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【ホスト】〜乃衣瑠〜
-
1:
乃衣瑠
乃衣瑠、19歳、オンナ。
何に対しても、あまり興味を持たない性格…。2006-02-28 08:46:00 -
312:
ノエル
「ノエルー、このコ仲良くしたってぇ〜」
後ろから、オンナのコが遠慮がちに顔をだした。2006-03-07 11:52:00 -
313:
ノエル
亜美は、そぉゆぅと銀河とふらふら先に店に向かう。
後ろからは、初対面で会話がなく気まずいノエルたちが続く。2006-03-07 11:54:00 -
314:
ノエル
「私、香奈です。」
沈黙を破るように、相方のオンナ香奈が喋りかける。2006-03-07 11:57:00 -
315:
ノエル
『ノエルです☆』
「酔っ払いつれてきちゃってごめんなさい…」
『お客さんで、もっとひどい人は、山ほどいるから☆笑』2006-03-07 12:02:00 -
316:
ノエル
二人は穏やかな会話をしながら店に辿り着いた。
亜美は、すでに席に座って二人を手招きした。2006-03-07 12:04:00 -
317:
ノエル
二人は、相席に一緒に座る。
「ノエル君、だっけ?」
『はい☆』2006-03-07 18:54:00 -
318:
ノエル
「今日は、お礼がいいたかったんです。」
香奈は、嬉しそうな笑顔を見せる。
『……?なんかしたっけ?』2006-03-07 18:58:00 -
319:
ノエル
「亜美のコトです。」
亜美に聞こえないように、静かに話しだした。
「亜美の彼氏は、私の兄なんですけど…」2006-03-07 19:00:00 -
321:
のえる
「亜美には、すごく辛い思いたくさんさせてます。兄が、留学してから今で一年少したったんですけど、あと二年は、戻ってこないんです。」
「それでも、亜美は待っててくれてる。けど、今まで周りに別れたほうがいいとか、他にもいい人がいるとか、たくさん言われてきました。」2006-03-07 20:56:00 -
322:
ノエル
「ある時、亜美は喋れなくなる位、泣きながら私に電話してきたんです。辛い、別れたい、しんどい…。兄に会いたい。そぉ言って、今まで我慢してたコトを初めて、口にしました。」
2006-03-07 20:59:00 -
323:
ノエル
「兄に会いにいけば済む話なんですけど、亜美は会いに行けば、こっちに戻れなくなるのわかってるんです。だから、我慢してる。それを見て何もできない自分にむかつきました。」
2006-03-07 21:03:00 -
324:
ノエル
「でも、その次の日の夜にノエルさんと出会って亜美は変わりました。相手も同じ気持ちだってコトを気付かされた、苦しいのは自分だけぢゃないって…。そぉ言って、最近見せなかった、嬉しそうな笑顔見せたんです。」
2006-03-07 21:07:00 -
325:
ノエル
「亜美が毎晩色んなホストクラブに行ってるのは、私も、兄も知ってます。けど、私たちは、とめません。それで、淋しさが補えるならと思って。店に行って同じ質問をしては、毎回別れたほうがいいと言われ泣いてたんですけどね。」
2006-03-07 21:12:00 -
326:
ノエル
「そんな亜美が、昨夜は、どこにもいかなかったんです。私に電話をしてきて、今日からは、飲みにいかないって言ったんです。すごく嬉しかった。」
2006-03-07 21:16:00 -
327:
ノエル
「でもね、フェザーには行くってゆったんです。ノエルさんに、お礼したいし、たくさん話を聞いてほしいみたいです。しっかりした弟ができたみたいで、なんだかほっておけないみたいなんです。」
2006-03-07 21:19:00 -
328:
ノエル
香奈は、くすっと笑いながら続けた。
「ほんと、単純だなッて思うかもしれないけど、亜美にとって、すごく嬉しかったんだと思います。」2006-03-07 21:22:00 -
329:
ノエル
ノエルは、笑顔で答える。
