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3:
中学二年生くらいから悪い事するのがカッコイイと思っていた。恐い人って有名になって偉そうにしたいと思っていた。自分が強いと思ってたし、かっこつけたかった。自分の思い通りにならんかったらイライラしてた。人に悪口言われたらしばいてたし、他の人が注目されてたらくやしかった。
2005-05-27 22:15:00 -
4:
中学三年になった時なおに憧れてくっついてきたサキが援交して金儲けしだして、なおより金持ち出した。サキはなお達のグループだったけど、だんだんサキ抜きで遊ぶようになってサキの愚痴ばっか言うようになってきた。もちろんなおはここぞとばかりに「なおが痛いめあわしたるわっ」ってかっこつけた。
2005-05-27 22:16:00 -
5:
まずサキ呼び出して援交を口実にしばいた。そして、援交した金回収とかわけのわからん事言ってとりあえず五万とった。けどなおは何かスッキリせんくて月々五万づつ払わすことにした。サキは「無理」って言ってたけど「援交してた事親にバラすで」って言って脅したら3ヵ月位はきっちり払った。
2005-05-27 22:17:00 -
6:
当時なおには誠と言う21才の彼氏がいてなおは誠にめちゃくちゃはまっていた。誠はキャバのボーイをしていたけどさぼりがちでお金がなかった。だからサキからとったお金は誠との遊び代になっていた。
2005-05-27 22:18:00 -
7:
ある日誠の浮気が発覚した。なおがブチ切れたら誠が逆切れして「うっといねん。オレはお前なんか好きちゃうから他の女いくんじゃ。人からとった金で遊んだっておもんないんじゃ。目の前から消えろ」って言われて別れた。お前だって最初は金入ってきて喜んでたやんけっ。って思った。これがキッカケでサキからお金とるんをやめた。
2005-05-27 22:20:00 -
8:
そしてガソリンスタンドのバイトで春樹という彼氏が出来た。春樹は26才で真面目すぎる位真面目で今までなおに全く縁の無い人やった。ポイ捨てや歩きタバコを怒るし、言葉遣いから何から厳しかった。やけど一緒にいてすごく楽しかった。本気で結婚をしたいと思えるくらい好きやった。
2005-05-27 22:22:00 -
9:
春樹と付き合いだして3ヵ月位たったある日なおが家で母と話していたら家のインターホンが鳴った。インターホンに対応する母の声のトーンが下がった事に何となく胸騒ぎがした。「誰?」
2005-05-27 22:23:00 -
10:
母が深刻な声で「警察…」何となくドキっとした。「なおに用事やって…」心臓がドクドク音をたてて勢い良く動きだしたのを感じた。玄関に警察の人を通して「何ですか?」と強気で言ったが声は思いっきり震えていた。「立花なお。傷害、恐喝で逮捕する。」そう言われたかはっきり覚えていない。ただ逮捕と言う言葉だけがはっきり聞こえた。
2005-05-27 22:24:00 -
11:
「えっ?」っと混乱しているなおに三人いる警察の人の一人が逮捕状をしっかり見せ付けていた。もう一人が淡々となおの両手に手錠をかけて「14時27分逮捕」と正確な時間を計りもう一人に告げてもう一人は確かメモっていたと思う。なおは何にも考えられずにいた。しばらくして「時効じゃないの?」と根拠のない疑問と戦っていた。なぜか自分の中で今は真面目だしだいぶ前の事だし時効と決め付けていたんだと思う。はっきり言って誰に対する傷害、恐喝なのかすらわかっていなかった。
2005-05-27 22:25:00 -
12:
横では母が混乱し泣き崩れ、泣き喚きながら警察の人に何かを聞いていた。なおは一人っ子でなおも両親を好きだし両親もなおを愛していた。だから母の泣き喚く姿で余計頭を混乱させた。ふと春樹に連絡しないとっと思った。警察の人が下着とか着替えとかを用意してくれと母に言い母が泣く泣く準備をしていた。その間なおは春樹に電話しようと携帯をさがしに行こうと思ったけど警察の人に止められた。誰に連絡するのもダメといわれ、携帯も置いたまま、母が準備をした荷物を持って母を置いてなおだけが警察の人と家を出た。
2005-05-27 22:26:00 -
13:
