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1:
ケイ
俺が4年間思い続けてる子の話☆
2005-08-20 02:59:00 -
66:
ケイ
「私がやめさしたる!!」「…どうやって?」 「とりあえず家にあるクスリ系ぜんぶ没収しにいく☆そっからファミレスでもいって作戦会議なぁ!!」 すごい行動力にNO!とはいえず、ただ彼女に感謝して、また尊敬した。ばれたのがひーちゃんでよかった。
2005-08-21 12:57:00 -
67:
ケイ
放課後、家に来たひーちゃんは、でっかいゴミ袋をひろげていつもの笑顔で 「はいっこの中にクスリ系ぜーんぶいれちゃって?」 と言った。俺は部屋中をさがしまわり、シンナー、ハッパ、昔かんでたバツ、ラッシュなどぜんぶかくさずいれた☆
2005-08-21 13:02:00 -
68:
ケイ
「ハイよくできましたぁ?んじゃこれ捨てにいこか!」ひーちゃんは袋をかついでまるでサンタのようだった。近くの大きい川に捨てにいくことになった。 川につき、ひーちゃんは 「バイバーイ?」と言いながら袋をおもっきし川に投げた。女とは思えないほど飛んだのですこしあせった。
2005-08-21 13:06:00 -
69:
ケイ
男なみの行動力に男なみの力…。みためはほんまに可愛いのに…。そのギャップがほんまにおもしろい。 俺はどんどんひかれていった。その後ファミレスへいき、パフェとかミルクティーとか頼むんかな、とおもいきやビビンバ丼。その細い体のどこにはいるん?てぐらい食う。この人といたら笑いっぱなしや☆
2005-08-21 13:12:00 -
70:
名無しさん
やばいなける?
2005-08-21 17:39:00 -
72:
ケイ
72さん、73さんありがと?
2005-08-22 05:46:00 -
73:
ケイ
それからひーちゃんは毎日メールくれた。 「もぅちゃんとやめた?」「牛乳飲むと気ぃまぎれるらしぃよー??」 「次したらマジ怒るよ?」ひとことひとことがうれしかった。
2005-08-22 05:48:00 -
74:
ケイ
「次したくなったら朝でも夜中でもいつでもいいからメールしといでや。」 このことばで気持ちが軽くなれた。俺は、毎日学校に行った☆新しい自分をみてほしかった。
2005-08-22 05:51:00 -
75:
ケイ
学校で会えるのがうれしかった。会ったらにっこり笑って手をふってくれる。それだけで行く価値があった。中間テストだってほめてほしくて一生懸命勉強した。その甲斐あって、英語が80点とれた!!おれは、ひーちゃんの教室に走った☆
2005-08-22 05:55:00 -
76:
ケイ
「なぁなぁみて!!すごいやろ!?」 「えらいやぁーん!!私、数学4点やったぁ〜↓↓」落ち込みながらも笑いながら話してた。 「2問しかあってないやん!!笑。あほやなぁ☆」 この前の事件からだいぶ自然にしゃべれるようになった☆
2005-08-22 05:58:00 -
77:
ケイ
「テスト頑張ったごほうびにこれあげるわっ☆」 チュッパチャップスをもらった。初めてひーちゃんから物をもらった嬉しさで、ちょっと興奮した。もったいなくて食べれないから、カバンにしまっといた♪
2005-08-22 06:02:00 -
78:
ケイ
その日の放課後、家にかえると…ーガシャーンッ…ー 「またか…」俺んちの親は仲がほんまにわるい。また今日も
2005-08-22 06:05:00 -
79:
ケイ
喧嘩してるんか、と思うと家の中に入りたくない。 でも入るしかない。 「酒ばっか飲んでないで少しは働いてや!!」 「うっさい!言うこときかるへんねんやったら出ていけや!!」いつもの会話。聞き飽きた。
2005-08-22 06:07:00 -
80:
ケイ
横を素通りして部屋にはいる。おれの小さいころから喧嘩ばっかり。俺が昔荒れていた原因でもある。そのストレス発散方がクスリとかやった。現実をみたくなかった。逃げたかった。でも今はもうクスリはない。 スイタイ スイタイ ツライクルシイ
2005-08-22 06:11:00 -
81:
ケイ
俺は不安と孤独と苦しさに押しつぶされそうやった。ふるえがとまらんかった。ひーちゃんに会いたい、ひーちゃんに大丈夫やでってわらってほしい。ひーちゃん、ひーちゃん…
2005-08-22 06:14:00 -
82:
ケイ
時計をみたらもう夜の11時。明日も学校。無理やなって思ったけど声だけでもききたくて、電話した。 「俺いまめっちゃつらい…クスリに頼りきってたからどうしたらいいかわからへん…つらい…つらい」思ってることぜんぶ言った。
2005-08-22 06:19:00 -
83:
ケイ
「今どこおんの?」 「家やで…」 「動いたらあかんで?絶対なんもしたらあかんで!すぐいくから!」プツッツーツー……え?きてくれる?俺は半信半疑でふるえながらまってた。
2005-08-22 06:24:00 -
84:
ケイ
20分後、ひーちゃんから着信。「家の前ついた!」 まじで?なんでそんなやさしいん…。なんで…? そんなことを考えながら前にでた。そこには、はじめてみる私服のひーちゃんがいた。
2005-08-22 06:28:00 -
85:
名無しさん
ぁ、リアルタイムゃ?めたぉもしろい??続き楽しみにしとくね?
2005-08-22 06:33:00 -
86:
ケイ
ミニスカにTシャツ。原付のうえにまたがっている。俺に気付くと「大丈夫か!?」とちかづいてきてくれた。俺は何でかわからんけど泣いてしまった。気がゆるんだのか、会えてほっとしたのか。声をだして泣いた。
2005-08-22 06:36:00 -
87:
ケイ
87ありがとぉ?まじうれしいわ?
2005-08-22 06:37:00 -
88:
ケイ
普段は泣いたりなんかまったくせんのに…。 「よしよし、つらいな…」ずっと頭をなでてくれた。俺はやっとことばを口にできた。 「あ…いたか…た」
2005-08-22 06:40:00 -
89:
ケイ
「つらいことあったん?」俺は泣いてことばにならんかったけど一生懸命、事情をはなした。うん、うんて真剣にきいてくれた。話しおわったあと、 「そっかぁ…親かぁ…。」ひーちゃんがぽつりとゆった。
2005-08-22 06:44:00 -
90:
87です?
理紗デス?雨降ってうるさくて寝れないからずっと見てるよ?〃ワラ がんばってねン?
2005-08-22 06:48:00 -
91:
ケイ
ひーちゃんはこう続けた。「私んちな、小さいころからお父さんおらんねんやんか。だから、夫婦ゲンカとかどんなもんとかもあんまりわからんねん…。力になれんくてごめんな、ほんまごめん…。」俺は、なんていったらいいかわからんくなってだまってしまった。
2005-08-22 06:49:00 -
92:
ケイ
雨うっといな??もうちょい頑張ってかくな?ありがとぉ?
2005-08-22 06:50:00 -
93:
ケイ
「でもな、私お父さんおらんけどマジ幸せやでっ☆お母さんもおるし兄弟もおるからさっ!」またいつもの笑顔で言う。ホンマにこの人は強いなっておもった。 それから、お互いの色々な話をした。好きな芸能人、好きなたべもの、好きなマンガ。しょうもない話ばっかりやったけど、ほんまに楽しかった。
2005-08-22 06:56:00 -
94:
ケイ
「私な、将来ホームヘルパーになりたいねん☆」 え!?見た目からしたら、《将来の夢はショップ店員です?》とか言いだしそうやのに…。また意外な一面をみた。俺は、昔からダンスと歌を習っていたから、歌手になりたいってことを教えた☆ 「マジかなえよなぁ!!」約束した。マジでなる!!俺はこのとき決意した。
2005-08-22 07:00:00 -
95:
ケイ
「私あと学校一日でも休んだら留年やねんてぇ↓↓今日担任にゆわれたぁ!」 「え!?あかんやん!!もう夜中の3時やで!?」 「どうせ帰っても寝れへんから大丈夫大丈夫〜☆」 たぶん俺のこと心配してくれておってくれたんやとおもう。俺はどんどんこの人にひかれてく。さりげない優しさが、気遣いが、笑顔が、俺のこと安心さしてくれた。
2005-08-22 07:05:00 -
96:
ケイ
結局、朝まで一緒にいてくれた。親のことなんて全然考えずにすんだ。 「じゃぁそろそろ着替えにかえって学校いこかな☆」俺はほんまに来てくれてありがとう、と何回も言い、見送った。
2005-08-22 07:09:00 -
97:
ケイ
俺も制服に着替えて、学校にいく準備をした☆さっき会ったばっかりなのに、また早く会いたいと思った。ほんまにこんな気持ちははじめてで、自分でも自分がよくわからんかった…。
2005-08-22 07:11:00 -
98:
ケイ
朝、学校につくなりおれは即効で爆睡した。 昼休みに友達に食堂に飯くいにいこ☆てゆわれてやっとおきた!!食堂に行くとひーちゃんがいた!!でも男としゃべってた。楽しそうに。俺はやきもちをやいた。 「俺以外としゃべらんといて…」とまでおもった。彼女にでさえこんなこと思ったことないのに。
2005-08-22 07:17:00 -
99:
ケイ
俺はヤキモチをやくとボッキするくせがある。ひぃーちゃんにピチャっと精神をつけてさようなら。
2005-08-23 09:59:00 -
100:
ケイ
その日は一日中もやもやした気分やった。自分がどんだけ好きなのかおもいしらされた。 次の日、寝坊して学校に遅刻していった。授業中、あかりから?受信。 「あたしのクラスの男がひーちゃんのパンチラの写メもってるで?」 はぁ?だれやねん。マジで切れそうやった。
2005-08-24 02:28:00 -
101:
ケイ
休み時間にあかりのクラスまでいった。 「どいつがもってるん?」「あの子やでぇ〜!」 あかりが指さしたやつに俺はわざとかなりフレンドリーに話し掛けた。 「なぁなぁっ!ひーちゃんのパンチラの写メもってるんやろぉ〜?♪♪」 「もってんで♪みたい?あの人スカート短いから撮ってほしいんかなおもってとったぁ☆笑」 このことばにキレた。
2005-08-24 02:34:00 -
102:
ケイ
「…しばくで…。誰が撮ってほしいなんておもうねん…。そんなんでスカート短いんちゃうやろが。」 「え!?」そいつはオロオロしてた。 「今すぐ消せや。次撮ったらまじしばくから。」 目の前で消さして俺は教室にもどった。
2005-08-24 02:41:00 -
103:
ケイ
俺はめっちゃイライラしてた。他の関係ない人にも、冷たくしてしまった…。 放課後、裕也とかと3人で梅田に行ったら、女3人に逆ナンされた☆俺はどーでもよかったけど、裕也らがノリノリやったから、6人で遊ぶことなった。
2005-08-24 06:41:00 -
104:
ケイ
いかにも遊んでそうなギャルたちってかんじやった。 俺も今日落ち込むことあったし、気晴らしにいいかなとおもってはしゃごぅと思った☆6人でラウンドワンでボーリングしよか!!ってなって、ラウンドワンまで歩いてたとき、後ろから「おーケイちゃん☆」 え…この声…?
2005-08-24 06:44:00 -
105:
ケイ
ひーちゃんや!!! 俺は飼い馴らされた犬のよぅにひーちゃんとこまで走っていった!! 「何してんのー?!」 「買い物やでぇ♪あの子ら彼女ちゃうん?あたしと喋ってて大丈夫なん??」 「違うって!!!?」 「あ、そーなん?どっちにしろ女の子たちに悪いからいくわ♪じゃぁね☆」 …俺は目の前が真っ暗になった。あんな冷たいひーちゃんははじめてやった。
2005-08-24 06:51:00 -
106:
ケイ
俺もみんなのとこに戻ったけど、あまりのテンションの低さに裕也が気付いてくれて、裕也に相談した↓そしたら裕也は、 「あ〜そりゃ確かに誤解するような状況やわなぁ…」と苦笑いした。
2005-08-24 06:55:00 -
107:
ケイ
とりあえずみんなでボーリングしにいったけど、ギャルらのあまりのワガママぶりに全員たえられへんくなってすぐバイバイした☆ 一人に番号きかれたけど、教えへんかった。家にかえって携帯をひらき、何度もひーちゃんにかけようと思ったけど勇気がでんかった。
2005-08-24 06:59:00 -
108:
ケイ
それからしばらく、ひーちゃんとは連絡とらんくなった。俺は淋しさをまぎらわすためにダンスと歌の練習をがんばった。 季節は夏寸前になった。 最近ひーちゃんをみてないけど、学校にきてるんかなぁ?元気にしてるかな…
2005-08-24 07:04:00 -
109:
ケイ
ある日俺は、校舎のうらのいつもタバコをすってるとこにひとりでいった。するとそこに人影がみえた。 「うわっ先客やん…。」 しかし、近づくたびに泣き声がきこえた。…この声、ひーちゃん…?ひーちゃんや!!
