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りいこ?フィクション
-
1:
りい
奥村梨依子。19歳(・∀・)アタシが産まれたのわ平成18ネンの10ガツ。
今現在わ
平成37ネン。
……アタシわ今幸せデス☆2006-05-02 20:48:00 -
301:
りい
『夏チャン』はアタシだ。冬が名前を聞かれて
「冬でぇす(´∀`)で、コッチは夏でぇす。アハハ」とか言っていたよぅな。
「あとは春と秋やぁん」など当たり前の事を言っていたトマトの顔も思い出せた。
いや、トマト…気づけ!アタシのメアド。【riiko】コレが名前やん?2006-05-15 15:28:00 -
302:
りい
まぁ昨夜の赤面野郎は置いといて(-ω-)2件目のメールを見た。
【受信:のんチャン】
【コラァ(`□´)?今何時やと思ってんねん!女の子が朝まで3件も飲み歩くのはアカン?あのリンゴ病が好きなんか?あまりにも腹が立つから、梨依子と冬に嫌がらせをしてやったケケケ】
なんか色々オカシイよ。2006-05-15 15:33:00 -
303:
りい
アタシは頭の中で自問自答のクイズを作った(・∀・)
Q1・朝まで飲んでたのを何故アナタが知ってるの?
A1・それは後をつけていたからデス。2006-05-15 15:36:00 -
304:
りい
Q2・リンゴ病?
A2・トマトクンです。2006-05-15 15:37:00 -
305:
りい
Q3・嫌がらせとは?
A3・―――エレベーターの【故障中】とゆう貼り紙デス。2006-05-15 15:38:00 -
306:
りい
やられたあ(・д・)!!
添付してあった写メを開くと、貼り紙を施した後のエレベーターがうつっていた…。
のんチャン(・∀・)勘弁してよー。2006-05-15 15:41:00 -
308:
名無しさん
-
2006-05-15 23:33:00 -
309:
りい
のんチャンに軽い殺意を覚えながら次のメールちぇっく。
【受信:おかん】
…あぁ、なんか嫌。見るん嫌。携帯から目を離し、あったかいミルクティーを入れた。2006-05-16 03:28:00 -
310:
りい
意を決してメールを読む。意味がよくわからないのでもう一度読みかえす。
おかん…アタシ、アンタの事いまからあんまり嫌いじゃないよ(´v`*)2006-05-16 03:32:00 -
311:
りい
【冬の事やけど、うちんちがええんやったら来いってゆうたって。でもひとつ条件がある。絶対3ヶ月以内にヨウとかゆー奴に土下座させろ。方法は我がで考え。ほな、家で待ってるわ】
なんやかんや優しいんでないの(・∀・)?
NO!NO!NO!!母イコール鬼。2006-05-16 03:36:00 -
312:
りい
そう。おかんは鬼。アタシはスッカリ忘れていた――。
そして冬が寝てる部屋にかけつけた。
とりあえず恐ろしい寝顔を写メにおさめてみた(´∀`)2006-05-16 03:40:00 -
313:
りい
そしてスーッと息を大きく吸って………
「ふぅぅぅぅゆぅぅゥゥ〜ちゃぁぁぁぁぁぁーん!起きやぁぁ〜(+◎゚∀゚p)p」
とりあえずアタシごっつい声デカイ。2006-05-16 17:27:00 -
314:
りい
「…ん?ひゅうまだ寝りゅにょ…(-з-)?」
……可愛くない。
お前は『ひゅう』じゃない。『ふゆ』デス。背中に悪寒が走った…。キモィ。2006-05-16 17:48:00 -
315:
りい
「もぉ寝ーへんの(゚∀゚)起きてぇぇ!」
「………?。」
「ヨウクンきたよお(・∀・)」2006-05-16 17:49:00 -
316:
りい
「ぇえっ(;□;)!!」
……起きた。ただでさえデカイ目がさらにデカくなって、かなり怖かった。
「…うそ。」2006-05-16 17:51:00 -
317:
りい
無言でアタシを睨む冬。
「おまえベランダから突き落としたろか」
……あ〜こわぃ(◎д◎)2006-05-16 17:52:00 -
318:
りい
優しいアタシは冬にもミルクティーを入れてあげて、おかんからのメールを話す。
黙ってアタシ達は考えた。
土下座??反省なんてしてるはずのないヨウに謝らせる。んな事できるんかなー。2006-05-16 18:03:00 -
319:
りい
「…あ?いい事かんがえた!」
アタシの頭ん中では妄想が膨らむ(-ω-)そして冬に伝えた。2006-05-16 18:04:00 -
320:
りい
冬は驚いて
「え!そそそんなうまくいかんてぇ」
と言ったが、アタシの頭にはそれしかなかった(・∀・)2006-05-16 18:05:00 -
321:
りい
―――それから2週間が経った。今日は冬がアタシんちに住む日(・∀・)
アタシはこのまま冬んちで住む。
計画のために(o・v・o)2006-05-16 21:09:00 -
322:
りい
冬の引越しが終わり、奥村家(アタシんち)で引越しパーティ?