逮捕って家の下に派手にパトカーとか止まっていたりするもんだと思ったのに、なおを待っていたのは以外と普通の乗用車だった。運転席に一人のり後部座席でなおを真ん中に三人座った。手には見慣れない手錠というものがはめれてその冷たい感触がなおの逮捕が現実という事を感じさせていた。なおはただ春樹の事、母の事、父の事を考えていた。車は静かに警察署に向かっていた。いつも見慣れた地元の景色がものすごく切なかった。
2005-05-27 22:27:00 -
14:
警察署について少年課の取り調べ質に通され名前を書いて指印を押したり、弁護士について説明されたりして取り調べもした。サキの事だった。時間が経っていて曖昧な所とかもあったけど正直に話した。正直に話したらすぐ帰れると思った。よく考えれば着替えとか持たされている時点ですぐ帰れないのにその時のなおはそう思っていた。
2005-05-27 22:28:00 -
15:
おおまかにサキの事件の事を話し終わったら腰に青い紐を巻かれた。一つの端は手錠もうひとつの端は警察の人へ繋がっていた。警察の人に連れられ「とりあえず今日はここでゆっくり休んで」と留置場の前で言われて警察の人は要領よくインターホンを押しなおの身柄を中から出てきたおばちゃんに引き渡した。おばちゃんに所持品チェックをされたあとボディーチェックをされブラを取れと指示されブラは回収された。
2005-05-27 22:29:00 -
16:
檻の中に入れられ部屋の中をみたら布団を三枚位敷けるスペースと奥には窓のあるトイレ以外何もないシンプルな部屋だった。クリーム色した壁には「あきら命」とか落書きがあってなおはこれを書いた子達の事を考えると仲間がいるみたいで少し落ち着いたけどここにはなお独りしかいない現実に息苦しさも感じた。ただただその夜はこれからどうなるかという事と春樹の事だけを考えていた。
2005-05-27 22:29:00 -
17:
その日は結局眠れなかった。朝警察の人が迎えにきて取り調べをした。そしてなぜか違う警察署に移された。家から遥か遠い警察署で引き続き取り調べをしていたら母が面会に来てくれた。面会室の扉をあけて入ったらガラスごしに疲れ切った母の姿がありなおを見つけると涙をポロポロ流した。母の正面に座るとなおはただ「ごめんなさい…ごめんなさい」としか言葉が出ずあとはただ泣いていた。母は「正直にはなして反省してきなさい」と言った。下をむいて泣きながらなおはひたすら頷いた。面会の時間はあっという間にすぎまたなおは母と離れ離れになり引き続き取り調べをした。
2005-05-27 22:30:00 -
18:
その日の夜は母に逢えた安心感からか少し寝れた。夢の中では家で家族と春樹がいて、独りじゃなかった。けど目が覚めると見慣れない天井と静けさが広がっていてやっぱり独りだった。
2005-05-27 22:31:00 -
19:
それからなんやかんや検察庁に行ったりして結局20日間も留置場にいた。その間母は毎日一時間くらいかけて面会に来てくれた。だけど父は仕事でまだ一度も面会に来てくれなかった。20日が過ぎた日になおは少年鑑別所に移された。忘れもしない夏真っ盛りの八月八日だった。留置場生活に慣れてしまっていたなおは鑑別所がどんな所なのか不安で仕方なかった。
2005-05-27 22:32:00 -
20:
鑑別所につくとまた持ち物検査して服から下着からとりあげられ鑑別所の服や下着を着せられ中には自分の私物は一切持ち込めなかった。所持品検査の時春樹とのプリクラが貼ってある鏡を見付け久しぶりに春樹に逢えたような気がした。春樹は今どうしているんだろう?なおが捕まった事すら知らないと思うからかなり心配してるだろうなと考えていた。もしかしたらもうなおには興味ないかもしんないと悲しくなった。
2005-05-27 22:33:00 -
21:
鑑別所内入ると単独室にいれられた。かなり古い感じがしたがテレビもあるし洗面代や鏡、机、タンスがあって布団一枚ひけるようなスペースがあった。窓もあって手前にはトイレがあってトイレにはドアなどなく薄いカーテンがあったけどまどからは丸見えだった。けど窓は先生と呼ばれる鑑別所の人が通るスペースがあってその先は塀だった。先生は女子棟は女の人しかいないからまだよかった。
2005-05-27 22:34:00 -
22:
鑑別所では毎日日記を書かされはり絵とかやらされた。警察の人に代わり家庭裁判所から来た調査官に事件の事聞かれた。いろんな余罪が出てきてて余罪について聞かれたり、彼氏の事や性生活まで聞かれ心理テストまでさせられた。
2005-05-27 22:35:00 -
23:
調査官の人から聞いた話によるとサキはなおからお金をとられている間何度も自殺を図ったらしい。なおがサキをそこまで追い詰めていたと言うことを考えた事がなかったからなおはその時初めて捕まってよかったと思った。そしてその日サキとサキの家族宛てに手紙を書いた。しかし返事はもちろん来なかった。
2005-05-27 22:35:00 -
24:
母は相変わらず三時間くらいかけて毎日面会にきてくれていた。ある日面会に父も一緒に来てくれた。父はただひたすらなおに説教をした。なおはひたすら泣いていた。説教をしてくれることに優しさと愛情を感じた。その日なお宛てに手紙が届いた。春樹からだった。
2005-05-27 22:36:00 -
25:
春樹からの手紙ははじめ連絡が取れなくて心配したこと、なおの家に訪れ母から捕まった事を聞いて困惑したことが細かく書いてあって、最後にオレはなおを意地でも待っとくからなおはオレの心配せんとちゃんと反省してきていいこになって帰ってこいよ と書いてあった。その言葉がすごく嬉しかった。
2005-05-27 22:37:00 -
26:
なおはそれから鑑別所にいる約一ヵ月間本当に反省をした。そして人としてしてはいけない事、人を傷つける事を二度としないと誓った。単独室から集団室へ移りあっと言う間に審判の日がやってきた。その日の前日は一切寝れなかった。明日になって保護観察で帰ったら何しよう。家に帰りたい。春樹と逢いたい。学校に行きたい。バイトに行きたい。あれ食べたいこれ食べたいといろんな願望と本当に帰れるのか不安でとてもじゃないけど眠れなかった。
2005-05-27 22:38:00 -
27:
審判の日。父と母となおと三人で裁判官、調査官、書記の正面にむかって座った。軽くあいさつをしなおの事件を淡々と読み上げられた。胸が痛かった。そして色々聞かれ、鑑別所で考えた事とかを聞かれた。そして審判の結果を伝える瞬間がやってきた。
「短期中等少年院送致」
なおは半年間少年院に送致されることになった。2005-05-27 22:39:00 -
28:
少年院がどんな所かわからない。春樹にも逢えない。面会も一ヵ月に二回、家族のみ。本当に本当に独りだ。いやだ。こんなに反省してるのに。誰か!これは夢だって言って!と思いながら静かに泣いた。横では父も母も泣いていた。父の涙をみるのは生まれて初めてだった。母は子供のように…狂ったように声をだして泣いていた。この時の両親の姿をなおは一生忘れないと思う。
2005-05-27 22:40:00 -
29:
少年院に入ったら単独室にいる間は暇だったけど集団寮に移ったら毎日忙しくて一日一日があっという間に過ぎた。朝起きたら着替えて、布団を直し、廊下に整列、番号を点呼し、掃除、掃除が終わったら食事、洗面、また廊下に整列し点呼しグランドに出て朝礼、体操、それから園芸。終わったらご飯。午後は勉強とか学校みたいだった。
2005-05-27 22:41:00 -
30:
人として生きること、人としてするべきこと、人としてしていけないことをたくさん学んだ。家族から春樹の様子も聞いていて待ってくれていると安心して少年院の生活を頑張った。つらかった日もたくさんある。死んでしまったほうがと思ってしまったこともある。だけど母が、父が、そして春樹がいるからこそ頑張れた。仮退院の日のを迎えた朝、なおは少年院の生活に慣れすぎて外の世界に出るのが恐かった。世間のなおに対する視線が恐かった。けど帰りたいと言う気持ちもあった。あっという間に過ぎた少年院生活を振り返り、これからの生活を考えた。
2005-05-27 22:42:00 -
31:
そして、無事仮退院を迎えなおは帰って久しぶりの母の手料理を食べた。嬉しくて嬉しくて涙が出た。そして春樹に電話をした。母がなおがいない間も携帯代を払っていてくれて番号もそのままやったから春樹はなおからの着信にすばやく反応してくれた。泣きながら電話をして今すぐ逢うことになった。少年院では髪を真っ黒に染められ毛も剃れない、まゆげも抜けなくて、おまけに太って、本当にみっともない姿になっていたからとりあえずお風呂に入って最低限きれいにして逢いに行った。