2005-08-24 07:08:00 -
110:
ケイ
「ひっくひっ…く…」 声を押し殺すようななきごえ。俺は走り寄った。 すると、倒れこんで頭をかかえながら泣いているひーちゃんがいた。大泣きってかんじやった。俺に気付きこっちをみた。目が真っ赤やった。 「…どうしたん…?」 勇気をだしてきいてみた。
2005-08-24 07:16:00 -
111:
ケイ
「あ゙っ、なんでもないねん、ぢょっど体調悪いだげやがら☆」泣きすぎてガラガラになった声で必死に笑う…。胸がいたい… 「…なんかあったら力になるから…絶対力になるから…だからゆってな…」 俺はこんなことしか言えなかった。情けなかった。ひーちゃんゎありがとうな、と笑って言いながら教室にもどっていった。 …なんで泣いてたんやろ
2005-08-24 07:22:00 -
112:
ケイ
俺は何回も助けられてるのに、俺にはなんもできへんねんなぁ…。なんかできることないんかなぁ…。夏の青空をみあげながら、ひとりでかんがえていた。 もうすぐ、夏休み。
2005-08-24 07:25:00 -
113:
ケイ
終業式の日。 式がおわり、みんなで飯を食いに行った☆近くのガストにいくと、あかりらもいた。「おぉーケイやん!一緒にたべよーや☆」こいつはいっつも元気やな…。
2005-08-24 07:31:00 -
114:
ケイ
みんなでワイワイ話してるときに、あかりが横にきてはなしはじめた。 「ひー先輩、元彼から暴力うけてるらしいで。」 俺はこの前のことを思い出した。もしかして、あのときも…。 「ごめん!俺帰るわ!!」俺は席をたち、走った。
2005-08-24 10:28:00 -
115:
ケイ
プルルルル…プルルルル…ひーちゃんに何回かけても出ない。メールで「連絡して」と送っておいた。 30分後、ひーちゃんから電話がかかってきた。 「もしもし!?今どこ?」「え?家やでぇ☆寝てて電話きづかんかったぁ〜☆」「家どこ?話あるねん!」「どしたん?!○○中学のちかくやでぇ〜☆」 「すぐいくから!!」 「えっ?どうしたんよ?」俺は勝手に電話を切り、急いでむかった。
2005-08-24 10:34:00 -
116:
ケイ
ひーちゃんは、家の前にでてまっててくれた。こんな暑いのに、長袖にジャージ。俺が今日終業式きた?と聞くと、体調がわるかったから休んだぁ☆と笑う。 俺は、こう切り出した。 「…ひーちゃん、元彼から殴られてるんやろ…?」 その瞬間、ひーちゃんから笑顔が消えた。
2005-08-24 10:40:00 -
117:
ケイ
でもまたすぐにいつもの笑顔にもどり、 「えー?何の話っ?!笑。そんなんちゃうよぉ〜☆」とわらう。俺はきいた。 「…じゃあ何で長袖とかきてんの…?」 ひーちゃんはだまった。 「…腕みして…?」俺は腕をつかみ、そでをめくった。
2005-08-24 11:17:00 -
118:
ケイ
「…普通にやばいやろ…」自然と声にだしてしまった。それぐらいすごいアザが何個もあった。ちょうどグーのような形で…。 「ちがうねん☆ちょっと喧嘩してもめちゃってさ?」「…ちがうやろ?」俺が聞くとだまった。
2005-08-24 11:21:00 -
119:
ケイ
ひーちゃんは、あきらめたのか、話だした。 「浮気されて別れた元彼により戻そうってゆわれてんねんけど…もう信じられへんし無理やわってゆったら殴られてん…。」 女に手だす男とか最悪や…よく顔をみたら、だいぶやせていた。よっぽどショックやったんやろな…。
2005-08-24 11:25:00 -
120:
ケイ
俺がそいつにゆうたろか?て聞いたけど、だまって首を横にふる。こんなんどうせ今だけやろ、と笑う。私なんかのどこがいいんやろなぁ、と辛そうな顔する。すべてが耐えれなかった。俺なら、絶対こんな思いはさせへんのに…。
2005-08-24 11:27:00 -
121:
ケイ
「でも、たぶんどこかでまだ元彼の事好きやと思う」この言葉に俺はつらくなった。元彼が好きなんや…。「…俺だってひーちゃんのことすきやで。」 勇気をだして言った!! 「あははっ!ありがとね」本気にしてないのか、軽くかわされた。でも、ごめんとかゆわれんくてよかった…。
2005-08-24 11:32:00 -
122:
ケイ
心配かけたくないから、決して人の前では泣かない。いつも笑って人を明るくさせてる。今だって、絶対つらいはずなのに、わらってる。心底尊敬した。 今までの女とはちがう…
2005-08-24 13:23:00 -
123:
ケイ
俺は、そんな辛い目にあうんやったらもう元彼と会ったらあかん!ってゆったけど、あいつには私しかおらん、私が見離したらあいつは一人になってしまう。あいつは、愛情表現がへたなだけやねん、と言う。 俺は何もいえんかった…。ひーちゃんは、「来てくれてありがとう、やさしいねぇ。ありがとう。じゃあね。」と言い家にはいっていった。
2005-08-24 13:29:00 -
124:
ケイ
今日から夏休みなのに、複雑な夏休みのスタートになってしまった。力になれなかった…。 セミがうるさい7月の昼下がり、引き下がれない恋をしたことに気付く。
2005-08-24 13:31:00 -
125:
ケイ
それから一週間後、友達からひーちゃんが元彼とよりを戻したらしい、と聞いた。あれから彼女から連絡はない。何回かメールをしたけれど、かえってこない。
2005-08-24 13:35:00 -
126:
ケイ
俺は、もう忘れようと必死やった。いろんな女と遊びまくったし、いろんな女とやったりもした。とにかく必死やった。もう考えたくない…それだけやった。淋しかった。
2005-08-24 13:38:00 -
127:
ケイ
ある日、あかりから?。 「あんた最近女あそび激しいらしいゃん??」 「別にそんなことないよ」「あたしと付き合わへん?ほんまゎずっと好きやってん??」 …え!?まったくきづかんかった…?
2005-08-24 13:42:00 -
128:
ケイ
でもあかりやったら気あうし、しゃべりやすいしいっかぁ☆と思いOKした☆ 俺はこの日からあかりの彼氏になった。いつか好きになれるやろう、と思った。ある日、あかりが初めて俺んちに来た。
2005-08-24 13:45:00 -
129:
ケイ
あかりは俺の横にぴったり座り、甘えてくる。俺は正直なんもする気も起こらんかったけど、あまりにも顔を近付けてくるから、チューした。あかりゎ顔真っ赤にしてたけど、俺はなんとも思わんかった↓ 恋愛ってこんなもんなんかなぁ…と思った。
2005-08-24 13:51:00 -
130:
ケイ
もう一回チューして、雰囲気でベッドに押し倒して、服ぬがせた。そのとき、あかりの顔が一瞬ひーちゃんにみえた…。俺はマジで心臓がドキドキして、かなり興奮した。俺はあかりをひーちゃんと錯覚して、エッチをした。
2005-08-24 13:56:00 -
131:
ケイ
エッチの途中ぎゅっとあかりを抱き締めながら、つい 「ひ…ちゃん…」 と言ってしまったけど、あかりも必死やって気付いてなかった。 終わったあとあかりをみると、やっぱりあかりはあかりやって、ひーちゃんじゃない。俺は少し落ち込んだ。
2005-08-24 14:02:00 -
132:
ケイ
でもあかりが終わった後、「愛をかんじた?」 とか言ってた。そりゃあひーちゃんのこと考えてたからやろうなぁ…。ごめん、あかり。
2005-08-24 14:05:00 -
133:
ケイ
罪悪感でいっぱいやった。それでも、俺はひーちゃんを忘れることに必死やった。あかりのことを好きになって、忘れていこうとおもった。 あかりは顔もまぁまぁ可愛いし、性格もいい☆十分やってけるやろ、と思った。
2005-08-25 02:33:00 -
134:
ケイ
それから、あかりと色々なところに出かけた。遊園地に行ったり花火にもいった。それはそれなりに楽しかったし、よかった☆ でも、あかりとキスしたりエッチするたびに、ひーちゃんの顔がでてくる。あの笑顔が…。
2005-08-25 13:20:00 -
135:
ケイ
元気にしてる?彼氏とはうまくやってる?幸せ? ひーちゃんに会いたくてたまらなかった。 忘れられない。
2005-08-25 13:22:00 -
136:
ケイ
夏休みも中盤にさしかかったある日、俺は近所のコンビニに行った。 すると、コンビニの横の細い道に女の子が座り込んでるというか、倒れこんでるのがみえた。 俺はただごとじゃないと思い駆け寄った。
2005-08-25 13:25:00 -
137:
ケイ
「…ひー…ちゃん?」 一瞬、誰かわからなかった。それぐらい顔がボコボコに腫れあがっている。目のまわりも、青アザでまっさお。小刻みにふるえてる。俺を見ながら、 「いや…や…いややぁ…もう…見んといてぇ…。」 とおびえた目をする。
2005-08-25 13:29:00 -
138:
ケイ
「私が悪いから…だから…殴られんねん…私がわるぃねん…しゃあないねん…」震えながら言う。涙がポタポタ…、と落ちている。 「でも…限界や…もう痛いよぉつらいよぉ…男がこわいよぉ…」 俺は泣き崩れた。俺のなかでいちばん強かった人が、初めて弱音をはいている。ボロボロになって、泣きながら…。
2005-08-25 13:34:00 -
139:
ケイ
俺は、とりあえずちょっと待っててと言ってコンビニに走り、氷と絆創膏、包帯と、湿布を買った。 「これで顔ひやして?」と言ってひーちゃんに氷を渡した。 俺は無言でひーちゃんの手当てをはじめた。
2005-08-25 13:39:00 -
140:
ケイ
ひーちゃんは、口のはしっこや、色んなとこが切れていて、喋るのも表情をつくるのも辛そうやった…。 それでも、俺が包帯を巻いていると、一生懸命にこにこして、見ててくれた。 「ケイちゃんは優しいねぇ。そんな優しさどこでならうん?家で?学校で?私も教えてほしかったなぁ。」 俺はこの言葉で、ひーちゃんをぎゅっと抱き締めた。
2005-08-25 13:45:00 -
141:
名無しさん
ひーちゃんて子、めっちゃ純粋ゃぁ…?
2005-08-26 18:49:00 -
142:
?真梨奈?
青春ッッて感じゃねぇー? 更新まってま??
2005-08-26 18:53:00 -
143:
ケイ
名無しさん、真梨奈ありがとうなぁ?頑張るわ?
2005-08-26 23:18:00 -
144:
ケイ
俺が抱き締めた瞬間、彼女は何かが吹っ切れたように大泣きした…。 「こわいよぉぉ…もぉこわいよぉぉ…」 俺はずっと抱き締めた。 頼りなかったかもしれへんけど、落ち着くまでずっと抱き締めた。
2005-08-26 23:22:00 -
145:
ケイ
「男がもう恐い…男なんかもぉ信じたくない…」 せつなかった…心の奥で、俺やったら絶対泣かさへんから、俺といてやってずっと叫んでた。でも、言えなかった。あかりにはほんまに悪いけど、あかりのことなんか全く考えれなかった。
2005-08-26 23:28:00 -
146:
ケイ
ひーちゃんの彼氏は、もう暴力が癖になってしまっていて、機嫌が悪かったり喧嘩をするとすぐ殴ってくるらしい…。 それでも、あいつを見捨てることはできへん、あいつが大丈夫になるまで一緒におったらなあかんねん、と言う。 一番つらいはずやのに… 俺には、何ができる?
2005-08-26 23:32:00 -
147:
ケイ
俺やったら泣かさへんで?浮気なんかせえへん、殴ったりなんかせえへん、淋しい思いもさせへんよ、ずっと一緒におるから… 何回言おうと思ったやろ。
2005-08-26 23:34:00 -
148:
ケイ
けど言われへん。俺には、彼女がおる。君にも、彼氏がおる。俺は、君が一番すきやのに。 「もう、こんな気持ちであかりとは付き合っていかれへん…」その日の夜俺は決心した。
2005-08-26 23:39:00 -
149:
ケイ
家にかえり、しばらくしてあかりに電話をかける。 「はいもっしい?♪」 「あかり?話あんねんやんか…俺…やっぱあかりとはやってかれへん…」 「…ひー先輩?」 「うん…俺やっぱ側におってほしいんはあの人や…」俺ははっきりと伝えた。
2005-08-26 23:44:00 -
150:
ケイ
「あかりがあかんとかじゃないねん、お前はほんまいい奴やしな…でも俺にとってあの人の存在がでかすぎんねん…無理やと思うけど頑張りたい…。」 「もういいよ。わかった☆その代わり頑張りや!!」「ありがとう…ほんまにありがとう…。」 俺は、自分のタメにもあかりのためにも絶対頑張る!!と決めた。
2005-08-26 23:49:00 -
151:
ケイ
俺はなにより、支えになりたかった。いつか、ひーちゃんが俺を支えてくれたときみたいに。 いつもひとを支えている彼女みたいに。
2005-08-27 01:27:00 -
152:
ケイ
8月にはいったころ、彼氏とどう?とメールを送ったら、別れた、と彼女からメールがきた。原因は、彼氏が立ち直り仕事に専念したかったかららしい。 勝手な彼氏や。でも、ひーちゃんは言ってたとおりちゃんと彼が立ち直るまでそばにいた。強いなぁ…。 俺なら暴力は無理や。
2005-08-27 01:35:00 -
153:
ケイ
俺は彼女に少し公園ででもしゃべろう、と誘い、公園につれだした。 彼女はアディダスのジャージできた。彼女らしかった。「ひさしぶりやなぁ☆」 と笑いながら来たひーちゃんは、少しひくぐらいやつれていた。
2005-08-27 01:38:00 -
154:
ケイ
「よぉがんばったなぁ…」俺がゆうと彼女は笑って 「あいつは一人にしたらあかんかったから。でも最後には離れていくねんなぁ」とつぶやく。こんなときにでも笑顔をつくる。 笑おうとする。心配かけないために。
2005-08-27 01:42:00 -
155:
ケイ
夕暮れが妙に切なかった。ひーちゃんはよく鼻歌をうたう。いつもなにか歌ってる。この日は、ゴイステのスタンドバイミーを歌ってた。 すごい好きな歌やねん、て言う彼女は、どこか淋しそうやった。
2005-08-27 01:52:00 -
156:
ケイ
家にかえり、俺はひとりでかんがえてた。 どぉしたらあの人の心のなかに入れるやろう?どぉしたら俺を男としてみてくれるやろう? はっきりした答えはみつからんかった。すると、また下からガシャン、と物が割れる音とともに、おかんの 「キャァァー!!!」という声がきこえた。
2005-08-27 01:57:00 -
157:
ゆい
はやくみたぃな?頑張って??
