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?めぐり会う季節?
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1:
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俺はソラ。22歳。
某店の??。職業ホスト。
それが、今の俺の肩書き。2006-10-20 15:25:00 -
31:
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――――昔、小学生の低学年の頃かな?猫を拾った。ウチの両親は動物が嫌いだったので、バレへんように、三人の姉と、涼、あつしさんと育てていた。しかし、子供の浅知恵はすぐバレる。両親にひどく怒られた後、たまたま父の同僚に飼ってもらえることになり、父と一緒にその人に渡しに行った。俺にも父がいた。離婚した。父か…。お父さん。。。ふと目が開いた。久々に父の夢を見た。どうしても猫の名前は思い出せなかった。横には寝息をたてる少女。
2006-10-21 05:04:00 -
32:
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煙草に火を付け、携帯を見て驚いた。寝坊した。今日は仕事になりそうにもないので休むことにした。あつし代表に連絡をした。メールを見ると香織、幸、他にも何件かメールが来ていた。返信してもう一度ベッドに戻った。振動が伝わったのか、アイラが起きてしまった。
2006-10-21 05:10:00 -
33:
チコ
頑張れ〜(*'ω'*)
2006-10-21 09:12:00 -
34:
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チコさんありがとうございます?
2006-10-22 02:22:00 -
35:
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『んぅ…。』と眉間にシワを寄せ、少女の瞳が開く。結局、寝ている間に俺たちは向き合っていた。『だから肉まん言うたやん。』こいつ寝起き悪いんか?「今日仕事休むことにしたし」と俺が言うと、アイラは『仕事て何してるン?』と聞いた。「ホスト」と答えると。『えぇ?!』と飛び起きた。
2006-10-22 02:26:00 -
36:
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ナイトワークの存在は知っていたが、やっている人間は見たことがないらしい。とは言うものの、アイラも十分キャバクラでやっていけそうな美しい顔だ。話しているうちに、空腹を感じた。コンビニに行こうと誘った。二人でスェットに、大きなサングラス。一人の時の俺には考えれんかった。コンビニに着いて食べ物を選ぶ。何も買おうとしないアイラを不思議に思い尋ねた。「何もいらんの?」
2006-10-22 02:34:00 -
37:
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小さな顔をうつむかせると、細いブロンドの髪がサラサラと肩から落ちた。そしてアイラが言った。『お金、ないから。いらん。』俺は微笑んだ。「そんなん、買ったるし、何でも買いや♪」アイラは遠慮がちにオニギリを一つカゴに入れた。絶対足りひんと思ったが、他にもお菓子を買い、家に帰った。家で二人てお菓子を食べながら話した。
2006-10-22 02:42:00 -
38:
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家だからか、久々に力を抜いて会話をした気がした。俺はふと思った。「アイラちゃん、施設出たんやったら家どうするん?」悪気はなかった。アイラの顔は曇った。『…家、借りる』純粋なアイラの、必死の嘘。子供のソラにもわかった。アイラには身分証明書なんかない。そんなの無理だった。「家ないんやったら、見つかるまでココおったら?」『そんなこと、できひんよ!』「彼氏に怒られる?」『ちがっ…!』アイラは一瞬、泣きそうになり、うつむいた。
2006-10-22 02:51:00 -
39:
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『これ以上、迷惑はかけられへん。』行く所なんかないくせに、強がるアイラが健気だった。「何人で住んでも家賃変わらんし、後で金請求する気もないで♪俺は迷惑とか思わんし」アイラはゆっくり顔を上げ、『いいの?』と尋ねた。この日から、同居が始まった。付き合ってもいない男女が、一つの部屋で暮らすことになった。
2006-10-22 02:57:00 -
40:
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その日は朝に眠ることにした。夕方の7時。よく眠ったせいか、自分から目が覚めた。客の昨日の休みを心配するメールに返事をして、幸と同伴の約束をした。シャワーを浴び、バスルームから出るとアイラも起きていた。ボーっとしている。やっぱり彼女は寝起きが悪い。「俺今日、同伴で早く出るし、適当に過ごしといて♪」『うん』準備をして家を出た。
2006-10-22 03:04:00