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売れっ子ホステスの恋【コピペ】
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1:
本スレが無駄に上がるし読みにくいのでコピペします。
純粋に沙恵ちゃんの小説読みたい人だけ見てほしいです。
感想、しおりのスレはまた別で作るのでここには何も書かないで下さい。
お願いします。2005-09-12 20:22:00 -
21:
桃『あっちのハゲが社長で、その横のデブが営業部長な。社長は化粧品誉めたら喜ぶわぁ。営業部長は肌の相談とかしたら調子乗って喋りだすから黙って『ハイ。ハイ。』言うとき?いっつも発売前の試供品いっぱいくれるから好かれたら得やで。じゃっ☆行くかぁー。』黙って頷くと桃はニッコリ笑って舌を出した。桃に手を引かれ、客席へと歩いていく。。
桃『社長っ☆部長っ☆お久しぶりですぅ!お隣失礼させていただきます。社長、ニューフェイスの亜希ちゃんですっ。可愛らしいでしょ?』2005-09-12 20:51:00 -
22:
亜希『はっ…!はじめましてっ。亜希という者です。えっと、、どうぞよろしくお願い致します。』友里子『プッ…!ははははっっ!かぁわいぃーっ☆上がってるぅ。亜希ちゃん、歳いくつ?』
亜希『じゅうっ……はちです。』社長『18ぃ!?わしの娘より下やんけ!わっかいなぁーっ。。。』亜希『ありがとうございます。』桃『亜希っ☆部長の隣座らしてもらい?部長っ☆亜希ちゃんっ♪』部長『俺最近欲求不満やから触るでぇ(笑)〃』
そんな冗談に笑いながら部長の隣に座り、桃に言われた通り化粧品の話をした。2005-09-12 20:53:00 -
23:
すると2人ともすごく喜んでくれ、会話も弾み、亜希自身もだんだん楽しくなってきていた。
マネージャー『亜希さん、お願いします。』楽しい雰囲気の中急にマネージャーに呼ばれた。チェンジの合図だ。社長『何やぁ。もう行くんか?』亜希『はいぃー。あたしも離れたくないんですけどねぇー。。。』友里子『初めてやから挨拶廻りするんよっ。亜希ちゃん早くっ。』社長『そうかぁ。また来いよ。』亜希『はいっ!失礼しまぁす!』社長と部長に乾杯し、グラスを持ったまま小走りでマネージャーの所へ行った。2005-09-12 20:54:00 -
24:
マネージャー『グラスなんか持って来んでいぃよ。前田が片付けるから。次会長の席行こか。結香さんのお客さんやから粗相のない様にね』「え"っ!即効会長の席ぃ!?」 亜希『あ、、はいっ。』
会長の席、VIPルームは個室になっており、中にはカラオケが設置されている。マネージャーに連れられ扉の前に来ると、女の人の歌声がかすかに聞こえて来た。きっと結香さんだろう。。。
マネージャー『失礼しますっ!ニューフェイスの亜希さんです!』
マネージャーの大きい通る声がVIPルームに響き、全員が亜希に注目した。2005-09-12 20:55:00 -
25:
ヤクザっぽい顔をした人、そしてその隣もヤクザっぽい。その間に赤ワインを飲みながら優雅に座る結香さん。その向かいでは葵さんが山口百恵を熱唱している。まるでミ〇ミの帝王に出て来る様な光景。。。亜希はその光景に体が硬直した。結香『亜希ちゃん、どうぞっ。』結香が微笑みながら手招きする。亜希は一瞬逃げたくなったが「これも仕事の為っ!」と、ゆっくり前へ進んだ。
結香『会長、新人の亜希ちゃん。まだ18歳やから色々教えてあげてね。お酒の味も食事の味も。。』2005-09-12 20:56:00 -
26:
葵さんが亜希にワインを差し出す。亜希はワインを飲んだ事がなく、グラスに注がれた真っ赤なワインをじっと見つめていた。「これが55万かぁ…。おいしいんかな?」
亜希『はっ…はじめましてっ。いただきますっ。』
震える手でグラスを持ち会長らと乾杯すると、少しだけワインを口に含んだ。。「う"っ!まずっ!!」 かなり味が濃くて苦い。しかも常温のせいか喉越しが悪く、飲むに飲めない。亜希は覚悟を決めて、薬を飲む様に目をつぶって一気に飲み込んだ。「うえっ……。。」2005-09-12 21:00:00 -
27:
結香『どう?おいしいやろぉ?』亜希『はいっ!こんなおいしいの、生まれて初めてですぅっ!!』会長『そうかぁ。お前酒飲みやのぅ。ようさん飲めよぉー。』
亜希『はいっ!いただきます!』今度は息を止めて半分くらいまで飲み込んだ。しばらくすると頭がガンガンし、目の前が霞み始めた。「やばい…頭痛いって。けど、接客しないと。会長やしな…。。」葵『あははぁーっ。会長ぉーっ。あたしぃ、よっぱらったいまったぁー(私酔っ払いました)。』2005-09-12 21:01:00 -
28:
葵さんもかなり酔ってしまっている。水割りを作ろうとしているが、視点が定まらないのかたくさんこぼしている。。
亜希『葵さんっ!あたしやるんで代わって下さい。』ズキズキ痛む頭を押さえながら右手を差し出す。すると葵さんは席を外し、従業員用トイレへ走って行った。そのまま葵さんが帰って来る事はなく、ワインもたっぷり残ったまま…。亜希は仕方なくワインを飲み続けた。。 『亜希さん、お願いしますっ。』マネージャーに呼ばれ、会長らに挨拶すると、壁伝いに歩いて部屋を出た。。2005-09-12 21:02:00 -
29:
マネージャー『亜希ちゃん大丈夫?』 亜希『ごめんなさい……。結構きてます・・・。う"えっっ!!』 急に吐き気が襲い、その場にうずくまって口を強く押さえた。。。マネージャー『前田っ!ちょっと亜希ちゃん頼むわ。亜希ちゃん、トイレで少し休憩しときぃ?』
亜希は首を縦に振ると、マネージャーと圭司に支えられて従業員用トイレまで歩いた。すると圭司も一緒にトイレに入って来て、亜希の背中をずっと擦っていてくれた。。
圭司『亜希、大丈夫か?お前初日から飛ばすなやぁ。』2005-09-12 21:03:00 -
30:
亜希『ごめっ…ごめんなさい。』圭司『もうっ。アホぉーっ。(笑)』圭司は優しく微笑んで亜希の頭を撫でた。「圭ちゃん、、結構いぃとこあるやん。」トイレに顔をうずめながら圭司の優しさに浸っていた。。
圭司『んっ。水飲んでスッキリしろ』亜希『うん。。あいやとぉ…。』まだ意識がはっきりしないまま、震える手でグラスを受け取ろうとした。だが、グラスの位置が分からなくてグラスを受け取れない。。
圭司『もうっ。世話やけんなぁ。飲ましたるから口開けろっ!!』亜希『あーんっ。。』2005-09-12 21:04:00