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☆幼なじみ愛羅武勇☆
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1:
みあさ
『みぁさね、りゅうがと結婚するが〜☆』
ちっちゃい頃のあたしの口癖。
『俺も!みぁさと結婚するがやき☆』
これがりゅうがの口癖。うちらはちっちゃい頃から……………………………………………じゃなくて、ちっちゃい頃は!!!ラブラブだった。2006-08-16 01:53:00 -
56:
みぁさ
こうして、トモキとあたしの二人暮らしが始まった。
エッチはもちろん無しで、ホントに友達って感じ。仕事から帰って寝て、起きてトモキのご飯を作って、二人でその日のことを語り合う。
『俺なぁ!!今日初めてシャンパン入れてもらってん♪カフェパやねんけど、やたら嬉しい☆』
『マジで!?良かったやん♪この調子で頑張ってこなぁ☆あたしも、今月NO1守りましたから〜♪』2006-09-08 00:21:00 -
57:
みぁさ
『やるなぁ!!うしゃ!!俺も頑張るゎ☆負けへんでぇ!!!』
あたし達二人の会話は、大抵が仕事のことだったけれど…何だかすごく居心地がよかった。
…りゅうがと居るみたいや。
大阪に来て早くも、一年と半。もうすぐあたしも18歳だ。2006-09-08 00:25:00 -
58:
みぁさ
りゅうがからょく連絡もくる。帰ってこい!だとか、彼女ができただとか…。
あたしは、時々しか返事を返さない。
なんだか寂しくなるから。
あたしは、大阪で…このミナミで生きていくんだから。2006-09-10 08:59:00 -
59:
みぁさ
トモキと一緒に暮らしだして、二ヶ月になろうとしていた。
あたし達の関係は、少しずつだったけれど、友達とは違う関係になりつつあった。
夢を語るトモキの姿が、何だかすごく愛しく思える。
『なぁ……みぁ?』2006-09-10 09:02:00 -
60:
みぁさ
いつも通りトモキが仕事を終え二人で語りあっていた時、突然トモキの顔が真剣になった。真っ直ぐにあたしを見つめるトモキ。
『仕事…セクキャバやめへん?』
『えっ……?何で?』
突然の予想もしていない言葉に戸惑うあたし。2006-09-10 09:06:00 -
61:
みぁさ
『…………俺、お前を他のヤツに触れさせたくない。』
涙が出た。
戸惑いの涙なのか、嬉しい涙なのか、驚きの涙なのか………そんなものわからない。ただ、涙が出たんだ。2006-09-10 09:11:00 -
62:
みぁさ
そんなあたしを抱き締めながら、トモキはこう言った。
『俺、みぁのことが好きになってん。やから、他のヤツに触れさせたくない…俺と付き合ってくれ。』
あたしは、頷くことしかできなかった。
…あの時、二人は確かに愛し合っていたって今でもそう信じてるよ。2006-09-10 09:16:00 -
63:
みぁさ
こうしてあたし達は付き合うようになった。
もちろんお店もやめて、居酒屋のバイトに変えた。
二人で居る時は心地よくて、幸せで…この幸せが永遠に続くと思っていた。
幸せって儚いんだよね…。2006-09-10 09:20:00 -
64:
みぁさ
どこから狂うの?
かけ違えた歯車は、治そうとするほどに狂っていく…。
気付けば取り返しのきかない所まできちゃってたりするもんなんだよね…。
付き合って一年。もうすぐで19才。2006-09-10 09:25:00 -
65:
みぁさ
トモキは、ナンバー2にまでなっていた。
お金は楽になった…とゆうか、有り余るほどある。
バイトすら辞めさせられ、誰とも会わせてもらえなくなった。
でもトモキは、家に戻ってこない…。2006-09-10 15:38:00