2005-08-27 01:59:00 -
158:
ケイ
俺はただごとじゃないと思い、下へ走った。 するとオカンが鼻血を出して泣いていた。おとんは、部屋に戻っていた。喧嘩でこんな暴力ざたになったのは初めてや。 「もう離婚しいや…。」 俺はこう言い、オカンの手当てをして、部屋にもどった。
2005-08-27 02:03:00 -
159:
ケイ
ゆいあんがとぉなぁ?頑張るでぇ?
2005-08-27 02:04:00 -
160:
ケイ
次の日起きたらオカンにリビングに呼ばれた。俺はお茶をのみながらリビングに座った。オカンは真顔で 「離婚してもええ…?」と聞く。いつかはこうなると思ってた。俺は動揺せず 「好きなようにしたらええよ。オカンの人生やん。」と言った。次の瞬間、予想外なことばが帰ってきた。
2005-08-27 02:09:00 -
161:
ケイ
俺は夏休みあけで退学することに決まった。なにして働こうかなぁ…。とりあえず、学校で仲いいやつとかあかりに辞めることを伝えた。するとみんなが 「飲み会しよや??」と計画してくれた。地元の居酒屋貸し切って送別会?みたいなのを開いてくれた。
2005-08-27 02:19:00 -
162:
ケイ
仲よかったやつみんな出席してくれて、めっちゃ嬉しかった。みんなめっちゃ飲んで、つぶれだしたころ、裕也が立ち上がり 「ケイへのプレゼントが到着したみたいやれー?」と言いだし、まわりが「きたきたぁ?」と騒ぎだした。 すると、お店の入り口から「よっ?」とひょっこりひーちゃんがあらわれた!!
2005-08-27 02:26:00 -
163:
ケイ
「!????!???!」俺は頭がこんがらがった。誰かが呼んでくれたみたいで、ほんまにびっくりした!!ってか、俺ベロベロやったから恥ずかしかった!「なんで学校やめることだまってんのー!!」 俺は、やめるねんってゆったらどうせ元気でねーとかゆわれるんやろうと思って恐くて言えへんかった。
2005-08-27 02:35:00 -
164:
ケイ
「ひー先輩なに飲みますー?」裕也が聞くと「あー、ビール?」おっさんくさ!他の女の子はカクテルとかやのに…。でもそうゆう気取らんとこも魅力やな。 来たビールを一気に飲んで俺の横に座った。
2005-08-27 02:44:00 -
165:
ケイ
ドキドキした…。だまってたこと怒られる…? 「…ありがとうなぁ?」 ……ん?!なにが!? 「コンビニで手当てしてくれたお礼ちゃんとゆうてなかったからさ…。いっぱい助けてもらった。ありがとうなぁ。まじ助かった。」 俺、役にたててたんや…!
2005-08-27 02:50:00 -
166:
ケイ
「俺、役にたってた…?」「なにゆってんの☆まじ助かったから!!笑」 嬉しい…何もできへんっておもってたから…。 初めて俺は彼女に近付けた気がした。 誰とでも気さくに話せる彼女。誰とでもすぐ友達になっちゃう彼女。だれよりも人の気持ちがわかるやさしい人。
2005-08-27 02:56:00 -
167:
ケイ
気付けば飲み会のメンバー全員とうちとけてる。 あかりでさえ、「あのひとほんまにええ人やなぁ!」って認めるぐらい。 吐いて動けずに終電逃した子に、タクシーつかまえて「これで行ったってぇ!」と運転手に一万わたしてたときには惚れなおした。 まさに男みたい!笑
2005-08-27 03:02:00 -
168:
ケイ
みんなが解散したあと、俺とひーちゃんが一緒に帰ってるとき、パッツンが俺等をみつけ、補導しにきた。 俺は保護観とかついてたから、正直ちょっとあせった。そしたらいきなりポリが「また○○かぁ!家かえって勉強せぇやぁ!!笑」 と笑いながらひーちゃんに近づいてった。
2005-08-27 03:15:00 -
169:
ケイ
「もぉーわかったから!笑ハイあっちいって!!おつかれさまぁ☆笑」と適当にかわす彼女。めっちゃ助かった。もしひーちゃんの知り合いじゃなかったら俺かなり酔っ払ってたから、飲酒で絶対保護観にゆゎれてめんどくなってた↓↓
2005-08-27 03:19:00 -
170:
ケイ
しゃべりながら歩いてかえって、バイバイするときに「また暇なったらいつでも学校きいや☆まってるわ」と言って笑って歩いていった。 いつだって、俺の不安をとりのぞいてくれる。 いつだって、笑ってくれる。
2005-08-27 03:25:00 -
171:
ケイ
俺、ひーちゃんが泣くんやったらすぐ行くで? 淋しいんやったら一緒におんで?そばにおるで? 嬉しいんやったら一緒に喜ぶから…見捨てたりせえへん。だから…つきあってください。 この一言が何で言えないんやろう
2005-08-27 03:31:00 -
172:
ケイ
夏休みがおわるとともに、俺は学校を退学し、年をごまかしパチンコ屋ではたらきはじめた。 朝から晩まで、ぶっとおしで働いた。親も正式に離婚した。でもダンスの練習にもちゃんといった。 そんな生活にも慣れ、冬がおとずれ、年があけた。
2005-08-27 03:36:00 -
173:
ケイ
「あけましておめでとう、もうひーちゃんも3年生やな?大学いくん??」 メール?送信。 5分後、メール受信。 「おめでとー?大学いくよー?ケイちゃんも頑張れ?」元気そうでホッとした☆ 会いたいなぁ。
2005-08-27 03:44:00 -
174:
ケイ
4月になり、みんなの学年がひとつあがった。 俺は相変わらずパチンコ屋で働いていて、もう社員並みに働けるようになった☆あれから、ずっとひーちゃんと連絡をとっていたけど、一回も彼氏をつくっていない。もう付き合ったりすんのめんどくさい☆と笑っていた。
2005-08-27 13:05:00 -
175:
ケイ
4月のある日、バイト帰りの深夜遅く歩いていると、広場みたいなところでビップカーやら単車やらがウーハーやらなんやらで音楽かけまくって、30人ぐらいたまってた。 なんかめっちゃ嫌な予感したから、俺はおもっきし顔そらしながら通過しよぉとした。 その努力もむだやった↓
2005-08-27 13:15:00 -
176:
ケイ
「おぉー!!ケイやぁん!」バレバレやん…。しかも俺のめっちゃ苦手な先輩・さとる君やった…。 「あっさとる君っ☆久しぶりですー!!」 さも会えて嬉しいような演技をした。さとる君は俺を輪のなかに引きずりこみ、話しだした。
2005-08-27 13:19:00 -
177:
ケイ
「ケイ毎日はたらきっぱなしらしいなぁ!だいぶしんどいんちゃうんけぇっ?」 だいぶシンナーくさい。このときもかなりボケてたとおもう…。 俺が適当にそうですね〜とかわしていると、 「疲れなんか一瞬で吹き飛ぶもんやるわぁ〜!!」と小さいビニールにはいった覚醒剤を渡してきた。
2005-08-27 14:16:00 -
178:
ケイ
俺は帰り道すてようとおもってありがとうございます、と言いポケットに入れておいた。 「お前、○○さん(ひーちゃんの名前)のこと好きなんやろぉ〜?」 一個うえのけんじ君に言われた。そんな噂まわってんねんや…。俺は「はい!」と言うとけんじ君は深刻な顔をした。
2005-08-27 14:22:00 -
179:
ケイ
「ちょっと俺の車のって」とけんじ君のセルシオに乗せられ、二人で話してた。 「○○さんはなぁ…ほんま誰よりもやさしいしな、誰よりも人のきもちわかる子やん?俺実際あいつにだいぶ救われてるしな。でも、あいついっつも笑ってるけどな、ほんまは誰よりも弱いとおもうねんやんか。」 タバコに火をつけながら、けんじ君は悲しそうな顔をした。
2005-08-27 14:29:00 -
180:
ケイ
「俺、あいつに聞いたことあんねん。何でいっつも笑ってんの?辛いときぐらい泣いたらいいやん、て。そしたらあいつ、泣いたらまわりが不安になるやん?笑ってるだけでみんなが楽しくなるんやし、それだけで誰かのためになってるかもしれへんから。誰かの力になれてるかもせぇへんから、って。あいつ、いっつも人のことばっか気にして…自分のことは後回しで…」 けんじ君は見た目めっちゃいかつくて、誰でも殺しそうな顔やのに、この時うっすらと涙をうかべてた。 この人も、ひーちゃんに助けられたんやろうなぁ。
2005-08-27 14:37:00 -
181:
ケイ
「…あの人…なんかすごいですよね…。何か居てくれるだけで助かりますよね」「そやな…あいつにはしあわせになってほしいわぁ」 そんな話をしながらけんじ君に家までおくってもらった。家にかえると、もう夜中の2時やった。 俺の中で彼女の存在がしみついて、消えない… 会いたい…
2005-08-27 14:49:00 -
182:
ケイ
6月。俺は学校にあそびにいった。 どうしても、彼女に会いたかったから。 もと担任とこに挨拶いって食堂にいった。ちょうど昼休みやったから、知り合いといっぱい会えた☆でも、彼女はいない。
2005-08-27 14:58:00 -
183:
ケイ
俺はあきらめて学校を出て歩いていると、前の方にミニスカ茶髪ピンクのカッター。まさしくひーちゃんが歩いていた。 「ひーちゃぁぁん!!!」俺はかなりの勢いで叫んだ。彼女はかなりビックリした顔してふりむいた。 「ケイちゃん!きてたん?」
2005-08-27 15:05:00 -
184:
ケイ
いつもの笑顔やった。安心した。「早退したん?どっか悪いん??」俺が心配そうに聞くと、「ちゃうちゃう♪私いま仲良くなった人おってなぁ、今からあそぶねん☆また男の人好きになれたらいいなぁ…。」 私立の男子校にかよう男と最近仲良くなったらしい。俺が、その人どんなやつなん?と聞いたら、 「…なんかおもろい人☆」と照れて笑う…絶対ひーちゃんこいつのこと好きになる!!そう直感した。
2005-08-27 15:12:00 -
185:
ケイ
「へぇ…そうなんやぁ…」こんなことしか言えなかった。 予感は的中した。7月の最初らへんに、彼女らは付き合いだした。また、ちがう人にとられた…。気持ちも一回も伝えれてないやん… いやや…
2005-08-27 15:16:00 -
186:
ケイ
でも、前の彼氏とちがってすごい楽しそうやった。 ときには、「女の家に泊まりに行ったらしい」とか「女と夜あってたらしい」とか言って泣いてた。 けど、いっつも「○○川つれてってもらった!!」「○○でザリガニ探した!」と笑って話してくれた。 きみが幸せなんやったら、それでいいよ。 ずっと笑っててください。辛いときは、俺が話きくから…
2005-08-27 15:21:00 -
187:
ケイ
彼女たちは、何度も付き合ったり別れたりをくりかえしていた。そのたびに彼女は泣いていた。 だけど、私はあいつじゃないといやや、と言って離れなかった。人をこんなに好きになったんは初めてや、と口癖のように言ってた。俺は、とことん応援しようと決めた。
2005-08-27 15:29:00 -
188:
ケイ
最初は、「は!?どこの誰やねん!!」とか思ってたけど、ひーちゃんがここまで認める人なんやから、間違いないんやろうなぁと思った。 12月まで別れたり付き合ったりをくりかえし、そっから彼女達はよりをもどすことはなかった。 けれど、ひーちゃんは別れてからもずっと彼のことが好きやった。実際別れてからも仲はよかったらしい。でも、つらいと泣く。
2005-08-27 15:33:00 -
189:
ケイ
6月になったころ、仕事も楽になり、久しぶりに電話をしてみた。 トゥルルルル… 「あっもっしぃひーち…」「ぅぁああああぁぁあぁぁあああぁ!!がげでぐんなぁあぁああぁ!!!!!」プツッ… ほんまに人間とは思えない声でひーちゃんは叫んだ…ただごとじゃない…
2005-08-27 15:44:00 -
190:
ケイ
何回もかけなおしたけど、出ない。俺はすぐひーちゃんの家へと走った。 家の前についた瞬間、中からガシャーンという音とともにまた「うわあぁぁあああぁあぁぁ!!!!!」というあの叫び声が聞こえた。
2005-08-27 16:04:00 -
191:
ケイ
俺は家の外から 「ひーちゃん!!ケイやけど!!出てきて!!」と叫んだ。しかし、暴れ続ける音ばかり聞こえて、出てくる気配がなかった。 インターホンをならしたけど、何も反応がなかった。俺は意を決して家の中にはいった。
2005-08-27 16:57:00 -
192:
かぉる??
続き気になるゥゥ??っ?頑張って完結さしてナァ?
2005-08-27 18:35:00 -
193:
ケイ
かおるチャンありがとぉ? こっから大変なことになるねんッ?
