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いつの日か・・・・・・・・。
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1:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
この話はフィクションです☆昔1度書いたけど、掲示板が無くなってしまって途中になったから、
また書かせて下さい(^O^)/下手くそゃけど良かったら読んで下さい♪
2005-08-31 13:28:00 -
55:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
夕太の発言にビックリしつつ、ベンチから腰を上げた。今、私が頼れる人は夕太だけだ。
少しお世話になって出て行けばいいと思った。それにこの時、また夕太だけはやっぱり味方だ…そんな都合の良い事を思った。
この先、何が待ってるかも知らずに−−2005-09-01 23:48:00 -
56:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
夕太に手伝って貰い、数少ない私の荷物を運び出した。長年住んだこのボロアパートともお別れだ。来週には無くなっているだろう。夕太の家まで歩いても15分位だった−
初めて入る夕太の家に緊張しながら靴を脱ぐ。「お邪魔しまーす。」「おぅ…」短い廊下を抜けると、私は広さに驚いた。2005-09-01 23:56:00 -
57:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
「とりあえず荷物置けば?」そう言われ大事そうに抱えていた荷物を隅に追いやった。
「七恵腹へらん?何か買いに行こや!」「うん…」そういえば今日は何も食べてなかった。私達はコンビニへ向かい適当に買い込んだ。「夕太!はい…」私は自分の分位と、お金を渡そうとした。「ええし…大事に使いなさい☆」私の全財産は5万円…情けなかったが夕太に甘える事にした。2005-09-02 00:13:00 -
58:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
家に戻りテーブルに買って来た物を広げると、向かい合って座った。「お前ちゃんと食えよ!骨みたいやぞ。」「えっ?あぁ…ありがとう。」誰かと食事を一緒にするのは何年ぶりだろう。夕太が黙々と食べる中、私は人前で食べる事に慣れておらず中々、食が進まなかった。
2005-09-02 00:17:00 -
59:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
「先入って来るやろ?」「えっ?何が?」「風呂やん!」私はいつも朝に入る…何より男の家で入っていいものか悩んだ。夕太は大丈夫。そう信じているが何があるか分からない− そんな事を考えていると見透かした様に夕太は言った。「覗かんし、何もせんから!」「うん…ごめん。」私は荷物の中から下着を出し夕太に部屋着を借りてお風呂へ向かった。「あっ!俺電話して来るから上がったら適当にしといてな。」
2005-09-02 00:24:00 -
60:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
そう言い夕太が出て行くのを確認すると、服を脱いだ。髪の毛と身体を綺麗に洗い流した。大きな浴槽が目に付いたが入らず、シャワーだけで済ませた。
なんとなく夕太が帰って来る前に出ていたかった。2005-09-02 00:32:00 -
61:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
脱衣所から出て部屋に戻る。夕太はまだだった。ホッとして、さっき買って貰ったミネラルウォーターを口に含んだ。
ガチャガチャ−
「ただいま〜。もう上がってたん?」「うん。」「んじゃ俺入って来るわぁ。」夕太が部屋から居なくなると、私はベランダへ出て夜風を浴びた。《これからどうしよう…》いつまでもここにいる訳には行かない。2005-09-02 00:37:00 -
62:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
《私一人で生きていける?ずっと仕事が見つからなかったら?》不安がのしかかる…。
「七恵ー!風邪ひくで!」ビクッとして我に帰った。
部屋に戻り窓を締める。私がカーテンを閉めたと同時に夕太が喋り出した。「これからどうする気なん?」「………」「仕事捜すん?」「そのつもり。」2005-09-02 00:43:00 -
63:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
「さっき兄貴に電話しててんけど…仕事紹介してくれるって。」「本間に?!」「でも水商売やねん。お前出来るか?」水商売…あれは確か18以上だった。「でも私16やで?」
「それは大丈夫らしい…でも無理やったら止めときや。」2005-09-02 00:51:00 -
64:
七恵 ◆bcw/PCgrX2
「大丈夫!ありがとう。それってキャバクラ?」私はさっき求人雑誌で知ったばかりの言葉を言った。「詳しくは、知らんねん。明日兄貴に又連絡するわ。」
私は心の中でたくさん感謝した。夕太がいなければ途方に暮れていただろう。私はこの日安心しきって、眠りに付いた。夕太と手だけを繋いで……。2005-09-02 00:56:00