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風にむかって
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1:
名無しさん
2006-06-02 08:22:00 -
2:
名無しさん
荒らしのスレぱくりぃ(*^_^*)
2006-06-03 08:29:00 -
3:
名無しさん
人は向かい風が吹こうとも。前に進まなくてはならない。そして僕もこの強風の中、会社に行く為、風に戦いを挑むのだ…
2006-06-03 08:33:00 -
4:
名無しさん
某緑茶のCMに影響され、緑茶を片手に、徒歩1時間かかる会社に歩いて通勤しているのである。
2006-06-03 08:38:00 -
5:
名無しさん
昨日、会社の若いギャルに誉められ、今年48になる僕にも春が訪れるような気がした。しかし今日はタイミングが悪い……。この風は強すぎる。まだ徒歩で通勤しはじめて二日目。辞めるわけにはいかない。
2006-06-03 08:42:00 -
6:
名無しさん
『口だけかよ!クソ親父』『臭いんだよ!クソ親父』 もし、今日電車で行ってしまうと、そう影で悪口を言われてしまう。そして僕だけお茶をいれてもらえず…長い月日が経ち。定年を迎えてしまうんだ!!!そうに違いない。
2006-06-03 08:45:00 -
7:
名無しさん
『何としてでも行かなくては……』扉を勢いよく開き、薄暗い外へと飛び出した。
2006-06-03 08:48:00 -
8:
名無しさん
何と強い風なんだ!!中年になり、太って大きくなった体にかなりの抵抗を感じる。まだまだ若いやつには負けないぞ!!一歩一歩…。僕は確実に前に進む。
2006-06-03 08:51:00 -
9:
名無しさん
『きゃあ!いやん!』叫び声が聞こえる、とっさに振り返ると若い女性がスカートを押さえている。しかし僕には見えた。
彼女のパンティは白だッ!!!2006-06-03 08:54:00 -
10:
名無しさん
やはり歩いていると、いいことがあるものだ。会社ではセクハラに対して厳しく、パンツを見るどころか。言葉にすら気をつかうものだ。
2006-06-03 08:56:00 -
11:
名無しさん
僕は徒歩で通勤をし、この緑茶の力を借りてナイスガイになる。そして女子社員と不倫をする。前から行きたかったビジネスホテルで昼休みに愛し合う!僕の計画は完璧だ。
2006-06-03 08:59:00 -
12:
名無しさん
はちきれんばかりの、このお腹ともさよならしてやる!風なんかに負けてたまるか!
2006-06-03 09:01:00 -
13:
名無しさん
半分くらいは歩いてきたであろうか?強風の為、予想以上に時間がかかってしまった。下手をすると遅刻の可能性もある。『急がなくては…』
2006-06-03 09:03:00 -
14:
名無しさん
その瞬間だった。とこからともなく、テレビのリモコンが飛んできたのである!『バリーン!』それは僕の眼鏡に激突し、眼鏡はこなごなに割れてしまった。
ああ!僕のめがね!!2006-06-03 09:07:00 -
15:
名無しさん
幸い僕にはケガはなく、損害は眼鏡だけですんだ。そして運のいい事に、会社に予備の眼鏡を置いている事を思いだした。何と運がいいのだろう!僕はラッキーマンだ!
2006-06-03 09:09:00 -
16:
名無しさん
だいぶ視力の悪い僕は、ぼやけた視界でふらふらしつつ、足早と風に立ち向かった!!遅刻はダメなんだ!
2006-06-03 09:12:00 -
17:
名無しさん
徒歩通勤で遅刻しました。なんていえない。『そんなんだから昇進出来ないのよ』『キモイ親父!臭い』と、若い女子社員に言われたあげく。東北の方に左遷されるに違いないんだ!!
2006-06-03 09:16:00 -
18:
名無しさん
小走りで会社に目指した。あと、十五分くらいだろうか?何とか間に合いそうだ。俺は風に勝ったぞ!!
2006-06-03 09:17:00 -
19:
名無しさん
少し喉が乾いたな。手に持っていた、某緑茶を口に流しこんだ!大人の苦みが口に広がり、カテキンが吸収されてゆく……。ああ。これぞ快感だ!