2005-08-27 18:49:00 -
194:
ケイ
玄関のドアをひらき、ガシャーンと音のする部屋にはいった。 俺は、部屋にはいって愕然とした。 「なにこれ…。」部屋は荒れてるなんてどころじゃなかった。壁にはってあったポスターはビリビリになっていて、服はあらゆるとこに散らばっててぐっちゃぐちゃ。テレビも蹴り飛ばしたのか台から転げ落ちていた。そしてそんな部屋の片隅にひーちゃんが小さくなって座っていた。
2005-08-27 20:42:00 -
195:
ケイ
「ひーちゃ…」 俺が駆け寄ろうとした瞬間「ごっぢぐんなぁぁ!!!ぐんなぁぁぁあ!!」 と叫ぶ。目は真っ赤。よくみたら手にカッターもってた…。部屋の所々に血がついていた。ひーちゃんの服はもう血だらけやった。
2005-08-27 20:48:00 -
196:
ケイ
「ぜんぶ私がわるいねん私がごんなんやがらあがんねん、私があがんねんだがらみんな離れでいぐねんあぁぁぁあぁあああ!!!!」彼女は声にならない声で叫ぶ。 どうしたん?俺がいるやん何かつらいことあったん?しんどかったな? つらかったな? さみしかったんやな。 つらかったら話さんでいいよ、そばにおるから。
2005-08-27 20:54:00 -
197:
ケイ
俺はそう言って、なにをするでもなく、部屋の中で彼女がおちつくまでずっと待った。ひーちゃんは、ずっと泣き叫び、髪をかきむしり、自分の指や腕を強く噛み、挙げ句の果てにカッターで腕をさした。
2005-08-27 20:58:00 -
198:
ケイ
それはあかんよ…とカッターを取り上げた。彼女は、返して、返して、と泣く。髪の毛をぶちぶちとむしりぬく。大量にぬけていた。あのやさしい、どんなに辛くても笑って俺に勇気をくれた、誰よりも強かった人がこんなことになるなんて… 目の前の現実が信じられなかった。目の前の彼女には笑顔なんてひとつもなかった。
2005-08-27 21:06:00 -
199:
さき ◆G2ESrjZkfs
『一番の後悔』のさきです。頑張って完結してください??
2005-08-27 21:24:00 -
200:
ルナ
「鈴村留奈」です?ルナの小説に感想書いてくれてありがとぅ、ルナも読んでますよ?早く続き読みたぃ?楽しみにしてるんで頑張ってくださぃ??
2005-08-27 22:55:00 -
201:
ケイ
ルナチャン・さきチャンありがとうなぁまじで??元気出るわ?
2005-08-27 23:00:00 -
202:
ケイ
なんとか落ち着き、疲れたのか彼女は床に寝転び泣きながら寝てしまった。 俺は毛布をかけ、できるだけ部屋をかたづけた。すると、《毎日のおもったこと日記》とかかれたノートをみつけた。俺はノートをあかんと思いながらも読んでしまった。 俺はこのノートで、ひーちゃんのほとんどを知ることになる。
2005-08-27 23:07:00 -
203:
名無しさん
毎日見てます?
頑張ってね?先がきになりまくり?2005-08-27 23:18:00 -
204:
ケイ
《○月〆日 今日は、○○ちゃんと喧嘩した。人生ってほんまにむずかしいなぁ。》 《○月〆日 今日はほんまにつらいことがあった。○○(ひきずっていた元彼の名前)に彼女ができた。今までずっと私といたのに。みんな最後には置いていくん?私なんかいらんの?今私のことを好きっていってくれてる人は最後までいてくれんの?私が悪いん?私がしんどいから?だから離れていくん?もう誰も信用したくない》《○月〆日 パニック障害という精神病にかかってしまった。リストカットがとまらへん。気付いたら切ってる。つらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいつらいもう笑うことなんか忘れてしまった》 《○月〆日 しにたい》
2005-08-27 23:18:00 -
205:
ケイ
名無しさんありがとうなぁ?完結まで頑張るでい?
2005-08-27 23:20:00 -
206:
ケイ
見てるだけでどんだけ辛いかわかる日記やった。ノートにも所々血がついてた…俺は寝ていた彼女の布団をめくり、腕をみた。 痛々しい無数の切り傷があった。その傷はヒジまでつづいていた…。 あんなに元気やったあんなに笑ってたあんなにいつだって俺をすくってくれた人が…あんなに…あんなに…
2005-08-27 23:25:00 -
207:
ケイ
俺は日記を読み返していると、俺のことについて書いているページをみつけた。《○月〆日 今日は、後輩のケイちゃんが泣いていたので、しゃべりに行った。夫婦ゲンカがひどいらしい。ほんまに辛そうやったのに、私は、父親がいないので分からず、話を聞いてあげるしかできなかった。役にたてなかった。ほんまにゴメン…。辛くてたよってくれたのに、ほんまにごめん…ケイちゃんの家族が、しあわせになれますように。》
2005-08-27 23:32:00 -
208:
ケイ
俺はあの夜、ほんまにたすかってんで?ひーちゃんがおらんかったら無理やったで?だから、なやまんといて?なんでそんなにやさしいん…?たまには、自分のことも考えていいねんで?笑ってや いつもみたいに
2005-08-27 23:36:00 -
209:
ケイ
でも今目の前にいるのは弱り切った疲れ切った本当の彼女。顔色もわるい。 一時間したころ、彼女は起きた。 「変なところ見せてごめん…心配してくれてありがとう。でも、帰ってほしい」「でも顔色とか…」 「かえって。」俺はあきらめて帰った。あの光景がやきついて離れない。
2005-08-27 23:42:00 -
210:
ケイ
俺が部屋をでるとき、 「来てくれてありがとう」と小さな声で言ってくれた。こうゆうとこほんまに素直やとおもった。俺は 「またくるからなぁ」と言って家をでた。 家をでた瞬間、俺は泣いた
2005-08-27 23:47:00 -
211:
ケイ
どんだけ泣いても涙がとまらんかった。ずっと彼女のことをスーパーマンのように思っていたから、余計衝撃はでかかった。 俺じゃささえられへんのかなぁ、俺じゃあかんのかなぁ。 俺これあの人と出会ってから何回思ったやろなぁ。
2005-08-27 23:52:00 -
212:
名無しさん
まじせつない
2005-08-28 11:45:00 -
213:
名無しさん
っづきかぃて!
2005-08-28 17:36:00 -
214:
まゃ?
今日初めて全部読ンだ?
メッチャハマってしまった????続きかなり気になります??ケィクンのペースでィィから頑張って完結さしてナッ??2005-08-29 07:25:00 -
215:
ケイ
216さん、217さん、まゃチャン、ありがとうっ??まじ書き込みうれしいわぁ?またひまなときちょくちょく書き込んでなぁ?
2005-08-29 10:53:00 -
216:
ケイ
家にかえって、泣きまくった顔をオカンにみられ、事情を説明した。オカンは昔すこし心理学を勉強していたみたいで、すこしでもなにかわかるかなぁと思ったから…。 ひととおり話しおわると、オカンも泣いてしまった。「ほんまに心のきれいな子なんやねぇ、とってもつらかったんやろうねぇ」
2005-08-29 10:57:00 -
217:
ケイ
「ケイもだいぶ助けられたんやねぇ、ってことは、あんた今回は男の意地にかけてひーちゃんのこと助けなあかんよ!できるよな!?」「できる!がんばるで!」俺はそれからオカンに思春期の女心のこととかにつぃて2時間ぐらいつめこまれた。女って、むずかしい。
2005-08-29 11:04:00 -
218:
ケイ
特に、彼女の場合精神病にかかっている…。へたなことはできないし、へたなことは言えない。俺は即効パソコンであらゆる精神病につぃてしらべた☆ 《パニック障害》と検索したら、すごい数の検索結果がでてきた。
2005-08-29 11:09:00 -
219:
マサ
この小説ヤバい????めっちゃ泣ける話やん?ケィ君頑張れッ????めっさ応援しとぉーからッ????
2005-08-29 11:42:00 -
220:
ケイ
マサチャンありがとっ?元気でるぅ?完結までがんばる?
2005-08-29 12:04:00 -
221:
ケイ
症状は個人差らしいが、急に精神が不安定になり、暴れたり叫んだり、ひどいときにはリストカットなどもする。あのときの彼女の症状そのまんまやった…。 俺はひーちゃんにメールをした。
2005-08-29 12:07:00 -
222:
ケイ
「ひーちゃん、今辛い?」30分後、返信。 「ひとを信じることがこわくなった。」 「元カレと戻りたいん?」「今からあえる?今日のおわびもしたいし家の前いくね。」30分後彼女はきた。
2005-08-29 12:11:00 -
223:
ケイ
いつもなら、俺が家から出てくるなり笑顔で出迎えてくれたけど、そのときは笑顔のかけらもみせず、無表情に泣き疲れたような顔をしていた。また長袖に、ジャージだった。 「暑くないの?」俺が聞くと「親に見られて心配かけたくないから…」と言う。
2005-08-29 12:17:00 -
224:
ケイ
それから一緒に近所の夜景がみえる場所まで歩いた。今日は一段と夜景がきれいやったようにおもう。 「死ねるならこんな場所で死にたい。」 無表情で彼女は言う。 いやや そんなこと言わないで死ぬなんか言わないで俺がいるやん俺がいつでもそばにいるから…だからそんなん言わんといて、いつでもそばにおるから…
2005-08-29 12:21:00 -
225:
ケイ
俺はそんな言いきれない気持ちでいっぱいになり、うずくまってしまった。 「暗いことばっかり言ってごめん…。」そういって、彼女はそでとジャージのすそをひざまでめくった。 合計かぞえきれないほどの傷が俺の目の前にとびこんできた。中には切って間もないような傷もあり、まだ血がでていた。
2005-08-29 12:25:00 -
226:
ケイ
「元彼と色々あって、私精神病になってんやんか。でも、あいつが辛くなったらいつでも飛んでいくって言ってくれたのに、今日は無理、とかで来てくれなかった。友達から聞いたてんけど、女と遊んでてんて。んで最終的にはその子と付き合ってん。わらけるやろ?一生男なんか信じへんおもったなぁ。」 遠い目をしながら、傷をさする彼女。
2005-08-29 12:29:00 -
227:
ケイ
「そばにいてほしかった」「捨てられた」 そう言って涙をこぼした。どれだけ好きだと言ってくれても先はわからない。不安もこの先消えることはないでしょう。HYのうたをくちずさんでいた。どれだけカレのことを思っていたか…そして今回のことでどれだけ傷ついたのか、つたわってきた。
2005-08-29 12:35:00 -
228:
星羅 ◆HIME4lHs.o
初カキコ??ずーっと読んでるカラ頑張ってな?
2005-08-29 13:34:00 -
229:
名無しさん
頑張って?
2005-08-30 08:44:00 -
230:
舞花
しおり?
2005-08-30 14:46:00 -
231:
名無しさん
ばり楽しみに待ってる?
はよかいてぇぇ?きになりすぎるねん??2005-08-30 20:13:00 -
232:
ケイ
星羅チャン名無しさん舞花チャンあーとな?見てくれてる人がいるんゎまじ支えなる?
2005-08-30 20:14:00 -
233:
ケイ
235さんもありあす?もうすぐ完結やし気合いいれていきますッ?
2005-08-30 20:18:00 -
234:
ケイ
俺はなにも言うことができなかったけど、ずっと横におった。ときどき冗談まじりっぽくも「俺ならうらぎらへんよ」と言ったけど、彼女はハハ、と力なく笑い流されてしまう。 俺は、彼女の両肩をグッとつかみ、ジッと目をみた。「…なに…?」彼女は不思議そうな顔をする。
2005-08-30 20:23:00 -
235:
ケイ
「…俺と一緒におって。」「こんなときにそんな冗談とかやめよぉやぁ…」 「冗談ちゃう!!なにが冗談やねん!俺のこの気持ちが冗談やったら世界中のことがうそや!ほんまに、俺はずっとひーちゃんだけをみてきたから…。」 彼女はポロポロと泣く。 「気付いてたよ…」
2005-08-30 20:27:00 -
236:
マサ
今からめっちゃええとこちゃうんッ????ケイ君頑張って???
2005-08-31 17:50:00 -
238:
名無しさん
ガンバって?続き??
2005-09-01 07:49:00 -
239:
名無しさん
はょかぃて
2005-09-01 12:32:00 -
240:
ケイ
遅れてゴメン?風邪でダウンしてた?みんなありがとう?ほな今からちょっとかくなぁ?
2005-09-01 22:26:00 -
241:
ケイ
彼女はそう言いながらうつむいた。やっぱり、俺の気持ちはばれてた。 「ケイちゃんの気持ちはほんまにうれしい。どんだけ私のこと思ってくれてるかもわかる。でもごめん…今の私がいてほしいのはケイちゃんじゃない…あいつしかおらんねん…ほんまにごめん…ごめん…」何度も謝りながら泣く。また、俺じゃだめなんか…
2005-09-01 22:29:00 -
242:
ケイ
「俺が絶対忘れさすから、なかさんから!約束する!浮気だってせえへんよ…」俺はプライドなんか捨ててすがった。ひーちゃんの前で、プライドなんか関係なかった。 「…ごめんなさい…ケイちゃんごめんなさい…。」 そう言ってうずくまる彼女。
2005-09-01 22:32:00 -
243:
ケイ
なんでやねんなんでやねん俺じゃあかんのか、どうしてだめやねん…こんなに想ってるのに、なんでやねん俺じゃ救えないんか、俺は叫んだ。いつまでたってもこの恋はむくわれないんか?かなわないんか? 俺がいちばんすきやのに
2005-09-01 22:37:00 -
244:
ケイ
辛かった。かなしかった。苦しかった。女なんてもっと簡単やとおもってた。 誘えばすぐ足ひらく。好きといえばすぐ機嫌が直る。そう思ってたのに、自分が女のことでここまで苦しむ日がくるなんておもってへんかった…。 どうしたら、ひーちゃんの気持ちが手に入るん?何回好きって言ったら俺のもんになってくれる?何回会ったら好きになってくれる?何回話せばまたわらってくれる?
