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1:
ありさ◆Ki5XSvxrmU
あの頃の友達はどこに行ってしまったんだろう。
友達と呼べる程の友達なんて私にいたのかな??
あの頃の輝きはどこに行ってしまったんだろう。
輝きなんてものじゃなかったのかもしれない…2006-09-05 00:14:00 -
2:
ありさ◆Ki5XSvxrmU
?蘭14歳。
乱れたベッド、脱ぎ散らかされた衣服。ヨシキと蘭の愛の営み(この時はそう、信じて疑わなかった)の後蘭は聞いた。
「ヨシキ、次いつ会える??」
ヨシキは煙草に火をつけて、くゆらせた煙越しに私を見た。
「んー。また電話する」2006-09-05 00:16:00 -
3:
ありさ◆Ki5XSvxrmU
「わかった…じゃあ、蘭シャワーあびるね。」
ヨシキからの返事は無い。バスルームに入る前に後ろを振り返ると、彼は携帯でだれかにメールをしているようだった。2006-09-05 00:19:00 -
4:
シャワーを浴び終えて、部屋に戻るとヨシキはすでに服を着ていた。
「早よせぇや!!置いてくぞ!!!」
なぜか喧嘩口調だ。こんな時のヨシキは怒らせない方がいい。
黙って急いで服を着て帰る用意をした。2006-09-05 00:21:00 -
5:
ありさ◆Ki5XSvxrmU
ここは枚方かそこいらのラブホテル。大阪東部で生まれ育った私。こんな所に置いて行かれたら帰る術が無い。土地勘も無い。終電も無い。タクシーで帰るお金もない。
急いで服を着て、ヨシキに謝る。髪や化粧を気にしてる暇なんてなかった。2006-09-05 00:22:00 -
7:
―――キッッ
「降りろ」
ヨシキが冷たく言い放つ。
「え、でもここ…」
言いかけてやめた。ヨシキの目は恐ろしい程冷たくて、従う方が正しいことは幼い私にもわかった。2006-09-05 00:28:00 -
8:
おとなしく車を下りてた。
「じゃあまたね。今日はありが…」
最後まで私の言葉を聞くことは無く、ヨシキの運転するスカイラインは走り去った。2006-09-05 00:33:00 -
9:
ここどこやねん…
真っ暗な商店街の真ん中で無理矢理車を下ろされた私。
駅らしき物が見えたので取りあえずそちらに歩いた。
『光善寺』と言うらしきその駅で、始発を待つことにした。もちろん改札は閉まっていて、ぼんやりとうすぐらい街頭と時刻表の上の蛍光灯だけが私を照らした。2006-09-05 00:36:00 -
10:
人っ子一人いない。それはそうか。真夜中の商店街に人がいる方が気味悪い。
それにしてもひまだな。
私はプリケーを取り出し、『あーちゃん』のメモリを探し、通話ボタンを押した。出ない。
友達がいのないやつだ、と怒りを覚えた。2006-09-05 00:38:00