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ゆきだるま
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1:
カナ
僕ゎゆきだるま
僕ゎ小さい子達に命をふきこんでもらったゆきだるま。でもずっとひとりぼっち。僕ゎ冬しか生きられない。冬を過ぎてしまったら、僕ゎどうなってしまうんだろう…2006-06-17 02:44:00 -
16:
カナ
男の人をとりあうこともなければ、4人が常にそろっているわけではないのに、陰口もない。ケンカになる事なんか絶対になかった。
2006-06-17 03:25:00 -
17:
カナ
『太陽』
2006-06-17 12:55:00 -
18:
カナ
冬がくるのが怖い僕に、ある日友達ができた。朝になるとお話してくれる。夜になるまでずっと僕を一人にしない。明るくて、いつもニコニコしてる太陽さん。大好きな友達。ある日僕は太陽さんに聞きました。『僕は冬を過ぎたらどうなるの?』太陽は答えました。『君は君じゃなく、別の君に変わるんだ。』雪だるまは意味がわからなかったケド、ほんの少し恐くなくなりました。
2006-06-17 13:00:00 -
19:
カナ
仲間達と過ごす毎日。でもそんな毎日が、長かったように感じていたがそう長くは続かなかった。
2006-06-17 13:02:00 -
20:
カナ
みんなそれぞれ彼氏ができた。4人が全員彼氏ができた時、私達は旅立つ事にした。この先一人になる事もあると思うケド、がんばる事を決めた。
2006-06-17 13:05:00 -
21:
カナ
不安よりも、新しい事に踏み出す事でむしろワクワクしていた。仲間達と過ごした事で、ずっと残っていた孤独のしこりは、なくなっていた。
2006-06-17 13:07:00 -
22:
カナ
『水蒸気』
2006-06-17 13:09:00 -
23:
カナ
僕は太陽さんと毎日楽しく過ごしていた。でもとうとう冬も終わりに、近付いてきた。太陽さんが僕を照らす。僕は暑くてたまらない。ある日の午後、僕は消えてなくなった。いつか太陽さんと話した、別のものになった。まわりからは見えないけれど、僕は天に登ってる。少しずつ。でも確実に天に向かっている。
2006-06-17 13:14:00 -
24:
カナ
-旅立ちの日-
みんな泣いた。でもみんなでがんばろって励ましあった。この先に何があるかわからないケド、でも私達は一生仲間。そう言ってそれぞれの道に進んで行った。2006-06-17 13:16:00 -
25:
カナ
私は彼氏との道を選んだ。毎日家族ごっこ。『おかえり』そう言いながら幸せを感じていた。毎日愛し合い、他に欲しい物ゎなかった。
2006-06-17 13:20:00