2005-09-01 22:43:00 -
245:
ケイ
色々な思いがかけめぐり、俺も自然と涙がぽたぽたとおちた。 「ケイまで泣かないで…」 不安そうな顔をする彼女。服で涙をふいてくれた。 「ケイには私なんかもったいないよ。私はケイがほんまにいいこってことわかってる。やさしい子に出会ってほしい。私みたいにいつも不安でつくり笑いしてるような偽善者なんかには、もったいないよ…。」
2005-09-01 22:52:00 -
246:
ケイ
「…なんそれ…?」 「…え…?」 「たしかにつくり笑いかもせぇへんで。でもそのつくり笑いで救われた子もいるはずやん。俺は少なくとも何回もすくわれてた。だから偽善者とかゆうなって…ひーちゃんはそんなんじゃないから…だから…お願いやからゆわんといて…。」俺は頭をかかえて泣きじゃくった。
2005-09-01 22:58:00 -
247:
ケイ
彼女はふぅ、とため息をつき、俺の背中をさすりながらはなしはじめた。 「私なぁ、昔から人に嫌われるんがこわいねんやん?嫌われたらみんな離れていくやろ?だから、嫌われたくないからいつもどんな辛いことがあっても、悲しいことがあっても、笑っててん。まわりに心配かけたくなかったから。自分から、まわりに壁つくってた。でも、私でも人の役にたてててんなぁ…うれしいな。ありがとぉ、ケイちゃん。」
2005-09-01 23:03:00 -
248:
名無しさん
又かぃてな!
2005-09-02 12:18:00 -
249:
☆はぁ〜☆
待ってるでぇ〜!!書ぃてなぁ〜(*^▽)/
2005-09-03 00:14:00 -
250:
ケイ
名無しさん、はぁ〜チャンありがとう♪♪もうちょいやしがんばるでぇ?
2005-09-03 20:02:00 -
251:
ケイ
つくり笑いでもいいよ、たとえ偽善者でもいいで。 もう一回笑って?もう一回だけでいいから、あの笑顔みして?きみがそばで笑ってるだけで、いいねん。 なにもしてくれなくていいねん。だから、もう自分をせめんといて…。 自分の気持ちをぶつけた。
2005-09-03 20:05:00 -
252:
ケイ
「…私だってまた毎日笑ってすごしたいねん…。もういややねんこんな毎日…」顔をゆがめて泣く彼女。 「ケイちゃんと付き合ったら絶対しあわせになれるのにね。私あほやなぁ…なんでこんなつらいのにあいつしかダメなんやろう。」 そうゆう一途なとこも大好きやで。いつもみてたから知ってるで。なんでも知ってる。自然が好きなこと、犬が好きなこと、人を大切にすることも、笑ってて強いふりしてても中身は弱いこともしってる。
2005-09-03 20:16:00 -
253:
ケイ
だから、なんでもゆってきて?俺はいつでも受けとめるから。なんでも。どんなことでも。俺の人生をかえてくれたきみのためやったら、なんでもする。 そう伝え、ヒクヒク泣く彼女をゆっくり歩かせ、家まで送った。別れ際に彼女はひとこと「ケイちゃんがいなかったら私死んでた。」とつぶやいた。
2005-09-03 20:19:00 -
254:
ケイ
いつも大きな愛で僕を包んでくれていた人を、僕は助けることができた。きっとこのとき彼女が死んでいたら、俺も死んでたとおもう。真剣に。あとを追って自殺とかじゃなくて、彼女がいなくなっただけで生きていけなくなってしまうとおもう。こんなに人を「愛した」ことなんかなかった。
2005-09-03 20:25:00 -
255:
ケイ
家にかえる途中、ふと携帯をみるとあかりから着信があり、掛けなおした。 そして告白したけど、だめだったことや、でもしつこくして今の関係を壊したくない…と相談をした。そしたらあかりが、 「…私があんたのこと好きやったときに聞いてた歌の歌詞やねんけど、めっちゃいい歌詞あんねん。今のケイにぴったりやとおもう。送ったるわ。」と言い、歌詞をおくってきてくれた。
2005-09-03 20:29:00 -
256:
ケイ
叶わない恋におぼれても、夢から覚めたくない ワガママでもいい。揺るがない愛がここに欲しいよ…。壊れそうなくらい不安になるだけ 独り占めしたくなるの…なにも言わずにただ君の愛がここに欲しいよ… 今だになんていう歌かはわからない。でも、あかりのことをどんだけ不安な気持ちにさせていたか、伝わってきた。
2005-09-03 20:37:00 -
257:
ルナ
ケイくん、それm-floの《let go》やで?結構前に出た歌やけど、ルナも大好きだった人を思い出して今でも聴いてるよ。最近新しく出たm-floのアルバムに入ってるから是非聴いてみて?歌詞だけぢゃなく、曲もいぃからさっ??
頑張ってね?2005-09-03 21:09:00 -
258:
ケイ
ルナチャン久しぶりの書き込みぁりがと?エムフローなん?俺エムフロー好きやけどわからんかったぁ?がんばるで?
2005-09-03 23:11:00 -
259:
∪゛ゅvノ
初カキコぉ♪ぃつも楽しみに読んでるょ(=^―^=)ぅちも「let go」ゎすんごぃ思ぃ出の曲ゃねんッ↓↓冬ぐらぃに片思ぃしてて振り回されてたトキぃつも聞ぃてゎ泣ぃてって繰り返してたんゃん(*´∀`*)ゅ〜たら最近までその片思ぃひきずってたんゃヶド最近ゃっとふんぎりつぃてん(o'ー≦o)/本間めっちゃィィ歌ゃから是非きぃてみてぇッ★(o>ε<o)☆ぁと最後まで楽しみしてるから頑張って書いてくださぁぃッ(oVωVo)
2005-09-04 00:48:00 -
260:
名無しさん
はぢめてこれ発見してんヶどまぢで号泣ゃし゚(゚*´Д⊂
ほんまめっちゃ感動しました。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
これからもほんま頑張ってかいてください゚(゚*´Д⊂(*´∀`*)2005-09-04 22:07:00 -
261:
ケイ
じゅりチャン、名無しさんまじありがとぉ??じゅりチャン、新しい恋にむかってがんばろな?名無しさんもほんま励みになるわぁ?またちょくちょく書き込みしてな?
2005-09-04 23:01:00 -
262:
ケイ
「あかり、ずっと不安でつらい思いさしてごめんな。俺、ほんまあかりに最低なことした。ほんま、何回あやまってもたりんかもしれん。でもほんまにごめん」あかりにメールを送った。すぐ返信。 「なにゆってんの?私、あんたと居れた時間がほんまにたのしかってんで?そんなん言いなや?しあわせになってな。」 あかりのやさしさが今はつらかった。また涙がでた。ほんまこんないい女つらい思いさしたと思うと、やりきれなかった。ほんまに俺最低や…
2005-09-04 23:09:00 -
263:
ケイ
でも、あかりのためにも自分のためにもがんばらなあかん!そう決めた。 ひーちゃんと付き合えなくたっていい。つらいときはいつだって飛んでいくし、そばにいる。それが俺にできることやから…。
2005-09-04 23:15:00 -
264:
ケイ
次の日、俺は仕事をしながらずっと彼女の腕や足の傷を思い出してた。軽い切り傷程度のものから、えぐれるような深い傷まで…。 中には傷をさらにむしったようなあともあり、その傷のまわりは血でぐちゃぐちゃになっていた。 痛かったやろうにな… つらかったやろうになぁ…
2005-09-04 23:20:00 -
265:
ケイ
仕事はずっとうわの空やった。仕事おわってから会社の人としゃべって、ふと携帯をみると、着信18件。 そのうち16件は彼女だった。俺はびっくりして、すぐ掛けなおしたが出ない。 何回もかけていると、知らない女の人がでた。自分はひーちゃんの友達やけど、今すぐきてほしいと言う。俺は言われた場所まで走った。
2005-09-04 23:35:00 -
267:
のぁ
今最初から最後まで全部読んだょ?泣いちゃいました?
ケイくんがひ-ちゃんに惚れる気持ちよくわかる?
凄いひ-ちゃんぃぃ人ゃね?ケイくんも?
実ゎ『let go』のぁ思い出の曲なんゃ?歌詞見た瞬間すぐわかった?そこでまた色々な事思い出して泣いた?
のぁも強がって見せて凄い弱いからひ-ちゃんの行動とか色々な事に共感できた?
ケイ君頑張って完結させてね?2005-09-05 00:19:00 -
268:
ケイ
270さん、応援してくれてんのかな???ありがと?のぁチャン、泣いてくれてありがとう?この歌めっちゃいいねんなぁ?俺もきいてみるわぁ?応援ありがとうなぁまじで?
2005-09-05 00:38:00 -
269:
ケイ
むかった先は近所の公園。そこには、彼女と、学校でよく見かけた彼女の友達3人がいた。俺は駆け寄り、彼女の顔をみた瞬間心臓が止まるかとおもった。 寝てないのか目のしたはくまでまっくろ。目はすわっている。あのみんなのあこがれの彼女のおもかげはどこにもない。
2005-09-05 00:45:00 -
270:
ケイ
「どうしたんですか…?」俺は重苦しい雰囲気の中、彼女の友達にたずねた。すると、一番聞きたくなかった答えがかえってきた。 「あたしらなぁ、最近ひーの様子おかしかったから心配して家いってんやんか。そしたらこいつシンナーすっててん。」
2005-09-05 00:50:00 -
271:
ケイ
「………え…?嘘やんなぁ?俺にあんなに真剣に怒ってくれたもんな?ひーちゃん、嘘やんなぁ?なぁ?」そう言って近づくと彼女からかすかにシンナーの匂いがした。俺は倒れそうなぐらいめまいがした。 なんで…?どうして…? あんだけあかんて怒ってくれたやん…
2005-09-05 00:55:00 -
272:
ケイ
彼女は俺と目をあわそうとしない。どこか遠いところをみつめながらしきりにつめを噛んでいる。 「さっきからなにゆってもこれやねん…。私らほんまどうしたらいいかわからんくて…」友達たちがつらそうな顔をする。 「…すいません、二人にしてもらえませんか?」俺は友達たちにたのんだ。 「わかった。あとはお願いなぁ…?」彼女たちは心配そうにかえっていった。
2005-09-05 04:20:00 -
273:
ケイ
残されたのは俺と、シンナーでボケてる彼女だけ。 守りたい。 もう、つらい思いさしたくない。そんな顔しないで そんな遠い目しんといて…いやや、もうそんな顔みてたくない…
2005-09-05 04:27:00 -
274:
のぁ
しぉり??
2005-09-05 04:29:00 -
275:
ケイ
俺は自分を抑えることができず、彼女を抱き締めた。「あれぇ…ケイちゃん…?」「そうやで…気付いてなかったん?俺ここにおるからな…ずっとおるから…」 「ケイちゃんどぉしたん?なんか辛いことあったん?なんでもきくよー?」 ボケているせいで、場の状況がのみこめてなかった。こんなときにまで、ひとのことばっかり心配して… 自分が一番つらいのにな…あんなに怒ってた薬物に手をだすまで追い詰められてんな…つらかったな…。
2005-09-05 04:36:00 -
276:
ケイ
のぁちゃん久しぶり?しおりさんきゅ?
2005-09-05 04:38:00 -
277:
ケイ
俺はなんもゆわんとぎゅっと抱き締めた。 「どうしたん?ケイちゃん?くるしいよぉ…。」 彼女が話すたびにシンナーの匂いがする。 「なぁ、いつか俺に怒ってくれたやん…だから、もうやめて?淋しかったんもつらかったんもわかるで?」「…………だっ…て…。」急に泣き声になる彼女。
2005-09-05 13:59:00 -
278:
ケイ
「落ち着いて?俺ずっとおるから。ゆっくり話して」「………だって…な…こんなに辛いのにアイツきてくれへんし…な…リストカットしたらアイツ怒るねん…でも来てくれへんねん…彼女…おるから…つらさで押しつぶされそうやってん、まわりにもあたられへんし、リストカットで自分にあたるしかなくて…でもそれもだめってゆわれて…どうしたらいいん…なぁ、私…どうしたらいいん…?楽になりたいよぉ…」涙で顔がぐちゃぐちゃやったけど、一生懸命しゃべってた。
2005-09-05 14:04:00 -
279:
ケイ
「会いたいよぉ…つらいよぉ…。」 そう繰り返しつぶやいては泣いていた。 最近なにも食べてないらしく、彼女はとても痩せ細っていた。 俺、一緒にいてあげるしかできへんのかなぁ…もっと力になれへんのかな…
2005-09-05 14:09:00 -
280:
ケイ
近くの川まで歩き、ペットボトルを思いっきり投げ飛ばした。彼女はずっと下をむいたまま、喋らない。 「お腹すかんか?最近なんも食べてないやろ?」 「…………いらない…。」「今体重何キロ?正直に!」「…………38キロ…。」 彼女は身長が165センチくらいある。俺は真剣にやばいとおもい、むりやりファミレスにつれていった。
2005-09-05 14:21:00 -
281:
舞花
しおり?
2005-09-05 14:24:00 -
282:
ケイ
席についても、うつむいたまま、目は遠い。 「まじなんか食わなあかんて!!死ぬで…?」 「………食べれない…。」そう言って顔をゆがめる。俺は彼女の分まで適当に色々たのんだ。彼女の大好きなハンバーグも、サラダも、ミックスジュースも。
2005-09-05 14:26:00 -
283:
ケイ
舞花チャンひさしぶりの書き込みありあとぉー??
2005-09-05 14:27:00 -
284:
ケイ
でも、彼女はひとつも食べようとしない。いらない、食べれない、の一点張り。俺は無理やりハンバーグを口まではこび、食べさした。すると彼女はいきなり立ち上がり、 「お腹気持ち悪い…。」とトイレまで走る。俺があとを追うと、さっきたべたハンバーグを吐いてしまっていた。胃がおかしくなっているらしい。
2005-09-05 17:45:00 -
285:
ケイ
「最近なにたべても吐くねん…せっかく気つかってくれてんのに…ごめんな…」そういいながら席に戻る。俺、余計なことしてもうたんかなぁ……。 俺、なにができんねんやろう
2005-09-05 17:51:00 -
286:
名無しさん
頑張れェ???