「ノエルさん、本当にありがとう。亜美からしたら、ノエルさんは、天使です。」2006-03-07 21:25:00 -
330:
ノエル
「あっ、語りすぎてお酒飲んでないですね。笑」
『ほんまやッ☆笑。何にされますか?』2006-03-07 21:28:00 -
331:
ノエル
『ぢゃぁ、従業員に聞いてきます☆コールいりますか?』
「始めはゆっくり飲みたいのでいいです☆」
『ゎかりました☆』2006-03-08 01:30:00 -
332:
ノエル
ノエルは、従業員にシャンパンを頼み、さっきの話に続き、次はノエルが語りはじめた。
『俺は、別に素直な気持ちゆっただけやから、なんとも思ってなかった』2006-03-08 05:51:00 -
333:
ノエル
『けど、そんな俺のことばで亜美さんが変わってくれたんは、すごく嬉しい☆』
『それを伝えるためにきてくれたコトもすごく嬉しい!』2006-03-08 05:53:00 -
334:
ノエル
『香奈さん、ありがとう☆あと、シャンパンいいものもらっちゃって、すみません』
「んーん☆お礼だからいいんです。兄と私からなんで…」
『でも、値段結構するけど…。』2006-03-08 05:57:00 -
335:
ノエル
「ヘーキです☆好きなお酒もどんどん飲んでください☆」
『ありがとう☆』2006-03-08 05:58:00 -
336:
ノエル
話を終えてからは、銀河、亜美、ノエル、香奈で楽しくラストまで、飲み続けた。
「ノエル君、又来たいから携帯番号教えて?」
『んッ。はい☆』2006-03-08 06:02:00 -
337:
ノエル
番号交換が終わり、香奈は亜美の手を引き、
「見送りいいです」
と言って店をあとにした。2006-03-08 06:05:00 -
338:
ノエル
Feather閉店
『にゃぁ〜つかりたぁ〜笑』
「又、酔っ払いかょ。笑」2006-03-08 06:07:00 -
339:
ノエル
『ちょっと寝る〜』
「ぃやいや、ちゃんと帰れぇ〜笑」
聞く耳持たず、ノエルはすやすやと眠りに入る。2006-03-08 06:10:00 -
340:
ノエル
「すごいなぁ〜ノエルっち♪」
ナンバー2の志乃が、銀河に冷しぼを渡しながら言う。2006-03-08 06:13:00 -
341:
ノエル
「ん、そーやなぁ」
「俺も負けんよぉにしな追い付かれるわぁ〜笑」
志乃は陽気に笑いながら、ソファーに腰をかける。2006-03-08 06:15:00 -
342:
ノエル
「てか、ノエルっちッて女の子みたいで可愛いトコあるよなぁ〜笑」
「ぅん……。」
銀河は複雑な気持ちでうなずいた。2006-03-08 06:18:00 -
343:
ノエル
「まぁ、酔ってる時だけやけどねぇ〜笑」
「ぉー。」
銀河は、話を中断させるかのように、ソファーに寝転ぶ。2006-03-08 06:20:00 -
344:
ノエル
「俺、帰るわぁ〜☆」
「ん、わかったぁ☆」
志乃は、帰る準備をして、店をあとにした。2006-03-08 06:22:00 -
345:
名無しさん
2006-03-08 06:24:00 -
346:
ノエル
銀河は、ほっと一息つく。
「絶対、誰にもばれんよぉにしろよ…」
寝ているノエルに、小さく呟き、客にメールを打つ。2006-03-08 06:24:00 -
347:
ノエル
こんな毎日が続き、亜美や香奈、華や美喜、そして、ノエルを指名して飲みにくるたくさんの客…。
一ヵ月もたたないうちに、ノエルは、どんどんはい上がっていった。2006-03-08 06:28:00 -
348:
ノエル
ノエルのポスターが張り出されてるのを見て“天使”みたいだと、口にする客が多かった。
ヘルプでも、先輩ホストとその客にも可愛がられ、店の中では、かかせない人物になっていた。2006-03-08 06:31:00 -
349:
ノエル
ある日、いつもの様に、営業していた。
「銀河ぁ、ノエルッてコぉおるん?」
有名なホスクラのオーナーが来店してきた。2006-03-08 06:35:00 -
350:
ノエル
「優璃さんお久しぶりです☆ノエルいますよ☆」
