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☆幼なじみ愛羅武勇☆
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1:
みあさ
『みぁさね、りゅうがと結婚するが〜☆』
ちっちゃい頃のあたしの口癖。
『俺も!みぁさと結婚するがやき☆』
これがりゅうがの口癖。うちらはちっちゃい頃から……………………………………………じゃなくて、ちっちゃい頃は!!!ラブラブだった。2006-08-16 01:53:00 -
107:
みぁさ
これは嫉妬?
嫉妬……なのかも。
りゅうがの1番大切な女になりたい…。
自分の気持ちに戸惑い、その日は声をあげて泣いた。泣いて…泣いて…泣いて……目が覚めると、隣でりゅうがが眠っていた。時計を見ると、もう昼前だ…。いつの間にか寝てたみたい。2006-09-23 15:54:00 -
108:
みぁさ
鏡の前に立つと、ひどい顔をした自分が見える。目は腫れまくって、パンパン…涙のせえか、マスカラで目はパンダ。あつ塗りをしたはずのファンデもはがれかけ、アザがわかる…。
ーこれじゃ、外歩けへんな…。
りゅうがはまだ眠っている。声と一緒の、大ボリュウムのイビキを響かせているので、まだ当分起きたりはしないだろう。2006-09-23 16:01:00 -
109:
みぁさ
ーんっ。一っ風呂はいりますかぁ!!
あたしは、丁寧にメイクを落とし、シャワーを浴びることにした。
起きたてのシャワーはあたしの日課。頭が目覚めて行くような感覚がするから。
シャワーを浴びながら、昨日のことを色々考えてみる。2006-09-23 16:06:00 -
110:
みぁさ
あたしは、りゅうがが好きなんやろうか?トモキに対する感情は何なんやろうか…。
トモキに好きって感情はない…恐怖と、情、それで離れられなかったのかな…。
冷静に考えてみるあたし。
答えは…もう決めた。2006-09-24 01:15:00 -
111:
みぁさ
化粧をしなおし、りゅうがを起こす。
『りゅうちゃん〜起きてやぁ〜!!お願いしたいことあるから!!』
『ん〜?何な〜?』
寝ぼけながらも、やっと起きてくれた。2006-09-24 01:19:00 -
112:
みぁさ
『あたし、トモキと話したいねん。別れる!』
あたしが出した答え……それはトモキと別れること。りゅうがを好きなのかは分からないけど、トモキへの気持ちが、愛情から単なる恐怖に変わってしまったってことは確なことだったから。
『…みぁはそれでいいがやな?』
『うん。もう決めたから。』2006-09-24 01:24:00 -
113:
みぁさ
『よしっ!!じゃあ、俺も一緒に行く。シバかれたら、俺がシバきかえしちゃおき、何でもゆうちゃれ!笑』
りゅうがは、満面の笑みであたしの頭をワシワシ撫でた。
『ありがと!!でも側にはいて欲しいけど、最後やし二人で話すな☆』
りゅうがは、はりきりながらお風呂に入っていった。…次は、トモキに連絡や。2006-09-24 01:31:00 -
114:
みぁさ
少し震えた手で、トモキの番号に発信する…。トモキはすぐに出た。
『どこいてるん?』
心なしかトモキの声が暗い…。
『地元の人らといてる。昨日は、嘘ついてごめん。あんな…話しあんねん。会って話したい。』
『…………わかった。まだ店やし、今から○○って喫茶に来てや。』2006-09-24 01:38:00 -
115:
みぁさ
お風呂から出てきたりゅうがと一緒に、待ち合わせの場所に行く。気持ちを決めたせいなのか、心が軽い気がした。
すぐに店についた。
中に入ると、トモキはもう待っている。
『りゅうちゃん、ほな話して来るわな☆』2006-09-24 01:45:00