2005-09-05 17:52:00 -
287:
ケイ
名無しさんありがとぉ?今熱あってダウンしてんねんけどもうちょい書くねっ??
2005-09-05 18:00:00 -
288:
ケイ
俺が下をむいて落ち込んでいると、それに気付いたのか彼女が急に話し始めた。「うわぁーよく私がハンバーグ好きって覚えててくれたなぁ〜!サラダもミックスジュースもあるやん!!嬉しいなぁ!ありがとうケイちゃん!」 少しずつやけど、彼女は食べ始めた。苦しそうに咳こんだので、「無理しんくていいよ!!残して!」と食べるのをとめようとしたけど、彼女は「ちょうどお腹すいてきたところやから!ありがとうなぁ!」と食べつづける。この人は、どこまでやさしいんやろう? なんでこんなに心が綺麗なんやろう…。
2005-09-05 18:06:00 -
289:
ケイ
しかし、やはり限界やったみたいで、また彼女はトイレまで走っていった。皿をみると、ほとんど食べてた。また、涙が出そうやったけど、ぐっとこらえた。 彼女がもどってきて申し訳なさそうに「ごめんね…」と言う。 「俺こそごめんな…、頑張って食べてくれて、ありがとうな…。」
2005-09-05 18:12:00 -
290:
のぁ
しぉり???
ケイ君熱ぁるの??無理ゎしたァカンょ?
のぁゎ気長に更新待ってるょ??2005-09-05 18:25:00 -
291:
∪゛ゅvノ☆
ケィくんッ熱大丈夫?ぅちも風邪ひぃて土曜から熱さがらんくてィェでダゥンしてんねんッ(*´∀`*)無理に更新しんくてィィから身体優先して早く元気なってゃぁ(o'ー≦o)/
2005-09-05 22:05:00 -
292:
名無しさん
エムフローいつアルバムだしたん??
2005-09-06 00:46:00 -
293:
ケイ
のあちゃん、じゅりちゃん心配してくれてぁりがと?今みんな風邪ひいてるみたいゃなぁ? 名無しサン、ちょっと前にだしたらしいで?ラブズシリーズばっかりらしい?
2005-09-06 22:36:00 -
295:
かぉる??
ケイ君??熱ぁるトカ無理したァカンでぇ????熱?がったら更新、楽しみに待ってるワァ???頑張ってヤァ(?∀??)???
2005-09-07 06:23:00 -
296:
名無しさん
めっちゃせつなぃ?がんばってな?
2005-09-07 08:03:00 -
297:
ムーミン ◆moominMcZc
あげ
2005-09-09 02:43:00 -
298:
☆はぁ☆
更新楽∪みに∪てるу〇?(o^―^o)vヶ┳君頑張ってйё??
2005-09-11 10:57:00 -
299:
のあ
ァーーーゲ??
2005-09-12 21:30:00 -
300:
みヵヽ?
力〃ωレよ〃?
?´?`)?2005-09-13 03:31:00 -
301:
名無しさん
頑張って?〃
2005-09-13 06:28:00 -
302:
名無しさん
やべぇ?続きが気になって寝れねぇ?
2005-09-14 05:05:00 -
303:
名無しさん
あげ
2005-09-15 14:02:00 -
304:
ケイ
みんなごめん?熱ひどなって入院してた?書き込みしてくれたみんなあげてくれたみんなありがとぉ??今からまた更新するなぁ?
2005-09-15 22:09:00 -
305:
ケイ
ファミレスを出たあと、彼女を家までおくる帰り道、無理して食べさすはめになってしまったことを後悔して、少し落ち込んでしまった。彼女はそんな俺にすぐきづき、 「ハンバーグめっちゃおいしかったぁ〜♪」 と一人でしゃべっていた。そのひとことひとことの気遣いに、俺はほんま何回も救われてる。
2005-09-15 22:21:00 -
306:
ケイ
彼女をおくり、俺も家についた。 でも、ずっと寝付けなかった。 なにか、彼女の役にたてへんのかな…せめて、もう一度よろこぶ顔がみたい。 笑ってる顔がみたい。
2005-09-15 22:23:00 -
307:
ケイ
俺は、彼女の誕生日がもうすぐということを知り合いから聞いていて、なにかすごい誕生日プレゼントをしようとかんがえた。 なにが欲しいかな? なにをあげたら喜ぶかな。とりあえず、お金をためないと…。
2005-09-15 22:26:00 -
308:
ケイ
でも今の仕事じゃたいしたお金にはならへん。 どうしよう…。俺は散々悩んだ結果、誕生日までの一ヵ月間知り合いの働いてるキャバのボーイをした。 ボーイは大変やった。でも彼女のよろこぶ顔を考えるだけで、そんなの全然平気やった。 《早く笑いかけてほしい》それだけやった。
2005-09-15 22:30:00 -
309:
ケイ
店長や客に怒鳴られたり怒られたりもした。 やめたいと何回も思った。俺を精神をささえてるのは空想の彼女の笑顔だけだった。 毎日家にかえるとぐったり寝てしまう。夢のなかでも彼女はでてきた。
2005-09-15 22:34:00 -
310:
ケイ
やっと一ヵ月のボーイの仕事が終わり、給料をもらった。店長も、俺が働きたかった理由を知ってたし、頑張ってたからと言って、すこし多めに入れてくれた。「ひーちゃん喜んでくれたらええな!頑張りや!」 背中をポンと押してくれた。「ほんまお世話になりました!!」そうゆって、俺はその足でプレゼントを探しにミナミにでた。
2005-09-15 22:43:00 -
311:
ケイ
色々とブランドものの店やインポートショップをみて歩きまわった。 なにがいいんかな?服?アクセサリー? 俺はひーちゃんにメールで「なにか欲しい物ある?」と送った。すぐに返事がなかったので、またしばらくうろうろしていた。
2005-09-15 22:46:00 -
312:
ケイ
歩き疲れたのでマクドにはいり、休んでいた。 すると、横にギャルっぽい子が一人で座ってきた。 キンパに黒い肌。バッチバチのアイメイクにミジェーンのかばん。まぁまぁ顔は可愛い。じろじろ見すぎてしまっていたのか、その子が「なんですか?」と不思議そうに聞いてきた。
2005-09-15 22:52:00 -
313:
ケイ
俺はハッとして「何もないです!ごめんなさいっ」と謝った。するとそのギャルもハハハと笑って、自然と会話をするようになった。サークルで集まってて、その帰りやったらしい。 俺は好きな子にあげるプレゼント選びの途中、というと「一緒に選んだるわ☆どーせひまやしなっ♪♪」 と言ってきた。
2005-09-15 22:56:00 -
314:
ケイ
俺は女の子の趣味とか参考なるかなーとおもってついてきてもらった☆ 心斎橋や道頓堀とかを色々みてまわった。その子は、レナといって、めっちゃ明るい子やった。初めて会ったとは思えへんほど話がはずんだ。レナはかなり血液型にこだわる子で、 「O型はほんまおおざっぱよなぁ〜!!あたしBやからわがままやねん!」とかをえんえんしゃべってた。
2005-09-15 23:27:00 -
315:
ケイ
ひーちゃんはO型やから、O型の特徴を聞いていたらめっちゃあてはまっとって、めっちゃ笑けた。 そのとき、ひーちゃんからメールの返事がきた。 「欲しいものかぁ〜…あんまりこれといってはないけど、今はフライパンがほしーな?焦げちゃった?」 ……フライパン!?レナはそのメールに爆笑しとった。俺はほんまひーちゃんらしいわっ!!て思った。
2005-09-15 23:34:00 -
316:
ケイ
俺はレナとエルメスまで走った。レナが「めっちゃ可愛いブレスあんでー?」と行ったからみに行ってみると、白っぽくてエルメスのマークの入ってるブレスで、ひーちゃんにめっちゃ似合いそうやった☆ 俺はそれを買い、ウキウキで店をでた。誕生日はあさって。はよ渡したい!!
2005-09-15 23:42:00 -
317:
ケイ
もう10時ぐらいやったし、「そろそろかえろか?レナのおかげでえーもん買えたっ☆ありがとぉなぁ♪」 と切り出すと、 「まだいいやんっ?もうちょいしゃべろーやー☆」と言ってきた。今日プレゼント選び付き合わしたし、もうちょいいることにした。
2005-09-16 00:04:00 -
318:
ケイ
でも、それからもほんまに電車の時間やばいからって何回もゆったけど、もう少しだけ、とひっぱられて、とうとう終電がなくなってしまった。 俺はちょっと不機嫌なって「おい…どーすんねん?」というと、レナは 「ホテルいこや☆レナお風呂入りたいしいやらしい意味とかじゃなくてさ♪」 と言う。俺も寝たらええかと思って、いやらしい気持ちとか一切なく近くのホテルに入った。
2005-09-16 00:08:00 -
319:
ケイ
部屋にはいり、レナはすぐ風呂にはいっていった。 俺はテレビをつけてボーっとしていた。歩き回ったからめっちゃ疲れてた…↓ レナがあがってきたので俺も風呂に入った。 「俺今日犯されたらどーしよー!笑」とかひとりでかんがえてた。俺はまったくその気ないけど。
2005-09-16 00:13:00 -
320:
ケイ
浴衣にきがえ、バスルームをでると、レナゎもう寝転がってテレビをみていた。俺はタバコを吸って、レナと少し離れたところでベッドに入り、寝ようと思って目をつぶっていた。 すると、レナが甘えるように近寄ってきた。 「なぁなぁ、ほんまになんもせぇへん気なん…?」
2005-09-16 00:19:00 -
321:
名無しさん
?まりあのしおり?
2005-09-16 00:23:00 -
323:
かぉる??
やっと復活やぁ????ぉめでと??これカラも頑張って書いてゃ??楽しみにしてマァ??プゥ??
2005-09-16 01:51:00 -
324:
ケイ
まりあチャンしおりあーと?名無しさんもうれしいわ?かぉるチャンいっつもありがとぅなぁ??
2005-09-16 02:03:00 -
325:
ケイ
そう言いながら顔を近付けてくる。化粧を落としてスッピンなレナは、だいぶ幼くみえた。 「何もせぇへんよ。俺なんもする気ないしなぁ。」 「……しよーやぁ!!」 そう言いながら俺の手をひっぱり自分の胸をつかませた。ちょっと前の俺なら、すぐやっとったと思う。 でも今はなんもおもわん。
2005-09-16 02:07:00 -
326:
ケイ
「何でなん!?ひーちゃんて人が好きやから!?別に付き合ってるわけじゃないし、いいやんかぁ!!レナケイくんが好きなってん…」と泣きそうな顔でゆう。 俺は無理やから、とくりかえすけど、レナは相当強引で、ムリヤリキスしてきたり、体中をなめ回してきた。
2005-09-16 02:11:00 -
327:
ケイ
俺は、そこまで一生懸命に攻めてくるのに拒否されてるレナが、かわいそうに思えてきてしまって… 俺はレナを押し倒し、前戯をはじめた。レナは気持ちよさそうにあぇぐ。 「めっちゃ気持ちぃ〜…。女あそび激しいゃろ…?」ごちゃごちゃゆうけど無視して続けた。
2005-09-16 02:17:00 -
328:
ケイ
クンニしてるときに何回もイク!!イク!!、といってびくびくしていた。 それでも俺はたたへんかった。 心の片隅に、彼女がいるから。
2005-09-16 02:19:00 -
329:
ケイ
俺は正直にたたへん、ってゆって、そこでやめた。 レナがどんだけしゃくっても無理やった。なえるだけやった。 「ほんまに好きなんやね」レナが淋しそうに言う。 「あの人だけはほんまに好きや。多分一生な…。」 「その子、幸せもんやな」そんな会話をしながら、俺等は寝た。
2005-09-16 02:23:00 -
330:
まいか
しおり
2005-09-16 02:42:00 -
331:
名無しさん
しおりのしおり?
2005-09-16 06:29:00 -
332:
?あさ?
昨日一気に読みました?めっちゃ感動??今まで読んだ小説の中で一番好きッ?ケイさん頑張って?
2005-09-16 11:36:00 -
333:
名無しさん
今日初めて?読み?ました???めっちゃおもろいです??頑張って下さい?完結する日を楽しみにしています??
2005-09-16 13:06:00 -
334:
ケイ
まいかチャン、しおりチャン、しおりありがとぉ? あさチャン、そぉゆってもらえたらマジ嬉しいわー? 名無しさんもありがとな?
2005-09-16 17:57:00 -
335:
のあ
ケイくん入院してたんゃ?もぅ大丈夫なん??心配してたし??
また更新されてて嬉しかったぁ??また楽しみにしてるなぁ?2005-09-18 01:05:00 -
336:
ケイ
のあチャンありがと?点滴うちまくってもう大丈夫やでぃ??これからもちょくちょく読んでなぁ?
2005-09-19 03:28:00 -
337:
ケイ
朝、9時くらぃに目がさめた。レナを起こし、ホテルをでた。俺はレナを改札まで送った。わかれぎわに、「ケイくんに偶然会えてよかったんか悪かったんかわからへん。でも、今日のことは一生忘れへんと思う。楽しかった!ありがとう。」レナはそう言い残して改札を入っていった。
2005-09-19 03:31:00 -
338:
ケイ
俺とレナは番号も交換しなかった。お互いわかっているのは、名前だけ。 またいつか、友達として会いたいと今でもおもう。 俺はひーちゃんに買ったプレゼントをブラブラさせながら、家にかえった。 明日は、ひーちゃんの誕生日………。
2005-09-19 03:35:00 -
339:
ケイ
「ケイッ!!こっちやで☆」裕也が、俺を見つけておおきく手をふる。 「おぉ〜!ほんまどないしたん!?いきなり…。」 俺は走って裕也に近寄った。すると、裕也のうしろにあかりがいた。だいぶ泣いたみたぃな顔で、下をむいてた。
2005-09-19 03:43:00 -
340:
ケイ
「あかり!?どないしたんやっ!!誰かにいじめられたんかっ!?」 あかりは泣きながらくびを横にふる。裕也があかりにゆっくり近付き、 「一人でゆえるか…?」と聞く。あかりはゆっくりとうなずいた。 「ケイ、あかりが話あるらしい。真剣にきいたって。あかり、俺ここにおるからな。ちゃんと伝えや!」 あかりはまたうなずき、話しはじめた。
2005-09-19 03:47:00 -
341:
ケイ
「……ケイのこと…忘れれへ…んねん…あんたのこと早く忘れたいのに、忘れれへんねん…いつでも頭のなかに…ケイがおるねん…ケイの恋応援しよってきめたのに…あたしの恋は…かなわん恋やってわかってるのに…すきやねん。ほんまに好き…あたし…2番でいいから…あんたの…一番じゃなくていい…そばに…いたい…」 俺は頭の中がまっしろになった。せつない。俺、何回あかり泣かしたんやろ?また俺のせいで泣いてる?つらい?俺なんかのせいでつらい思いしてる?なぁ?
