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いつか、また…

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  • 1:

    七海

    本当に好きな人が出来ました。
    更新ペースは遅いかもしれませんが、気長に読んで下さい。

    2006-07-03 18:39:00
  • 21:

    七海 ◆8NBuQ4l6uQ

    鈴木と加藤は細かい事を話し出した。七海はそれを黙って聞いていた。2人を真っ直ぐ見つめ、ただ静かに涙を流しながら…。
    話が全て終わり、七海に決断が迫られた。このまま関わりたくないか…操作に協力するか――。

    2006-07-03 21:05:00
  • 22:

    七海 ◆8NBuQ4l6uQ

    「……協力…します」七海は答えた。
    今思えば、この決断が間違ってたのかもしれない。こんな決断しなければ、ユキと今も笑ってたのかな?ユキと七海の家族が出来てたのかな?ユキちゃん…七海、間違ってた?七海のせいでユキちゃん傷付けて、人生めちゃめちゃにして、ごめんね…。ユキちゃん、ユキちゃん…何度呼んでも、もう答えてくれないね。ユキちゃんごめんね…。

    2006-07-03 21:27:00
  • 23:

    七海 ◆8NBuQ4l6uQ

    この日から、七海の戦いが始まった。
    何ヵ月も前のうっすらとした記憶を探り、覚えてる事はどんな小さな事でも警察に伝える。思い出すにつれて徐々にはっきりする記憶。本当は消し去りたいあの日…。

    2006-07-03 22:12:00
  • 24:

    七海◆8NBuQ4l6uQ

    ――あの日、私は営業終了後野中さんとアフターで飲んでた。場所はいつもの居酒屋。ビール、日本酒、サワー…何をどれだけ飲んだかも覚えてる。
    野中さんと適当な話をして、このグラスを空けたら帰ろうと言って…その時飲んでいたのは、グレープフルーツサワー…!それから、帰る前にトイレに行きたくて…。行きたくて…。……………。行った?行ってない?わからない…。ここでユキちゃんから電話があって、頭がやけにフワフワしてたんだ。そのあとの記憶が…無い…。

    2006-07-04 22:33:00
  • 25:

    七海◆8NBuQ4l6uQ

    気付いたらソファで寝てて…そうだ!野中が外国の珍しい酒だって無理矢理口に液体を流し込んだんだ。

    それから…。木目の天井…左に障子…目の前に裸の野中…「ヤダ…やめて…」『どうして?七海がイイって言ったんだよ?』「言ってない…やめて。やめて。やめて…」…白い布?何?…その向こう側で気味悪く笑う野中の顔…。

    2006-07-04 22:39:00
  • 26:

    七海◆8NBuQ4l6uQ

    目が覚めたら最初のソファにいて…。服も着てた。あれは…夢?
    でも、足がやけに痛い…。下腹部が違和感がある…。何これ…?怖い…。頭がフワフワして意識がハッキリしない。頭痛い…。ユキちゃん助けて…!ユキちゃん!私、絶対何かされたよ。でも分かんないの。覚えてない。夢か現実か分かんない…。

    2006-07-04 22:44:00
  • 27:

    七海◆8NBuQ4l6uQ

    野中は七海のバックに何かを押し込んで、七海の手を引き車に乗せ、七海の店の近所で七海を降ろすと、タクシーに乗せる。運転手に行き先を告げお金を払う。タクシーは走り出した…

    意識が朦朧としたまま、マンションにたどり着いた。七海は倒れこむように布団に入り眠った。

    2006-07-04 22:51:00
  • 28:

    七海◆8NBuQ4l6uQ

    ふと目が覚めた。まだ意識は朦朧としている…。
    「お風呂…体洗わなきゃ…」漠然とそう思った。多分あの時は本能だけで動いていた。シャワーを浴びると涙が溢れた。足が…腕が…しみる。七海は自分の手足を見て愕然とした…。

    2006-07-05 00:47:00
  • 29:

    七海◆8NBuQ4l6uQ

    痣や擦り傷で腫れあがった足。指の跡がついた腕…。(犯られた…)そう思った瞬間に下腹部に激痛が走った。「…っ痛」思わず声をあげた七海が見たのは、真っ赤に染まり排水口に流れて行く水…。(何これ…!?ヤダ…どこから出てるの?)膝がガクガクと震える。痛みはお尻の方から感じられた。

    2006-07-05 00:56:00
  • 30:

    七海◆8NBuQ4l6uQ

    慌ててさっき脱いだ下着を見ると、アナルを中心に血が付いていた。(洗わなきゃ…!)七海は血の付いた下着をユキに見られたくなかった。自分の体も、下着も、洗い続けた。体は痛かったが、それよりも心が痛んで涙が止まらない。
    どの位経ったのだろう…七海はユキの眠る傍に座り込んでいた。何をするわけでもなく、床にへたりこむ。ただユキの傍に居たかったのだろう。

    2006-07-05 01:02:00
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