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?めぐり会う季節?

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  • 1:

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    俺はソラ。22歳。
    某店の??。職業ホスト。

    それが、今の俺の肩書き。

    2006-10-20 15:25:00
  • 121:

    チコ

    辛いなぁ幸ちゃん(>д

    2006-11-04 02:30:00
  • 122:

    ?

    英さん、文章力なくてわかりづらいですが、頑張ります?ありがとうございます☆

    2006-11-04 16:09:00
  • 123:

    ?

    チコさん、いつもありがとうございます☆

    2006-11-04 16:10:00
  • 124:

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    幸はいつも、酔い暴れるようになっていた。ソラのエースでなければ出入り禁止になっているほどだ。いつもソラは同伴、アフターを繰り返していた。アイラはいつも『仕方ないやん』と微笑んだ。アイラと付き合ってからのソラはアフターでも幸を抱かなかった。アイラ以外の女は全てがお金に見えて仕方なかった。それに気付いてか、幸がある日、ソラのキメ細かい頬を両手で包み、泣きそうな顔をして言った。

    2006-11-04 16:15:00
  • 125:

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    『ソラぁ、わかって?幸はこんなアンタのこと好きやねん。』「わかってるで」『なぁ、何で最近抱いてくれへんのん?何で瞳に私を写さへんのん?私はお金?客?私がどんだけ頑張ってるんかわかってるん!?』声はだんだん荒くなる。ソラは今までずっと我慢してきた。エースだから。ナンバーワンだから。権力なんていらない。アイラがいる。何も怖くない。「いい加減にしてくれへん?」ソラが口を開く。から梅雨のせいで、六月だというのに晴れたミナミの空の下で、ソラが珍しく冷たい目をしていた。

    2006-11-04 16:22:00
  • 126:

    ?

    「頑張ってんの知ってるで。それが俺のためやっていうのもな。でもな、幸が初めて店に来た日もヘルスで働くって言った日も俺が薦めたか?俺は反対もしやんかったけど、ヘルスに行けって言った覚えはない。俺は来月いっぱいでホスあがるから。」幸は何も言えなかった。『ソラがホスあがるんやったら、私がヘルスやる理由はない。』と呟いて微笑んだ。『好きやってん』それは、最初に幸とソラが出会った時の笑顔だった。『ソラがホストの間は私がエースやから』そう行って幸は家路につく。ソラも反対方向へ向かったそれは店の方向。

    2006-11-04 18:46:00
  • 127:

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    アフター終わりの麗子と合流し、麗子の愚痴を軽く聞き流しながらソラの家に着いた。玄関を開けるとアイラがソラに抱きついた。『おかえり♪』アイラはソラに甘えながら、視界に麗子と口をパクパクするあつしが入る。『アイラ元気そうやん♪』と麗子が微笑む。『はい!久しぶりですぅ♪』

    2006-11-04 19:21:00
  • 128:

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    ソラにじゃれるアイラと、それを見慣れた様子の麗子、テンパったまんまのあつしは部屋に入り、座る。するとソラが口を開く「そうゆうことやから、あつし君♪」『どうゆうこっちゃ!』すかさずツッコミを入れたあつしが面白くてアイラと麗子が笑う。「俺、アイラと結婚するから、店を来月で辞める。」最初は驚いた様子のあつしだったが、溜め息をつき、『好きにしぃ』と言った。その後四人で軽く話し、あつしと麗子は帰った。

    2006-11-05 08:35:00
  • 129:

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    季節は巡り、七月になった。ソラのバースデーが再びやって来る。広いマンションの一室で長い睫毛が揺れ、瞳が現れる。整った顔立ち。目の前には、自分の胸に顔を埋めて眠る少女。少女を起こさぬ様に、バスルームへ向かう。鏡に写った自分と、首元に輝くネックレスを見て呟く。「一年…か。」バスルームから出るとアイラが起きていた。髪を乾かし、セットする。白いスーツを纏う。煙草に火を付けると携帯が鳴る。幸から同伴の誘い。あの日から幸はソラに依存しなくなった。しかし、エースの座は守り抜く。割り切った付き合いになっていた。

    2006-11-05 08:45:00
  • 130:

    ?

    煙草を消すとアイラを抱き締めた。『ソラぁ?』腕から解放してやると、アイラが微笑む。『帰ったらお祝いしよか♪』「せやな♪」とソラも微笑み、アイラの小さな唇に自分の唇を重ねる。長い様な、短い様なキスの後、「行ってきます」とソラは家を出た。幸との待ち合わせ場所に向かう。いつものように、ご飯を食べ店へ向かう。今日も店は忙しい。シャンパンコールが鳴り止むことはない。去年の二倍用意しておいた酒は見事になくなった。

    2006-11-05 08:53:00
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