2006-06-03 09:20:00 -
20:
名無しさん
手に持っていたお茶が軽い…。まさか……。
僕の股間にお茶が大量にかかっていた。薄めの色のスーツの為、薄く緑がかったシミがはっきりとついている。しかし、僕は運がいい!!今日は強風だ!乾くに違いない!今日はツイている。2006-06-03 09:29:00 -
21:
名無しさん
気を取り直して、早足で歩きだす。濡れている股間を押さえながら、会社まで走りだす!風なんてもう、苦にならないさ!僕は羽が生えたように軽快だ!
2006-06-03 09:33:00 -
22:
名無しさん
会社の下に到着だ!!着いたぞ!会社だ!エレベーターに飛び乗った。遅刻ギリギリのせいか、エレベータには女子社員と二人っきりになった。
2006-06-03 09:36:00 -
23:
名無しさん
急いだせいか息が切れる。『はぁはぁ…』
慌ててエレベーターのボタンを押そうとすると、女子社員と手がぶつかった。『あっ…』お互いに声を漏らす。僕は恥ずかしくなり、女子社員の後ろにまわった。もしかしたら、彼女と恋をするかもしれないな。なんて思ったりした。2006-06-03 09:40:00 -
24:
名無しさん
しかし年には勝てない。昔はこの程度じゃぁ息なんて切れる事なかったのにな…。『はぁはぁはぁ…』
股間もだいぶ乾いてきた。しかし、シミはついてしまっていた。ふと、女子社員の肩を見ると糸クズがついていた。『はぁはぁはぁはぁはぁ。あの』そう言って肩を掴んだ瞬間に彼女は叫び声をあげた。2006-06-03 09:45:00 -
25:
名無しさん
『ぎゃああああ!触らないで!痴漢!?』そう言うと彼女はエレベーターから逃げだした。まずい!!誤解されてしまった。『はぁはぁ…待ってくれ!』僕は彼女をおいかけた。
2006-06-03 09:47:00 -
26:
名無しさん
痴漢だと勘違いされては、女子社員に陰口を言われるだけでは済まない。警察に連れて行かれて、嫁に別れられ、大量の慰謝料を払い、娘はグレてしまうに違いない!!!何とかして誤解を説かなくてはならない。
2006-06-03 09:51:00 -
27:
名無しさん
『君!待ってくれ!』とっさに彼女の口をふさぎ、男子トイレに引きずりこんだ。『何をする気ですか?』彼女はウルウルとした目で、僕を見た。僕に気があるんじゃないかと少し思ったりした。
2006-06-03 09:53:00 -
28:
名無しさん
そして、彼女は大粒の涙を流した。僕は驚きハンカチを差し出そうと、胸ポケットに手を入れた。『やめて!ごめんなさい!ごめんなさい!誰にも言わないわ!私が悪かったわ!』そう叫んだ。『誤解だと解ってくれたんだね?』そう言うと彼女は大きく首を縦にふった。
2006-06-03 09:57:00 -
29:
名無しさん
『解ってくれたらいいんだよ!すまないね!』僕は彼女にほほ笑みかけ、トイレを後にした。今日は色々とあったなぁ!何て思いながら自分の部所へ向かった。
2006-06-03 10:00:00 -
30:
名無しさん
ガタガタガタ!開いていた窓からチラシが舞い込んできた。とてもHなピンクチラシだった。少しだけ僕の股間は熱くなった。しかし本当に風が強いな……そう思いながら僕の仕事場の扉を開いた。
2006-06-03 10:06:00 -
31:
名無しさん
今日もいつもと変わらない……平和だけの1日が始まる……会社と家の往復……だけど。こんな僕はそんな毎日が好きなんだ。
こんな毎日がずっと続けばいいっと……
思っていたのだが?2006-06-03 10:13:00 -
32:
名無しさん
どうやら遅刻したらしく、皆がデスクに座っていた。僕を見るなり女子社員が叫んだ。『ぎゃぁ!』
そういえば頭が涼しいような…何気なく頭を触る。
ズレている。それも激しく。2006-06-03 10:15:00 -
33:
名無しさん
この風のせいで、どうやらズレてしまったらしい。眼鏡もない為、気付く事が出来なった。僕の1番の秘密が暴かれた。とっさに両手で頭を隠す。……と、先程持っていたピンクチラシが後輩のデスクの上に飛んでいった。
