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『親愛なる...』

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  • 1:

    ◆2wikGtRuQw

    あなたは、私の事を覚えていますか?
    あなたは、私の事をほんの一瞬でも思い出してはくれていますか?
    ―昔の様に、今でも純粋に“彼”の事を愛してはいますか?

    ―私は変わらずあなたを忘れられないままです―――。

    2006-10-24 13:05:00
  • 3:

    ◆2wikGtRuQw

    『彩菜〜!!』
    この声は、私の“親友だった”あの子の声―。

    今でもあんたの声が忘れられないままなんだ―。

    2006-10-24 13:17:00
  • 4:

    ◆2wikGtRuQw

    あの子の名前は春菜。
    読み方は〜はるな〜ってやっぱそのままだね。
    年は、今年21になる20歳のB型の女の子。
    ――私の親友だった。今はもうきっと逢う事さえ許されない、私の“親友”―――。
    ねぇ春菜。あんたもあたしの事、せめて“友達”だと思ってくれてた―?

    2006-10-24 13:23:00
  • 5:

    ◆2wikGtRuQw

    あたしとあんたを出逢わせてくれた人は、あんたの愛する人だったね。
    ―皮肉だよね。
    ――辛かったよね?

    ━遡ること3年半前━

    2006-10-24 13:27:00
  • 6:

    ◆2wikGtRuQw

    『なぁなぁ何してんの?♪』
    そう声をかけてきた彼の名前は永愛〜とあ〜。
    私の2つ上の、当時20歳の彼だった。

    出逢いはキャッチ。当時、ホストのホの字も知らなかった私は、今まで追い求めていた理想通りの彼のルックスや性格、彼自身に堕ちていくのに、そう時間等かかりはしなかった。

    2006-10-24 14:55:00
  • 7:

    ◆2wikGtRuQw

    学校が終わると、一目散に若葉と町へと繰り出す。

    当時、永愛はホストを始めて間もないにも関わらず、NO.1の称号を手にしていた。今ならば永愛がキャッチに出るなど滅多にありえない事だけど、当時は夜19時になると、あるキャッチ場所へと現れていたんだ―。

    私は、毎日のように若葉を連れて永愛に逢いに行っていた―。

    2006-10-24 15:15:00
  • 8:

    ◆2wikGtRuQw

    初めてキャッチされた日、私は若菜じゃない友達、雪菜と町をブラブラ歩いていた。

    鉄板焼屋のいっきゅうさんで食事を済ませ店を出、『さー何しよっかー』と、雪菜とベラベラお喋りしながら歩いていると、ふと横目で後ろに気配を感じた―。

    【後ろにホスト(?)らしき人がいてるなー…えっ歩きだした!?もしかしてうちら声かけられる系!?】

    2006-10-24 15:30:00
  • 9:

    ◆2wikGtRuQw

    『プッめちゃびびってるやん自分!』
    永愛と一緒にいたホスト、悠斗〜ゆうと〜があたしを見てそう笑った。
    その隣でクスッとクールに笑う永愛を見て、あたしは見つめた目を反らせなかった―。

    ―純粋にタイプだった。私の理想像ピッタリの永愛に、あたしはきっとこの時から恋に堕ちてしまったのかもしれないね―?

    2006-10-24 16:38:00
  • 10:

    ◆2wikGtRuQw

    最初は、ナンパが嫌いなあたしは【キャッチもナンパも同じや】そう思い、意外にも乗り気で永愛と悠斗と話す雪菜の腕を引っ張り「なーもー行こや」と雪菜の耳元で嘆いていたけれど、気付けば永愛と悠斗の気さくさに心を許し、他愛もない立ち話を2時間程続けていた。

    【かっこいーなー…】

    永愛と悠斗と雪菜が話している中、あたしは相当永愛から目を離さなかったと思う。

    2006-10-24 16:47:00
  • 11:

    ◆2wikGtRuQw

    『てか彩菜〜☆おまえ、永愛の事見すぎ〜!』そう笑いながら茶化す悠斗の声にハッと我に返り、「えっ!?」とキョドるあたしの顔は、自分でも分かるぐらい熱くて、きっと真っ赤だったと思う…―。

    『ハハハ』と笑う永愛。

    ――永愛君の笑顔を見ると、なぜか私の心はどこか寂しかったよ―。

    2006-10-24 16:55:00
  • 12:

    ◆2wikGtRuQw

    「うん…でもめっちゃかっこいい。今まで見た人の中で永愛君が一番かっこいい。」

    気付くとあたしは、クソ真面目な顔でそんな言葉をポロッとこぼしていたんだ。

    雪菜と悠斗が冷やかしながら笑っている中、永愛君はあたしに向かって優しく『ありがとう』って微笑んでくれたんだ―。

    2006-10-24 18:46:00
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