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歌舞伎町で嵐?
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1:
亜美◆O57ekZTKi6
あたしの名前は瑠璃。歌舞伎町でホステスをしている。東京生まれ東京育ちの都会っ子だ。 この前、運命の出会いをしたの。しびれるくらいの。そんな瑠璃の恋愛の話。
2006-09-12 00:07:00 -
40:
亜美◆O57ekZTKi6
「こんばんわ〜!失礼します!」「こんばんわー。座って座って。」「ありがとうございます。」「初めて見る顔だね。入ったばっかり?」「はい、今日体験なの。」「そうなんだ。さっき卸したんだけど、飲む?」そう言って客はドンペリをくいっと持ち上げた。「いいんですか?頂きます!」
2006-12-23 20:49:00 -
41:
亜美◆O57ekZTKi6
いっぱい飲んでできるとこ見せなくっちゃ!あたしは張り切りシャンパングラスに注いだドンペリを一気した。 「飲むねぇ。」客が嬉しそうに笑い、おかわりを注いでくれた。「ありがとうございます!こんな大箱で働くの初めてだから喉乾いちゃって。」そしてまた一気。 あたしはシャンパンというものがどれだけ酔いやすいかわかっていなかった。
2006-12-23 22:12:00 -
42:
亜美◆O57ekZTKi6
ヘルプに着き20分ほど経過した時、ボーイに席を外すように言われた。「ほんとにごちそうさまでした!」あたしはニッコリ笑いグラスを持って立った。 グラッ。立ち上がった瞬間足元がフラついた。 ヤバイ……。それでもなんとか足を踏張り待機席まで歩いた。 待機席に戻ると愛はいなかった。
2006-12-23 22:17:00 -
43:
亜美◆O57ekZTKi6
待機席に倒れこむように座り手で顔を仰いだ。 アツイ…。ドンペリって強いお酒なのかな?まさかこんな酔うなんて…。 「ただいま〜!」愛が小走りで戻ってきた。「どーしたの、瑠璃顔赤いよ?酔ってんの?」「ヤバイよ…。さっきヘルプで張り切って飲み過ぎちゃってさ。」「大丈夫〜?でも飲ませてもらえるだけいいじゃん!愛なんてねだったけど一杯も飲ませてもらえなかったよ笑」 その時、あるボーイが近づいてきた。「瑠璃さん、だいぶ酔ってますね。はい、これ……。」そう言って冷たいお絞りをくれた。 「ありがとうございます。すいません…なんかあたし張り切りすぎちゃって。」「張り切るのは良いことですけど無理しないでくださいね。」そう言って彼はまた仕事に戻っていった。 河本涼介、と書かれた名札を胸に下げていた。 河本涼介ーーー……。
2006-12-23 22:29:00 -
44:
亜美◆O57ekZTKi6
「見た?かっこいいボーイさんだねー!」愛がキャッキャッと騒いだ。確かに端正な顔立ちをしていた。 でも透に勝てる人なんて誰もいない。あたしはそう思った。今日日払いもらったら透に会いに行こう。 それからあたしはヘルプまわりをひたすら頑張り、ちょっとでもボトルの中身が減ればと、飲みまくった。終わる頃には舌がうまく回らなかった。 「愛〜、あたし今日送りいらないからねぇ。」「え〜どうしてぇ?」「お金もらったし透に会いにぃ行くんだぁ!」「ハマっちゃってるじゃん〜!やめときなよ〜!」「もぅうるさぁい!会いたいのぉ!じゃ、あたし行くからぁ!」「わかった…。程々にしておきなよ?じゃ、愛も車行くね。また明日ね〜!ばいばぁい!」「ばいばーい!お疲れ〜。」 それからあたしはフラフラとした足取りでKINGに向かった。
2006-12-23 22:42:00 -
45:
亜美◆O57ekZTKi6
外はもう肌寒くなってきていた。厳しい冬が刻一刻と近づいて来ている。 「いらっしゃいませーー!!」KINGの扉が開くとホスト達が一斉にこっちを見た。「担当のホストはいらっしゃいますか?」「あ、はい。透で…。」 う…なんか緊張してきちゃったよぉ。 「こちらへどうぞ。」一人のホストが席まで案内してくれた。
2006-12-23 22:50:00 -
46:
亜美◆O57ekZTKi6
フカフカのソファに座り、渡されたおしぼりで手を拭きながら透が来るのを待った。 「瑠ー璃ー♪おはよっ!」ドサッ。急に透が横に座った。ふわっ。あ、いい匂い……。「透いい匂いするー!」クンクンクン…あたしは透の体中を犬のようにかぎ回った。「瑠璃、酔ってるやろ笑」「うん♪悪いー?」「ううん、もっと酔わせたる笑」
2006-12-23 22:57:00 -
47:
亜美◆O57ekZTKi6
「お願いします!」急に大きな声で透はボーイを呼んだ。「テキーラお願い♪」「はい。」 「って…いきなりテキーラ!?」「ゲームしよっ!」透がニッと笑った。 「かめかめピョン!」「きゃーまた負けだあ!」「ハイ、瑠ー璃の一気が見たいからー!」コールがかけられ、あたしは並々と注がれたテキーラを一気する。「もぉやばぃぃ〜……。」そう言ってあたしは透の肩にもたれかかった。「ハハッ。じゃーもーゲームやめぇ。ハイッもたれんとちゃんと座って!」透はあたしの背中をグイッと伸ばした。拒否られたなんて思ってないあたしは透とゲームできて上機嫌。「透〜次は何するの〜?」「ちょっと俺席外さなきゃなんない。」「え、何で?」「指名かぶってるから。じゃ、ちょー行ってくるわ!大人しぃしときや!」ポン!透はあたしの頭に軽く手を乗せ、いってしまった。
2006-12-23 23:36:00 -
48:
亜美◆O57ekZTKi6
ポンやってぇ〜あたしは一人でニヤつく。その時、「失礼します!咲夜です!」「へ…?あぁ、ヘルプか。」「なんですかその言い方!笑。俺じゃ嫌なんですか!?」「や、そういう意味で言ったんじゃないからね笑」「飲み物何します〜?」「どーしよ…。とりあえずメニュー持ってきて。」「はい。ボーイさぁぁんメニュー!!!」咲夜と名乗ること男はやたらと声が大きい。
2006-12-23 23:47:00 -
49:
名無しさん
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2006-12-24 00:41:00