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依存と愛情

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  • 1:

    まり

    どうしてあなたを信じれたの?なぜあなたにだけは疑う気持ちを持たなかったの?

    2005-11-03 12:09:00
  • 201:

    まり

    話に花が咲いちゃって、私はよく笑った。5分くらいするとお店に着いたから電話を切った。
    車を降りて店に入り席に着くと、なんかもっと重苦しい空気‥
    ヤバ‥電話まずかったかな‥客だって明らかにわかるしな‥
    とりあえず注文。
    さっきまで2人はしゃべっていたのに口数が少ない。もんじゃが来てみんなで作り始めてからも沈黙‥

    2006-01-14 17:16:00
  • 202:

    まり

    なんか混乱してきた。
    【車内で電話なんかしてごめん】いきなり言うのもおかしい?けど明らかに電話の事だよなー‥
    てかみんなで無言でいたって仕方ないじゃん。流れで3人になったけど、考えてみたら距離置いてる時に楽しくご飯食べてる場合じゃない‥。
    トイレに行き、深呼吸。剛との事を毎日考えているだけで疲れていた。自分の意志の弱さと、迷いで毎日同じ事ばかり考えている。

    2006-01-14 17:20:00
  • 203:

    まり

    好きなのにうまくいかない。まりが頑固だから?思いやりがない?最近は剛の事を想えば想うほど空回りしていた‥どうしたらいい?2人に何が必要?それともここで別れるのが運命で、解決策なんてない?
    わからない。
    わからない。
    剛は?ねぇ。剛は?

    2006-01-14 17:23:00
  • 204:

    まり

    鏡の中の自分を見つめてぼーっとする。
    喧嘩しても問題が起こっても剛が好き♪って言えた自分が、今はいない気がする。うまくやっていく方法ばかり考えている。
    悩み苦しむことが付き合うって事?

    2006-01-14 17:25:00
  • 205:

    まり

    時間がたちすぎてる気がして席に戻った。
    2人が笑ってる声が聞こえてきた‥。もう帰ろっかな‥
    「長かったなぁ?俺もトィレ。」
    私が席に戻ると入れ代わりに、剛が席を立った。

    2006-01-14 17:28:00
  • 206:

    まり

    「‥‥‥」
    「まりちゃんね、多分剛は言えないと思うから俺が言うんだけど‥剛を想うならキャバやめてほしいんだ。もうちょっと剛の事をちゃんと考えてあげてほしい。」

    頭が真っ白になった‥

    2006-01-14 17:31:00
  • 207:

    まり


    まりは剛を考えてない?
    剛はキャバ嫌だったの?
    だって無理強いしてない。止められもしなかった‥
    なんで友達に言われてるの‥

    2006-01-14 17:32:00
  • 208:

    まり

    「俺が言うのはおせっかいかもしれないけど、あいつが笑ってキャバやってるって言ってきたのみて、なんか間違ってると思ったんだよね。なんか‥」

    まだごちゃごちゃしゃべっていたけど、そこからは聞こえなかった‥

    間違い‥?

    2006-01-14 17:34:00
  • 209:

    まり

    隠れてやる事なんていくらでもできた。
    でもやましくないし、剛が嫌だと言えばやらなくてよかったからきちんと先に話した。
    試したわけではない。でも1度やってみたいという強い気持ちはあったけど、やらなきゃいけない事ではない。反対されてまではやらなくてよかったからまず聞いた。

    2006-01-14 17:37:00
  • 210:

    まり

    初めて歌舞伎の奥の方まで入った日、狭い道にお店から溢れた花が並んでいた。エレベーターホールにびっしりの花。たくさんのおめでとうの言葉。
    ともかく圧倒されて、羨ましかった。
    花がいくらなのか知らない。どれくらい上り詰めれば30近い花が並ぶのかわからない。他の店でもこうなんだろうか。夜の世界ってどんななんだろう‥

    2006-01-14 17:40:00
  • 211:

    まり

    夕方6時にテレビを点ければ質屋特集がやっている。同じ物をいくつも売りにくるキャバ嬢。いろんな人に同じ物をもらって1個を残して後は現金に換える。もらった物を持っていないといけないからそうする。
    カルチャーショックだ。
    不景気にも華やかな世界はある。

    2006-01-14 17:43:00
  • 212:

    まり

    中学生の時、夜に魅せられた。
    それを話した。まったくの初心者。3ヵ月後に偽誕生日をやって、いくつの花とプレゼントがもらえるかやってみたい。
    自分を試してみたい。
    何もわからないからやってみたい。

    2006-01-14 17:45:00
  • 213:

    まり

    まわりにキャバ通いがいない剛は、
    俺は良くわからないけどやりたいならやってみたら。オヤジや若いやつや色々来るらしいけど、そんなんで浮気する性格じゃないって信じてるから。
    と言ってくれた。サラっとその場でいった剛に曇りは見えなかったから了承得たものだと思い、始めた。

    2006-01-14 17:47:00
  • 214:

    まり

    あれから1ヵ月たってる。仕事後は剛の家だったから、必ず仕事の話になった。
    お姉さんの業にびっくりした、毎日来てるこんな人がいる、いきなり泣く客がいて‥剛は、キャバって面白いな〜といつも聞いていた。

    なに?じゃあこの1ヵ月我慢していたの?笑顔でおかえりって迎えてくれていたのは?

    2006-01-14 17:50:00
  • 215:

    まり


    毎日悩んでいた自分‥
    結局1人よがりだったんだろうか‥
    家を出ない剛を心配し、2人のこれからを考えていた。
    剛には伝わらない‥
    剛が好きでも繋がらない‥

    2006-01-14 17:56:00
  • 216:

    まり


    涙が出てきた‥
    放心‥
    やっぱり私が勝手だったの?何で第三者が‥

    2006-01-14 17:58:00
  • 217:

    まり


    今は食事中‥
    こんな明るく元気な店で、友達がいる中剛と話しても仕方ない‥
    泣いたりして2人の時間を潰してもダメだ‥

    2006-01-14 18:00:00
  • 218:

    まり

    気持ちとはうらはらに、スーっと落ちてくる涙を何度もぬぐい、戻ってきた剛に精一杯の普段の顔で
    「‥帰るね。タクシー呼ぶから平気‥」
    と伝え、席をたとうとした。
    「えっ何で!まり待って!」
    腕をつかまれた。

    2006-01-14 18:02:00
  • 219:

    まり

    剛に気付かれない様に1分だけ押さえていた涙は、腕をつかまれた瞬間とまらなくなった‥
    口を押さえ、声を殺して涙をぬぐっても、次から次へと涙が出てくる‥

    まりはこんなに剛が好きなのに‥

    2006-01-14 18:04:00
  • 220:

    まり


    「えっどうしたの?俊介どういうこと??」
    ‥黙る俊介‥
    「まり、どうしたの?そんな状態で1人で帰らすなんて出来ないよ。」
    ここにいても私は泣くことしかできない‥

    2006-01-14 18:07:00
  • 221:

    まり

    「二人‥が‥ご飯して‥るの‥邪魔した‥くないか‥ら‥帰‥る‥」
    「なんでっ!落ち着いて!話して?」

    お願いだから帰らせて‥引き止めないで‥もう話したくもない‥

    2006-01-14 18:11:00
  • 222:

    ?まぉ?

    お疲れage?

    2006-01-14 18:35:00
  • 223:

    まり

    遅くなりました?ちょっと更新します?

    2006-01-16 14:33:00
  • 224:

    まり


    涙で声がでない。
    なんか2人がしゃべってる。『それは俺とまりのことで‥』って少し聞こえたけど、涙でしゃくりあげ頭は混乱でボーっとする‥
    「まり?俺の方みて?だいたいはわかったから。なんか俊介がいったみたいだけど、俺の為思ってくれたみたいなんだ。2人のことっていったらそれまでだけど‥まぁでも電話のことなかったらきっと俊介わざわざ言ってないよ?」
    は‥?関係ないじゃん‥

    2006-01-16 14:38:00
  • 225:

    まり

    一気にキレた‥
    「なんで私が他人に注意されてんの?ねぇっおかしくない?!キャバやってほしくなかったなら自分でいいなよ。止めもしなかったくせに影では友達相談でもしてたわけ?ところかまわず彼女がキャバやってることを話しといてさ、何がしたいの?私がどれだけ考えてたかなんてわかりもしないで、何で他人に注意されなきゃいけないのよ。おかしいじゃん。それを何で俊介が正しいみたいにいってんの?電話したのは悪かったけど、むかついたら何言ってもいいわけ!?」
    私はキレたらとまらない‥相手を逃げ場のない言い方で追い詰めてしまう‥ダメなところだって気を付けていたのに、またやってしまった‥

    2006-01-16 14:44:00
  • 226:

    まり

    「いや、関係ないかもしれないよ?けど実際イラつかせたから、俊介も普段だったら言わないことをあえて言ったわけじゃん。だってまり電話のこと謝りもしなかったでしょ??」

    わかってる‥電話が引金。まりが原因を作った。わかってる。けれど自分の想いを否定され、剛に伝わっていなかった悲しみから抜けられない‥

    2006-01-16 14:47:00
  • 227:

    まお

    しおり?

