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売れっ子ホステスの恋【コピペ】
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1:
本スレが無駄に上がるし読みにくいのでコピペします。
純粋に沙恵ちゃんの小説読みたい人だけ見てほしいです。
感想、しおりのスレはまた別で作るのでここには何も書かないで下さい。
お願いします。2005-09-12 20:22:00 -
11:
そうしてあっという間に書き物を済ませ、ママの一方的な意見で来月の21日から働く事になった。。。亜希『そろそろ仕事なんで…。』ママ『…?あっ!そうやんな。遅くなってごめんねぇ。山本、お店まで送ってあげなさい。亜希ちゃん、来月楽しみにしてるねっ。。』亜希『あ・・・は、はいっ。。』
2005-09-12 20:38:00 -
12:
愛想笑いをして店を出ると、急に全身の力が抜けた。「疲れた…」山本『はははっ!緊張したぁ?』亜希『はい。。何か仕事行く前から精神使いすぎたかもしらん。』山本『そっかぁー。けどママ、亜希ちゃんの事めっちゃ気に入ってるで☆あんなご機嫌に面接したん初めてちゃうかなぁ?』
亜希『まじで?』山本『うん!』亜希の中で複雑に絡んでいたモヤモヤが、少しだけ溶けた気がした。。「ママが気に入ってくれてるんなら、、行ってみてもいぃかなぁ。」2005-09-12 20:39:00 -
13:
――それから一ヵ月後・・・――ついに初出勤の日がやって来た。亜希は山本に言われた通り指定された美容院で髪をセットしてもらい、先週買ったばかりのドレスを着て店へ向かった。。
亜希『おはようございまぁす…』扉を開けて挨拶をしてみた。だが返事が聞こえて来ない。。「早く来過ぎたかなぁ?」
亜希『おはようございますっ!』もう一度大きな声で言ってみた。『おはようございまぁーすっ。』山本ではない、別の男の声がした。恐る恐る中へ入ってみると、、客席にボトルを置いてる黒服が見えた。。2005-09-12 20:40:00 -
14:
まだ22歳ぐらいだろうか。一瞬『ホストか!?』と思う程綺麗な顔をしている。スタイルもいいので、スーツ姿がよく似合っていた。。
亜希『あっ、あのぉ…。はじめましてっ。今日から入った亜希です。よろしくお願い致しますっ!』『今日から来る18歳ってお前かぁー。俺チーフの前田なぁ。前田圭司。ちょっと手伝ってやぁーっ。』「はぁ!?何であたしが手伝わなあかんのよぉ。。けどまぁ新人やし…素直に言う事聞いとこっ。」
2005-09-12 20:41:00 -
15:
それを聞いて亜希は自分が持ってる限りの知識で話をしようとネタを考えていた。。。
亜希『終わりましたよぉーっ。』圭司『ありがとぉ。これ飲み。』圭司が無表情で差し出したのは、ゲストグラスに並々と注がれたオレンジジュースだった。
亜希『何でオレンジなんですか?』圭司『お子ちゃまはジュースでえぇねん。黙って飲んどけやぁー。』亜希『はぁーっ?子供扱いしやんといてくださいよ。』
圭司『どっから見てもガキやん(笑)ほらっ!ストローも付けたるから早よ飲めって。他の奴出勤して来たら飲まれへんで!』2005-09-12 20:43:00 -
16:
亜希『まじで!いただきます!』亜希は飲めなくなる事に焦り、急いでストローをくわえると一生懸命吸い込んだ。。
圭司『プッ・・・!はははっ!』 亜希のリアクションを見て、急に圭司が声を上げて笑い出した。
亜希『…プハッ!何がそんなにおもろいんですかぁ!?』
圭司『今言うたん嘘やでぇ(笑)』亜希『もぉーっ。ほんま冗談キツイっすわぁ(>_2005-09-12 20:44:00 -
17:
そして何より仕草がとても色っぽい。女の亜希でも惚れ惚れする程、全てが完璧だった。
結香『結香です。亜希ちゃん、よろしくねっ☆分からん事あったら何でも気ぃ使わんと聞いてな?』亜希『はっ・・・はいぃぃ。。』ギクシャクしながらも何とか挨拶を終え圭司がいる所へ戻って行った。圭司『結香さんうちの?1やで』 亜希『やっぱりなぁー。あの色気はただ者じゃないと思ったぁ。』結香『同伴行ってきます。10分頃来るから。いつものワイン用意しといて。』
圭司『はい!』亜希『いってらっしゃいませっ!』2005-09-12 20:47:00 -
18:
結香を見送ると、圭司がせっせとワインの用意を始めた。
亜希『それ、どこの席に持って行くん?〇〇銀行さんのとこぉ?』圭司『VIPやで。▲▽不動産の会長。うちの一番デカイお客さん。』亜希『まじで・・・?結香さん、そんな人と同伴して来るんや!』圭司『結香さんの客やからな。』「結香さん……素敵すぎる‥!」ほんの数分しか会っていないのに、亜希の頭の中に「結香さん〓デキる女」とインプットされていた。それと同時に「結香さんみたいになりたい」と、憧れを抱いた。それ程結香に魅かれていったのだ。2005-09-12 20:48:00 -
19:
『おはようございまぁーすっ。』7時50分頃、次々にホステスさんが出勤して来た。その度に亜希は丁寧に挨拶をしていき、まだ接客もしていないのに常にニコニコ笑っていた。「ほっぺた疲れた…。。」待機席でほっぺをマッサージしていた。。桃『亜希ちゃんハムスターみたい☆』 向かいに座っていた桃が亜希の仕草に笑って指差している。
それから桃と亜希はすぐに仲良くなり、マネージャーに呼ばれるまでずっと喋っていた。。。
桃は21歳で、すごく可愛らしい顔をしている。口調は少しギャルっぽく、ショッキングピンクのドレスがよく似合っていた。。2005-09-12 20:49:00 -
20:
歳が近いのもあってかどんどん会話も弾み、亜希達は番号交換をした。。
桃『うちには敬語禁止なぁ☆で、うち本名「恵」やから。そっちで登録しといてっ♪普通に「めぐ」って呼んでくれていぃし。出勤前にご飯行ったりしようやぁー。』亜希『うんっ!あたしも「亜希」でいぃよっ。よろしくねぇっ。』桃『おうっ☆よろしくなぁー!』マネージャー『桃、亜希ちゃん、◇◆化粧品さんの所着いて。桃、ちゃんとサポートしたってや。』
桃『はぁい☆亜希っ!行こっ。』桃が笑顔で亜希の手を繋ぎ、ご機嫌に待機席を立った。2005-09-12 20:50:00