2005-09-19 03:53:00 -
342:
ケイ
付き合ってるときも散々つらくて不安でさみしい思いさしたよなぁ?別れても、また泣かしてもぅた… 俺、どうしたらいいん? なにしたらいい?なんて言えばいい? 俺、やっぱ最低やん。
2005-09-19 03:56:00 -
343:
ケイ
「………俺…あかりになにしてあげたらいいか…わからへん…情けないけど…」やっとふりしぼって出たことばがそれやった。 「何も…いらんから…物もやさしいことばも…一緒にいたい…おねがい…。」 あかりはそう言いながら子供のようにしがみついてくる。
2005-09-19 04:00:00 -
344:
ケイ
「辛いときにそばにおることはできるで。それであかりが安心するなら。でも、ずっといつまでもそばにはおられへん…。ますます俺から離れられへんくなる。お前そんな弱いやつちゃうやん!俺がいなくても、自分の足で立てる奴やん!」あかりの肩をグッともって目をまっすぐみた。 あかりはいつもより小さくみえた。
2005-09-19 04:07:00 -
345:
ケイ
「いや…や…あたし…ケイおらないややぁ…」 グシャッと顔をゆがめる。 俺なんかのせいで泣かんといて…傷つかんといて… 泣かんといて… ごめんな…ほんまごめん…
2005-09-19 04:10:00 -
346:
ケイ
「俺な…こんな人好きになったん初めてやねん…ひーちゃんに会ってから、ほんま人生が変わってん…ほんまに心から会いたいとおもう。会えるだけでいい…。俺の恋も一生かなわんかもしれん。でも、それでも会いたいねん、声ききたいねん、笑いかけてほしいねんこんなん初めてやねん、ごめんあかり、ごめ…ん…」涙がいっぱいあふれてきた。こんなに自分のことおもってくれてる子を受けとめられへん…一生かなわんかもしれん恋のために…
2005-09-19 04:16:00 -
347:
ケイ
裕也も、つらそうな顔をしながら、俺らの会話を口出しすることもなく見守ってくれてた。 あかりはただうつむいて泣いていた。 あかりには、俺の気持ちちゃんとわかってほしかった。
2005-09-19 04:18:00 -
348:
名無しさん
ァゲりんこ?
2005-09-19 06:34:00 -
349:
?
?∪おv」?
2005-09-19 07:47:00 -
350:
リョゥ
ヶィクン?ぃま一気にょんでしまってんヶドめっちゃ胸が苦しくて涙がポロ?でてきた?リョゥも昔は恋ぉぉきォンナノコゃってんヶド辛ぃ思ぃとかしたり精神科とかも通ったり、またぁんなんなったら怖かったり傷っくのがィャゃったりで最近もぉ心からスキになれる人ってできるんヵナ?とか思ったりしててんヶド、ヶィクンとかひーチャンの恋してる気持ちとかょんでたらリョゥもまた胸が苦しくなるくらぃ人をスキになりたぃって思ったょ?完結まで頑張ってねッ??長文になってしまってゴメンなさぃ??
2005-09-19 08:13:00 -
351:
名無しさん
あー 泣いたぁ。。
2005-09-20 12:44:00 -
352:
名無しさん
っづきゎ?
2005-09-20 16:53:00 -
353:
のあ
しぉり???
2005-09-21 01:43:00 -
354:
名無しさん
http://bbs.yoasobiweb.com/test/mread.cgi/yomimono/1124474382/6-301
2005-09-21 03:07:00 -
355:
名無しさん
一気に読んだ??続き気になるゎぁ?楽しみにしてます??
2005-09-22 04:14:00 -
356:
名無しさん
けぃクンまだですかァァ????
2005-09-23 03:20:00 -
357:
名無しさん
はょかいて
2005-09-23 09:48:00 -
358:
名無し
気になるヵらはゃくかぃてほしーなあ(´・ω・`)
2005-09-23 18:50:00 -
359:
ケイ
356さん、?チャン、ありがとう?りょうチャン、つらい思いしててんな…?俺もそうゆぅの目の前でみてるからつらいんめっちゃわかるわぁ?がんばろな?359さん泣いてくれてありがとな?360さん、今から書いてくよ?のあチャンいつもありがとう?362さん、363さん、364さん、365さん、366さんありがとう?遅くなってごめんな?今から更新します?
2005-09-23 20:37:00 -
360:
ケイ
「じゃぁ…もし、もしもケイがひーちゃんのことあきらめる時が来たとしたら、そのときは私のところに戻ってきてくれる…?」 あかりはやっと話しはじめた。 「うん。約束するわ。」 俺はあかりにほほえんだ。
2005-09-23 20:41:00 -
361:
ケイ
「その時は…私のことだけみてくれる…?もう不安にさせんといてくれる…?ずっとずっと…私のそばにいてくれる…?」 目をまっかにさせて、すがり泣く…。 「うん。そのときはずっとそばにおる。でも俺は自分の限界まで彼女のこと頑張りたい。明日、ひーちゃんの誕生日やねん。もう一回告ってみようとおもう。」あかりはだまってうなずいた。
2005-09-23 20:48:00 -
362:
ケイ
「ありがとうなあかり。」そう言い俺はその場から去った。俺はなぜか裕也の顔がみれなかった。 明日、もう一度きもちを伝えてみよう。
2005-09-23 20:51:00 -
363:
ケイ
その晩、あかりから?。 「ケイへ。今日は、いきなりごめん。気持ちぶつけてスッキリしたわ。あんたはほんまに頑固ゃし、言いだしたらまわりのゆぅこときかんと行動するし…一途ゃし。そんなあんたが大好きゃったよ。だから、ひーちゃんのことを思い続けてるあんたも大好き。あんたに好かれてるのが私やったら、って何回も思った。ひーちゃんのこと恨んだりもした。でも、今は応援する。がんばれ、ケイ。」 ほんまいい女やおもった。こんないい女泣かした。つらい思いさした…その分がんばらなあかん!そう決めた。
2005-09-23 20:57:00 -
364:
ケイ
午前0時ちょうどに、彼女にメールをいれた。 「誕生日おめでとう?今なにしてる?会って話したいねんけど…いける??」 すぐにはかえってこなかった。友達の多い彼女のことゃから、お祝いの電話やメールが殺到してるんゃとおもう。
2005-09-23 21:01:00 -
365:
ケイ
午前2時ごろ、ようやく返事がきた。 「ありがとぉ?今は友達が一緒にお祝いしてくれてるよー?話って、どうしたのん〜?」 友達といるんか…どうしよう…。
2005-09-23 21:06:00 -
366:
ケイ
「何時ごろかぇる?どうしても今日言いたいねん…」「明け方ごろになるよ?」「全然OKやで☆じゃあ明け方ごろ家の前いくなぁ?」「了解っ?」 緊張がはじまった…
2005-09-23 21:11:00 -
367:
ケイ
俺は昨日買ったプレゼントをにぎりしめながら、ドキドキしていた。 「喜んでくれるかな…」 「また告白していやな気持ちにさせへんかなぁ…」 不安がつのった。せっかくの誕生日やのに、俺の告白で台無しにならへんかな…
2005-09-23 21:33:00 -
368:
ケイ
でも、やるしかない!! もう午前3時。時間はどんどん近づいてくる。 4時。携帯がなった。 「もうすぐかぇるよん?」俺の緊張とうらはらに、彼女からマヌケなメール。 俺は準備をはじめた。
2005-09-23 21:36:00 -
369:
ケイ
準備がおわり、プレゼントをもって家をでた。 ドキドキしすぎて意識がはっきりしない……。何度も帰ろうか、とおもった。 家の前につくと、両手いっぱいにプレゼントと花束をかかえた彼女がいた。花束はひまわりの花で、ひーちゃんにめっちゃ似合ってた。
2005-09-23 21:40:00 -
370:
ケイ
「あっケイちゃあーん!!」手をふる彼女。相変わらず表情は昔の彼女ではなく、どこか物寂しそうな彼女のままだった。 シャネル、グッチ、ディオール… 彼女の数々のプレゼントのなかにエルメスがなくて少しホッとした。 「ひーちゃん誕生日おめでとう!!これもらって☆」彼女に手わたした。
2005-09-23 21:45:00 -
371:
ケイ
「ネックとかキーケースとかやよ〜♪でもこのブレスも可愛い♪気に入った☆」にこにこしながらブレスをつける彼女。いやいやあんたの方が可愛いで…!と何回言い掛けたか? 「ひーちゃん、だいぶ笑えるようになったやん☆もう体傷つけたりしてへん?」「うん♪もう大丈夫☆ほらもう傷も消えてきたやろっ?」腕をみせる彼女。
2005-09-23 21:53:00 -
372:
ケイ
うっすらと傷はみえるものの、だいぶマシになってた。「ほんまアホなことしたと思ってる。こんなんしても、どうにもならんのにねぇ」苦笑いをする彼女。 「立ち直ってくれてよかったわぁホンマ☆」 「ありがとうな♪ほんで、話ってどうしたん??」 …ドクン……心臓が早くなるのがわかった。
2005-09-23 23:13:00 -
373:
沙羅
今一気に読みました??ホンマ感動できるィィ話ゃねッ?完結まで頑張れッ????
2005-09-23 23:15:00 -
374:
のぁ
更新されてるぅ??
やっぱぃいなぁ?ケイくんの小説めっちゃ好きゃで?
もぅすぐ完結近い?なんかそんな気が?なんか寂しいなぁ?でも完結楽しみにしてるし??ケイくんのペースでぃいねんから頑張ってね(?ω??)?2005-09-23 23:22:00 -
375:
名無しさん
めっちゃいいとこでおわってるし?
2005-09-23 23:46:00 -
376:
リョゥ
ヶィクン?返事ぁりがとぉ?リョゥは今は前の恋を引きずったりはしてなぃけど後遺症ってゅぅか傷はなか?ね。。。?なんせこの話共感できるトコとかぁるし完結までょみたぃです??頑張ってね??
2005-09-24 00:02:00 -
377:
ケイ
沙羅チャン書き込みありがとぉーです?そぉゆってもらえてうれしい?のあチャン、けっこぉ鋭いなっ?笑 いつもありがとなぁ?384さんも書き込みありあと?りょうチャン、心の傷あせらずゆっくりでいーから、治していけたらいいな??応援してるで?
2005-09-24 01:51:00 -
378:
ケイ
「あぁ…うん…えっと…」「ん?どぅしたん?なんか悩み事か?」大きい目でのぞきこまれる。すべてを見透してるよぅな綺麗な目。「あ…えっと…前の元彼ふっきれた…??」 「もう大丈夫だよ〜☆もしかして心配してくれてたんっ!?ホンマごめんなぁ?」 ちがうねん、そんなん言いたいんじゃないねん……
2005-09-24 01:56:00 -
379:
ケイ
「あっ…そっか…そりゃよかったなぁ!!」 「ありがと☆ケイちゃんは?誰か好きな子トカいるん?」「……………うん…。」 「まじで?だれだれ?」 「……ひーちゃん…です」「…えっ?」 ひーちゃんが手いっぱいに抱えたプレゼントをドサドサっと落とした。ドラマのように。
2005-09-24 02:02:00 -
380:
ケイ
「ひーちゃんがずっと好きや。あきらめられへん…」空があけてきた。彼女の姿がはっきりみえてきた。 派手なベアトップに黒パン。髪はエクステをくるくるまいてる。顔は、あきらかにどうしたらいいかわからなぃ表情やった。
2005-09-24 02:06:00 -
381:
ケイ
どうしよう…やっぱり迷惑やったんかな…。 ゆわんかったらよかった?「あたし…ケイちゃんと付き合ったらほんま幸せになれるんやろぅけど…正直まだ男がこわいわ……いつかまた離れていくんやろっておもってまう…。」
2005-09-24 02:16:00 -
382:
ケイ
彼女の負った傷はそうとう深かった。 「俺ぜったい離れていかへんから…!ぜったい…だから俺と付き合って?泣かしたりぜったいせぇへん…」彼女はだまったままうつむく。困ってる…。 俺、ひーちゃんを困らすだけの存在なんかなぁ…?
2005-09-24 02:50:00 -
383:
リョゥ
ヶィクン?ぁりがとぉ?頑張ってみるッ?ヶィクン応援しててなぁ?ヮラ?そんじゃぁ次の更新楽しみにしてますッ??
2005-09-24 04:15:00 -
384:
??夏菜??
今日一気に全部読んだョ?感動した???涙止まらんかったぁ。。??
頑張って完結させてね??2005-09-24 06:53:00 -
385:
ケイ
りょうチャン、またまた書き込みありがとう?励みなるわぁ?夏菜チャン、読んでくれてあーと?またちょくちょく書き込みいれたって?
