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『ごめんね』と『ありがとう』
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1:
りの
いろいろあった経験を小説風にまとめてみました??
2005-09-19 05:08:00 -
59:
りの
『心配かけてごめん。やけど、もう大丈夫やから。りゅうありがとう。』 安心してまた涙がでてきた。今日一日でいろんな涙を流しただろう。 『何があったかわからへんけどもう二度と無茶な事すんのやめてな。りの、もっと俺に頼ってきてや。俺は絶対りのの事守ったる。』
2005-09-22 17:18:00 -
60:
りの
りゅうの一言一言が胸にしみわたる。 『りゅう、ありがとう。』この時にはもう、私にとってりゅうの存在はなくてはならないものとなっていた。もしりゅうが居なければ私は壊れきっていたかもしれない。りゅうの優しさ、りゅうのぬくもり、一生りゅうの傍にいたいと願った。
2005-09-22 17:28:00 -
61:
りの
落ち着いてからりゅうには一応あった出来事を全部話した。りゅうに心配かけてしまった申し訳なさもあったし、りゅうには何でも話しておきたかった。 『何なんそれ‥。ほんまりののおやじ意味わからへん。頭おかしすぎやろ。』 りゅうは少しとまどい、言葉につまっていた。
2005-10-03 15:31:00 -
62:
りの
それもそうだろう。親の愛をたくさん受けて、暖かい家庭で育ったりゅうには理解不能な事であろう。 『俺、りののおやじに会ってくるわ!』 『ええって!』 『何でなん?一回殴ってやらな気がすまへん。』
2005-10-03 15:37:00 -
63:
りの
『りゅうを巻き込みたくないねん。りゅうの家に住ませてもらってるだけで幸せやし。もう二度と会わへんようにするから。りゅうが会ったところであの人は変わらへんって。絶対勝手に会ったりとかしんといてや!!』 『‥。』
2005-10-03 15:47:00 -
64:
りの
りゅうを巻き込みたくないと言うのも事実だけど、本当はりゅうにあの人の醜い姿を見られるのがすごい嫌だった。りゅうには全部知ってもらいたいと思う反面まだどこか親の事を隠しておきたいと思った。私はとても矛盾している。
2005-10-03 16:11:00 -
65:
りの
『わかった。もう二度とおやじに会わへんようにしといてや。』 こうしてこの一件はとりあえず落ち着いた。この一件のおかげかどうかはわからないが、りゅうと私の仲は自分の親より何より深まった気がする。
2005-10-03 18:45:00 -
66:
りの
それからというものの平穏な日々が続いた。洗濯、掃除、炊事など家事はほとんどやった。ただで住ましてもらってる私ができるせめてものお礼であろう。それでも、りゅうのお母さんは『そんな気使わなくてもいいで。』と家事を済ましてしまう。なんて優しい人なのか。
2005-10-05 14:34:00 -
67:
りの
『私にやらしてくださいよぉ!』といつもお互い仕事の取り合いになる。どんな事ででもいいから、この家の役に立ちたかった。必要とされたかったのだ。私にはここしか居場所がない。そして夜になり、仕事から帰るりゅうを待つ。こんな幸せな事はない。
2005-10-05 14:49:00 -
68:
名無しさん
読みたい?頑張って?
2005-10-12 20:35:00