おかん・おとん・奈緒美ね−チャン・海・のんチャン。
…久しぶりのメンツが集まった★新メンバーの冬は、海を気に入っている。2006-05-16 21:12:00 -
323:
りい
海はアタシに今まで通り話しかけてくれる。
なんか悪い事したなあ。今になってこんなん思うのもどぉかと思ったので、あえて謝ったりはしない。
問題はのんチャンだ。2006-05-16 21:14:00 -
324:
りい
アタシ達が気づいていないダケで、のんチャンは結構アタシと冬の行動を見張ってたみたい…(+д+)
今、彼は酔っている。余計な事を言いだした。
コロシテヤリタイ(・∀・)2006-05-16 21:17:00 -
325:
名無しさん
おもんないで
2006-05-16 22:00:00 -
326:
名無しさん
おもろいし?りぃちゃん頑張ってぇ??
2006-05-17 00:53:00 -
327:
りい
夜中うろうろしてる事や、働いてもないのに飲みに行ったり遊んでばかりの事。
とにかく余計な事を言いまくるのんチャン。
おかん→顔ひきつってる。おとん→プルプルしてる。奈緒美ね−チャン→しらん顔。海→どんびき。
………あぁ嫌(*д*)2006-05-17 02:57:00 -
328:
りい
キレたおとんに説教され、楽しいハズのパーティがまるでお通夜(。´ω`。)
そんな楽しくないパーティでスタートした。
『ヨウクン土下座大作戦』2006-05-17 03:00:00 -
329:
りい
それから何日か経ったある日の夜。アタシはヒトリ寂しくビール片手にTVを見ていた。
【ピンポーン】
こんな時間にやって来る迷惑な奴は『奥村ファミリー』に間違いない。2006-05-17 03:03:00 -
330:
りい
嫌々ながらドァを開けると見知らぬ男がいた。
『キタ―――!』
ココロの中でテンションあがりまくるアタシ(´∀`)2006-05-17 03:04:00 -
331:
りい
「お前ダレやぁ!冬ださんかコラ。」
間違いない(-ω-)ヨウ。
「あっもしかしてヨウ…さん?デスか?」2006-05-17 03:07:00 -
332:
りい
「せやったら何やぁ!はよ冬ださんかぃワレぇ。」
「冬は…。あのぉ…良かったら上がってもらえませんか?」
ズカズカとヒトんちに上がりこんでくるヨウに少々イラッとした。2006-05-17 03:09:00 -
333:
りい
ヨウは部屋の扉を断りなく乱暴に開ける。冬を探している様子だ。
「冬ならココには居ませんよ。座って?」
無理矢理ソファに座らせ、得意のミルクティーをフタツ入れてアタシも座る。2006-05-17 03:11:00 -
334:
りい
「あっアタシ梨依子って言います(・∀・)冬とはキャバクラで働いてた時に出会ったんデス。しばらく一緒に住んでたんデスけど…彼女いきなり姿を消して?」
出てもいない涙を拭って一生懸命ヨウに話す。
ヨウは予想通りナカナカのアホだった。2006-05-17 03:15:00 -
335:
りい
「そうなんか…。梨依子チャンは俺の事アイツから聞いてるんか?」
「…はい。少しダケですけど」
しつこく冬の居場所を探るヨウ。だんだんうざい。2006-05-17 03:17:00 -
336:
りい
最初の勢いはドコへやら、落ち着いている。
「あの…(>_2006-05-17 03:23:00 -
337:
りい
そして大人しくヨウは帰って行った。
意外とジャニ系の可愛いお顔のヨウにビックリ。
2006-05-17 03:24:00 -
338:
りい
アタシはすかさず冬に電話。
「ふゆぅぅ(>ε2006-05-17 15:01:00 -
339:
りい
次の日の昼頃。
アタシは携帯にむかってメールを作成する。
「よしッ★こんなもんでいいかな(´∀`)」