2006-06-03 10:21:00 -
34:
名無しさん
いっせいに静まるこの部屋に冷たい空気が流れた。『いや!違うんだ!』弁解しようとした時に、全員の視線が僕の股間に集中している事に気が付く。
薄緑になったシミは怪しさがただよっていた。僕はあまりの緊張に心臓が鼓動を打つのが聞こえた。2006-06-03 10:25:00 -
35:
名無しさん
心臓が鼓動を打った瞬間。僕の息子も鼓動を打った。『なっ!!なぜだ!?』僕のズボンは大きく膨れあがった。こんなに元気な息子を見たのは何年ぶりだろうか??人は思いがけない時にとてつもない力を出すと聞いた事がある。
今がその時なのだろう。2006-06-03 10:28:00 -
36:
名無しさん
女子社員が目を背けた。ああ!大変だ。かくさなくては…。慌てて股間を隠す。その瞬間。ばたぁん!っと激しくドアが開く。
2006-06-03 10:31:00 -
37:
名無しさん
『警察だぁ!』そう言うと僕をはがいじめにした。『なっ。何を!?』『強制ワイセツ、脅迫の容疑で逮捕するッ!!』
『この人よ!さっきトイレに連れ込まれて……胸ポケットにあるナイフで脅してレイプしようとしたの』泣きながら彼女は警察にしがみついた。2006-06-03 10:36:00 -
38:
名無しさん
何の事だか解らない。何かの間違いだ……。僕は僕は…。婦人警官が僕に手錠をしてパトカーまで連れて行く。会社の窓からは社員達が冷たい目で僕を見る。
『誤解がとけたら帰れますね?』婦人警官に尋ねるとうなづいてくれた。しかし、この婦人警官……どこかで会った気がする。2006-06-03 10:40:00 -
39:
名無しさん
『ああ!君は!!』僕は思い出したのだ。この婦人警官とどこで会ったのか……この心のモヤモヤを…。謎はすべてとけました。
『白いパンティをはいているよね?』そう、今朝見た白いパンティをはいていた女性だった!!2006-06-03 10:44:00 -
40:
名無しさん
偶然とは凄いものだ。風とは凄いものだ。ほんの2時間程で僕の運命の歯車は動きだした。
2006-06-03 10:46:00 -
41:
名無しさん
そして数か月―
僕が地獄に落ちて行った事は言うまでもないだろう。人は向かい風であろうと歩いてゆかなければならない時もあるものだ。
ただ覚えていて欲しい。
風には……勝てないと…2006-06-03 10:50:00 -
42:
名無しさん
完結
2006-06-03 10:51:00 -
43:
名無しさん
小説を書いた物です。長い間お付き合いくださいまして、ありがとうございました!!感動して泣いた方も多いと思いますが、涙をふいて。ポジティブに生きてください。ありがとうございました!!
2006-06-03 10:54:00 -
44:
名無しさん
ありがとうございます!
2006-06-03 21:02:00 -
45:
名無しさん
意味不明だから読み返してしまった
読んで損した つまらん2006-06-05 09:41:00 -
46:
名無しさん
まぁ、きもい人種にしかわかりませんよね?
2006-06-06 22:50:00 -
47:
名無しさん
有り難きお言葉です!
2006-06-08 01:12:00 -
48:
名無しさん
感動した‥
2006-06-08 13:42:00 -
49:
名無しさん
ワロス?
2006-06-09 02:40:00 -
50:
名無しさん
風に向かって走るんだぁ??
どんな辛い声があってもぉ?
明るいっ?未来がっ?
そこぉ?にぃあるからぁ??2006-06-09 03:18:00 -
52:
名無しさん
感動させてしまってスイマセン!!かぜにむかってはしるんだぁ!
2006-06-09 23:46:00 -
53:
名無しさん
勝手に走ってください?
でも廊下は走ってはいけませんよ?2006-06-14 09:46:00