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別離の始まり

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  • 1:

    花綾 ◆kJmhGaf60.

    初めて書くので下手ですが時間が余ったときにでも読んでみて下さいm(__)m

    2005-09-17 00:00:00
  • 28:

    花綾 ◆kJmhGaf60.

    「あの、すいません」女が顔を上げた。その瞬間、晧輝は女の瞳に惹かれた。何もかもを見通せそうな大きな瞳。少し吊り上がっていて猫を思わせる。その瞳が一瞬晧輝を見た後、すぐに携帯へ顔を戻した。(人違い?でも、こいつ以外にそれらしいの、いないし…)「すいません」もう一度声をかけた。すると女が立ち上がった。晧輝の顎くらいまでしかない身長。小さい女だ。しかし改めて顔を見るとやはりその瞳に惹かれる。その瞳をまっすぐに晧輝に向け、「何?私人、待ってんだけど」

    2005-09-17 02:34:00
  • 29:

    花綾 ◆kJmhGaf60.

    そう言った途端、女の表情が激変した。ふわっと微笑むと、「あぁ、なんだぁ。ごめんね、キャッチだと思ったから無視しようと思っちゃった」と笑顔のまま話す。「そうなんだ。オレ、人違いしたかと思ったよ」「ほんと、ごめんね。お迎えありがとう。お店近いの?」「うん。すぐそこだよ。そこに見えているビルの三階」「そっか。じゃ、行こっかぁ」そう言われて、女の一歩先を道案内するように歩きだした。

    2005-09-17 02:45:00
  • 30:

    花綾 ◆kJmhGaf60.

    第一印象最悪。でも、話した途端、雰囲気が変わった。何より晧輝はその瞳に惹かれた。こんな瞳をした女に出逢ったのは初めてだった。晧輝は店に清香がいるのも忘れて、この後の時間を少し楽しみにしながら花綾を連れて店へと戻って行った。

    2005-09-17 02:49:00
  • 31:

    花綾 ◆kJmhGaf60.

    今日はここまでです。更新は明日の夜になると思います。良ければ続きも読んでやって下さいm(__)m

    2005-09-17 02:50:00
  • 32:

    花綾 ◆kJmhGaf60.

    side A〜花綾〜
    ほんの少しの距離を花綾は男と話すことなく、店へ向かった。男はビルに着くとエレベーターで三階花綾を案内した。黒いドアに金の文字で書かれた店名。『Tresor』。その名前を目にし、花綾は少し瞳を見張る。花綾が使っている香水と同じだったからだ。(ヒロ、そんなこと知ってたっけ)そう思いながら店へ入る。

    2005-09-17 22:23:00
  • 33:

    花綾 ◆kJmhGaf60.

    「水割りでいい?」「ロック」「酒強いの?」「うん。そこら辺のつまんない男よりはよっぽどね」「ははっ。オレもつまんないって言われないように頑張るよ」「頑張ってね。花綾、お酒弱い男、嫌いだから」「わかったよ。じゃあ乾杯!」「乾杯」乾杯をし、花綾は一気にグラスを空けた。喉が熱い。それから、カウンターを挟んで目の前にいる男をじっと見た。

    2005-09-17 22:33:00
  • 34:

    花綾 ◆kJmhGaf60.

    充電がなくなりそうなので今日はここまでです。また明日更新しに来ます。

    2005-09-17 22:36:00
  • 35:

    花綾 ◆kJmhGaf60.

    さっき見たときに思ったが、やっぱり綺麗な顔をしている。切れ長の一重の目、鼻筋も通っている。薄い唇に、剃り跡のない綺麗な顔。(顔は好みなんだけどなあ)そう思っていると

    2005-09-19 23:46:00
  • 36:

    花綾 ◆kJmhGaf60.

    「何?オレの顔、なんか変?」「ううん。綺麗な顔だなぁと思って」「綺麗!?それって誉め言葉?」「うん。花綾の中では最上級の誉め言葉」「そっか。ありがとう」「いいえ。ね、名前、なんていうの?」「あ、オレの名前聞いてなかった?晧輝だよ」「こうき?どんな字?」「晧々と輝く、の晧と輝で晧輝」「へえ。名前も綺麗だね。本名?」「そ。オレの母親がつけた名前」「ふうん」「花綾って名前も可愛いよね。意味は?」「意味なんてないんじゃない?きっと適当につけただけだよ」「そんなことないだろ」「そんなことあるから、そう言ってるの」

    2005-09-19 23:55:00
  • 37:

    花綾 ◆kJmhGaf60.

    そう言うと花綾はグラスを差し出す。「空いてるんだけど」「ああ、ごめんね」晧輝がグラスに焼酎を注ぐ。それを花綾はまた一気に飲み干した。「ちょ、花綾ちゃん、いくら強いったって、そんなペースで飲んで大丈夫?」「大丈夫。今までお酒でつぶれたことないから。そんなこと気にしないでいいから早く注いで」晧輝が心配そうな顔をしながら焼酎を足す。

    2005-09-20 00:00:00
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