2006-05-17 15:03:00 -
340:
りい
【梨依子デス。昨日はどぉも?ヨウクン、冬が居なくなってヘコんでると思うけど…元気だしてネ?梨依で良かったらいつでもハナシ聞くよぉ!いきなりメールしてゴメンなぁ。】
そぉ―――――し――ん?2006-05-17 15:08:00 -
341:
りい
意外と一瞬で返ってきた。
【おはよう(^o^)昨日はいきなりゴメンやで。冬の事は…あんま考えんとくわ。梨依子チャン今ひま?気晴らしに遊びにいかへん?】
ヨウ…軽い(。´ω`。)2006-05-17 15:11:00 -
342:
りい
1時間後にはアタシはもうヨウの車の助手席で、ニコニコ笑っていた。
着いた先はカラオケ。ストレス溜ってたのか、ヨウは歌いまくる。
うまいっちゃうまい。2006-05-17 15:13:00 -
343:
りい
カラオケが終わり部屋を出ると
「帰る?」
ヨウがそう聞いた。2006-05-17 15:14:00 -
344:
りい
すぐさまアタシはヨウの腕をつかみ、上目使いでウルウルしながら
「もっと一緒におりたいナ。……ゴメン。迷惑やんなっ」
アタシは演技派ではナイので内心バクバクだ。2006-05-17 15:16:00 -
345:
りい
アタシの手を引いてホテル街へ導くヨウ。
「違うよぉッ。コッチぃ」
逆にヨウを引っ張ってお気に入りのショットバーへ?+゚2006-05-17 15:18:00 -
346:
りい
カルーアミルクの氷を指でコロンコロン回しながら、アタシはヨウにこう話す。
「ゴメンねっ帰りたくないトカわがまま言って…。梨依…昨日実は彼氏にフラレてぇん(。´ω`。)ハハハ」
アタシはチカラなく笑う。ヨウは複雑な顔でアタシを見つめる。2006-05-17 15:22:00 -
347:
りい
ついにアタシは泣きだした!いや、泣きだしたフリをした。
「ちょ、りいこチャン?どないしたん!泣いたらアカンってぇ」
…いい感じ(o・v・o)2006-05-17 15:23:00 -
348:
りい
「ヒック…梨依本間に好きやってん…ヒック。」
居てもない彼氏に『好きな子できた』とフラレたアタシ。
虚言癖?のヒトの気持ちがわかった。妄想ワールドでは今アタシは悲劇のヒロインだ(*/▽*)照れるぅ〜。2006-05-17 15:28:00 -
352:
りい
「梨依子チャン…」
ヨウの、アタシを見る目は確実に『女』として。
「なんかっヨウクンとおったら落ち着くわ(´v`*)」2006-05-17 19:35:00 -
353:
りい
それからアタシとヨウクンは時間が合えば遊ぶようになった。
家にもよく来る。体の関係は拒んでいる。
「梨依子…俺我慢できひん」2006-05-17 19:40:00 -
354:
りい
「…やっぱりヨウクンも他の男の子と一緒なん。梨依かるいヒトいややぁ。」
「ご…ごめんm(__)m」
キャハハハ(≧▽≦)ゞダレがお前にやらすかアホ〜。なんてクチがさけても言わないでおこう。2006-05-17 19:43:00 -
355:
りい
頻繁に逢うにも関わらず、ヨウはアタシに手を出してこない。
そのかわり「好き」だの「付き合って」だのは挨拶のように言ってくる。
「今考え中やからゴチャゴチャゆわんといてもらえる?冷めてくるわ。」2006-05-18 01:14:00 -
356:
りい
段々出会った頃のアタシではなくなってキタ(・∀・)
完璧に主導権はアタシ★ヨウはアタシと付き合いたいが為、言いなり状態。
「なぁ梨依子!どないしたら俺の女なってくれんねん!」2006-05-18 01:16:00 -
357:
りい
そろそろやな…と感じたアタシは、
「んじゃ明日7時に迎えに来て。親に会わすわ。」
と言った。2006-05-18 01:18:00 -
358:
りい