    2006-01-16 15:19:00
  • 228:

    まり

    やっぱり恋愛って独り善がりなものなのかな。
    依存をしてしまってから正しいことがわからない。
    一方通行の愛がうまくいかないのは当たり前。けれど私たちはそうじゃないからうまくやっていきたくて、距離をおいたはず。
    いつか別れたら別れたでいいや。って思わなかったから、考えようってなったんだよね?剛は孤独から逃げてるだけだよ。。

    2006-01-16 16:02:00
  • 229:

    まり

    BGMをかき消してしまうほど叫んでいて、剛のむこうから他人の目が集まるのがわかった。
    こんなに振り乱してバカみたい‥
    恋愛に溺れたかった。けれどそれは危険といつも隣り合わせだと知った。
    ‥ただ大切な人が欲しかった‥

    2006-01-16 16:05:00
  • 230:

    まり

    早く去りたい。
    ここから家まではタクシーで駅まで20分、電車に15分、その後歩いて20分‥
    でも車だと30分。
    1人で帰れると何回も行ったけど、俊介がそんなわけに行かない。ちゃんと送るから!としつこくて、結局送ってもらって帰った‥
    家前に着くと「なんかごめんね‥」と謝られた。場を壊したのはまり‥。今言われたくない1番の言葉を言い地雷を踏んでしまっただけで、俊介が言った言葉は間違っていない‥

    2006-01-16 16:13:00
  • 231:

    まり

    結局まりが子供?悩みすぎなことに気がつけた。多分依存よりも固執してたんじゃないかな‥

    男でやたらタイミングのいいやつと、いっつもタイミング悪いやつっている。
    年に4、5回くらいしか連絡とらないのに、喧嘩したり別れたりするとテレパシーの様に連絡してくるやつ。
    家に入って倒れこむ様に枕に顔をうずめた。

    2006-01-16 16:16:00
  • 232:

    まり

    着信〜♪
    ノー天気な着メロ。この音はその他大勢の曲。
    なんでこんな曲にしたんだっけ‥誰だよっ‥別に大事な人じゃないしいいや‥
    ♪〜♪〜♪〜
    しつこいっ!!出るめんどさよりも鳴り続ける事にうんざりで画面を見ると‥ー尋ー剛に出会い縁を切れたキャバ店長だった‥

    2006-01-16 16:22:00
  • 233:

    まり

    1度、夏の昼間に着信があった。気付いたのが遅かったし、気になったけどかけなかった。
    なに‥?どうして今日に限って連絡がくるの‥
    今日は気持ちが乱されてばかり‥
    電話は切れる気配がない。顔が浮かぶと懐かしくなって電話に出た。
    「もしもし‥」

    2006-01-16 16:26:00
  • 234:

    まり

    「うわっ暗っ??おまえさー、こんな久しぶりだよ?ちょっとは元気にきゃ〜♪みたいなのないの。笑」
    やたら元気で笑えた。
    「は〜?明るい関係だったかしら?確か5股だったわよね〜?」
    ふざけて返すと
    「バカ。本命はおまえだったのに捨てていきやがって。俺マジメになっちゃうよ?」

    2006-01-16 16:38:00
  • 235:

    まり

    ただの冗談。もう振り回されたりしない。こんな風に笑ってふざけあえる日が来るなんて、なんだか不思議。
    最近の事を少しずつ話して、店行かなきゃいけないから後でかける。と電話は切れた。
    『後でかける。』誰もが言う口癖じゃなく、水商売だけの癖なんじゃないかって最近思う。一般の人はいきなり切らなきゃいけなくなった時、後でかけられないのわかってて後でとは言わない。『またかける』という。
    尋の『後でかける』は2分の1の確立だったっけ‥。

    2006-01-16 17:01:00
  • 236:

    まり

    でもおかげで空虚感がなくなった‥。そのまま眠っていたみたいで、夜中に電話の音で目が覚めた。
    あれ‥寝ちゃってた?また同じ音‥
    着信 ー尋ー
    うわっ本当にきた!
    嫌がる必要はないのに、意外すぎる着信でたじろいだ。

    2006-01-16 17:16:00
  • 237:

    まり

    「まり〜♪起きてるかぁ♪」
    「また酔ってるの??」
    酔っ払いの電話はめんどくさい。けれど、自分が記憶ないままかけちゃう時って、好きな人や日頃は勇気なくてかけられない相手だったりするから、『酔っ払ったぁ〜???』って尋からの電話はけっこう好きで、必ず夜中の電話に出ていたのを思い出す‥
    「酔ったよ。わりーか!」
    言うこと変わってないや‥。

    2006-01-16 17:22:00
  • 238:

    まり

    それから1日4回は電話が来た。剛とは会ってない。めんどくさかった仕事も、1人になってみると淋しさまぎらわすにはちょうどよかった。
    レナに誘われて体入に行った。待機中が楽しいと仕事あっという間。
    元気なまま送り待ちをしていると、また尋から電話がきた。
    「寝てる〜?‥ん?おまえ外?」

    2006-01-16 17:30:00
  • 239:

    ?まぉ?

    ?しぉり?

    2006-01-16 18:44:00
  • 240:

    まり

    キャバをやっている事を話していなかった。
    「うん今お店。」
    「えっ?おまえやり始めたの??」
    ショックだとかおまえにはダメだとか‥本当、男って勝手な生き物。
    関係なくない?と電話を切りたくなった時、また尋から誘われた。【今日会えない?】

    2006-01-18 00:28:00
  • 241:

    まり

    連絡復活してから、口癖の様に言う。朝昼夕夜いつかけてきても、必ず【今日会えない?】【いつなら会える?】
    懐かしさで電話をとってしまっていたけど、会う気はさらさらなかった。
    今会っても、想いは戻らない。そんな心配はないけれど、悲しい事も楽しかった事もいい思い出なのに、何も変わらぬ生活をしている今の尋に会ったら、幻滅してしまいそうだった。
    おかしいほど尋だけを見ていたから、そんな自分を忘れたくはない。
    この先交わる事のない2人が、思い出を描き直さなくてもいいと思った‥。

    2006-01-18 00:35:00
  • 242:

    まり

    更新遅くてゴメンナサィ?実は旧スレで少し書ぃていて、また途中で書きこみできなくなったら嫌なので、ブログを立ち上げました。今は移し作業をしています。移し終わったら同時更新していこうと思うので、お付き合いください??

    2006-01-18 00:39:00
  • 243:

    名無しさん

    2006-01-18 05:04:00
  • 244:

    ?まぉ?

    頑張ってなぁ?待っとくぅ???

    2006-01-18 06:30:00
  • 245:

    まり

    ありがとうございます☆少し更新します。

    2006-01-18 14:11:00
  • 246:

    まり

    「会えないよー。今六本木だよ?友達と送りで帰るし、仕事まだ終わらないでしょ?」
    柔らかく断ってみると
    「後2時間だから、そっから始発でくればちょうどいいじゃん♪」
    「なんで私がそんな遠くまで行くの〜。」
    「今日携帯買いに行きたいんだ。めずらしくちゃんと手元に金あるから、使わないうちにさ。ねっ?お願いだから付き合って!!」

    2006-01-18 14:14:00
  • 247:

    まり

    携帯なんて1人で買えるだろ!!
    呆れそうだったが、現金を持ってるのは成長したなぁと思った。
    一緒にいた頃は、日払いを帰り道で使ってしまって帰ってくる。寝てご飯食べてまた仕事。言葉通りのその日暮らしだった。
    頭が悪く、かっこ悪い。運動神経も良くなくて、女クセも悪い・・金使いも荒く、貯金もない。
    何が好きだったか良く分からない事があったくらいだ。

    2006-01-18 14:16:00
  • 248:

    まり

    のーのーと携帯買う♪とか言ってるけど、人に5万かりたままなこと、すっかり忘れてんだろうなー。
    いい加減なやつ。
    金額がいくらだったとしても、かしたままってのは縁を切ってからもすっきりしていなかった。
    『お金を貸す時は、返ってこなくていいと思えるなら貸しなさい。』
    と親に教わった。貸し借りは簡単に人間を狂わせるし、額に関係なくあまりいい事ではないという理由から。

    2006-01-18 14:19:00
  • 249:

    まり

    もちろん、尋に貸したとき、
    「どうせ返ってこないだろうな。でも今、貸さなかったらどうなったのか心配しちゃう自分がいるだろうから、貸そう。」
    と思って貸した。
    けれど、こうもあっさり忘れ去って・・というか、まりには返さなくてもいいだろうみたいに思われてる事に、ちょっとムカついた。
    行って回収するか・・

    2006-01-18 14:22:00
  • 250:

    まり

    それからレナとご飯を食べて、始発までロイホに居座り、1人懐かしく湘南の方へ向かった。
    朝の電車は静か。
    人がすごい少ない。
    だんだんと建物が小さくなっていき、昔っぽい駅になっていく。
    畑も増えてきた。
    東京のすぐ隣でも、ずいぶん雰囲気が違う。

    2006-01-18 14:23:00
  • 251:

    まり

    そんな景色に癒されながら、尋の店についた。
    たった1年ぶりなのに、すごい懐かしい。
    「おおおー!!まりぃぃぃぃ!!!!」
    「あっこれがウワサのまりちゃん??」
    店にまだキャストがいた。やたらハイな尋。なんか前の私たちとはかけ離れた感じで面白い。

    2006-01-18 14:25:00
  • 252:

    まり

    話してて楽しいとかなかった。
    ただただ些細な事に傷ついて、ちゃんと付き合ってなかったから自分の立場がつらかった。
    「おまえ、断りまくりやがって。久しぶりの再会くらいしよーよ♪」
    ともかく嬉しそうな尋。
    カラオケまで歌い出して、まりまで歌わされた。

    2006-01-18 14:27:00
  • 253:

    まり

    何でこんなに明るく最近の事を話してくるんだろう???
    久しぶりの友達に会うと、話すことはいっぱいある。
    けど、懐かしむ過去があるわけでもなく、共通の話題があるわけでもない。
    実際、前の話は私からも尋からも出なかった。
    お互い変わったから??

