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?めぐり会う季節?

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  • 1:

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    俺はソラ。22歳。
    某店の??。職業ホスト。

    それが、今の俺の肩書き。

    2006-10-20 15:25:00
  • 95:

    ?

    チコさん、いつもありがとうございます☆幸はサチです。

    2006-10-30 01:47:00
  • 96:

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    寒い部屋の一室で、長い睫毛が揺れ、綺麗な瞳が現れる。起き上がるとアイラはいなかった。シャワーを浴びようとベッドから出ると、テーブルの上に綺麗な文字が並んだ紙が目に入った。手に取り、読む。

    2006-10-30 01:50:00
  • 97:

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    『ソラくんへ。ごめんな。本当は、ちゃんと起きるのを待ってお礼を言いたかったねん。でもな、私はホンマにこの部屋を出ていきたくなかったから、ワガママを言ってしまいそうで、勝手に出ていくことにします。赤の他人の私に優しくしてくれてありがとう。拾ってくれた日、仕事紹介してくれた日、私は今までそんなに優しくされたことがなかったから、ホンマは泣きそうでした。なぁ、何でかなぁ?どうしても「さよなら」って意地でも言いたくないねん。だから代わりに「ありがとう」って言うことにするね。体に気を付けて仕事頑張ってな☆本当にありがとう。アイラより。』手紙を読み終わったソラは慌てて携帯を手にした。そして気付いた。アイラの連絡先を知らなかった。毎日会っていたから、聞いていなかった。もしかしたら、聞けなかったのかもしれない。

    2006-10-30 01:57:00
  • 98:

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    ソラは不思議な気持ちになった。付き合っていたわけではないのに。とても胸が苦しかった。バスルームへ向かう。鏡に写った空の首には光る金属。アイラからもらった誕生日プレゼントだ。ソラはずっと付けていた。シャワーを浴び、髪をセットし、スーツに身を包む。幸との待ち合わせ場所に向かう。これが本当の日常なのだと、自分に言い聞かせる。いつもの待ち合わせ場所には幸がいる。ご飯を食べている時に幸が口を開いた。『ソラ、昨日一緒におった子は誰?』ソラは一瞬止まった。よりによって、幸に見られていた。

    2006-10-30 02:05:00
  • 99:

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    「姉ちゃんやて♪」平然を装って答えた。『ふぅん』不に落ちないと言う顔で幸が答えた。幸と食事を終え、店に向かった。エレベーターで涼と出会った。涼はアイラの連絡先を知っていた。今朝もアイラからメールが来ていたのを思い出したが、わざわざソラの機嫌を損ねることは言うまいと、黙っておくことにした。この日も幸は調子よく酒を飲む。毎日、ソラに20万近く使うのが当たり前になっていた。酔った幸が『クリスマスにはピンドン10本用意しといて!』と言い残し、今日もラストまで飲み、帰った。

    2006-10-30 02:15:00
  • 100:

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    明かりの付いた店内。電卓を叩く男。あつしだ。横には涼がいる。『今日もソラのエース凄かったですね〜』と涼が言う。―――――とあるホテルの一室。『アッ!アァッ。ン…アン!』ソラはそのエースとアフター中だった。『ソラ今日機嫌悪いなぁ』事の後に幸が言う。「そんなことないで」冷たく放つ。『でもその不思議なオーラと、綺麗な顔も、無茶なHも私をハマらせたねんで?』真っ赤なマネキュアを塗った指で幸はソラの綺麗な頬になぞる。

    2006-10-30 02:22:00
  • 101:

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    どうしてホテルに行ったのかは、ソラにもわからなかった。もう、アイラはいないのに。ただ、あの部屋だけはアイラ以外の女を入れたくなかった。アイラがいなくなってから、何日かがたった。幸からはいつも電話があり、病んでいた幸は電話越しに泣きながら言った『何でこんな好きやのに解ってくれへんのん!?』「わかってるよ」疲れていたソラはそうとしか答えなかった。ホストブームの波が来ていた頃で、ソラや涼を始め、店の売り上げも鰻上りだった。

    2006-10-30 08:48:00
  • 102:

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    久々に香織から連絡があった。この一ヶ月ほど、店には来ていなかった。営業はしていたが、メールだけのやりとりだった。幸のことばかりで、香織にあまり構ってやれなかったので、久々に香織と同伴することにした。会ってご飯を食べる。すると香織が口を開いた。『ソラくん、ナンバー落ちたことある?』「何回かはあるかなぁ。」『香織な、頑張ってナンバーワンになってんかぁ。でもな、夏ぐらいに入った子が一ヶ月ぐらいでナンバーワンなりよってん。どう思う!?』香織にしては珍しい激しい口調。香織はよほど努力したのだろう。

    2006-10-30 08:53:00
  • 103:

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    ソラと涼は同時に店に入店した。それからはナンバーワンはソラか涼がとっていた。回数はソラの方が多かったが。元から店にいた人間は今の香織と同じ様な気持ちだったのだろう。だが、ソラとて努力をしてナンバーを上っていった。それは涼も同じだった。「またナンバーワンになれるわ。実際、ナンバーワンやってんから」と香織に言った。香織はソラの優しさが嬉しかったのか、綺麗な唇の口角を思いっ切り上げ、微笑み、言った。『お店、行こうか♪』

    2006-10-30 08:59:00
  • 104:

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    ミナミの町はゆっくりクリスマスのネオンがともっている。すると店の前で香織が『クリスマスもお店来るから♪』と言った。「ありがと☆」とソラが笑顔で答えた。毎日店は忙しい。メディアの影響。この頃、ホストは芸能人扱いだった。ソラも涼も、他のホストも自分の客と新規の客との接客に大忙しだった。今日も酒を飲み、途中から幸が来て、合間に新規を接客する。ソラは店にいる時だけはアイラがいない寂しさを忘れられる気がした。家に帰ってもアイラのいない寂しさが嫌で、幸とアフターをしたのかもしれない。

    2006-10-30 09:06:00
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