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?めぐり会う季節?

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  • 1:

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    俺はソラ。22歳。
    某店の??。職業ホスト。

    それが、今の俺の肩書き。

    2006-10-20 15:25:00
  • 101:

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    どうしてホテルに行ったのかは、ソラにもわからなかった。もう、アイラはいないのに。ただ、あの部屋だけはアイラ以外の女を入れたくなかった。アイラがいなくなってから、何日かがたった。幸からはいつも電話があり、病んでいた幸は電話越しに泣きながら言った『何でこんな好きやのに解ってくれへんのん!?』「わかってるよ」疲れていたソラはそうとしか答えなかった。ホストブームの波が来ていた頃で、ソラや涼を始め、店の売り上げも鰻上りだった。

    2006-10-30 08:48:00
  • 102:

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    久々に香織から連絡があった。この一ヶ月ほど、店には来ていなかった。営業はしていたが、メールだけのやりとりだった。幸のことばかりで、香織にあまり構ってやれなかったので、久々に香織と同伴することにした。会ってご飯を食べる。すると香織が口を開いた。『ソラくん、ナンバー落ちたことある?』「何回かはあるかなぁ。」『香織な、頑張ってナンバーワンになってんかぁ。でもな、夏ぐらいに入った子が一ヶ月ぐらいでナンバーワンなりよってん。どう思う!?』香織にしては珍しい激しい口調。香織はよほど努力したのだろう。

    2006-10-30 08:53:00
  • 103:

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    ソラと涼は同時に店に入店した。それからはナンバーワンはソラか涼がとっていた。回数はソラの方が多かったが。元から店にいた人間は今の香織と同じ様な気持ちだったのだろう。だが、ソラとて努力をしてナンバーを上っていった。それは涼も同じだった。「またナンバーワンになれるわ。実際、ナンバーワンやってんから」と香織に言った。香織はソラの優しさが嬉しかったのか、綺麗な唇の口角を思いっ切り上げ、微笑み、言った。『お店、行こうか♪』

    2006-10-30 08:59:00
  • 104:

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    ミナミの町はゆっくりクリスマスのネオンがともっている。すると店の前で香織が『クリスマスもお店来るから♪』と言った。「ありがと☆」とソラが笑顔で答えた。毎日店は忙しい。メディアの影響。この頃、ホストは芸能人扱いだった。ソラも涼も、他のホストも自分の客と新規の客との接客に大忙しだった。今日も酒を飲み、途中から幸が来て、合間に新規を接客する。ソラは店にいる時だけはアイラがいない寂しさを忘れられる気がした。家に帰ってもアイラのいない寂しさが嫌で、幸とアフターをしたのかもしれない。

    2006-10-30 09:06:00
  • 105:

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    潰れるのを予想していたソラは香織を休憩の席にしようと思っていた。が、この日の香織は機嫌が悪く、シャンパンを卸しまくった。ソラのバースデーほどでもなかったが、この日また店は驚異的な売り上げをあげた。この調子で年末を迎え、元旦も迎えた。バレンタインがあり、涼のバースデーがあり、季節はまた、春を迎えた。寒さは緩み、桜が見えた。この間も幸の束縛は激しかった。幸とソラは何度もアフターに行き、セックスをした。体を重ねる度に、幸はソラに惚れた。20のソラには辛かった。涼のバースデーの月、ナンバーワンの座は涼に渡された。翌月にはソラに戻ったが。それを見た涼がソラに言った。『さすがやな☆』と。しかしソラは仕方なさそうに笑い、首を横に降り「でもな、アイラチャンはおらんねん」と答えた。首に光るネックレスが涼の瞳に残っている。

    2006-10-30 09:36:00
  • 106:

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    ソラの顔が瞬時に笑顔から真顔になり、大きな瞳を開く。目の前には、思い続けたアイラがいる。二人の間を五月の乾いた風が吹き抜けた。次の瞬間、ソラはアイラの手を取り歩き始めた。『えっ!?』とアイラは驚いた。歩きながらソラは涼に電話する「涼?オレ今、風邪ひいたから。あつし君に伝えて!」『はぁ!?今ってお前、本気?』「また話すから!」と一方的に電話を切った。『ほんま、アイツわ。。。』とミナミで涼が呟く。その頃にはソラとアイラは家の玄関にいた。アイラをきつく抱き締めるソラ。何分経っただろうか。アイラの泣き声が聞こえる。「アイラチャン?」『っく。ひっ。。んね。ソラ君、ゴメンね。』泣きながら必死に謝るアイラ。リビングのベッドに二人で座る。アイラは今日、ソラに家賃を払いに来たのだと言う。ソラの細い指がアイラの美しい金髪を撫でる。「これはいらんよ。その代わり、ずっとこの部屋におってほしい。あかん?」涙を拭いたアイラがまた泣き出す。『私なんかでいいん?』「アイラチャンがいーねん。オレと付き合って?」『うん』そして、キスをする。ずっと伝えられなかった気持ちを伝える様に。会えなかった間の寂しさを埋める様に。優しいキスを。

    2006-10-30 10:11:00
  • 107:

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    しかし、それ以上は進まない。進めなかった。「ゴメン、オレ枕もやっとるし、こんな汚い体じゃアイラを抱けへんわ。俺ホストやめるし、それまでH待って?もう枕しやんから。」『わかった。』その日は二人でゆっくり過ごし、明け方にソラはアイラを抱き締めて眠った。夕方にアイラが目を覚ます。目の前にはソラがいる。久々に安らかに目が覚めた。ソラの胸に顔を埋める。するとソラが「ん。。。どしたぁ?」と半分寝惚けて起きた。『これから毎日こうやって暮らすんやね』「せやで。あ、アイラもう働く必要ないし☆麗子チャンにも言っといたしねぇ〜」とソラが言う。『えぇっ!?』とアイラ。

    2006-10-30 14:03:00
  • 108:

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    寝起きの悪いアイラがソラの言葉で目を冷ましたすぐ後だった。玄関の呼び鈴が鳴る。「多分、麗子ちゃんやし♪」玄関を開けると麗子が入って来ながら口を開く。『ちょっとソラぁ!あんたホンマに言うてるん!?アイラはうちのナンバーワンやで!』驚くアイラを横目に声を荒げる麗子と、それをひらりとかわすソラ。『子供が何言うてんの?!あんた、結婚がどんだけのもんか解るんか!お互い子供やないの!甘ったれんな!』そこまで言われてアイラが口を出す。『麗子さん、言い過ぎじゃないですか?言うたら、他人やのに…』言い終らないうちに麗子が言い返す。『他人ちゃうわ!うちの店の大事な子と弟の結婚や!』『え…?弟?』アイラが驚く。

    2006-10-31 03:12:00
  • 109:

    ?

    ソラが呑気に発する。「あ〜、アイラちゃん知らんかったっけぇ?うちの姉の斎藤麗子ちゃんでぇす♪あつし君の奥さん☆」『…っ!#@¥※?』アイラが声にならない声をあげる。ソラのバースデープレゼントを買った時も麗子はソラの好みをやたら知っていた。不思議には思ったが、長い付き合いなんだろうと気には止めなかった。すると麗子が『アンタ、一生ホストやっていくんか?』と尋ねる。煙草を加え、ライターを探しながらソラは引き出しから銀行通帳を麗子に渡し、「これあるし♪」と笑った。

    2006-10-31 03:18:00
  • 110:

    チコ

    さちさんでしたかぁ了解です(^o^)
    アイラちゃんと再会できてょかった?(≧д≦)

    2006-10-31 04:02:00
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