    2006-01-18 14:29:00
  • 254:

    まり

    わからないまま、みんなでカラオケ。カクテル作って宴会。
    2時間くらいして、そろそろ行くか。と立ち上がった。
    「実はさー、あの後引っ越したんだ。2つ隣の駅。前より狭いけどキレイにしてるよ♪
    「尋のキレイは絶対うそ!キレイだったことないもんっ」
    「いや、見てみろって。マジで。」

    2006-01-18 14:31:00
  • 255:

    まり

    流れで家を見に行くことにした。
    昔の男。今さらどうもこうもない。
    家は前より新しめのマンションで、ロフト付き。やっぱりすごい汚かった。
    半分くらいしか夜型じゃない私は、ものすごく眠かった。
    尋はアルコールも入ってるし、寝る気マンマン。

    2006-01-18 14:33:00
  • 256:

    まり

    「寝られても困るよ。携帯買いに行くんでしょ?」
    「ん〜・・?携帯いいよ・・急がないもん・・」
    「毎日毎日、携帯買うー!って言ってたじゃん」
    「言ってみただけ〜・・」
    半分寝ぼけてる。寝ぼけながら、手を引っ張られた。

    2006-01-18 14:35:00
  • 257:

    まり

    「一緒に寝よ〜‥まりギューしていい?」
    「はっ?よくないよくないよくない!」
    びっくりして断固拒否。
    そんな風に尋がいってくるのはたまにだった。
    門限があったから仕事後の寝てる昼間しか会えなくて、いつもおやすみって勝手に寝られてた。

    2006-01-18 16:36:00
  • 258:

    まり

    右向きたい時は右。左の気分だったら左。
    そんな人だったから‥そんな関係だったからの方が正しいかもしれない。そんな関係だったから、腕枕で寝る日もあれば、背中を向けて寝ちゃう日もあった。
    そうとう酔っ払ってないと、ギューとかチューとかはいってこない。
    全然飲んでないはずだけど‥酔っ払い??

    2006-01-18 16:40:00
  • 259:

    まり

    「酔ってんの?帰るよ。」
    「は?なんで?会いたかったのに!」
    「よく言うよ〜。」
    なんか久しぶりの尋が優しくて、悲しくなった。
    あの頃は叶わない片思いがすごいつらかったのにな‥

    2006-01-18 16:42:00
  • 260:

    まり

    私は尋の事でいくつもトラウマがある。
    こんな変な関係だけど、最初の1ヵ月は『付き合う』という形をとっていた。
    鬼電してきてみたと思えば、こっちからの電話は嫌そう。かけないでいると何してるんだとうるさい‥
    初めての彼氏で初めての夜の人。こんがらがる事ばかりだった。
    愛を感じる時とまったく感じない時が極端だったから、尋の行動=愛がない、つまり逆が愛がある!と思ってしまった。

    2006-01-18 16:50:00
  • 261:

    まり

    尋と関わってる間に知り合った人には、見事に尋の逆を求めた。
    ・かっこいい
    ・優しい
    ・わかりやすい
    ・お金をだしてくれる
    ・相手が動いてくれる
    ・電話もメールも常にくれる
    当たってる様で当たってない。愛されるというのは、そういう事じゃない。
    けれど、私は他から愛を感じる事で尋との淋しさ埋めていた‥

    2006-01-18 16:54:00
  • 262:

    まり

    余計淋しくなる‥
    けれど尋は手に入らない‥
    自分もまた誰かを傷つけている‥
    それでも尋がほしい‥
    尋しか見えない‥

    2006-01-18 16:56:00
  • 263:

    まり

    そうしてズルズル続いただけ‥
    どうしてあんながんばってたんだろうって思うけど、それは差し伸べられる第三者に甘えていたから。
    せっかく忘れてた事を思い出した。
    そうだ‥楽しんでる場合じゃなかった。

    2006-01-18 17:00:00
  • 264:

    まり

    「携帯買いに行かないの?」
    「いい〜。急がない。」
    「そう。今日来たのはかしてた分返してもらおうと思っただけなんだ。」

    「えっ??」

    2006-01-18 22:45:00
  • 265:

    まり

    「待って待って。今は困る」
    「困らない時なんてないじゃん。しかも現金持ってる時すらないし。じゃあね。」
    ロフトを下りて財布をあけた。3万あるから新種を買うと言ってたけど、財布の中身は2万ちょっとだった。
    「返してもらうよ。残りはもう会いたくないしいいや。バイバイ」
    ドアを閉めた。。

    2006-01-18 22:49:00
  • 266:

    まり

    少したってから、洋服に着替えた尋が追ってきた。
    「ちょっ、本当に困るんだってば」
    「携帯買おうとしてたじゃん。」
    「いや、そうだけど、それなかったら他から携帯払わなきゃいけないから、きついんだって。」
    必死になってしょぼい男。
    案の定、好きだった思い出はガラガラと崩れていった。

    2006-01-18 22:52:00
  • 267:

    名無しさん

    2006-01-18 22:53:00
  • 268:

    まり

    しつこい事にホームまで来た。こっちはむしろ半額で手を打ってあげてんのに。
    「来週まで待って」返すわけない。「借用書書くから」なんで5万を取り立てなきゃいけないの。今から印鑑証明取りに行ったり冗談じゃない。
    「いい加減にしてよ。もうこれ以上関わりたくない。」
    「おまえこんな事していいと思ってんの!?」
    はっ!?脅し!?こんなことも何も、こっちは何もしてない。

    2006-01-18 23:00:00
  • 269:

    名無しさん

    2006-01-18 23:04:00
  • 270:

    まり

    「とりあえず1度帰るぞ」
    「まだなんかあるなら、ここで話せばいいじゃん。」
    「いいから。はいはい。」
    普通な話し方とは裏腹に、ものすごい力で引っ張られ、半分引きずられた。
    「痛いっ何すん‥」
    「早くいくぞ!」

    2006-01-18 23:05:00
  • 271:

    ?ぁLlみ?

    バリ気になる?完結まで見るカラ頑張ってねっ??

    2006-01-18 23:34:00
  • 272:

    まり

    隠れ読者サンがぃてくれて嬉しぃデス??書けば書くほど、どーしょぅもなぃ過去ですが、大事な人にも出逢えたので書かせてください?

    2006-01-19 01:44:00
  • 273:

    まり

    パンプスがもつれて脱げそうになる。それほど強引に引っ張り、階段をのぼり始めた。手を振り払おうと何度もしたけれど、手は食い込むばかりで離れない‥
    「はなっ‥して!離してってば!」
    足を引きずらない為には上がってくしかない。尋はぐいぐいと前に進んでく。
    「離せって????」

    注:ヤンキーだったことは1度もありません。

    2006-01-19 01:55:00
  • 274:

    まり

    「ぁあ?わかってんだろうな〜おまえ。」
    1度も尋を怒らしたことがなかったから、血走った眼は異常だった。

    ‥けれど脅される理由はない。悪いけど売られた喧嘩は買います!
    「何がやれんだよっ!自分がかりたんだろがよ。怒鳴って強気にでたとこで、ここでまりが叫べばおまえは終わんだよっ。」
    手にはくっきりとアザ‥嫌がる女の子を引きずる男。十分に傷害ですから。

    2006-01-19 02:00:00
  • 275:

    まり

    呆れて帰ったことはあっても、私も尋にむかって怒った事も怒鳴った事もなかった。
    ひるんだ隙に手を振り払い階段を下りた。
    何でこんな時に限って電車は10分も後なの!?
    ベンチに座る‥
    たかが2万で、こんなくだらないもめ事‥

    2006-01-19 02:03:00
  • 276:

    まり

    はぁ‥ため息しかでないよ。こういうのを『男を見る目がない』っていうんだよね。だって好きになった自分がバカだったとしか言えない‥。
    まだ隣にいる。
    「おまえそんな態度で返さないなら、警察呼ぶよ?」
    「呼べば?自分正しいとでも思ってんの?あんたが傷害になっても、私は窃盗じゃないからね?」
    バカだからわざわざ説明してあげたのに、尋は本当に警察を呼んだ。

    2006-01-19 02:09:00
  • 277:

    まり

    あんな田舎町の駅で静かな日中、ホームで怒鳴り合い→今にも殴りそうなもみ合い→階段で怒鳴って→最後は警察。
    どんだけ昼ドラだったことか‥暇な駅前警察は、ご丁寧に5分で来た。
    店の寮だから住所不定、無職扱い。穴のぁぃたジャージに古ぃビーサンの男。
    ハデめな服に巻髪、シャネルを持った女。
    それで男が『女に金取られた』って騒いで誰が信じるの!?

