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いつか、また…
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1:
七海
本当に好きな人が出来ました。
更新ペースは遅いかもしれませんが、気長に読んで下さい。2006-07-03 18:39:00 -
81:
七海◆8NBuQ4l6uQ
『え?どうしたん?そんなに昂弥くん良かったん?』「…わかんない。何でだろ…今何した私。」『いつもなら有り得ない事したなぁ!笑』「絶対今日おかしいよね?口座決めるのに佳奈ちゃんに聞かなかったの初めてじゃない?自分の意思でしかもこんな短時間で即決って…私、どうした?」『「アハハハハ…」』
苦笑いがハモった所に秀司と昂弥が戻ってきた。2006-07-09 19:25:00 -
82:
七海◆8NBuQ4l6uQ
『かぁなタン!たっだいまぁ〜☆』『おっかえりぃ☆しゅ〜うタン!』ニャン?コンビはまた楽しそうにじゃれだす。
七海の隣に昂弥が座った。『え?本当に僕でいいんですか?』
意外だったらしい。そりゃ意外でしょうね。でも私は昂弥くんよりもっとびっくりしてたんだよ。自分の行動が自分で理解出来てなかったんだもん。2006-07-09 19:35:00 -
83:
七海◆8NBuQ4l6uQ
七海は一言「うん」とだけ答えた。昂弥は笑って七海の頭をポンポンと撫でた。
すごくあったかい感じがした…。ユキちゃんがいなくなってから、何年ぶりだろうね。こんなにホッとした気持ちになったのは…。頭撫でられた時、本当は泣きそうだったんだよ。昂弥くんの手が、すごく…すごくあったかかった。2006-07-09 19:46:00 -
84:
七海◆8NBuQ4l6uQ
その日、七海はラストまでLelisに居た。
昂弥はラストまで忙しく動き回って七海の席に中々つけなかったが、七海はそれでも居た。動き回りながらも七海を気にして声をかけてくれた。ホストだし、放置の自分のお客を多少気にするなんて当たり前の行動だと七海は分かっている。他の口座もみんなそうしていたし、それがどうってわけでも無かった。
でも昂弥のそれは何故か素直に嬉しかった…2006-07-09 21:00:00 -
85:
七海◆8NBuQ4l6uQ
その日、昂弥と七海は他のホストについて話をしていた。『俺は自分のお客さんが他のホスクラ行くのも何とも思わへんし、行ってもええんちゃう?』昂弥は言った。七海はあの店の事があるので、内心かなり安心した。確かに昂弥に惹かれていたが、あの店のスタッフは七海にとっては本当に特別な存在だったから、行くなと言われる事が怖かった。
2006-07-09 21:07:00 -
86:
七海◆8NBuQ4l6uQ
「そっか。私ね、メインのお店他にあるんだよね。」『へぇ〜そうなんや?そこ楽しいん?どんなとこ?』七海はあの店の事を全部話した。昂弥は特に変わった様子も無く、至って普通に聞いていた。
でも…あっちもこっちもなんて、ムシが良すぎたね。2006-07-09 21:12:00 -
87:
七海◆8NBuQ4l6uQ
ラストソングが流れ、送り出しで席を外した昂弥と秀司が戻ってきた。ニャン?コンビと昂弥と一緒に外に出る。
『暑いなぁ』酔っぱらい4人には、太陽の日差しがキツイ…。『さて…行くか!』大通りまで4人で歩く。七海のバックを昂弥が持って、七海は昂弥の後ろをついていく。2006-07-09 21:20:00 -
88:
七海◆8NBuQ4l6uQ
七海の家はLelisから近い。大通りを渡ったらもう目の前だった。
酔っぱらい4人はフラフラと大通りに向かう。佳奈は大通りでタクシーに乗る。七海は大通りを渡る。歩きながら七海は考えていた。【あそこまで歩いたら、夢から醒める…さっきのあったかい感じも、きっと冷静になったら違うって思えるハズだよ…だってあれはユキちゃんだけの感覚だもん…】2006-07-09 21:32:00 -
89:
七海◆8NBuQ4l6uQ
―少しでも早く夢から醒めたかった…。
そしたらきっと今こんなに苦しく無かったハズなのに…。
神様は意地悪だね。
2006-07-10 01:50:00 -
90:
七海◆8NBuQ4l6uQ
私からユキちゃんを奪ってずっと独りぼっちにさせて…
どうしてもっと普通に恋させてくれなかったの…?
どうしてこんなに苦しいの…?2006-07-10 01:52:00