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勇気

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  • 1:

    里沙

    ごめんな…の中に出てきた里沙ですm(_ _)m
    秀と別れてから、里沙は秀に対する罪悪感でいっぱいでした。でもここで秀があの頃ホントは苦しんでいた事や、前を向いて歩き始める姿をごめんな…を通して知って里沙自身何かが吹っ切れました(^-^)
    そして此処で再会した意味をずっと模索し出た答えですm(_ _)m
    これから書くのは、別れを切り出すまでの里沙の葛藤、あの頃の秀への思い、そして別れてからの事ですo(_ _*)o
    読んで頂ければ嬉しいかな(^-^)

    2005-08-28 01:50:00
  • 37:

    里沙

    彼の腕の中で泣きながら頷いた。
    それから里沙は毎日のように勇の家にいた。そしてオーナーに二人のことを報告した。仕事をすぐに辞めるわけにはいかないのでそれ以外には隠さなきゃいけなかったけれど嬉しかった。
    だけれど秀のもとにもう一度行かなきゃいけなかった。そう残っている荷物を取りに行くため。
    気持ちは勇に向かってる。でも会ってしまったら揺らぐんじゃないかと恐かった。考えるといつも寂しかった頃を思い出し何度も夢にうなされた。荷物なんて取りに行きたくはなかった。でも大切な物もあるからそうゆうわけにはいかなかった。勇に話すと「不安ならついていこうか?」と言うだろう。でも彼の事を思えばそこまで甘えるわけにはいかない。
    彼の家から帰った里沙は秀のもとに電話をする。「もしもし?」懐かしい声。仕事後に荷物を取りに行くことを伝え仕事場へと向かった。

    2005-09-01 19:59:00
  • 38:

    里沙

    勇の顔を見ると後ろめたさで胸が苦しくなった。仕事はほとんど上の空だった。「お疲れ様です」いつものように明るく振る舞ってみせ店を後にし二人で暮らしていたマンションへと車を走らせた。
    チャイムを鳴らすと懐かしい香りとともに玄関が開けられた。「久し振り。」不自然な秀の笑顔に胸が痛んだ。黙々と荷物をまとめていると突然「彼氏は出来たんか?」秀の問いに答えに戸惑いを感じた。でも意を決して「出来たよ」と答えた。「へぇどんな奴?」秀がなぜそんなことを聞くのかわからなかった。でも秀に対する罪悪感もあり気はすすまなかったが荷物をまとめながら彼のことを話た。

    2005-09-01 20:14:00
  • 39:

    里沙

    話終えるとまた沈黙が続いた。ちょうど荷物もまとめ終わり車へと運ぶ。「手伝う」とゆう秀の手助けを断り黙々と車に運びこまれてゆく荷物。自分の物が減ってゆく部屋の中。自ら決めたはずだったのに苦しかった。どうしようもなく寂しかった。

    2005-09-01 20:17:00
  • 40:

    里沙

    今日はここまでにしますo(_ _*)o

    2005-09-01 20:17:00
  • 41:

    名無しさん

    リサちゃんがんばれぇ??

    2005-09-02 02:29:00
  • 42:

    里沙

    そしてとうとう最後の荷物を持ちエレベーターに乗った。
    秀も「ゴミを出しに行く」と言って一階まで一緒に降りる。ほんの数秒がとてつもなく長く感じた。何度も重なる視線に涙が溢れそうになる。切ない。ホントにこれが正しかったのかわからなくなる。ただ後戻りは出来ない。変わりたい。変わって欲しい。そんな想いが強かった。

    2005-09-04 16:11:00
  • 43:

    里沙

    車に荷物を乗せ終え秀の方を向く。
    (笑ってよう。泣かないで最後くらい笑顔でいよう)そう思い、「じゃあね」と精一杯笑って別れを告げた。車に乗り込みエンジンをかけ走り出す。バックミラー越しに見える秀が見えなくなるまで見ていた。大通りへと出るために曲がり秀の姿は見えなくなった。そこから何処をどう帰ったのか家に帰り荷物を借りたばかりの部屋に運び終え携帯を何となく開いた。[着信あり]と表示され見てみると秀からだった。掛け直す。数秒間の無機質な呼び出し音の後に「もしもし…」秀が出る。「どうしたの?里沙なにか忘れ物かなにかした?」と必死に平静を装ったのに、電話越しの秀の口から出たのは「おまえの気持ちはわかった。俺が悪かった。戻って来てくれへんか?」また予想外の言葉に気持ちがぐらつく。足下から何かが今にも音を立てて崩れそうだった。かろうじて冷静を保っている。震えそうな声を咳でごまかし「ありがとう。でももう戻れない」と言ったような気がする。幾つか言葉を交わし電話を切った。もう夜中だった。眠れそうになんてなかった。テレビを見るでもなく見ていた。

    2005-09-04 16:31:00
  • 44:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 45:

    里沙

    すると携帯が鳴った。勇からだろう。そう思いながら画面を開く。予想通り電話の主は勇だった。

    2005-09-04 17:04:00
  • 46:

    里沙

    「なぁーんしてんの?」いつもの明るい声にホッとする。「ん。寝てたぁ〜」とっさについた嘘に胸は痛んだけど、話す気にはなれなかった。ありふれた会話をしていると秀の事を考えずにすんだ。

    2005-09-04 18:25:00
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