    2006-01-19 02:21:00
  • 278:

    まり

    しかもお金を盗っていない。名前や住所をいい、交番に連れていかれた。
    こんな事は人生最初で最後であってほしい‥。
    ありのままをスラスラ話した。
    「今日携帯を買うからなんて理由で、2年も貸してるお金を返さないんです。借用書でもけっこうですが、たかが5万でモメたくないですし、私はもう関わりたくないんです!」
    「‥話はわかった。君は何で彼女が半額で許してくれたのに借用書っていうのかわかんないけどねぇ、とりあえず彼女は縁切りたいんだからもうやめなって。」
    尋は警察官に説得されて、呆然としてる。当たり前。

    2006-01-19 02:30:00
  • 279:

    まり

    「体の関係はあるんだよね?」
    はい!?耳を疑った。いったい今どうしてそんな事が‥
    「あるの?ないの?彼も答えて。」
    「いやー‥そりゃぁ話した通り、最初は付き合ってましたから‥」尋もうなずく。
    実は、男女の関係にある2人の間では、窃盗罪が成立しない。今回の様に実際はただの貸し借りだったのが、離婚した途端『盗まれた』といい出す人がよくいるらしい。実際借りたのか盗んだのかなんて、証拠がない。しかも深い関係となったら警察管轄外だとの事。

    2006-01-19 02:43:00
  • 280:

    まり

    電車に乗り、少しずつ都会が近づいてくる。
    疲れと一緒に心臓がバクバクしてきた。
    女兄弟の私は口喧嘩が強くても、痛みに弱い。つかまれた手首が痛い。
    どうしてこんな事になるほどなんだろう‥
    終わりよければ全てよしっていうくらい、終わりは大事な気がする。
    この結果は私の人との付き合い方の結果なんだろうか。

    2006-01-19 16:57:00
  • 281:

    ?まぉ?

    頑張ってにゃぁ?

    2006-01-19 17:49:00
  • 282:

    まり

    ありがとぅござぃます??30分ほど更新します?

    2006-01-19 22:05:00
  • 283:

    まり

    家も知られてる。
    何かしてくるとはあまり思えなかったけど、恐くなってきて直接家に帰りたくなかった。
    こないだの話もしたい。
    剛に電話をしてみよう‥

    2006-01-19 22:06:00
  • 284:

    まり

    「今日行ってもいい?」
    「どうした?いいけど学校だから夕方にしか帰らないよ?」
    「家で待ってるね。」
    不安が収まらない‥レナに電話してみた。

    2006-01-19 22:08:00
  • 285:

    まり

    「‥はぃぃ?‥」
    「ごめっ?寝てる時間だった??またかけるね。」
    「‥んん‥ぃぃょー‥まりからなんてめずらしいし‥何かあった‥?」
    「‥‥尋に逢ってきたの‥」「はっっっ!?」

    2006-01-19 22:11:00
  • 286:

    まり

    「目が覚めたっ何があったの?あの後行ったの!?」
    訳を話した‥きっと先に話したら、剛に言うべきって言われそうでレナに言っていなかった。
    だって、お金がもし回収できなければ元彼に逢いに行った女になってしまう。だから剛には後から言いたかった‥
    「まぁ2万でなんかしてくる事はないと思うよ。けどさ、駅でモメた時に何かあったらどうするの?何で私に言って行かないの!?」

    2006-01-19 22:19:00
  • 287:

    まり

    「ごめん‥」
    違う事で叱られちゃって、なんか笑えてきた。
    「2万で怒鳴りあいなんて前代未聞だよっ?仲間内でネタにさせてもらうよ?」
    「勘弁ー!みんな尋嫌ってたのに、また余計に笑いもんだよぉ?」

    2006-01-19 22:22:00
  • 288:

    まり

    「剛んち行くなら安心。いちお今日はあまり1人になんないんだよ!」
    レナのお陰で少し冷静さを取り戻し、起こした侘びとお礼を言って切った。
    眠くてフラフラしながら剛の家に着いた。毎日の様に一緒にいたから、ものすごく久しぶりに感じる。
    剛の匂いがする布団に入ると、安心して一瞬で眠れた‥最近寝不足だったな‥

    2006-01-19 22:28:00
  • 289:

    まり

    ガチャ‥バタン‥
    剛?扉の音で目が覚めると、もう日が暮れていた。
    「久しぶり。。」
    久しぶりが寝起きでボケボケって‥

    2006-01-19 22:33:00
  • 290:

    まり

    「‥ん?なんか汚くない?」
    「サッカーやってたら転んでさ?風呂入ってくるわ。」
    ザー‥お風呂にお湯をはる音がする。
    夕方とはいえ、浸かとわ‥一緒に入ろっ!

    2006-01-20 11:08:00
  • 291:

    まり

    私たちは喧嘩する時たいがいが夜だから、無言でどっちかがお風呂に入り、後からもう1人が入り仲直りをする。
    昼間の事を話したかったから勝手に入っていった。
    「きゃーH。距離置き中ですよっ!」
    剛がふざける。やっと本当に安心できた気がする。
    気が抜けてふざけ返さずに湯槽に入ると、距離置いている事への話かと思ったらしく、剛も無言になった。

    2006-01-20 11:12:00
  • 292:

    まり

    無言‥


    伝えなきゃ!裏切ってないんだから!重い口を開いた。
    「尋っていたでしょ‥」

    2006-01-20 11:14:00
  • 293:

    まり

    「えっ?あの元彼でしょ?えっ?なんで?」
    「‥今日逢ったの。聞いて!こないだ‥」
    いきなり連絡が来た事から全部話した。
    最初はいぶかしんでいた剛は、警察が来ちゃって‥というところに来たらちょっと笑った。
    「‥それで、まりを先帰らせてくれたから、お金返してもらって尋おいてきた‥1度夏にも着信あったって言ったじゃん?これで2度と連絡来る事はありません‥」

    2006-01-20 11:21:00
  • 294:

    まり

    恐い‥
    言いおわると顔が見れなくて、水面を見つめた。
    ポンッ。
    頭に手を置かれた。
    なでなで‥   えっ?

    2006-01-20 11:26:00
  • 295:

    まり

    「よくがんばった。先に言ってほしかったけど。そしたら危ない目に合わない様についてくとか‥ついて行ったらおかしいか?まぁ過ぎた事だし、これで連絡取らなくなるならいいよ。過去を清算したかったんでしょ?」


    剛の優しさに涙が出た。

    2006-01-20 11:29:00
  • 296:

    まり

    理解してもらえると思っていなかった。怒る事もあまりないだろうとは思ったけど、言うべきだ!とただただ思っただけで、剛がどう思うかはわからなかった。
    もっと剛を信じるべきだった事に気付く。止められたくなくて先に言わなかったけれど、剛はきっと行かせてくれただろう‥

    2006-01-20 11:33:00
  • 297:

    ?まぉ?

    ?しぉり?

    2006-01-20 14:57:00
  • 298:

    まり

    信じてもらいたければ、不安がってないで先に相手を信じなよ!
    前に誰かに言われた。
    私はすごく現実的だし擦れたとこがあるから、『騙されるやつが悪い』と思う。言い訳の様だけど、何かされた時に相手を信じていなければ『やっぱりね。』だし、信じているから『騙された』になるわけだ。
    慎重でいれば防げた事を、『仕方ない』で済ませる人も大嫌い。
    被害者ヅラしてないで、自分の身は自分で守るしかない。

    2006-01-20 16:25:00
  • 299:

    まり

    すぐ仕方ないっていう剛と何度も喧嘩したけど、この心の広さに何度も救われた‥
    ポカポカに温まって、寝転がる。テレビを付けると2人で見ていた番組がやっていた。毎週行く日が一緒だったから、必ず2人で見る番組があった。
    そんな平和が、ものすごく幸せに感じて、また涙が出た。。
    思い出して恐くなったと思ったのか「大丈夫だよ。」
    と撫でてくれた。思わず泣き笑い。

    2006-01-20 17:55:00
  • 300:

    まり

    そのまま、ぬくもりをじっくり味わっていると、
    「‥まりは戻りたい‥?」といきなり聞かれた。別れてから3週間、1度も話はでていなかった。
    私は迷わず『うん!』と答え、またぬくもりに幸せを感じていたら、そのまま眠ってしまった。

    2006-01-20 18:12:00
  • 301:

    まり

    次の日、目が覚めるともう剛は学校に行っていた。
    夕方寝たのに爆睡しちゃった‥
    携帯を見ると優からのメール。おはようと返事がないよー、とりあえずおやすみ。の2つ。剛といたから携帯をいじってなかった。
    日頃どれだけ1日携帯を見てるんだろう。バィトや習いごとで携帯が手元を離れている時以外は、電話も出るしメールもマメ。それだけ携帯依存症になってる‥

    2006-01-20 21:51:00
  • 302:

    名無しさん

    2006-01-20 21:53:00
  • 303:

