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1:
ありさ◆Ki5XSvxrmU
あの頃の友達はどこに行ってしまったんだろう。
友達と呼べる程の友達なんて私にいたのかな??
あの頃の輝きはどこに行ってしまったんだろう。
輝きなんてものじゃなかったのかもしれない…2006-09-05 00:14:00 -
582:
黙ってドアを開けると、年齢には不釣り合いな若い服装をした恩地さんが蘭の心境とは裏腹に明るい笑顔で顔を覗かせた。
…が、蘭の顔を見て蒼白。
「蘭ちゃ…それ…。えッッ…?」2006-12-04 15:42:00 -
583:
汚くて、物が散乱した薄ぐらい部屋に恩地さんと蘭。足で物を端に寄せ、適当にスペースを作って恩地さんを座らせる。蘭は染みだらけの煎餅布団に腰を下ろす。
恩地さんは何から切り出せばよいのか迷っているようで、オドオドと部屋を見渡している。2006-12-04 16:14:00 -
584:
「あのさ、蘭ちゃん…」
気まずそうに口を開く、は恩地さん。
『…。』
「蘭ちゃん…シンナーしてるの?」
『ちょっと前まではしてたけど今はやらしてくれへん。からしてへん。』2006-12-04 21:31:00 -
585:
「じゃあ誰が…?この部屋…」
―――カランッッ…
恩地さんが足を組み替えた拍子に、積み上げられた服とゴミの山が崩れた。崩れたと同時にユキヤの使用済みの注射器が転がる。
目を見開いて驚く恩地さんと、それを冷静に尚且つ冷めた目で見下ろす蘭。2006-12-05 02:42:00 -
587:
『彼氏やで。』
沈黙を破ったのは蘭。
「………。わかった。蘭ちゃんはこれをやってないって信じていい?彼氏に顔も髪もやられたの?そうやんな??」2006-12-05 02:45:00 -
588:
『…』
―――その後のことはあまり覚えて無いけど、気付くと恩地さんの家にいた。必要な物だけ持って家を出て、鍵を閉めた。携帯も解約して新しい番号に変えた。2006-12-05 02:53:00 -
589:
【蘭はユキヤとあの部屋を捨てた。】
ユキヤはあの後どうしただろうか。後日恩地さんが部屋を片付けて鍵を取り替えに行った時にはユキヤの姿はたかったらしい。2006-12-05 02:59:00 -
590:
蘭は系列のミナミに移り、できるだけユキヤと会わない様にしてくれた。ザクザクと適当に切られた髪の毛も、恩地さんが美容院に連れていってくれて綺麗なショートボブになった。顔や体のあざが消えるまで仕事はもちろん休み。
2006-12-05 03:01:00 -
591:
何も無い、新しいミナミの店の寮で一人考えた。
恩地さんのこと。優しい人が働く店にいてよかった。ユキヤの事は好きだったのかわからない。ただ、一人になるのが嫌で無理矢理に依存していたのかも知れない。2006-12-05 03:12:00