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時間。

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  • 1:

    名無しさん

    変わらないものなんてない。

    叩きつけられた現実に

    視線をそむけた僕はただの弱虫だったんだろうか。

    2006-10-05 02:13:00
  • 145:

    名無しさん

    信号が変わりみんなが歩きだす。君も何も気付かず歩く。私は動けずにただ君から視線が離せないままで立ち止まる。

    君はまったく気付かず少しずつ私のほうへ歩いてきて一瞬目が合った。

    2006-10-12 03:36:00
  • 146:

    名無しさん

    君との距離3メートル。。目が合ったがすぐに違う方を君は見た。
    分かっていた行動に傷つく。。そして恐くなって逆を向いてあたしは早歩きをした。振り向かずにただひたすら歩いて路地に入った。ただただ突き刺さる鼓動を押さえ付けるように。

    2006-10-12 03:41:00
  • 147:

    名無しさん

    「夏美」

    すぐ後ろで声がした。。懐かしい声。。

    あたしはゆっくり振り向いて視界に映るその姿をただ見た。

    2006-10-12 03:44:00
  • 148:

    名無しさん

    スーツ姿のせいじくんは切なく私にほほえんでいた。

    「久しぶり・・」

    あたしがそう言うと「本間久々。。びっくりしたわぁいきなりすごい勢いで歩きだしたから」そう言って髪をかきあげた左手の薬指に指輪を見た。

    2006-10-12 03:48:00
  • 149:

    名無しさん

    今何かが全て崩れ落ちた。。

    「この辺りで仕事してるん?」せいじ君は普通に笑顔で話す。「うん。今から彼氏と会うねん」あたしは何故かそう言った。何故か悔しかったから。

    2006-10-12 03:51:00
  • 150:

    名無しさん

    君は表情ひとつ変えず普通に話す。
    「そうなんやぁ★結婚とか考えてる人?あっ、俺もう父親やで★」
    あたしが一番望んでた君との夢を簡単に話した。。あたしはおめでとうと笑う。心の中に刺さった痛みを感じながら。

    2006-10-12 03:55:00
  • 151:

    名無しさん

    「せいじくん変わったなぁ!あんな仕事一番やったのに今はパパなんやぁ!すごいなぁ」あたしがそう言うとにっこり笑い

    「変わらないものなんてないでぇ!あの頃の俺とは全てが違うし。。けど夏美は何も変わってなくてよかったわぁ。。幸せそやし」そう言った。

    2006-10-12 03:58:00
  • 152:

    名無しさん

    あたしはすぐに視線をそらして「そろそろ行くわぁ★せいじ君元気でね!幸せにね」そう言って逆方向を向いた。泣きそうだからだ。

    「夏美、絶対幸せになってな!頑張れよ!負けるなよ!」

    そう言われてあたしはただうなずいてそのまま歩きだした。あふれる涙をこらえながら。。

    変わらないものなんてない。叩きつけられた現実に目を背けた僕は弱虫だろうか。

    2006-10-12 04:03:00
  • 153:

    名無しさん

    君が大好きだった。
    本当に大好きだった。
    そんな君はもう今は違う誰かと人生を供に生きていた。

    時間はあまりにも残酷なものだと初めて気付いた。

    2006-10-12 04:06:00
  • 154:

    名無しさん

    みなさん感想ぜひきかせてください!

    2006-10-12 04:07:00
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