    まり

    『今の若者は、携帯や電池を2つ持ったり、充電器を持ち歩く。大人から見ると異常ですが、これが普通だなんてびっくりしますねー。』
    ニュースキャスターの『普通』という言葉に安心する。普段は一緒にまとめられたり、比較対照で考えられる事をすごく嫌うのに、自分が気にしてることや凹んでいる時は、仲間がいると痛み分けできる。

    人は支え合って生きている
    1人で生きていけたなら‥

    2006-01-20 22:12:00
  • 304:

    まり

    数日後。
    結局、食事の時の喧嘩、私の仕事についてはそのままになっていて、自由出勤とはいえ入れといたのに1週間も休んでしまったから、出勤する事にした。
    「休んでちゃったから今日は出勤するね」
    と一方的なメールを送り出勤。
    剛の家に帰れないし、実家に夜中帰るわけにいかないから今日は終電まで。

    2006-01-21 15:00:00
  • 305:

    まり

    店長にそれを伝える。
    「週3と言ってたのはドコへやら〜」
    「あ!ついでに12時だと電車乗れないんで、5分前にあげてください?」
    「えぇ???」
    声から逃げる様に裏に行くと時間は22:30。そろそろ剛がバィトあがるな〜と携帯を見たら、メールが来ていた。

    2006-01-21 20:04:00
  • 306:

    まり

    「ぉ疲れさま。仕事って何時まで?送りでまりん家帰れないだろうから、うち来ていいよ。」
    えっ!
    「送りがダメだから、今日は店長に終電にしてもらったよ☆」
    「じゃあ、駅で待ってるから一緒に帰ろ?」
    えっ!?

    2006-01-21 20:14:00
  • 307:

    まり

    私は日がたつにつれ、迷いなく戻りたいと思う様になっていた。
    もう家族同様の剛。
    好きな物も知っている。嫌いな物も知っている。
    食事、マンガ、TV、服のブランド、妙なこだわりと、あまり興味をしめさない物の差‥

    2006-01-21 20:18:00
  • 308:

    まり

    だってどこに行っても、剛の思い出がついてくる。
    新宿を歩く。駅〜伊勢丹までのたった5分。
    ヴィトンを見れば、1年記念にもらった財布の嬉しさを思い出す。
    マルイを見れば、2人で買い物に行って、コートをプレゼントしあったのを思い出す。
    左を見れば、2人でご用達の居酒屋。

    2006-01-21 20:25:00
  • 309:

    まり

    私は新宿っ子で剛は渋谷っ子。私が買い物してるところに合流して‥ってしていたから、2人の遊び場は新宿だった。
    だから1人身になろうとがんばってみても、新宿に思い出が多すぎる。
    家族の話もするし、バィトの人の話や友達の話。剛が知らないことは優の存在くらいで、そんなに身内になっていた彼とある日さよならって、その時の私には出来なかった‥

    2006-01-21 20:30:00
  • 310:

    ?まぉ?

    ?しぉり?

    2006-01-22 01:51:00
  • 311:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    ↑ぃっもァリガトウゴザィマス??

    2006-01-22 18:51:00
  • 312:

    まり

    そわそわしていると、あっという間に時間が過ぎて、久しぶりの仕事なのにうわの空で終わってしまった。
    駅まで走って、ギリギリ終電に駆け込む。満員の電車に潰されながら、剛の待つ駅まで数えた。
    あと3つ‥あと2つ‥あと1つ‥
    10分が遠く感じながら、剛の家に向かう時の気持ちを思い出した。
    1時間半も立読みして待っていてくれている剛‥きっと戻れるっ!

    2006-01-22 18:56:00
  • 313:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    改札を出て人混みを掻き分け本屋へ急ぐ。
    きっと左のマンガコーナー。いつもの本が発売直後だ。けれどいくら探しても本コーナーに剛はいなくて、悲しくなってきた。
    「はい。」
    「どこ??」
    「2階だよ☆」

    2006-01-23 13:27:00
  • 314:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    2階のDVDコーナーに剛を発見。
    「お疲れさま。なんか一緒に見ようと思ってさ☆ってまり鼻水じゅるじゅるっ!」
    短距離だけど、何も気にせず走りすぎて寒さで鼻水が出る。
    笑顔の剛。バィト帰りの習慣はDVDを見てお風呂に入ること。
    まったく普通の剛は、当たり前の様にお風呂をためた。

    2006-01-23 13:32:00
  • 315:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    そしてのんびり温まった頃、
    「まり‥やり直そう」
    と言ってくれた。
    前兆はあったけれど、剛の私への呆れと疲れはすごかったから、あまり期待しない様にしていて‥
    だからこそ本当に嬉しかった。

    2006-01-23 13:56:00
  • 316:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    実は別れる直前は喧嘩が耐えなかった。全部私から喧嘩をふっかけてしまっていた‥
    剛は口にださない。掘り起こさないで私のことにも触れてこない。
    けれど私は気になって仕方なかった。
    まだ連絡取ってるんだろうか‥渡さず終わったプレゼントはどうしたんだろう‥きっと持っていればいつか渡したくなる‥けれど私は見たことがない‥未だにこの部屋に隠してるの?

    2006-01-23 14:00:00
  • 317:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    『まだプレゼントがここにある‥。』
    そう思うとふつふつと怒りが募っていき、言わない様にしていたから違う事で何かあると、爆発しちゃって彼を責めた。その度、
    『悪いけど、剛に対して信用ないから。』
    と吐き捨てた‥

    2006-01-23 14:06:00
  • 318:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    ‥そんな事を言ったところでどうなるというんだろう。
    2人に溝を作り、剛に反省より反抗的気持ちを生ませ、いつも解決に辿り着くことなく悲しい疲れだけが残る。
    自分にも疲れ、いっそ『浮気だ』と被害者ヅラして別れられたら楽だと何回も思った。
    それと同様に、責められ続けた剛は前の2人に戻れたら‥という想いか疲れに変わっていき、
    「ともかくまりと喧嘩をしたくないんだ‥」
    ‥と別れに繋がった。

    2006-01-23 14:11:00
  • 319:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    この時、私は今度こそ!と決意した。
    『もう喧嘩したくない。したって解決できないことを引きずっていたら、前に進めない。好きなのに別れを選ぶしかないなんて、そんな悲しい道はもう嫌だから‥』


    2006-01-23 14:14:00
  • 320:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    ‥けれど、今の私は別の事を思う。


    『二度ある事は三度ある。やっぱり壊れたものは、修復しかできないからほつれていく‥』と‥

    2006-01-23 14:16:00
  • 321:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    それから秋に入り、私は仕事をやめたふりをする事にした。
    店長にやめると話すと、『終電まででいいし週1でいいから』と言ってもらえたから、終電までなら居酒屋のあがる時間と変わらない‥週3居酒屋に入ってる事にしてそのうち1日はお店に入った。
    剛に言わなかったのは、言う必要を感じなかったから‥
    だんだんと感覚がおかしくなっていく‥
    バカがつくほど正直だった私は、モメずに平和でいる方法ばかり探す様になった。

    2006-01-23 15:47:00
  • 322:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    優と毎日メールしあう。
    メールだけだから、『優と別れている間に知り合った男がいて、メル友です』なんて言う必要ない。
    言ったから何が変わるのって話。

    そして段々と、知られなければいいんだ!という逆の間違った発想になっていった‥

    2006-01-23 15:50:00
  • 323:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    優には聞かれなかったし、彼氏がいる事を話していない。優から彼女がいない話は聞いたけど、むしろいるかいないかわからないくらいが調度いい。
    他愛無い、ちょっと色混じりな会話をするのが楽しかったから、『付き合いたいわけじゃないし』と剛への罪悪感はなかった。
    といっても明らかな色セリフを言われる事はなく、絶妙なタイミングで上げたり下げたりする話上手さが好きだった。

    2006-01-23 15:54:00
  • 324:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    優から営業をされる事はなく、されても行けないから助かっていた。
    出会って2月目。バィト前にメールが来た。
    『今日イベントで全員仮装なんだ?22で仮装ってつら??』
    『何着るの〜?みたいみたい??写メ撮ってね?』

    2006-01-23 16:41:00
  • 325:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    すると電話がきた。
    「おはよ〜。今大丈夫?あ、なんか作業中っぽい。」
    「バィト行く準備中☆ハンズフリーで髪巻いてるとこだから、大丈夫だよ。」
    「あ、居酒屋?今日も終電?じゃあさ、久しぶりの再会しようよ☆俺払うから久イベントこない?」
    えっ!優に会える!?

