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☆幼なじみ愛羅武勇☆
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1:
みあさ
『みぁさね、りゅうがと結婚するが〜☆』
ちっちゃい頃のあたしの口癖。
『俺も!みぁさと結婚するがやき☆』
これがりゅうがの口癖。うちらはちっちゃい頃から……………………………………………じゃなくて、ちっちゃい頃は!!!ラブラブだった。2006-08-16 01:53:00 -
111:
みぁさ
化粧をしなおし、りゅうがを起こす。
『りゅうちゃん〜起きてやぁ〜!!お願いしたいことあるから!!』
『ん〜?何な〜?』
寝ぼけながらも、やっと起きてくれた。2006-09-24 01:19:00 -
112:
みぁさ
『あたし、トモキと話したいねん。別れる!』
あたしが出した答え……それはトモキと別れること。りゅうがを好きなのかは分からないけど、トモキへの気持ちが、愛情から単なる恐怖に変わってしまったってことは確なことだったから。
『…みぁはそれでいいがやな?』
『うん。もう決めたから。』2006-09-24 01:24:00 -
113:
みぁさ
『よしっ!!じゃあ、俺も一緒に行く。シバかれたら、俺がシバきかえしちゃおき、何でもゆうちゃれ!笑』
りゅうがは、満面の笑みであたしの頭をワシワシ撫でた。
『ありがと!!でも側にはいて欲しいけど、最後やし二人で話すな☆』
りゅうがは、はりきりながらお風呂に入っていった。…次は、トモキに連絡や。2006-09-24 01:31:00 -
114:
みぁさ
少し震えた手で、トモキの番号に発信する…。トモキはすぐに出た。
『どこいてるん?』
心なしかトモキの声が暗い…。
『地元の人らといてる。昨日は、嘘ついてごめん。あんな…話しあんねん。会って話したい。』
『…………わかった。まだ店やし、今から○○って喫茶に来てや。』2006-09-24 01:38:00 -
115:
みぁさ
お風呂から出てきたりゅうがと一緒に、待ち合わせの場所に行く。気持ちを決めたせいなのか、心が軽い気がした。
すぐに店についた。
中に入ると、トモキはもう待っている。
『りゅうちゃん、ほな話して来るわな☆』2006-09-24 01:45:00 -
116:
みぁさ
りゅうがは、うなずき別の席に座った。
『お待たせ…』
トモキの前に座る。
『…みぁ?昨日はごめん…。お前が何言いたいんかなんとなくわかる……別れたいんやろ?』
『……うん。』2006-09-24 01:51:00 -
117:
みぁさ
窓からさしこむ太陽の光とは正反対に、あたし達には重い空気が流れる。
『……そっか。俺には、お前引き留める権利なんてないよな…。みぁ?でもな…信じてくれへんかもしらんけど、俺はお前を愛してから…今でもやねんけどな。』
目がしらが熱くなった……あんだけ殴られても、やっぱり楽しいこともあった。幸せな時もあったから…。
『あた…あたしも…あたしも愛してたから…』
涙が流れる。悲しい涙でもなくて…うれしい涙でもない。自分でも何の涙なのかわからない涙…。2006-09-24 02:01:00 -
118:
みぁさ
『泣くなって…。な?お前が悪いんちゃうねんで?みぁはいい女やったから。』
優しいトモキ。
ごめんね?支えてあげれなくて。
……初めて本気で好きになった人。さよなら。ありがと…。2006-09-24 02:07:00 -
119:
みぁさ
トモキと別れて次の日の夜には、大阪を出ることになったのだ。
アユリが見送りに来てくれた。
『みぁさ!!急すぎやし…!!』
泣くアユリにつられて泣きそぅになるのをこらえ、明るく振る舞うあたし…。
『…ごめんな?決めた即行動な人間やねん!笑』2006-09-24 02:24:00 -
120:
みぁさ
忙しさが落ち着いてからも、よくりゅうがとも地元の友達達とも遊んでいたけど、りゅうがに対する“お兄ちゃん”って気持ちは変わらなかった。
あのことがあるまでは……2006-09-24 05:10:00