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歌舞伎町で嵐?

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  • 1:

    亜美◆O57ekZTKi6

    あたしの名前は瑠璃。歌舞伎町でホステスをしている。東京生まれ東京育ちの都会っ子だ。                   この前、運命の出会いをしたの。しびれるくらいの。そんな瑠璃の恋愛の話。

    2006-09-12 00:07:00
  • 51:

    亜美◆O57ekZTKi6

    「わかった!じゃカクテル何にする?」「んーとヨギーパイン!」「オッケェイ♪ボーイさぁぁぁん!!」       咲夜は再び大きな声でボーイを呼び、ヨギーパインを注文してくれた。       「もうすぐ透さん戻ってくるからね!」「うん☆待ってる!」「えらいねー!あ、戻ってきた!じゃ、俺行くねっ。ばいばーい!」「どーもありがとう。ばいばい!」                     「ごめんな〜あっ、何飲んでるん?」「ヨギパだよ。透も何か飲む?」「いいん〜?ありがとう!じゃ、俺ビール頂くわ〜。お願いしまーす!」透はボーイを呼び、ビールを頼んだ。

    2006-12-24 21:14:00
  • 52:

    亜美◆O57ekZTKi6

    「ごめんね、ビールぐらいしかご馳走できなくて。あたし金欠なんだ。」「そんなこと気にしんくていいって〜。」「でも、給料出たら何かボトル卸すから!」「ありがとう!嬉しい!」透はニッコリ笑った。                  やっぱりカッコイイ……。彼女になりたい。あたしはそう思った。

    2006-12-24 21:18:00
  • 53:

    亜美◆O57ekZTKi6

    「今日はありがとーな!」「いいよ〜!あたしこそなんか酔っ払いでゴメンね。また来るね!」「うん。待ってる。」「じゃ、バイバーイ!」「バイバーイ!」   透に送り出しをしてもらい、あたしは歌舞伎町の街をとぼとぼ歩いた。                まだ始発は走っていない。だけど、タクシーに乗るお金もない。                     あたしは仕方なく駅の入り口に座り込んだ。                今日は楽しかった。プリンセスで働いて、キングにも行けて。透の笑顔も見れたし。

    2006-12-24 21:25:00
  • 54:

    亜美◆O57ekZTKi6

    あたしは幸せな気分でいっぱいだった。      冬の始まりの寒さも気にならない程だった。                それからしばらく下を向いてケータイを見ていた。   その時ーーーー。                  「瑠璃さん?」

    2006-12-24 21:27:00
  • 55:

    亜美◆O57ekZTKi6

    パッと上を向くと、プリンセスのボーイである河本涼介が心配そうに立っていた。河本涼介は今日、お絞りを渡してくれたボーイだ。「か、河本さん…。」「何してるんですか。こんなところで。」「えっと…始発待ってます。」「タクシー使ったらいいじゃないですか。」「お金ないから……。」あたしは恥ずかしくなって下を向いた。「風邪引きますよ。」そう言って河本はスーツの上着を脱いで手渡してくれた。「そんな、いいです!大丈夫ですから!」「いいから。俺も始発待ちなんですよ。…隣いいですか?」「あ、はい。」

    2006-12-24 21:35:00
  • 56:

    亜美◆O57ekZTKi6

    あたしと河本は並んで駅の入り口に座った。    あたしは河本に渡された上着を自分の肩にかけた。 「今日、頑張ってましたね。」河本が遠くを見つめながら言った。「見てたんですか…?」「ホール全体を見てますから。」「あ…そうですよね。今日は…初日ってこともあって頑張りすぎちゃいました。」「まだ酔ってます?」     キングで飲み直したなんて言えなかった。「や、もう大丈夫です。」

    2006-12-24 21:43:00
  • 57:

    亜美◆O57ekZTKi6

    河本涼介というこの男はどこか悲しい雰囲気を持っていた。伏し目がちな目に長いまつげが影を落としていた。          ハッ。見とれてた。「あっ、河本さんは何才何ですか?」「俺ですか?22です。」透と同い年……。

    2006-12-24 22:30:00
  • 58:

    亜美◆O57ekZTKi6

    「瑠璃さんは…?」「あ、あたしは20です…。っていうか寒くなってきましたね…。これ返します。」あたしは河本から借りた上着を脱ごうとした。「いいって!着ててよ。大事なキャストに風邪ひかれたら困るから。」「……はい。ありがとう…。」

    2006-12-24 22:35:00
  • 59:

    亜美◆O57ekZTKi6

    その時河本はくしゃみをひとつした。「っクシュン!」「風邪引いちゃいますよ!」「大丈夫。バカは風邪引かないから。笑」                河本はニコッと笑った。              「………………………。」「ちょ、瑠璃さん何見てるんですか。」「や、笑ったとこ初めて見たから…。かわいい笑顔するんですね。」「ーーーーっ。やめてくださいよ。」河本は照れて横を向いてしまった。

    2006-12-24 22:43:00
  • 60:

    亜美◆O57ekZTKi6

    「河本さんって何か純なんですね笑。あははは!」「………………。」「って何見てるんですか!笑」「俺も笑ったとこ初めて見た。」「もぉーっ!」あたしも照れて横を向いた。                           「あっ、開いた!」駅の柵ごうしが開いた。

    2006-12-24 23:20:00
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