そして翌日、アタシとヨウは実家にむかった。
家に連れて入り、おかんに
「おかん〜ヨウクン連れてきたで」2006-05-18 01:20:00 -
359:
りい
ニヤニヤ出迎えるおかん。
リビングにヨウを座らせる。アタシはヨウの隣に座ると同時に叫んだ。2006-05-18 01:46:00 -
360:
りい
「ふぅぅぅ〜ゆぅぅぅぅ!きたよぉぉー(´∀`)」
ヨウはマヌケな顔してアタシを見る。
ニコッ(*^∇^*)と微笑むアタシ。に、つられて苦笑いなヨウ。かわいい奴だ。2006-05-18 01:50:00 -
362:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-18 05:43:00 -
363:
朱華
めっちゃ気になる。
2006-05-18 10:31:00 -
364:
りい
タタタッと走ってリビングにやって来たのは消えたはずの冬(o・3・o)
ヨウの顔を見るなり怖くなったのかおかんの後ろに隠れる。
「ちょ、ふゆ?」2006-05-18 14:58:00 -
365:
りい
プルプル震えてるヨウにアタシは聞く。
「ヨウクンさ〜。りぃが好きなんよねぇ?」
「おぉ!俺は梨依子が好きや。冬とはもう終わった」2006-05-18 15:00:00 -
366:
りい
胸を張って主張するヨウに、アタシはクスクス笑いながら言う。
「アタシらの中では終わってないねん☆噂によると冬に暴力ふるってたらしいやん?りぃなあ〜そ−ゆぅ奴キライなん(・∀・)」
は?と言う顔でアタシを見るヨウ。2006-05-18 15:03:00 -
367:
りい
「…で、何言いたいん?」
ヨウがイラつきながら聞く。
「わからん?冬に謝って」2006-05-18 15:27:00 -
368:
りい
「は?何で俺が謝らなアカンねん。逆に謝れや」
プッチーン(゚∀゚)アタシキレタ。
「お前コラもっかい刑務所ほりこんだろか?さっさ土下座せんかいボケが」
2006-05-18 15:30:00 -
369:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-19 03:00:00 -
370:
りい
MAXに達したアタシに冬が泣きながらこう言った。
「梨依…もぉいぃョ。ふゅヨウとおって楽しい事もいっぱいあったし…嫌な事もあったし、いっぱい叩かれたけど……もぉいいねん」
え、もしかして切ない展開とか(*д*)?2006-05-19 03:26:00 -
371:
りい
「…冬っ……ゴメン。俺おまえいっぱい傷つけてたんやな…」
…ちょ、まてよゥ(・д・)
アンタ等なに!?わ、和解?アタシの苦労は一体なぁに!!?2006-05-19 03:28:00 -
372:
りい
ポカーンと眺めてるアタシに、ヨウは言った。
「梨依子ゴメン!俺…お前とは付き合われへん!マジゴメン」
そして待ちに待った……2006-05-19 03:30:00 -
373:
りい
土下座をした。2006-05-19 03:31:00 -
374:
りい
冬にしてもらう予定やったハズの土下座を…
アタシにした。2006-05-19 03:31:00 -
375:
りい
いや……まてょ?
アタシ今――――――――――――――――ふ・ふられた(゚∀゚)!?2006-05-19 03:32:00 -
376:
りい
フラレた。ヨウに。いや、こいつに。いやいや…………このアホおとこに(゚∀゚)
注意・梨依子はヨウを好きではありません。2006-05-19 03:33:00 -
377:
りい
屈(・∀・)辱2006-05-19 03:34:00 -
378:
りい
おかん…?クククッて笑うのやめて?アタシ惨めやん?
冬…?クチ押さえて泣くんやめて?アタシが1番泣きたいやん?
