈津美さんは文章力が
    あるので背景とかまで想像が出来てすごく面白かったです。
    新作も見させてもらいます。これからも頑張ってください。
    影ながら応援しています。

    2005-07-08 00:35:00
  • 329:

    名無しさん

    感動あげ?

    2005-07-14 05:04:00
  • 330:

    みか

    「僕等がいた。」読ませてもらいました?めっちゃおもろかったのでこれも読みたいなぁと思ったケド…消されてしまった話がわからないので教えてくださいm(__)m

    2005-07-15 04:32:00
  • 331:

    名無しさん

    2005-07-26 04:35:00
  • 332:

    名無しさん

    2005-07-26 04:57:00
  • 333:

    名無しさん

    2005-07-26 05:07:00
  • 334:

    名無しさん

    2005-07-26 05:15:00
  • 335:

    名無しさん

    2005-08-04 03:44:00
  • 336:
    2005-11-10 00:19:00
  • 337:

    名無しさん

    ????????????

    2005-11-10 05:47:00
  • 338:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 339:

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    あぼ~ん
  • 340:

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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
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