    2006-01-23 22:20:00
  • 326:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「普段より今日の方が楽しいからさ☆」
    「えっでも優が払ってくれたら、何も優にプラスないよね??」
    「いいよ考えなくて。12時にはバィト出るんだよね?店1時半だから、飯喰おうよ。」
    「いい?いい?ただでさえ、いつも寝てないんだから、早起きなんていいよ?今日だって今から寝るんでしょ?バィトのとこにいるし?」

    2006-01-23 22:24:00
  • 327:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「んんん‥じゃあ終わったら電話して☆」
    「わかったぁ。また後でね☆おやすみ〜。」
    電話を切るとすごい元気がでた。むしろ早くバィトに行きたい。だって終われば優に会える!!
    好きって言いきれるかんじの感情じゃない。けれど会いたい。優からの連絡が嬉しい。
    決めていたバィト用の服はあっさりとクローゼットに戻して、お出かけ用の服を選ぶ。今日で3度目。優は2回目の時バックやブーツ、髪型が違うことにすぐ気が付いてくれた。

    2006-01-23 22:30:00
  • 328:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    最初は『そんなに日あいてないしね☆』と思ったけれど、違う。
    私にとって『ホスト』は1人だし日があいてない。けれど優にとって『初回送り指名』はいっぱいいるし、いつ会ったかなんて、記憶にないかもしれない。
    それを優はちゃんと覚えていてくれた‥。
    ホストを疑う目でしか見てなかったから、『もしかして特徴と割物以外に、服装や会話までメモ!?‥だったらすごすぎ‥?』と思ったりした。

    2006-01-23 22:37:00
  • 329:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    それも違った。
    2年もたつのに、いつ頃会ったかとか、会話を今も優はスラスラ言える。ものすごい記憶力。
    女の子にとって嬉しい事。優は夢を諦めなきゃいけない日が来て、今この仕事に戻ってきている‥仕事をやめている間も残っていたお客さんのデータ。それをまた活かすことになってしまったのは、素直に喜べる事ではない‥
    夢は聞いていた。その為に学校に行き眠れぬ日々‥
    ホストを3月であがると聞いたのは、この日だった。

    2006-01-23 22:48:00
  • 330:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    バィトをあがり、早番が帰ってしまい、時計を見ると12時ちょっと。
    (1時間半かぁ‥ドンキでも行こっかな‥)

    着信〜♪〜♪
    ー優ー

    2006-01-23 22:53:00
  • 331:

    名無しさん

    ずっと見てるよ?

    2006-01-24 01:00:00
  • 332:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    ↑ぉ名前ゎかりませんが、嬉しぃです??ゃっと3分の1くらぃなので、最後までゅったりぉ付き合ぃくださぃ?

    2006-01-24 16:39:00
  • 333:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「はぃ〜?」
    「終わったら連絡してって言ったのにしないしさぁ〜。こんなこったろうと思って、早起き正解っ。」
    「終わってないもん♪」
    「うそつけ〜。何で外の音してんだよ。俺ももう新宿だからさ、今ドコ?」
    優しい。。「優」という源氏がぴったり!

    2006-01-24 16:42:00
  • 334:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    頭の中で1人乗り突っ込みをしていると、
    「お〜い、聞いてる?終わってないふりはいいから☆まりの嘘はいつもバレバレ♪」
    とからかわれた。つい口がゆるんで、携帯片手に歩きながら頬笑んでしまう。優と話してると、あまりの楽しさにバカ笑いもしちゃうし、思わす頬笑む‥そんなホッとさせてくれる楽しさも感じる。
    「優しいんだからぁ☆今ドンキ散歩しに向かってた」
    「ドンキ?何しに?」

    2006-01-24 16:53:00
  • 335:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「えっ‥ななんとなく‥」
    「ハァ〜。店にいるって言ったのにさ。ご飯しようよ。7のとこにいる☆」
    「はぁ〜ぃ♪」
    咄嗟にいっぱい嘘ついて、優に少しでも寝てもらおうと思ったのに、作戦失敗!しかも嘘がみんなバレちゃった★
    そんな間抜けな自分に笑いながら、7に急いだ。

    2006-01-24 16:57:00
  • 336:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「おぉ!久しぶり〜♪」
    「おっはよ〜♪」
    「うわっ、おはようとかいって‥水商売の男でも出来たかぁ〜!?」
    「何いってんのっ?バィトだって、その日1番最初に会った時はおはようだもんっ!」
    「知ってるよっ☆」

    2006-01-24 17:00:00
  • 337:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    あっまたからかわれた!
    私は優にたいしてなんだかがむしゃらで、よく優に遊ばれた。
    「嫌いな物、生物だけだっけ?」
    「うん。任せる♪」
    「じゃあここ☆こないだお客さんに連れてってもらったんだけど、飯うまかったんだよね。」

    2006-01-24 17:05:00
  • 338:

    名無しさん

    ??

    2006-01-24 17:36:00
  • 339:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    優は仕事関係をいつもサラっと話す。
    「こないだ食べたらおいしくてさ。」と言われたら、好きな人じゃなくたって『誰と!?』と突っ込みたくなる。
    自分から聞いて「お客さんと‥」なんて言われた日には、ノックアウトだ。(同伴?それともアフター?)気になって、そのうち担当が気になりだす。
    まぁそれが色遊び。

    2006-01-24 22:22:00
  • 340:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    優の話し方は、相手に疑いを持たせない。「本当かなぁ‥」どころか、裏がないと信じれる何かが彼にはあった。
    その理由は未だになぜと問われてもわからない。
    ホストだから信じちゃいけない!とがんばって思い続けていないと、彼はまっすぐ入ってくる。疑う理由もないといえばないよなぁ‥。と油断したくなる。
    彼が私を騙しても得がないから、というのはあったかもしれない。
    ブランク足してホスト歴2年半。魔のホスラブで彼のスレには「枕」「色」「嘘つき」「一括」の4大用語が出てきた事がない。

    2006-01-24 22:31:00
  • 341:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    優の話し方は、相手に疑いを持たせない。「本当かなぁ‥」どころか、裏がないと信じれる何かが彼にはあった。
    その理由は未だになぜと問われてもわからない。
    ホストだから信じちゃいけない!とがんばって思い続けていないと、彼はまっすぐ入ってくる。疑う理由もないといえばないよなぁ‥。と油断したくなる。
    彼が私を騙しても得がないから、というのはあったかもしれない。

    2006-01-24 22:32:00
  • 342:

    名無しさん

    2006-01-24 22:35:00
  • 343:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    新人賞を取り、半年後のやめる頃には幹部だった優。人柄の良さで彼は売り上げをあげていた。
    ブランク足してホスト歴2年半。魔のホスラブで彼のスレには「枕」「色」「嘘つき」「一括」の4大用語が出てきた事がない。それが何より営業の綺麗さを物語っている。
    お客さんの話を聞いた時、
    「2人でそんなムーディなとこ行ったら、襲われちゃわないっ?」とふざけると、
    「俺のお客さん男の人が多いし、女の子は他担からの色営相談とか彼氏持ちとかなんだよね。」とあっさり交わされた。

    2006-01-24 22:39:00
  • 344:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    会話を交わしただけかと思いきや、これも事実‥

    あまりに笑い転げてお腹がいっぱいになり、あまり食べられないままお店を後にする。
    「散歩しよっ♪」
    と花園神社への小道を歩く。

    2006-01-24 22:44:00
  • 345:

    名無しさん

    前から思ってたんだけど誤字脱字とか文章おかしいとこに対しての訂正とかはないん?わかりにくいとことか何か所かあんねんけど。

    2006-01-25 11:29:00
  • 346:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    ゴメンナサィ?ぃっも移動中に浮かぶ言葉をそのまま書ぃてぃたので、読み直しをしてぃませんでした??
    ゎかりにくぃ箇所、ょければ指摘してぃただけませんか??

    2006-01-25 12:14:00
  • 347:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    人通りがあまりなく、生い茂った木が街灯を隠す。
    区役所通りのネオンがチラっと見えるだけで、すごく静か。新宿にいたのを忘れる細く短い、神社までの道。
    一緒に歩いたら身長がある事に気付いた。
    「あれっ!優くんも身長あるね〜。」
    「意外にあるんだってよく言われる。俺ってそんなチビキャラ?笑。まりは意外と体重ありそうだね〜♪」

    2006-01-25 16:52:00
  • 348:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「あっ失礼ー!けど、着痩せタイプだから、逆の脱いだらすごいんですだよっ☆」
    「えっマジで!?よしっ!」
    次の瞬間、私の体は宙に浮いた。いきなりのお姫さま抱っこ。
    「何してんの??おろしてっ?パンツ見えてる???」
    「うむうむ。これは45キロだな☆」

    2006-01-25 16:56:00
  • 349:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「よし、満足♪」
    10歩くらい歩き、体重測定完了〜♪と満足気におろされた。
    心臓がバクバクバク‥
    いきなりだし、優に近くで頬笑まれて、不覚にもドキっとしてしまった。
    何もなかったように、今日のバィトを聞いてきながら歩いていく優。常に優ペース‥。赤い顔を冷やすように早足で優に駆け寄り、お店へと急いだ。

    2006-01-25 17:01:00
  • 350:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    ビルに着くと、緊張してきた。今日は友達もいない。初回ではなく、優指名になる。立派なホス通い!?
    「顔が強ばってるよ。普通に楽しんでくれていいから♪会計は伝票1度机に行くけど、俺がさりげなく持っていくから、そのままにしておいて☆」
    「わかった‥。」
    こういう時のエレベーターは早く感じる‥

    2006-01-25 22:25:00
  • 351:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「いらっしゃ〜いやせいっ」
    優の大きな声で、みんながこっちを向く。2時なのにもう満席で、仮装をしているから誰が誰だかわからない。
    「いらっしゃいやせいっ!」‥八百屋?
    前の静かな雰囲気と打って変わって、早めのクリスマスの様な飾りで彩られたお店。女の子たちまでサンタやナース、チャイナに身をつつみお祭り騒ぎだ。
    ツィードのワンピースの自分が逆にういている。

