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SAKURA
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1:
りこ ◆1qvVKAOlVI
さくら…元気にしてますか?風邪などひいていませんか?お姉ちゃんは元気です。
…あの頃より
…強くなりました。2006-06-15 04:54:00 -
31:
りこ ◆1qvVKAOlVI
さくらは母がでていった事を知っていた。母がでていってから、泣き虫だったさくらは泣かなくなった。
そしてあの日から二度と、「お母さん」と口にすることはなかった。
まだ甘えたい時期なのに、こんなちっちゃな子が大人に気を使わせないように、お母さんの悪口を言われないようにと気遣っている。そんなさくらの姿を見ると無償に涙がでた。2006-06-15 09:04:00 -
32:
りこ ◆1qvVKAOlVI
しかし、母がでていって数日たったある日、さくらとしんちゃんが行方不明になった。祖父母は青くなって捜しまわり、父も車で捜しにでた。私も自転車で人に聞きながら捜していた。
捜索願いもだし、皆で懸命に捜し回り、ようやく見つかったとの情報がはいった。二人は大人の足でも30分はかかる場所にいたらしい。一体どうして…?2006-06-15 09:13:00 -
33:
りこ ◆1qvVKAOlVI
祖父母も父も安堵と同時に呆れており、どうしたのと妹達にたずねていた。
しんちゃんはあっけらかんとしており、さくらはうつむいてだまったままだ。二人共、何度もこけたのかひざ小僧を擦りむいており血がにじんでいた。2006-06-15 09:17:00 -
34:
りこ ◆1qvVKAOlVI
しんちゃん「あのねー、ぼくたちお母さんさがしにいったの。でもどこにもおらんかったよ。」
りこ「………。」
さくらは目にいっぱい涙をためていた。
私は切なさでいっぱいになり、さくらを抱きしめた。…母のかわりに。2006-06-15 09:21:00 -
35:
りこ ◆1qvVKAOlVI
今日はここで終了します
(^^ゞ2006-06-15 09:23:00 -
36:
りこ ◆1qvVKAOlVI
いくつか季節が繰り返し、私は小学六年生になっていた。
父親への反発心も前よりもっと強くなり、私がいわゆる[不良]と呼ばれるものになっていったのもこのころだ。2006-06-16 04:01:00 -
37:
りこ ◆1qvVKAOlVI
私は年上の友達が多くいた。
原チャリの盗みかたや、暴走族の名前、シ〇ナーなど多くの悪いことをこの時期に教わった。
それらは父親に対しての反抗心だけではなく、私の好奇心の対象でもあった。
私が後ろ指をさされることが、体裁を気にする父親へのあてつけでもあり、快感でもあったのは確かだが…。2006-06-16 04:13:00 -
38:
りこ ◆1qvVKAOlVI
金髪に近い茶色の髪。眉毛は半分なく、たりない部分は自分で書いていた。耳には2Gのボディピアス。
…全てカッコイイと思っていた。2006-06-16 04:54:00 -
39:
りこ ◆1qvVKAOlVI
学校へもほとんど行かず、近くの神社でたまって面白そうな事を考え、遊んでいた。
当然父親がだまっているはずもなく、毎日のように殴られてはピアスやタバコを捨てられた。
―また盗めばすむ事…―
反省など全くなかった。2006-06-16 05:00:00 -
40:
りこ ◆1qvVKAOlVI
私は荒れたまま、中学に入学した。
入学して驚いた。
私のような人間がゴロゴロいることに。2006-06-16 05:04:00