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《誰にもゆえなかった…でも、貴方なら…‥。》

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  • 1:

    ?奏?

    恐かった…
    引かれる事も軽蔑される事も同情地味た言葉を言われる事も…
    そして、あの時の自分と向き合う事も…
    私が悪いから。すべて私一人が背負うと決めたから。
    でも…それでも…‥

    2005-10-13 11:01:00
  • 21:

    ?奏?

    玄関で待っていると、ドアが開いた。
    大「お前ら遅かったな。終礼遅かったん?」
    雪「そんな事もなかったんやけど〜男と女と歩く早さ違うからやろ!」
    大「お前等足短いもんな!笑 あっ!?翼とか剛とかみんなおるから!」
    そんな会話をしながら部屋へ入ると、男が5・6人いた。いつもと変わらない光景。みんなといつもの様に、冗談をゆったり、いつもの様に盛り上がっていた。

    2005-10-14 17:17:00
  • 22:

    ?奏?

    翼「俺、今コマーシャルでやってるこのCD借りたいねんな〜めっちゃこのアルバムよくない?」
    奏「このアルバムやったら奏持ってんで!貸したろか〜?」
    翼「まじで!?貸して!貸して!」
    このときの翼の笑顔はすごい可愛かった。人気がある理由が分かった気がした。男にも女にも、なに一つ飾らない笑顔でかっこいいからもてるからって決してかっこをつけない。変顔も下ネタもゆう。本間に誰からも好かれる子だった。
    奏「いいよ!また学校持って行くわ!」

    2005-10-14 17:19:00
  • 23:

    ?奏?

    そんな会話から翼と二人音楽の話で盛り上がっていた。
    そろそろ時間も遅くなって来て外も暗い。
    奏「奏そろそろ帰るわ〜雪どおする?」
    雪「雪も帰る〜」
    男たちは、門限などないから雪と二人で帰る事にした。

    2005-10-14 17:21:00
  • 24:

    ?奏?

    翼「お前等気ぃつけて帰れよ!奏!CDよろしくな!」奏「はいはい!」
    そんな言葉を交わし部屋を出た。
    なんだか、思ってた以上に結構楽しかった。
    翼とあんなにも音楽の話で盛り上がるなんて思ってもいなかったし、翼と好きな音楽のジャンルや系統が似ている事も分かった。新しい発見だった。

    2005-10-14 17:25:00
  • 25:

    ?奏?

    雪と二人で、いつもの帰り道を話ながら歩いていると、後ろの方から
    ?「奏〜雪〜」
    と叫ぶ声がした。

    2005-10-14 17:59:00
  • 26:

    ?奏?

    自分達が呼ばれている事に気付き、後ろを振り替えると、そこには、大と翼の姿があった。奏は、何か忘れ物でもしたのかと思って、奏「どおした〜?なんか忘れ物でもしてた〜?」
    と叫ぶと、大と翼は少し小走りで近づいて来て、
    翼「やっぱ女だけでこんな夜遅く歩かせるんは危ないからな!」
    とゆっていた。

    2005-10-14 18:01:00
  • 27:

    ?奏?

    奏「そんなん大丈夫やで?いつもの事やん?笑」
    そお!女だけで帰るなんていつもの事。男たちは門限なんてないからギリギリまで集合した場所で話していたりその子の家に泊まったり!だから女だけで帰るのに恐いとか危ないとかなんてなかったし送ろうか?とゆう次元の話ではなかった。だから少しビックリした。
    大「まぁ今日は送るやん!笑 俺は雪送るし奏翼に送ってもらい〜な?笑」
    なんだか大がやたらとニヤケていたので、少しムキになって、
    奏「え〜いいわ!奏大丈夫やから!一人で帰れるし雪だけ送ったって?」

    2005-10-14 18:04:00
  • 28:

    ?奏?

    すると、すかさず翼が、
    翼「ええねん!ええねん!送ったるから!可愛え〜女一人で帰らすなんて危ないわ!」
    と、笑顔でゆってきた。その時の笑顔は、本当に無邪気で可愛いとすら思った。それに、なんか、ああ〜女なれしてるなって正直思った。でも、だからこそこのなにげない冗談じみた優しさが女心をくすぐるんだろうなとも思った。笑
    雪「翼もこおゆうてくれてるんやし送ってもらい?やっぱ女の一人は危ないしさ!」
    雪は、なにかを察したのだろう。翼が送る事を進めてきた。

    2005-10-14 18:07:00
  • 29:

    ?奏?

    奏「ん〜ん。じゃぁ送ってもらおっかな!ごめんな?ありがとお。」
    私が納得して翼に送ってもらう事を了承すると雪も大も翼もうれしそうだった。でもこの時の奏には全然意味がわかってなかった。
    翼「じゃあ俺こっちから送ってくからまたあとで〜」そおゆって、雪と大に手を振った。

    2005-10-14 18:08:00
  • 30:

    ?奏?

    翼「そおなん!?めっちゃええやん!だから可愛いんか!」
    奏には、翼の考えている事が分からなかった。今まで翼とは友達をやってきて仲はよかったけど、可愛いとかゆう仲ではなかった。
    奏「なんか今日翼変じゃない?今まで可愛いなんてゆった事なかったのに!」
    翼「いや!思ってたで?ただ今まではゆってなかっただけ!」
    翼の笑顔は、いつも無邪気。素直な気持ちなんだって分からされる。翼を今まで意識してみたことなんてなかった。みんなと一緒!友達。でも素直に可愛いとゆわれた事がうれしかった。

    2005-10-14 18:26:00
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