    2006-01-25 22:31:00
  • 352:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    真ん中の席に案内され、思わずそわそわとまわりを見渡した。すぐ隣の子がこっちを見ていて目が合う。
    「○○○?」えっ!?
    トランスで聞こえず近寄ると、
    「仮装しないの〜?私2つあるから、サンタかしてあげるぅ♪」
    と渡された。優がすかさず寄ってきた。

    2006-01-25 22:36:00
  • 353:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「○○ちゃんありがとー!今たくやの脱がせて、まりに着させよう作戦たててたんだ☆嫌がられるだろうからどうしよう、って話してたんだけど、○○ちゃんのならまりは着てくれる〜♪」
    ‥頬笑む優。やたら楽しそうな女の子。有無も言えずにトイレに連行された。
    「恥ずかしい??」
    トイレで独り言を言ったら、なんか楽になった。仮装のおかげで緊張はどこへやら。

    2006-01-25 22:41:00
  • 354:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    キャバ嬢の子と目があっちゃった。
    (ヤバっ‥きょろきょろしすぎたっ?)
    心配を余所に手をふられた。びっくり!!優のお客さんは『好き〜♪』みたいな人いないって、本当なんだなぁ。
    おばさんが帰ると、優はちょこちょこ戻ってきてくれた。
    あっという間のラッソン‥

    2006-01-25 22:58:00
  • 355:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    気づくと伝票はもう机からなかった。。
    「でよっか♪」
    エレベーターに乗ると、「もう1枚!」と言われ写真を撮った。寄り添って5階から1階までの10秒間。
    バイバイする頃にはもっと好きになってる。ホスクラマジック。
    この時はそんな事まだ知らなかったから、ドキドキしてる自分に変なのって思いながら、同じ小道を送ってもらい、ミスド前でバイバイした。

    2006-01-26 19:29:00
  • 356:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    すぐに
    「気をつけて帰れよ。着いたらメールしてね」
    とメールがきた。
    「ありがとう☆すごい楽しかった♪優はやっぱり尊敬するっ!家着いたらメールするね」
    「またぁ〜そんなこといってぇ。俺は信じないぞ!」

    2006-01-26 19:31:00
  • 357:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    ↑↑机からなかった NG
    机からなくなっていた です。

    2006-01-26 19:32:00
  • 358:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    家に着いてからちょっとメールをやりとりして、眠りについた。。

    ぎくしゃくすることなく、剛との落ち着いた日々が戻ってきた。もうすぐ2人の誕生日。
    私と剛は2日違いの誕生日で、去年は剛の誕生日に温泉に行き、私の誕生日に都内で食事をした。
    年末の誕生日だからすぐ宿はなくなってしまう。復活してすぐ2人でいっぱい探し、アジアン風リゾートホテルに予約した。

    2006-01-26 19:39:00
  • 359:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    楽しい旅行。思い出がまた1つ増える。
    剛は写真嫌い。私も嫌い。
    けれど剛とのお出かけを、2人の日記の様に写真で撮るのは好き。
    今年も幸せな旅行が早く来て欲しいな〜♪・・って楽しみに毎日思ってたな・・

    2006-01-26 19:42:00
  • 360:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    居酒屋バイトはいつも10時30まで。賄いを食べて早番のみんなと話し、終電近い時間の電車に乗る。
    この日はすごい混んでいて、めずらしく後30分お願い!と頼まれ、了承した。
    終わって賄いを食べている時、いつもより時間がない事をすっかり忘れていて、気づくと終電5分前!慌てて駅まで走ったけれど、結局乗れなかった。
    早番の子はもう帰っているところ。遅番に加えてもらうには、平日だからきっとこの後は暇だろう・・
    朝までマン喫を決意して歌舞伎に向かった。

    2006-01-26 19:45:00
  • 361:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    寒いし寂しいな・・
    30分くらいでも会えないかなぁ‥と期待して、優にメールしてみた。
    「終電乗り過ごしたー涙 優キャッチ出てたりする?時間あったら会いたいな」
    返事来るかなー‥同伴だったら無理だし、こんな寒い日は外でないのかもなー‥
    そんな事を考えながら、深夜の方が明るい歌舞伎に到着した。

    2006-01-26 19:48:00
  • 362:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    着信〜♪
    「もし?な〜にやってんの。」
    「時間の計算間違ってて、あっさり電車に行かれたよぉ」
    「朝までどうするの?」
    「お茶するには長いからナイトパックで朝まで寝てるつもり。でも、深夜に歌舞伎にいることってないから、せっかくだし優にちょっと会いたかったりする♪」

    2006-01-26 19:50:00
  • 363:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「おお!今平気だよ。でもさ、朝まで女1人もなんだかあれだから、店来る?」
    「えっ!値段っていくらくらいなの‥?」
    「んとねー、ボトルと最低セットで25000円くらい。でもボトルはこっそり持ってこれるから、15000円ちょっと。でも初回と同じ5000円でいいよ」
    「‥それ優が10000円だしてくれるって事でしょ?」

    2006-01-26 19:55:00
  • 364:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「うん。けどちょうど今日誰も来てないし、キャッチに出なきゃと思ってたから、助かるよ」
    (寒いしわかる気もするけど、優が10000円出して割あうの??)
    バックもわからないし、かなり謎だった。
    「あれから会ってないし、今日暇な日だから俺着けるし♪」

    2006-01-26 19:57:00
  • 365:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    別に外で30分会えたら、十分満足できたと思う。
    けれど、飲みたい、騒ぎたい‥すでに中毒!?
    優の言葉に甘えて、あっという間に店前到着☆
    「ひっさしぶり〜♪」
    「あはは☆まだ1ヶ月だよぉ」

    2006-01-26 19:59:00
  • 366:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    優の元気さが大好き。
    最近の話しをしながらエレベーターに乗ろうとすると、着信〜♪
    −剛−
    びっくりした。この時間はいつも剛から電話が来る時間。いつも剛の方がバイト後家に着くのが遅いから、私が電話待つ側。
    それをすっかり忘れて優に浮かれていた自分‥

    2006-01-26 20:02:00
  • 367:

    名無しさん

    2006-01-26 20:03:00
  • 368:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    剛とあまりにも喧嘩が絶えなかった時、いきおいもあって『優が好きかも☆』と思った事があったけど、恋愛の好きより人として尊敬できる、大好きな人って気持ちの方が強かったし、剛と復活してからは剛が大事だった。
    ‥けれど実際、優に会うとあっさり浮かれている自分‥
    「ちょっとごめんね」
    少し離れて、電話にでた。何も言い訳考えてないー!!
    「‥もしもし?」

    2006-01-26 20:05:00
  • 369:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「ただいま〜♪あれ?外?」
    「うん。終電乗れなくて今満喫向かってる。」
    「ええー!1人で大丈夫?乗れなかった瞬間に俺に電話くれれば、新宿行けたのに」
    ‥考えもしなかった‥
    駅を出て夜風に当たると、淋しさが歌舞伎を引きつけた。

    2006-01-26 20:07:00
  • 370:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「あ!そっか‥」
    「考えなかったの?もう家着いちゃったからなぁ‥」
    「大丈夫だよ。レディシートにするし始発まで寝ちゃうだけだから☆」
    「ああ、いつものとこ?あそこはレジ横がレディースだから平気か。」
    「うん。外寒いし中入っちゃうね。」

    2006-01-26 20:08:00
  • 371:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「はいよ。目覚ましかけろよ〜」
    「だね☆お疲れ様〜♪」
    「おやすみ」

    ‥少し離れていて優には聞こえないはず。でもガン見されている‥

    2006-01-26 20:09:00
  • 372:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    そんな中、スラスラ彼氏に嘘をつく私。やっぱりおかしくなってた。
    「ごめんね、お待たせ」
    「男〜?あれだろ、おやすみコール!」
    (う‥さすが。するどい‥)
    「そうそう。男はいっぱいいないとね☆」

    2006-01-26 20:15:00
  • 373:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    満喫?マン喫

    2006-01-27 00:25:00
  • 374:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「よく言うよっ☆」
    ‥認めると疑われないもの‥
    エレベーターに乗り、1ヵ月ぶりの扉をあける。
    その日は本当にガラガラで優といっぱい話せたから、笑いすぎてアイラインが涙でなくなっていった。
    「最初さぁ、俺をあやしい奴って見るわ、『かっこいい人いなかったら帰る〜♪』って言ってて、店見て本当に帰ろうとするし‥マジひでーひでー。」

    2006-01-28 17:30:00
  • 375:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    ヘルプが笑う。
    「だって初ホスクラで恐かったんだもん??」
    「俺がブランデーだしたらまずっ!ケーキ作ったらフルーツが苦手なやつでさ〜‥」
    優の俺は被害者だぁっ?ってふざけはいつも面白い。明るくて社交的な反面、すごく慎重で疑い深い。私がふざけると、『俺を惚れさせないでくれっ』とあっさりスローなのは、ちょっと悲しいけど‥

    2006-01-28 17:36:00
  • 376:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    逢うたび好きになる。
    優の大変な近況を聞いて、明日からもっとがんばらなきゃって思う。
    次いつ逢えるかわからないから、彼の笑顔とやさしさを目と耳に焼き付ける。
    送りラッシュだから、『店下でいい』って断っても、必ず花園の小道を歩いてミスドまで送ってくれる。
    優を独占できるほんの数分‥