席へ案内しながら話し掛ける。2006-03-08 06:40:00 -
351:
ノエル
「ノエル、こっち!!」
銀河がノエルを手招きして呼ぶ。2006-03-08 06:41:00 -
352:
ノエル
『失礼します。』
ホスクラのオーナーと聞いて、ノエルは緊張する。
「固くならんでいいでぇ〜笑」2006-03-08 06:43:00 -
353:
ノエル
「ッてか、ほんま、天使みたいやなぁ〜笑。」
『いやいや、全然です。』
ノエルは、首を横にふる。2006-03-08 06:47:00 -
354:
ノエル
「オンナみたいな顔してるし、可愛い仕草も持ってる。オンナ達がほっとけへんはずやわ☆笑」
『全然ですょ〜☆どっちかってゆったら悪魔です☆ホストの仕事してる位ですから☆笑』2006-03-08 06:51:00 -
355:
ノエル
「笑。そぉかもしれんなぁ〜笑」
そんな会話をしながら、色々盛り上がり、ノエルは優璃に気に入られた。
「ノエル、今度、銀河と利央斗と4人で飯でもいこか☆」2006-03-08 06:55:00 -
356:
ノエル
『はいッ☆』
「よかったやんッ!!おいしぃもんきわしてもらおーなぁ♪」
優璃は一時間居座り、帰って行った。2006-03-08 06:58:00 -
357:
ノエル
「ノエル、やったやんッ」
『何がぁ〜?』
「優璃さんに気に入られたら、売り上げめちゃめちゃ上がるでッ!!俺絶対こされる〜笑」2006-03-08 07:01:00 -
359:
蓮
続き楽しみにしてます?
2006-03-09 12:58:00 -
360:
名無しさん
始めから読んでマース。続き楽しみにしてますね
頑張って下さい。。2006-03-09 14:28:00 -
364:
ノエル
蓮さん、名無しさん、ありがとうございます(⌒▽⌒)
今から更新します☆2006-03-09 23:37:00 -
365:
ノエル
『そんなすごい人なん??』
「あの人、気に入ったコぉめちゃ可愛がる人やねん☆」
『ふぅ〜ん…』2006-03-09 23:43:00 -
366:
ノエル
ノエルはあまり興味を示さず、携帯をいじりはじめる。
「頑張れよぉ☆」
『ん〜、ぅん。』2006-03-09 23:45:00 -
367:
ノエル
ノエルは、今ナンバー入りをしている。
銀河をいつか越すという目標を持って頑張ってきた。
優璃の存在は嬉しいが、何となく邪魔な気がした。2006-03-09 23:51:00 -
368:
ノエル
銀河を簡単に越せてしまう程のすごい人を手に入れれた。
でも何か違う、ノエルは、複雑な気持ちに覆われた。2006-03-09 23:53:00 -
369:
ノエル
ノエルは、気ののらないまま、仕事を終え家に真っすぐ帰った。
‐何か、イライラする…‐
ノエルは、複雑な気持ちのせいか、イライラした。2006-03-09 23:57:00 -
370:
ノエル
ノエルは、ベッドに横になったままいつしか、睡眠に入った。
2006-03-09 23:59:00 -
371:
ノエル
夕方
【着信:銀河】
ノエルは銀河の着信で目が覚めた。2006-03-10 00:01:00 -
372:
ノエル
『もしぃ〜』
寝起きのガラガラ声で電話にでる。
「ごめ、おこしたぁ〜?」2006-03-10 00:03:00 -
373:
ノエル
休憩しますm(__)m
2006-03-10 00:04:00 -
374:
カナミ
お疲れさまデス??
更新されてて嬉しかったデス?完結まで頑張ってください??2006-03-10 00:16:00 -
375:
ュキ
めっちゃ気になる。。。
ノエルサン頑張ってぇ$Gv
今小説でみてるのんこれだけやしぃ$P*
完結楽しみに待ってます(>_2006-03-10 04:45:00 -
376:
名無しさん
今日初めて読みました?めちゃオモシロィです?早く続き読みたい〜?頑張って下さいネ?
2006-03-10 07:26:00 -
377:
名無しさん
?
2006-03-10 15:34:00 -
378:
???
