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〜FLOWER〜LOAD

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  • 1:

    名無しさん

    がっしゃーん!
    「あぁもぅまじうるさい!」私の癖…目覚まし時計を投げる事。これは今でも治らない。。。治そうとしないだけかな?キャバクラで勤め出して一ヶ月。名前は[えみ]18歳。源氏名つけなややこしいみたいやけど、めんどくさいから本名にした。読みにくいかもしれないけどここからはえみの話しです。。。。

    2005-09-04 02:02:00
  • 16:

    「えーと…。901号室…。あっあった!」
    〜ピンポーン〜
    はなはマスク姿、髪の毛くちゃくちゃ、ジャージででてきた。
    えみは始めてみるはな姉のプライベートがすごぃうれしくてルンルンやった。
    2LK。殺風景、やけどおしゃれ。広い広いベッドは一人で寝るには、あまりにも寂しい。
    「はな姉、こんな広いとこ一人でおってさみしない?」
    えみはゆったあとに失礼な事をゆってると思い、なぜかあやまってしまった。「ごめん、はな姉綺麗し彼氏とかいるやろし、もてるやろから一人ちゃうよな、ごめん…」
    意味わからん事自分でゆうてると思った。

    2005-09-04 04:46:00
  • 17:

    「なんであやまんねん(笑)」
    はなは笑いながらいった。「はな今な彼氏はおらんでぇ。はななぁ、今男いらんねん。」
    笑ってたはな姉が真剣な顔でゆった。悲しそうな目でゆった。
    えみはなにもいえずにいた。なにも聞く気にもならなかった。入ったらいけない壁を感じたから…。
    「お客様が彼氏ですからっ★(笑)」
    はな姉は場の空気を読んでかそんな事を笑いながらゆった。
    「さすがNo.1キャバ嬢★(笑)」
    えみも茶化して言葉を返した。なぜかえみは寂しくなった。
    「えみ来てくれたからましなったわぁ。えみよかったら泊まっていく?」

    2005-09-04 04:56:00
  • 18:

    えみは「うん★」そう答えた。
    はな姉。いろいろあったんやろなぁ…。えみみたいながきに力になれる事ってあるんかなぁ…。ほんまそう考えたらえみは呑気や。
    「布団ないからベットで一緒に寝よかぁ!はなもぶっちゃけこの広いベッドは淋しかったのよー(笑)」
    今日のはなは店で見るはなより可愛くて、華やかな場所じゃなくても華やかに見える。だからはなって名前なんかな!?
    その日はなとは色んな話しをした。広いベッドで二人。二人でも広いくらぃ。。。

    2005-09-04 05:07:00
  • 19:

    「えみー」
    「どしたん?はな姉」
    「なんで夜してんの?やっぱり…お金?」
    「それも…あるけど…。」えみは、ただお金がいいからなどという理由を言いたくなかった。はなに軽蔑されたくなかった。。。
    「はなんとこお父さんおらんねん。」
    えみは、いきなりなにいいだすのよと心の中で思った。
    「お母さんな、不倫やってん。やけど好きやってんて。ほんではなができた…。はなのお父さんであろうと人の奥さんにも同じ時期に子供できてん。お母さんはが子供の事ゆおうとした時にお父さんに妻に子供できたから…ってなぁ。」

    2005-09-04 05:19:00
  • 20:

    えみは黙って聞いていた。「お母さん一人で産んでくれたんよ…。それもお父さんにゆわへんで。お父さんも嫁に子供できてからもすぐにはお母さんと別れへんかってんて。やけどお母さんもお腹おっきくなるのばれそうやから連絡とらんよーにしてんて。。。そんでそれっきりやて。」

    「はな姉…憎いのん?」
    えみは突拍子もない事をゆった。
    「ほんまえみおもろすぎ!(笑)やけど憎いってゆわれたら憎いんかなぁ?お母さんにはほんま感謝してる。お父さん会った事ないし名前と歳とあっ!あと奥さんの名前と(笑)お母さんが教えてくれた。」

    2005-09-04 05:32:00
  • 21:

    えみは辛かった。自分の事じゃないのに辛かった。はな姉の悲しい【目】多分そこからきてるんやろう。まだ会った事のないお父さん…。それと同じくらいの歳のおじさん達を接客する仕事。
    「いつかは会いたいなぁ…。ってお互い知らんとはなの客とかやったら笑えるよな!」
    はな姉。。おもしろおかしくせんとって。辛い時は辛いゆうてよ。えみはそうゆってあげたかった。ゆえなかった。
    なんの不自由なく母、父、兄と過ごしてきた。そんなえみにゆえた立場はなぃ…

    2005-09-04 05:45:00
  • 22:

    「ごめん、こんな話しして…。びっくりしたやろー。はなもびっくり。こんなん人にゆったん始めてや。えみやからゆえたわぁ。あんま友達とかも作る気しぃひんしえみがはじめてちゃう?友達っていえるのん。ってゆーかねよか!はな熱あったん忘れてたわぁ(笑)」
    「うん…。」
    えみは泣いていた。
    知らん間に二人は眠りについた。

    2005-09-04 05:51:00
  • 23:

    次の日えみははなが熱が下がったのを確認して家に帰った。
    「えみ!ありがと★このお礼わ必ずするから!」
    「はな姉が元気ならそれでぃぃよ☆」
    家についたえみはなにもする気がしなかった。
    はな姉の事で頭がいっぱいやった…。
    考えすぎて頭が痛かった。考えてもきりない…。
    えみには分かってたけど、考えるしかなかった。
    熱がでた…はなの風邪がうつったのか、考えすぎて知恵熱か…。
    調度よかった。えみは一人でゆっくりしたかった。昨日の話しがショックやった。話してくれたのはあれだけじゃなかった。

    2005-09-04 06:04:00
  • 24:

    女手一つで育ててくれたお母さん。夜の仕事をして生活をやりくりしてくれていた事。寂しくて毎日一人で泣いていた事。片親とゆーだけでいぢめられた事。お母さんが結婚してその相手が暴力をふるった事…。
    えみからしたらドラマやった。
    やけどはなにはそれが現実やった。
    はなに彼氏がいた事もあった。好きで好きでたまらなかった。
    やのに奥さんがいた。
    はなはお母さんと同じ道を歩んだらあかん。そう思い別れた事。
    はなが悲しい目をして男はいらんと言い放った理由もわかった。
    えみははなの事がわかった。
    はなの悲しい【目】の理由。

    2005-09-04 06:24:00
  • 25:

    えみは仕事を長い間休んだ。
    はな姉にはメールをしておいた。熱は下がったり下がらなかったり。病院いきたいな…。そう思ったその時。
    〜ピンポーン〜
    誰やねんなしんどいのに。「はぁいだれー?」
    「はなちんやでぇ☆」
    「どしたん?!はな姉。」「それはこっちの台詞!はなの風邪うつしてもーたやろぉ…ごめんなぁ。熱さがらんやったら病院いこ!えぇとこあんねん!保険証もってはよ着替え!」
    「ええとこて…。居酒屋ちゃうねんから(笑)着替えるわー。」
    「保険証どこー?忘れたあかんやろー。」
    「引き出しの二段目!」 えみの声が響く

    2005-09-04 06:36:00
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