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?めぐり会う季節?
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1:
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俺はソラ。22歳。
某店の??。職業ホスト。
それが、今の俺の肩書き。2006-10-20 15:25:00 -
125:
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『ソラぁ、わかって?幸はこんなアンタのこと好きやねん。』「わかってるで」『なぁ、何で最近抱いてくれへんのん?何で瞳に私を写さへんのん?私はお金?客?私がどんだけ頑張ってるんかわかってるん!?』声はだんだん荒くなる。ソラは今までずっと我慢してきた。エースだから。ナンバーワンだから。権力なんていらない。アイラがいる。何も怖くない。「いい加減にしてくれへん?」ソラが口を開く。から梅雨のせいで、六月だというのに晴れたミナミの空の下で、ソラが珍しく冷たい目をしていた。
2006-11-04 16:22:00 -
126:
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「頑張ってんの知ってるで。それが俺のためやっていうのもな。でもな、幸が初めて店に来た日もヘルスで働くって言った日も俺が薦めたか?俺は反対もしやんかったけど、ヘルスに行けって言った覚えはない。俺は来月いっぱいでホスあがるから。」幸は何も言えなかった。『ソラがホスあがるんやったら、私がヘルスやる理由はない。』と呟いて微笑んだ。『好きやってん』それは、最初に幸とソラが出会った時の笑顔だった。『ソラがホストの間は私がエースやから』そう行って幸は家路につく。ソラも反対方向へ向かったそれは店の方向。
2006-11-04 18:46:00 -
127:
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アフター終わりの麗子と合流し、麗子の愚痴を軽く聞き流しながらソラの家に着いた。玄関を開けるとアイラがソラに抱きついた。『おかえり♪』アイラはソラに甘えながら、視界に麗子と口をパクパクするあつしが入る。『アイラ元気そうやん♪』と麗子が微笑む。『はい!久しぶりですぅ♪』
2006-11-04 19:21:00 -
128:
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ソラにじゃれるアイラと、それを見慣れた様子の麗子、テンパったまんまのあつしは部屋に入り、座る。するとソラが口を開く「そうゆうことやから、あつし君♪」『どうゆうこっちゃ!』すかさずツッコミを入れたあつしが面白くてアイラと麗子が笑う。「俺、アイラと結婚するから、店を来月で辞める。」最初は驚いた様子のあつしだったが、溜め息をつき、『好きにしぃ』と言った。その後四人で軽く話し、あつしと麗子は帰った。
2006-11-05 08:35:00 -
129:
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季節は巡り、七月になった。ソラのバースデーが再びやって来る。広いマンションの一室で長い睫毛が揺れ、瞳が現れる。整った顔立ち。目の前には、自分の胸に顔を埋めて眠る少女。少女を起こさぬ様に、バスルームへ向かう。鏡に写った自分と、首元に輝くネックレスを見て呟く。「一年…か。」バスルームから出るとアイラが起きていた。髪を乾かし、セットする。白いスーツを纏う。煙草に火を付けると携帯が鳴る。幸から同伴の誘い。あの日から幸はソラに依存しなくなった。しかし、エースの座は守り抜く。割り切った付き合いになっていた。
2006-11-05 08:45:00 -
130:
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煙草を消すとアイラを抱き締めた。『ソラぁ?』腕から解放してやると、アイラが微笑む。『帰ったらお祝いしよか♪』「せやな♪」とソラも微笑み、アイラの小さな唇に自分の唇を重ねる。長い様な、短い様なキスの後、「行ってきます」とソラは家を出た。幸との待ち合わせ場所に向かう。いつものように、ご飯を食べ店へ向かう。今日も店は忙しい。シャンパンコールが鳴り止むことはない。去年の二倍用意しておいた酒は見事になくなった。
2006-11-05 08:53:00 -
131:
英
アゲアゲ???
2006-11-05 23:48:00 -
132:
?
英さん、あげてくれてありがとうございます?
2006-11-06 00:34:00 -
133:
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その日からソラは携帯に入っている全ての客と毎日一人ずつ同伴、一人ずつアフターの予定を組んだ。今月いっぱいで辞めることはバースデーの時の営業で告げた。今まで以上にその月は忙しかった。家に帰るとアイラを抱き締めてやることしかできなかった。それでもアイラは文句を言わなかった。ミナミの??の引退は瞬く間にミナミと夜遊びに広まった。
2006-11-06 00:41:00 -
134:
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「いらっしゃいませ!」扉を開きながら声を張る。幸を席に案内し、仕事が始まる。次第に多くなる客。ソラの客、他店のホストたち。ラスト近くには麗子も駆け付けた。シャンパンコールは鳴り止まず、ラストの客となった幸を送り出す。ソラは本当に心から感謝を込めて幸に頭を下げる。「ありがとうございました!」
2006-11-06 00:56:00