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?めぐり会う季節?
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1:
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俺はソラ。22歳。
某店の??。職業ホスト。
それが、今の俺の肩書き。2006-10-20 15:25:00 -
81:
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バースデーで酔ったソラは気が付くと店で寝ていた。まだはっきりしない頭を起こし、家へ帰る。アイラは仕事に行っていた。そしてまたこの日から、幸のソラに対する束縛はきつくなった。しかし、ソラは上手く幸に接していた。家に帰るとアイラがいたから。店の人間にも客にも猫だと説明していた。帰るとアイラの作ったご飯を食べ、仲良く眠る。付き合ってはいなかったが、ソラには幸せだった。アイラも順調に仕事をしており、ナンバーにも入るようになっていた。麗子とも涼とも仲がよかった。だから、誰もがこのまま幸せな日々が続くだろうと思っていた。富や名声、権力なんて誰も望んでなかったから。ただ、笑っていたかっただけだった。
2006-10-28 04:12:00 -
82:
名無しさん
気になるぅ?
2006-10-28 10:55:00 -
83:
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91さんありがとうございます?
2006-10-28 22:05:00 -
84:
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楽しかった日々は過ぎ、季節はいつしか冬の香りを漂わせていた。アイラは相変わらずの仕事の熱心さと、素直さで客に受け、いつしかミナミのクラブでナンバーワンになっていた。ソラも毎日大きな売り上げを更新していた。ただ、ソラの売り上げが伸びれば伸びるほと、幸の束縛はきつくなっていた。それでもソラは気に病んでいなかった。アイラがいたから。
2006-10-28 22:20:00 -
85:
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『なぁ、何でもっと私にかまってくれへんのん?ソラの為にヘルスで働いてんねんで私!』幸は常にそんなことを言っていた。もちろん、ソラは毎日頻繁に連絡を取り、休みの日には遊んだりしていた。朝と夜も寒くなり始めたその日、ソラとアイラの休日が珍しく重なった。どちらからでもなく、ご飯を食べに誘った。不思議にも二人で出かけたのは初めてだった。どちらもお互い忙しく、時間が合わなかった。
2006-10-29 06:58:00 -
86:
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アイラが小さくクシャミをしたので帰ることにした。ミナミでは顔と名前がバレている二人。歩く時は、少し離れて、他人のフリをして歩いた。「アイラ」と「ソラ」というブランドだけが、ミナミで先走っていた頃だった。
2006-10-29 07:06:00 -
87:
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家に帰ると少し暖かかった。次の瞬間―――アイラの携帯が鳴る。クラブで働き始めて買った携帯。知らない番号からだったが、客だと思ったアイラは迷わず通話ボタンを押す。『はいはい♪うん。え?嘘やん…』先に部屋に入ったソラが不思議そうにアイラを見つめる。
2006-10-29 07:11:00 -
88:
名無しさん
ばり気になる??
2006-10-29 10:16:00 -
89:
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98さんありがとうございます?
2006-10-29 22:45:00 -
90:
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ソラの声が響く。「どうしたん?」『お父さん、見付かったって…』「よかったやん!」ソラが笑顔でそう言った。しかし、そう発言して気付いた。父親が見付かったら一緒いれなくなるのではないだろうか…と。アイラが薄い口を開く。『それでな、お父さん神戸におって、入院してるねんて…』アイラとソラは言葉を選びながら話し合った。
2006-10-29 22:51:00