ノエルのキャラが好きデス?頑張って下さいねー?
2006-03-10 18:15:00 -
379:
ノエル
カナミさん、ユキさん、名無しさん、???さんありがとうございます??
読んでくれてて嬉しいです???
少し遅くなりましたが更新します???2006-03-11 19:32:00 -
380:
ノエル
『ん〜、起こされた〜』
「ごめんやで〜」
『んーんッ、どしたぁん?』2006-03-11 19:35:00 -
381:
ノエル
「昨日、元気なかったゃろ〜、なんかあったん?」
『………』
「なんかあったんゃな?」2006-03-11 19:38:00 -
382:
ノエル
銀河は、気付くのが早い。鋭いとゆぅのもあるが、ノエルの事は、いつでも見ている。
少し危なっかしくて、ほっておけない。
自分が、守りたい、守ってあげたいと、親のような気持ちになっていた。2006-03-11 19:44:00 -
383:
ノエル
でも、その気持ちが膨らんでいって、銀河はいつのまにか、ノエルに思いをよせるようになった。
銀河は、自分の気持ちに気付けてない…。
初めて身にした感情に…。2006-03-11 19:47:00 -
384:
ノエル
だから、ノエルの変化にすぐ気付き、気になり、電話をすぐかけた。
『俺、銀河を抜くんが目標ゃねん。』2006-03-11 19:50:00 -
385:
ノエル
「ゎかってるょ、自身なくなったん?」
『違う。優璃さんの力で勝ちたくない…。』2006-03-11 19:52:00 -
386:
ノエル
「何ゆってんねん。お前の力やんけ、」
『銀河ゎ、先見えてるんゃろ。』
「…………。今から出てこれるかぁ?」2006-03-11 19:55:00 -
387:
ノエル
『ぅん』
「ほな、今から店きて。」
『ゎかった。』2006-03-11 19:57:00 -
388:
ノエル
ノエルは、適当に髪型を直し、店に向かった。
2006-03-11 19:58:00 -
389:
ノエル
店に入ると銀河は、機嫌が悪そうに座っていた。
「とりあえず、座りぃや。」
ノエルは、ゆっくり腰をおろした。2006-03-11 20:01:00 -
390:
ノエル
「ノエル…。間違いなく先ゎ見えてるで。お前ゎナンバー1になる。」
ノエルは、俯いたまま耳をむけた。
「でも、それが結果ゃ。全部、お前の力ゃねん。」2006-03-11 20:06:00 -
391:
ノエル
「ノエルの噂が優璃さんの耳に入ったんも、お前に力があるからやん。」
「それで、優璃さんの力ではい上がりたくないッてゆぅんゎおかしい。」
「全部、お前の力ゃ。」2006-03-11 20:09:00 -
392:
ノエル
『そんなんで、銀河をこしたくない。』
やっと顔をあげたノエルの一言は、全く気持ちがかわってなかった。2006-03-11 20:11:00 -
393:
ノエル
銀河は、ため息をついて、ゆった。
「それは、お前のゎがままゃ。」
「お前が、そんな事で気ぃ張る必要なんかないゃろ。」2006-03-11 20:15:00 -
394:
ノエル
『絶対イヤゃ。』
銀河ゎ、落ち着かせていた苛立ちを一気に吐き出すように言った。2006-03-11 20:17:00 -
395:
ノエル
「お前は、頑張りすぎや!そこまでしやんでえーねん!」
初めて怒鳴られたノエルは、俯いて固まる。2006-03-11 20:19:00 -
396:
ノエル
『ゎ、かった……。』
ノエルは、重い体を持ち上げ、店を出ていった。2006-03-12 02:38:00 -
397:
ノエル
銀河は、少しやり過ぎたと後悔したが、これで良かったんだと一人で納得した。
‐ぁぃつは、オンナゃ。無理させたらアカン。楽な方向選んだらえーねん…優璃さんは、無理矢理飲ます客違うし、あいつには、今一番必要な客ゃ……‐2006-03-12 02:42:00 -
399:
名無しさん
頑張って?
2006-03-12 04:47:00 -
400:
名無しさん
おもしろい?
2006-03-12 17:44:00