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1:
サトコ
つたない文章ですが、よかったら読んでみてください。
2005-09-23 01:12:00 -
15:
サトコ
18さん、読んでくれてありがとう!!??
今日はここまでにしますね☆?☆2005-09-23 18:49:00 -
16:
サトコ
テツヤが帰って来る日になった。母は朝からご機嫌だ。リビングで母と喋っていると、「ピンポーン」とチャイムがなった。急いで鍵を開けに行く母。あたしも玄関にむかうと、そこにはテツヤが立っていた。やっぱり何も変わらないアキバ系の兄だった。しかし…
彼はニコッと笑って、あたしたちにむかって「ただいま」と言った。2005-09-23 23:22:00 -
17:
サトコ
信じられなかった。あの無口で無表情の兄が…何年ぶりだろう、テツヤのあんな笑顔を見たのは。それからも、彼は穏やかでよく喋った。
2005-09-23 23:31:00 -
18:
サトコ
「サトコ、○○って漫画知ってる?全巻そろえたから読んでみるか?」「うん、読む!!」あたしは家にいる時は、テツヤと漫画の話をしたり、一緒にゲームをしたりした。ほんとは少年漫画なんて普段は読まないし、テレビゲームも嫌いだ。けど、あたしは一生懸命テツヤの相手をした。何があったかは知らないが、テツヤが変わったことを心から嬉しいと思ったから。
2005-09-23 23:39:00 -
19:
サトコ
ある日、バイトから帰ってリビングで母と夕飯を食べていると、テツヤがきた。「てっちゃんも早く食べなさいよ」という母に、彼は小さい声でこう言った。「明日、家に友達呼んでいいかな?」
あたしは思わず母の顔を見た。母は一瞬驚いたような顔をしたが、満面の笑みで、「いいわよ」と言った。2005-09-23 23:46:00 -
20:
サトコ
そして次の日…
あたしは夕方バイトから帰ってきた。自分の部屋に入ろうとすると、隣のテツヤの部屋からで笑い声が聞こえ、足をとめた。テツヤが友達と笑いながらなにかしゃべっている。とても楽しそうだ。あたしは一人で微笑み、自分の部屋へ入った。2005-09-24 02:56:00 -
21:
サトコ
バイトの疲れでいつの間にか眠っていて、起きた時にはテツヤの友達は帰っていた。家族で夕ご飯を食べている間、テツヤはずっとしゃべっていた。「あいつさー、めちゃゲーム強いんだよねー」子供のように目をキラキラさせて話す。「そっかぁーよかったね」あたしも笑顔で話を聞いていた。穏やかな気持ちだった。
2005-09-24 03:02:00 -
22:
サトコ
9月になり、あたしは学校が始まった。
ある日の昼休み、クラスメイトのアキの席にみんなが集まっていた。「何見てんの〜??」「アキのお兄ちゃんの卒アル!!アキのお兄ちゃんばりかっこいーよねぇ〜」
アキのお兄ちゃん…テツヤと同じ学年だ…
ドクン…心臓の鼓動が激しくなった。2005-09-25 01:43:00 -
23:
サトコ
その時、クラスで一番仲がよかったミサが、「あー!!これサトコのお兄ちゃんちゃうん??名字一緒やぁん!!」と笑って指差したのは…テツヤだった。自分の名字が珍しいのを、あの時ほど怨んだことはない。
あたしは笑顔で言った。「ミサひどいわー!!んなわけないやんか〜!!」2005-09-25 01:48:00 -
24:
サトコ
「だよねえ〜??あはは」と爆笑のミサ。横にいたアカリが「サトコの兄ちゃんがこんなアキバ系なわけないやんなー!?キモいしー!!」
「ほんまやわ!!やめてやぁ」あたしはずっと笑っていた。だけど、心の中では泣いていて、心臓は張り裂けそうだった。2005-09-25 01:54:00