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虹が見えた。
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1:
奈津美
消されたので続き書きます。消される直前まで読んでいた人しか分からないと思うので、カキコミしてくれたら返事であらすじ書きます。
2005-06-10 12:53:00 -
141:
奈津美
海「・・・それは俺だって思う。父さんに孫を抱かせてあげたいって・・・周りのみんなはもう子供大きくなってるのに俺だけ一人身だし」
2005-06-22 21:18:00 -
142:
奈津美
父「一度くらい見合いしてみないか。一度でいいから・・・それともいい人でもいるのか?」海「いないよ・・・仕事ばかりの毎日じゃないか・・・知ってるだろ?」父さんは席をたって、部屋をでて少ししてから戻ってきて写真を見せて来た。
2005-06-22 21:24:00 -
143:
奈津美
色白の人で、着物がよく似合う黒い髪の女性が微笑んでる。海「父さん・・・」父「今年37になるそうだ。日曜約束したからそのつもりで」海「父さん」父「私の仲良くしてる友達の娘だ・・」海「父さん!」バンッ!テーブルを叩いて立ち上がった。父「私の最後のわがままだ・・・」父さんは寂しそうにしながら俺の目を見た。父「お願いだ・・・会うだけでいいんだ」
2005-06-22 23:34:00 -
144:
奈津美
はぁ・・・。ため息をついた。海「・・・会うだけだよ・・・」そう言って自分の部屋に行き、静かにドアを閉めて電気をつけて、机に置いてある写真楯を持ってソファに深く座った。
写真楯の写真をただながめていた。もう古くなって色褪せてる写真の中で無邪気に笑う奈津美と俺がそこには居る。2005-06-22 23:39:00 -
145:
奈津美
写真楯のガラスに映る自分の姿に気付いて鏡を見た。眉間に深く刻まれたしわと、笑うとできる深く刻まれたしわ。目尻のしわもたくさんある。白髪もいつからか目立つようになり、美容院で染めてもらうようになった。 張りのあった肌もやわらかくなり、以前より疲れやすくもなってきたし、年に一度人間ドッグにも行くようになった。
2005-06-22 23:44:00 -
146:
奈津美
最近では写真を見ても思い出せない事がたくさんある。
奈津美という女性が幻だったのかもしれないとまで思う事すらある。現実の俺は、ただの未練たらしい情けない男。2005-06-22 23:47:00 -
147:
奈津美
そろそろもう思い出にしてもいい。もう充分だろう。現実のパートナーを探そう。
そう決めて写真楯から写真をぬいてアルバムにそっと入れた。2005-06-22 23:50:00 -
148:
奈津美
日曜日。父に連れられて料亭に向かった。
個室で向かい合って座った。父「吉永さんどうも」吉永「いやいやぁ久しぶりですなぁ」父「私の息子の海です」海「父がお世話になってます。海です」吉永「立派な息子さんだ・・・海君こちらは娘の」「夏美と申します」2005-06-23 01:55:00 -
149:
奈津美
えっ・・・?
一瞬時が停まった。父「海?どうしたんだ?」夏美「あの・・・」海「あっ・・・すいません・・・」夏美さんは少し恥ずかしそうに微笑み父さんと少し会話していた。2005-06-23 01:58:00 -
150:
奈津美
父さんと吉永さんは先に席をはずし、個室に夏美さんと二人きりになった。静まりかえる中、夏美さんが口を開いた。夏美「なんか疲れません?こういうのって(笑)」と足を伸ばしはじめた。その姿を見てなんか笑ってしまった。
2005-06-23 02:11:00