のんチャン…?写真撮るんやめて?後に残るやん?ネタなるやん?2006-05-19 03:37:00 -
380:
名無しさん
あたしこの中で一番のんちゃん好きやわあ?かわいい?ワラ
2006-05-19 19:35:00 -
381:
ここに書いてごめん
↑感想スレ行ったり
2006-05-19 20:25:00 -
383:
ごめんやけどここに書かせて。
アンカーもやめて。感想スレにもりいチャン書いてるやろ!最初から読みたかったらレスジャンプ機能使って!レスジャンプ機能のやり方はカキコムってとこの下にレスジャンプ機能ってあるのわかるから!そこに1-100とか書いてレスジャンプってとこクリックしたらURLでるから!んでまたクリックしたら見れるから!もうほんまやめて。
2006-05-20 12:30:00 -
384:
削除削除されますた
あぼ~ん -
385:
りい
奴は冬に
「また連絡するわな」
と言って帰って行った。
放心状態のアタシに、申し訳なさそぉに冬は言った。2006-05-20 15:48:00 -
386:
りい
「梨依…元気だしや?男なんか他にもおるし☆」
違う(゚∀゚)違う違う!なんか間違ってる。たまらん。2006-05-20 15:51:00 -
387:
りい
アタシはもう何1つ言葉も出なかった。
冬。勘違いしないデ?アタシ…アナタの為にヨウに近付いただけダカラ…。
ただただ笑うおかんダケが味方だ。と思い、おかんを見る。2006-05-20 15:53:00 -
388:
りい
母は
「土下座は土下座やしな。よぉやったな、アンタすごいわククク」
と、にやけながら言った。
とりあえず条件はクリアした。何故か全然フに落ちないが仕方ない。2006-05-20 15:57:00 -
389:
りい
そしてヨウとより戻した冬は…自分の家に戻る事になった。
これじゃあ何の為に奴に近づいて土下座させたのか…まったくわからない(-д-)
アタシは19歳なったら実家戻るとゆう約束通り、家族の元に戻った。2006-05-20 16:00:00 -
390:
名無しさん
395みたいなんおるから荒れるんぢゃ
ダボッ
お前もとかまたィチィチゆーやつおるやろケドな2006-05-20 16:24:00 -
391:
名無しさん
・゚・(>_
2006-05-21 00:49:00 -
392:
りい
我が家に戻って1週間。相変わらずダラダラと日常を過ごしていた。
そんなアタシにすごく幸せな事件がおきた。
冬とミナミのビクドンで食事をとっていた時の事。2006-05-21 03:38:00 -
393:
りい
「なぁ…あれ…っ!」
突然の出来事だった。
ななめ後ろの席で楽しそうに笑っているカップルがいた。
一見ありきたりな光景に、何故アタシが驚いたかって?2006-05-21 03:40:00 -
394:
りい
それは、カップルの彼は―――リョウ君だったから。
少しやつれたよぉに見えたが、アタシにお熱だった頃の何百倍も幸せそぉに笑っているリョウ君。
アタシの存在に気付いた彼は明らかにキョドっていた。2006-05-21 03:44:00 -
395:
りい
彼の様子に気付いた彼女は、彼の目線の先にいるアタシを見つめた。
かわいらしい純粋そぉな女の子だ。…アタシとは似ても似つかないタイプの。
突然彼女は席を立ち、アタシの方へ歩いてきた。2006-05-21 03:46:00 -
396:
りい
「梨依子サンですよね?私…あのぉ…リョウ君とお付き合いさせて頂いてるユリです。彼に写真見せてもらってたので、すぐ梨依子サンってわかりました。」
…何?何が言いたいん。2006-05-21 03:51:00 -
398:
りい
「ユリチャン?リョウ君と…仲良くね。」
「アナタに言われなくてもわかってマス…。リョウ君は梨依子サンのせいで…めっちゃ傷ついてます!」
アタシは、涙ぐみながら必死で言うユリチャンを『かわいらしいなぁ』と客観的に見た。2006-05-21 13:51:00 -
399:
りい
「もぉリョウ君に近づかないでください!」
「…わかってるョ」
あぁ。とうとう泣いた。。イヤやなぁ、こんな公衆の面前で…2006-05-21 13:52:00 -
400:
りい
「一発だけリョウ君の代わりに叩かせてよ!!」
デカイ声で叫ぶユリチャンにしびれを切らした冬がつかみかかった。
「我れさっきからやかましいねん黙れコラ!梨依も反省しとんねん!内容しらんくせにやーやー抜かすな」2006-05-21 13:55:00