2005-09-25 04:05:00 -
386:
ケイ
「…あんなぁ……あたしケイちゃんにうそついてることあるねん。これ見て…?」そう言いながら黒パンのすそをめくる彼女。 「……えっ…!?」 彼女の足首に無数の生々しい切り傷があった。季節柄腕をきると目立つので、足を切ってたみたいやった。だいぶ前に切ったような傷から、昨日切ったばかりのような傷まで、数えきれなかった。
2005-09-25 04:11:00 -
387:
ケイ
「…まだこの癖なおらへんねん…でももう誰にも心配かけたくなかった…。でも今のあたしはこうする事でしか安心できへんねん…」傷をさすりながら彼女が言う……。 「……痛くない?」 情けない、こんなことしか言えないんか?俺は…
2005-09-25 04:14:00 -
388:
ケイ
「不思議と切ってるときゎ痛くないねん。切らな余計落ち着かへんねん。おかしいやろ?笑ってくれていいで。弱いなって…笑って…くれて…。」 涙を目いっぱいにためて泣くのをこらえようとする。「そんなん思わへんよ…?俺、そんなんなったことないから、うまいことゆわれへんねん…ごめんな…?でも、ひーちゃんは弱い人なんかじゃないから…絶対ちゃうから…。」 耐え切れずにぽろぽろ泣く彼女。
2005-09-25 04:19:00 -
389:
ケイ
「やさしいなぁ…ほんまあたしケイちゃんと付き合ったら…さびしい思いとかもしないんやろうなぁ…。でもあたしやっぱりまだアイツが好きゃ…。」 やっぱりまだ元彼が好きやったんか…。でも、それはどこかでわかってた。 そんな一途な彼女も好きやから。
2005-09-25 04:23:00 -
390:
ケイ
「そっか…でも、俺あきらめたない。こんな人好きになれたん初めてやから。俺のこと好きになってくれんくてもいいから…辛い時とかだけ呼んでくれてもいいで。利用されてもいい。だから、お願いやから、もう苦しまんといて…。俺ほんまに好きやねん…。」 こんな素直に気持ち伝えたことなんかなかった。 彼女は俺の《はじめて》をすべてさらっていく。
2005-09-25 04:28:00 -
391:
ケイ
《はじめて》こんなに人を好きになった。《はじめて》心から会いたいと思った。一緒にいたいと思った。《はじめて》愛してほしいとおもった。《はじめて》プライドなんか捨ててもいいと思えた。《はじめて》《はじめて》………。 「ほんまに一緒におりたい…好きじゃなくてもいい」「ナンもしてくれなくていい。優しくもしてくれんくていいから……。」 「こんなに人を好きになれたことなんかないねん」 俺はひーちゃん以上にぼろぼろ泣いた。かっこ悪いなんか思わんかった。
2005-09-25 04:33:00 -
392:
ケイ
「……ぅあ゙ーーーーん」いきなり子供のような泣き方をする彼女。俺は正直めっちゃびっくりした! 「どうしたん?!どっか痛いんか!?どしたん?」 俺はあせって駆け寄った。「ごんなに…大事にお゙もっでぐれでんのに…気持ぢに答えられへん…自分に腹だづ……」
2005-09-25 04:39:00 -
393:
ケイ
「そんなん気にせんとってや!俺が勝手に好きやねん!もう…悩まんといて…」「ごべんなぁ…ほんまごべんなぁケイぢゃぁん…」 彼女の服は涙でシミだらけ。かわいい顔も涙と鼻水でぐちゃぐちゃ。 そんな彼女もだいすきや。
2005-09-25 04:43:00 -
394:
ケイ
最近の子ゎ髪も化粧もバッチリ。風が吹いただけで「髪型くずれるっ?」とか、顔に水がかかったら「化粧おちるゃん?」。 彼女はなんも気にしてない。ほんま男っぽい。 俺は自然とわらけてきた。「あははっ!ほんまひーちゃんだけはおもろいわ☆」ひーちゃんは「?」という顔をしてたけど、そんな彼女もかわいかった。
2005-09-25 04:48:00 -
395:
ケイ
「なぁ、二人だけやけど、ひーちゃんの好きな缶ケリしにいこっかっ?」 「い゙ぐーっ!!」 まだ完全に泣きやんでない状態で立ち上がる彼女。 「ぢょっど待っでで!!」家の中に入りプレゼントを置いて、ジャージに着替え、顔を洗ったのかすっぴんになった彼女がでてきた。
2005-09-25 04:54:00 -
396:
ケイ
「あははっ!ほんまその飾らんとこ、ひーちゃんらしぃわぁ☆」 「いっちゃん楽やのっ!」スニーカーまではいて、やる気マンマンな彼女。 彼女といてたのしい。こんな幸せなことはないとおもう。たとえ叶わなくても。
2005-09-25 04:57:00 -
397:
ケイ
缶をひろい、明け方のふたりだけの缶ケリ。ほんまに楽しかった。なにより、彼女がほんまに楽しそうやった。それだけでよかった。 楽しそうに俺から走って逃げる彼女も、みつからへんようにトイレの天井に隠れる彼女も、男並みに缶をケリ飛ばす彼女も、俺のもんじゃないけど、一生俺のもんにはならないかもしれへんけど、彼女と出会えて心からよかったと思う。 俺は今でもひーちゃんが好きやし、これからもずっと好きやとおもう。彼女がいるだけで、俺が生きてる意味があるとおもうから。 たとえ一生叶わなくても。
2005-09-25 05:04:00 -
398:
ケイ
一応これで完結ですっ??へたくそで読みにくい部分もいっぱいあったとおもうけど、読んでくれてたみんな書き込みしてくれたみんなマジありがとう?ほんま感謝です??
2005-09-25 05:07:00 -
399:
ルナ
完結おめれとぉ??めちゃよかったで〜泣いたぁ??ケイくんもひーちゃんもめちゃイイ子やわぁ??これからも頑張ってひーちゃん支えていってな?ケイくんの想ぃがいつか叶ぅょぅに、ルナもひそかに祈ってマス??
2005-09-25 05:35:00 -
400:
?
本間|ニ良かっ+ニです?
叶ってほしぃな・・
こんな|ニ人を好き|ニなるってすごぃ事やと思うねン?すごぃか|ナがえのなぃ存在なんやろ?ね?。oO
すごぃプラス|ニなれてる2人を感じて私もこンな恋愛|ニしてい|ナるよ?|ニ今の恋を全力で頑張ろうと思った?ありがとうです?2005-09-25 05:36:00 -
401:
のぁ
終わっちゃったぁ??本間めっちゃ良かったょ???ケイくんの小説めっちゃ好きでいつも更新楽しみにしてた??完結しちゃったのなんか寂しいけど?
いつかひーちゃんとケイくんが結ばれるって信じて待っる?その時ゎ続編書いてね???本間ケィくんお疲れ様、ぁりがとぅ??2005-09-25 05:51:00 -
402:
かぉる??
ぃま最後マデ全部ょんだわぁ??ケイ君っ?完結ぉめでとぉ??本マに良かったデェ????このケイ君の小説ゎマヂはまっちゃいましたァァ????何かと勇気もらぇたしィィ???ぅちもィマ片思いの恋しててケィ君みたぃに頑張ってみるぅ(?∀??)???ぁりがとなァ?????
2005-09-25 05:58:00 -
403:
??夏菜??
完結ぉめで????
絶対両思ぃになってなぁ‐???ヶィKun気持ちゎ絶対伝ゎるから‥???伝ゎるって信じてるから??
応援してるョ???
こんな素敵な小説書ぃてくれてぁりが???
本間に感動したぁ??2005-09-25 08:53:00 -
404:
名無しさん
今全部読みました。人のコトこんなスキになれてそこまで出来るってスゴイ辛いコトだし素敵なコトだと思うこれからも頑張ってください?
2005-09-25 10:16:00 -
405:
名無しさん
完結おめでとうございます???本間やばいぐらい泣いた???感動でした???お疲れ様でした??
2005-09-25 10:44:00 -
406:
俺様 ◆oEw9tJM.Ng
なにこれ?おもくそ泣いたし?笑ケイくん?お前本間ええ男やのお?ひーちゃんもええ女や?いつか叶うって俺も信じてるし、絶対諦めたらあかんど?お前がいっちゃん幸せなれたら報告せえよ?おっさんまた泣かしてくれ??? 以上、自分のスレすら更新せずに泣きまくってた俺様でした?
2005-09-25 10:51:00 -
408:
名無しさん
>200-400
2005-09-25 13:57:00 -
411:
まぁ
今読ンだぁ!ひーちャンホンマわ弱Llのに自分のことよリ人のこと気にして‥つらかッたゃろなァ。めちャくちャ優しLl器大きLl人やなァ思た。めちャ尊敬やしぃ。うちもそンな人なリたぃ。
今うち??で(ケイ君タメ?年上?)恋愛とかまぢめンどぃとか思てて何か最近何もかもどーでもよくて今どーしたらぃぃか分からンくなッてる。でもみンなにわ普通の顔して頑張ッてる。うちもホンマわダレかに頼リたぃケド頼れる人今わおらン。何かホンマに信用できる人もおらンし。。だからひーちャンもケイ君もちょと羨ましLlで?テカお互Llこれ読ンでる限リかなリ必要な存在ャン?だから絶対付き合ッて幸せなッてな?頑張れィ?あとうち小学校の頃?年片思Llしたケド負けたぁ〜ワラ2005-09-25 15:15:00 -
412:
?悠?
ケィ君?一気に全部読んだょ?????悠叶ゎナィ恋ゎナィと思うなっ???何年かかっても思い続ける気持ちが強ければ叶ぅ時ゎ絶対来るょ???ケィ君がぃっか幸せになりますょ?に…???
2005-09-25 16:11:00 -
413:
名無しさん
人間みンな弱いねんて?それを表ださんひいちあんワ強い?
2005-09-25 16:15:00 -
414:
まぁ
んまそれ?ひーちャンわ強Llよなァ
2005-09-25 16:53:00 -
415:
ケイ
みんないっぱい感想ありがとぉ??俺が泣きそうやわ…?こんないっぱい読んでくれてる人おると思わんかったからほんまうれしいっ?今片思いしてる子も、両思いな子もみんなに読んでもらえたら嬉しいな?俺は19歳やで? ルナチャン、?チャン、のぁチャン、かおるチャン、夏菜チャン、413さん、414さん、俺様クン、416さん、417さん、418さん、419さん、まぁチャン、悠チャン、422さんほんまみんなありがとう?
2005-09-25 16:57:00 -
416:
のぁ
これからも頑張ってね??ひーちゃんが好きってその綺麗な気持ちずっと大切にしてね?そんなに人の事想える人なか?ぉらんし?ずーーーっと陰ながら応援してます(?`・?・)ノ?
2005-09-25 17:02:00 -
417:
名無しさん
まあちあンどないよお{笑
まあちあンがひいちゃん弱いゆうカラあたし強いゆうてんで??2005-09-25 17:50:00 -
418:
まぁ
そなン?ワラ
ちあうャンうちがLlLlたLlンワひーちャンホンマわ強がッてるケドでもそれお表に出さンとずと頑張ッてきて逆に強Llャン!だから尊敬するゆーテン?まぁーうまくゆえンから意味分からンかも?ごめンやでィ?ワラリ2005-09-25 17:59:00 -
419:
りか
ケイ君?
ケイ君の文章を読んで…ひーちゃんは、素敵な女性なんだなッて思いました?
文の中だけでも、可愛いくて純粋な彼女に憧れます?
ひーちゃんは、誰に似てるとかありますか??
2005-09-25 18:39:00 -
420:
そん?
今日初めて読んだ?
本間によかったあ?
2人共強い??
感動あリが??
これからも頑張れ???2005-09-25 20:20:00 -
421:
名無しさん
そおなンやあ?
ゴメンなまあちン勘違いして〜???許して?2005-09-25 22:32:00 -
422:
ケイ
のぁチャンありがとぉ?? 匿名さん、読んでくれてありがとう?俺はその恋だいじにしてほしいな?? りかチャン、んー誰似ゃろ?とりあえず目がパッチリでいっつもニコニコしてはるわ?おねギャル系かな??そんチャン、ありがと?頑張るでぃ??
2005-09-26 00:09:00 -
423:
みか
完結おめでとう☆前からケイ君の小説知ってて完結してから一気に読もうと思ってまってて完結してたから今全部よんだ〜☆凄い切なくなった><。私ゎ約10ヶ月片思いしてる子がいるから凄い気持ちわかる!!片思いゎ辛いけどひーちゃんへの気持ち大切にしてな☆感動をありがとう
2005-09-26 01:04:00 -
425:
名無しさん
↑のってどうやってつくるの?
すれずれですいません2005-09-26 01:31:00 -
426:
?ゅか?
全部読んじゃったぁ???なんか完結して嬉しい様で淋しぃ??ゅかも今付き合ってるめちゃ好きな人が居ってもし振られたら『ひーちゃん』サンとか『あかり』サンみたぃになってると思ぅ……でもぃつか好きになってよかったなって思ぇる様に強くなりたぃなッッ??テカ絶対結婚するケロ??ケンサン今までごくろー様でしたッッ?
2005-09-26 02:19:00 -
427:
さなぇ
めっちゃよかった。こんなにも人をスキになれて羨ましい。さなぇもこれから先、けぃクンみたいに人を本気でスキになれる日がきたらいぃな…。こんないぃ話書いてくれてありがとッ。
2005-09-26 07:24:00 -
428:
まぁ
正直このSTORY読んでから他の小説が残念ながら物足りなくなってしまいました。このSTORYと出会えて素直になりました。ありがとうございます?
あと表現がとても上手ですね?
STORYを通して貴方とデアエタ事コレサイワイです?2005-09-26 11:02:00 -
429:
ゆう
いっきに読みました!!ほんま泣いた?うまくゆわれへんけど、ありがとう???
2005-09-26 14:16:00 -
430:
名無しさん
切なすぎて泣きすぎて胸がいたくなった。
2005-09-26 18:59:00 -
431:
あたしも同じケイです?
ありがとぅ?
2005-09-26 21:47:00