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?めぐり会う季節?
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1:
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俺はソラ。22歳。
某店の??。職業ホスト。
それが、今の俺の肩書き。2006-10-20 15:25:00 -
75:
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ソラとの距離が近付くにつれ、アイラは体がこわばった。アイラの手を持ち、「昨日は、ゴメン。」と頭を下げた。『気に…してない。アイラはソープでは働かへんから。』とアイラが答えた。するとソラは携帯を取りだし、どこかへ電話をかける。「あ、もしもし麗子ちゃん?うん。女の子雇ってあげてほしいねん。ホンマ?助かるわ。今日な。わかった☆」電話を切る。「アイラちゃん、クラブは?」アイラは二つ返事で承諾した。何よりソラが気を使ってくれたのが嬉しかった。
2006-10-27 15:16:00 -
76:
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スターバックスで煙草を吸う20代の女性。ウェーブの黒髪。長い睫毛。通った鼻筋。真っ赤な口紅が似合う。そこに、金髪の男女が表れる。「麗子ちゃん、忙しいのにゴメンなぁ?」『いーよ☆あら、綺麗な子やん!』と黒髪の女性。クラブのママらしく、アイラに簡単に自己紹介、仕事内容を伝えた。その後、同伴のソラを見送り、麗子とアイラは店へ向かう。大きなクラブだった。初めてのことばかりで緊張するアイラに麗子が言った。『わからんことあったら、聞いてな♪』アイラは元気良く『ありがとうございます!』と答えた。この日クラブ嬢アイラが誕生した。
2006-10-27 15:25:00 -
77:
名無しさん
気になる?
2006-10-27 18:49:00 -
78:
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84さん、ありがとうございます?
2006-10-28 03:03:00 -
79:
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『誕生日、楽しみにしといてや!』そう言い残し、幸が店を後にしたのは珍しく明け方だった。そんな幸を笑顔で見送るソラ。初夏のミナミは夜明けが早い。アイラがクラブで働き始め、二週間が過ぎようとしていた。容姿端麗、話も上手く、仕事熱心なアイラは急速に人気者になっていた。この頃、アイラは朝に学校へ顔を出しつつ、クラブで働くのが普通になっていた。ソラも相変わらず売り上げを維持していた。
2006-10-28 03:17:00 -
80:
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『ん〜、あ☆付い…』最後の言葉をアイラが発する直前だった。ソラの細く、長い腕がアイラを抱き締める。暖かい。「ありがとう」ソラが耳元で呟く。『うん…』ソラの手が緩んだ。ずっと背伸びをしていた。アイラのカカトが床に着いた瞬間。目が合った。顔が近い。そう思った時には自然とお互いに唇を重ねていた。
2006-10-28 03:38:00 -
81:
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バースデーで酔ったソラは気が付くと店で寝ていた。まだはっきりしない頭を起こし、家へ帰る。アイラは仕事に行っていた。そしてまたこの日から、幸のソラに対する束縛はきつくなった。しかし、ソラは上手く幸に接していた。家に帰るとアイラがいたから。店の人間にも客にも猫だと説明していた。帰るとアイラの作ったご飯を食べ、仲良く眠る。付き合ってはいなかったが、ソラには幸せだった。アイラも順調に仕事をしており、ナンバーにも入るようになっていた。麗子とも涼とも仲がよかった。だから、誰もがこのまま幸せな日々が続くだろうと思っていた。富や名声、権力なんて誰も望んでなかったから。ただ、笑っていたかっただけだった。
2006-10-28 04:12:00 -
82:
名無しさん
気になるぅ?
2006-10-28 10:55:00 -
83:
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91さんありがとうございます?
2006-10-28 22:05:00 -
84:
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楽しかった日々は過ぎ、季節はいつしか冬の香りを漂わせていた。アイラは相変わらずの仕事の熱心さと、素直さで客に受け、いつしかミナミのクラブでナンバーワンになっていた。ソラも毎日大きな売り上げを更新していた。ただ、ソラの売り上げが伸びれば伸びるほと、幸の束縛はきつくなっていた。それでもソラは気に病んでいなかった。アイラがいたから。
2006-10-28 22:20:00