    2006-01-28 23:02:00
  • 377:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    寒さが増した12月半ば。
    2人の真ん中誕生日がやってきた。
    伊豆のバリ風プチホテル。電車とバスに乗り継ぎ、途中下車をして散策したりかまぼこ食べたり‥剛とはのんびり加減が似ているから、何をしていてもしっくりくる。
    ほのぼのと宿に到着したのは、もうお食事直前だった。

    2006-01-28 23:10:00
  • 378:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    緑の壁にうすい黄色の家具。もちろん外には2人こだわりのお風呂。去年は『和』で檜風呂に部屋懐石だったから、今年は『洋』でイタリアン。
    「あれから1年って早いね〜♪」
    ウェルカムティーのホットココアを飲みながら剛に話しかける。
    「だなー。檜に雪もよかったよね☆」ガサゴソ‥
    鼻歌まじりに、ロングYシャツみたいな浴衣にいそいそ着替える剛が、かわいい☆

    2006-01-28 23:14:00
  • 379:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    私も着替えて、ダブルベットで思い出と喧嘩もしたねって戯れていると、すぐ食事に呼ばれた。
    生物を剛にあげて、デザートを私にくれて苦手な物を交換っこ。いつもは何でも分け合って食べるから、今日はバラバラで淋しいと思ってたけど、こうしていると1人じゃない。
    長く付き合って生まれる『居心地の良さ』は、口に出さなくてもわかりあえて、暗黙の了解がいくつも出来ること。
    幸せに浸ると、1年間の幸せだったことだけ一気に思い出し、思わず頬笑んだ。

    2006-01-28 23:32:00
  • 380:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    食事の為に服に着替えたから、部屋に戻ると1番にまた浴衣に着替えた。引っ越してからベットをやめて布団だったから、広々のダブルベットが気持ちいい。
    お花を浮かべて星空を楽しむ‥温かいって本当幸せ‥幸せを感じると悲しい時よりも涙がでる。
    剛に抱きついてお湯にもう1度深く浸かった。『ん?』
    ‥その笑顔をむけてくれるうちは、きっと愛がある‥

    2006-01-30 14:21:00
  • 381:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    12時のカウントダウンをして一つになる‥

    しばらくしてベットを出ると、誕生日を迎えた剛の携帯はメールラッシュ。
    去年はそのまま次の日まで放っておいたのに返事を打ち出す剛‥めずらしいな‥普段メール嫌いだし、なんか違和感‥
    「ホテルのプールみたいなお風呂入ってくるね。」

    2006-01-30 15:44:00
  • 382:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    「ごめん、もうちょいで終わる。」
    「ん‥でも剛お風呂行かないでしょ?だから今入ってきちゃうよ。溺れてたら助けてねっ☆」
    笑顔で部屋の扉を閉めた。なんで妙に感がいい方なんだろ‥鈍感で騙されてるくらいの方が幸せなんじゃないかな‥
    プールみたいなお風呂は、湧き出る水の音しかしない。広すぎてどこに浸かったらいいかわからない。
    ‥どこに行っても居場所なんてない‥

    2006-01-30 15:48:00
  • 383:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    部屋に戻ると剛は眠っていた。しばらく見つめて‥空虚を感じたから、背を向けて眠りについた。

    何から背を向けているのか‥剛なのか‥真実からなのか‥
    嫌なことはいつも眠れば忘れられる。早く睡魔が襲ってほしい‥
    上の階を走り回る子供の足音がうるさい‥年末でしかも深夜3時‥子供連れでこの宿を選び、しかも起きてるっていったいどんな親?気が散って寝れない‥イラつく‥

    2006-01-30 15:55:00
  • 384:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    夜中に考え事なんてしたって、いい結論なんてでない。なのにだんだんと目が慣れて部屋が薄暗く見えてくる頃には、すっかり眠気もなくなり、いろんなことに思いを馳せた‥
    あの時、剛は私に気持ちをぶつけずに謝るだけだったけど、実際はどう思ってたんだろう‥
    温泉楽しかったな‥また来年って言葉がすごい嬉しかったっけ‥
    今年も『また来年』って言ってくれたけど、なんかもう来年はない気がする‥
    なんとなく‥なんとなくだけど‥

    2006-02-01 16:50:00
  • 385:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    剛の笑顔に起こされた。
    「寝坊すけだなぁ☆部屋食じゃないからメイクしなきゃでしょっ?ご飯の時間過ぎてるぞ〜!」
    まぶしっ‥
    清々しい。澄んだ空気に綺麗な緑一面の景色。
    けれど5時まで眠れなかった私にはきつい陽射し。

    2006-02-01 16:57:00
  • 386:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    ぼー‥っとご飯を食べる。朝からこんなフルセット‥うんざりする量の朝食を食べきった剛は、満足気だしさわやか。
    今年は純粋に旅行を楽しめない‥帰りの電車も私はぼー‥としていた。
    のどかな景色‥ひさしぶりの潮の香‥キラキラしてる水面がきれい‥
    剛と同じ景色をみていても、きっと違うことを考えている。

    2006-02-01 23:10:00
  • 387:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    年越しは剛の弟と3人だった。この年も眠さと寒さでお参りにはいかなかった。
    最後は神頼みっていうんだから、悪あがきに神頼みしてみるべきだったかな‥

    その2週間後、祖母が亡くなった‥
    あまりに突然‥私はオール明けだった。またおごりで優のところに行って、剛との曖昧さを忘れたくてはしゃいで飲みまくっていた。そして帰宅と同時の‥よく晴れた午前中に、1本の悲報‥

    2006-02-01 23:17:00
  • 388:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    母と駆けつけた。お互いを励ましながら‥認めたくない気持ちと、受け入れなきゃという気持ちが戦う‥はっきりしすぎた現実だから、まるで現実味がない‥
    早く行ってあげなきゃ‥でも会いたくない‥
    年賀状まだ出してない‥三味線もっとやってあげればよかった‥
    新年の挨拶行ってそれっきりだ‥なんでまた逢えるって思ったんだろう‥
    なんで‥なんで‥

    2006-02-01 23:23:00
  • 389:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    到着までの30分、いろんな言葉が頭のなかを駆け巡った‥
    妙に冷静に働いてる脳とパニックの脳。1度に4つくらいの言葉が右から左から流れた‥
    あ‥レッスンお休みもらわなきゃ‥あ‥明日剛と逢う日だメールしなきゃ‥
    『祖母が亡くなりました。明日逢えない。また連絡する。』

    2006-02-01 23:26:00
  • 390:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    先生にメール‥なんで‥学校に電話‥あんなに元気だったのに‥テスト延期願い‥もっと優しくすればよかった‥妹の学校‥旅行一緒に行けてよかった‥
    ぐちゃぐちゃ‥
    私はおばあちゃんっ子だったから、ショックが大きかった‥
    ♪〜♪メール受信:剛

    2006-02-01 23:35:00
  • 391:

    名無しさん

    ???

    2006-02-01 23:43:00
  • 392:

    まだぁ???

    2006-02-03 01:49:00
  • 393:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    らいむさん読んでいただけて嬉しいです??このあと悲しいことが続いたのを思いだし、またつらくなりました??でも必ず完結します?

    2006-02-03 17:09:00
  • 394:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    『ご愁傷さまなり?大変だと思うけど、無理しないんだよ??』

    ‥唖然‥呆然‥
    確かにいつも2人だけのふざけたあだ名で呼びあい、メールも『なり』とか『だに』とかラブラブメールをしてる‥‥けど今はそんな状況?
    あまりの無神経さに怒りを通り越した。

    2006-02-03 22:36:00
  • 395:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    『別れよう』とか話をするレベルじゃない。勝手に別れます!
    即メールを削除して携帯を閉じた。
    悲しい‥淋しい‥1年も付き合った大事な人は、頼りになる人じゃなかった‥むなしい‥

    何を思っても葬儀は進んでゆく‥

    2006-02-03 22:39:00
  • 396:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    祖母は三味線の先生をしていたから、100人強の人が参列してくれた‥盛大に送り出してあげられた‥
    「三味線をやってらしたお孫さんはあなたよね?」何度もそう話しかけられた‥
    小学校のとき少しでやめてしまい、中学に入ってからまた始めてもう4年になる。年4回ある会の発表を見にきていない方まで私を知っていた‥
    「おばあちゃんね、また始めてくれたってそれはそれは喜んでいたのよ。」

    2006-02-03 22:47:00
  • 397:

    名無しさん

    2006-02-04 02:37:00
  • 398:

    まり ◆x7wAHZhNOU

    お稽古をめんどくさがった。発表会も、眠いとかダルいとか口にした‥
    三味線の会のとおばあちゃんの会2つに出るから年間で8回‥
    おばあちゃんには愚痴を言ってない。けれど、春秋にまとめて4つずつあるだけ‥
    年間で見たたった8日‥
    もっと真剣にやればよかった‥

    2006-02-04 11:05:00
  • 399:

    名無しさん

    2006-02-04 12:14:00
  • 400:

    名無しさん

    2006-02-04 12:32:00
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