2005-05-27 22:43:00 -
32:
久しぶりに逢う春樹はやっぱりなおの大好きな春樹のままだった。逢った瞬間キスをしてくれた。大泣きするなおを優しい笑顔で包んでくれた。なおはもう絶対に春樹から離れない事を誓った。こんな長い間こんななおを待ってくれてありがとう。今でもそう思う。
2005-05-27 22:44:00 -
33:
今度はなおが待つ番になった。けど春樹は毎週休みの前日に仕事が終わったら車で帰ってきてくれた。そんな優しさにどんどんひかれていった。遠距離は初めてだったしはじめは不安だったけど離れてもやっぱりお互いの愛情は変わらない事がはっきりとしてた。
2005-05-27 22:45:00 -
34:
春樹と遠距離の恋愛を初めて1ヵ月くらいたった頃、なおの友達がキャバクラで働きだして、なおを誘ってきた。なおは昔、体験で何回かキャバクラで働いた事はあるが春樹の存在があるから断った。春樹はなおがキャバクラで働く事を反対することをなおはよくわかっていた。だけどしばらくして早く美容学校の入学金を貯めたいと言う願望に負けて少しくらいと思い春樹がこっちに帰って日以外はガソリンスタンドのバイトと掛け持ちでキャバクラで働きだした。
2005-05-27 22:46:00 -
35:
春樹には内緒で夜は寝てることにして働いていた。始めは春樹に対する後ろめたさがあったけど店の女のこと仲良くなっていってたのしくなってきた。この時から春樹に嘘をつくことが増えていった。人としてしていけない、大切な人に嘘をついて、大切な人をだましていた。そんな罪悪感もなく仕事を楽しんでいたし、眠たくても頑張ってるなおは偉いとさえ思ってしまっていた。この仕事がなおにとって天職だとも思った。春樹が帰ってくるまでがっぽり稼いでやろうと思った。
2005-05-27 22:47:00 -
36:
春樹は全然気付いていなかった。それをいいことに稼ぎまくった。そしてやっと美容学校の入学金が貯まり美容師に入学した。それを目的にはじめた仕事だから辞めたらいいのになおは辞めずに続けることにした。楽しかったから。だけど気持ちの中では春樹を一番優先していたし大切だった。
2005-05-27 22:48:00 -
37:
ガソリンスタンドのバイトを辞め、キャバクラだけにした。キャバクラで働くのは春樹が大阪に帰ってくるまでにしようと思っていたのに環境に流されやすいなおは春樹が帰ってきてからも春樹と夜八時から二時間だけ毎日会ってそのあとキャバクラに行って仕事して週三回の昼学校に行く生活になっていた。それ以外の昼はバイトしてるとうそついて寝ていた。嘘に嘘を重ねて嘘の恋愛をしていた。
2005-05-27 22:49:00 -
38:
しばらくして学校をさぼって家で寝るようになった。同伴は極力しないようにしていたけどたまに同伴の時は春樹に体調悪いと嘘ついて会わずに同伴をするようになった。この頃から夕方の春樹からの待ち合わせ電話が苦痛になり、会っていても早く帰らないとと思うようになっていた。
2005-05-27 22:50:00 -
39:
なおはだんだん体調悪いと嘘つく事が多くなってそのうち春樹に連絡をあんまりしなくなった。そんな時店に昔から知りあいの他の系列のキャバクラ店長の裕也がなおを指名で飲みに来た。それからもちょくちょく飲みに来てくれてなおは裕也にひかれるようになった。そして酔った勢いで裕也の家に行ってそのままヤッてしまった。なおは少ししか春樹に対する罪悪感がなくそれから裕也の家に通うようになり裕也には彼氏とは別れたといい、裕也と付き合った。春樹からは毎日電話がなっていたけど出なかったしなおは無意識に自然消滅を狙っていた。そして春樹に会わなくなって二ヵ月くらいたった。
2005-05-27 22:51:00 -
40:
ある日なお家の電話に春樹から電話があったと母からいわれた。春樹はなおが体調悪い日が多かったから入院したんじゃないかと心配していたらしい。胸が痛くなった。なおは春樹に会うことにした。
2005-05-27 22:52:00 -
41:
春樹になおはキャバクラで働いている事を話した。案の定春樹は激怒した。なおはこれで振ってもらえると思った。だけど春樹は「今すぐ辞めろ」といいだした。なおはまだいい子が演じたかったらしく「うん。」と答えた。春樹とあっていると裕也より春樹がやっぱり好きだと思い裕也と別れようと思った。
2005-05-27 22:53:00 -
42:
だけどその夜店を休んで考えていると、春樹と付き合ってるとキャバクラやめないといけない、真面目に昼の仕事を探さなきゃいけない、やっぱり裕也のほうが仕事も理解してくれるし気も会うし、裕也にしよう。明日春樹に別れを告げようと思った。
2005-05-27 22:53:00 -
43:
春樹は真面目だし厳しいしなおをいいほうに育ててくれる。経済的にもかなり安定している。結婚するにはなおにとって理想の人。だけどなおは春樹の前ではいい子を演じないといけないし、春樹の意見には逆らえないし息苦しい。
裕也は気も合うし、一緒にいて笑いは絶えない、安心する。体の相性もいい。恋愛するにはなおとって理想の人。だけど夜の仕事やし金銭的に安定してないし、浮気するかもわかんない。
どっちを選ぼうかすごく迷った。いっその事どっちも別れようとも思った。2005-05-27 22:54:00 -
44:
次の日、なおは春樹に「実は好きな人が出来てん。だから春樹とは付き合っていけない。ごめんなさい」って言った。春樹は誰やとか付き合ってるんか?やったんか?って聞いてきた。なおは「働いてるとことは違うキャバクラの店長で、付き合ってないし、やってない。ただ気になるだけ。でもそんな気持ちで付き合っていけない。」と答えた。やったとはいえなかった。
2005-05-27 22:55:00 -
45:
すると春樹は「そんなんどうでもいい!オレはなおが好きや。オレについてこい」って言った。なおは「ほんまに春樹の事もその人の事も好きやねん!えらばれへんねん!そんな中途半端で付き合えへん!」って言った。そのことばに嘘はなかった。ほんまに選べなかった。
2005-05-27 22:56:00 -
46:
春樹は「オレを選べ!結婚しよう」って言った。なおは正直うれしかった。今まで春樹は「オレは結婚なんか一生せぇへんわ」って言っててなおは春樹のそこがいややった。その結婚しようっていう言葉はなおがずっとほしかった言葉だった。だから嬉しかった。でも「考えさせて。」って答えた。
2005-05-27 22:57:00 -
47:
なおは一人で考えて結婚したいと思った。裕也と別れようって決めた。頭がぐるぐるになってやっぱりこうしよう、いややっぱりこうしようっておかしくなりそうやった。だけど裕也に会って「元彼が結婚しようって言ってきてん。だからごめんやけど別れよう。」って言った。ちょっと自分をかばう嘘を春樹にも裕也にもついた。
2005-05-27 22:58:00 -
48:
裕也はまるで子供のように「いやや、いやや」と言った。そんな裕也を見てまた好きと思ってしまった。もういっそのこと二人ともなおを嫌ってくれたら楽やのにと思った。やっぱりどっちも選べへんかった。春樹と会ったら春樹がいいし、裕也と会ったら裕也がいい。自分の事を自分で決めれなかった。人として最低やと思う。
2005-05-27 22:59:00 -
49:
次の日春樹にどっちを選んでも後悔すると思う。どっちかを失うのが恐い。っていう正直な話をした。春樹は「俺も昔同じような経験がある。俺は結局新しく出てきた人と付き合ったけど後悔した。やっぱり元から付き合ってた子と付き合えばよかったって思った。なおには後悔させたくないから、俺と結婚しろって俺は言ってる。けどもしかしたら俺を選んだほうが後悔するかもせん。だから向こうに行きたい気持ちがあってそれでなおが幸せになると思ったらそっちに言ったらいいよ。」っていわれた。
2005-05-27 23:00:00 -
51:
裕也に会った時にやっぱり裕也と会うと好きと確信していて、裕也には「裕也に決めたから。向こうにはもうきっちり言ったし。」と言っていた。だけど実際は春樹に言えていなかった。なかなかいいだせず、好きとか結婚しようとか言ってくれてる人を手放すのが恐くて甘えていた。
2005-05-27 23:01:00 -
52:
裕也といてるときに家に服を取りに行った。家の少し近くに車を止めてもらって「ちょっと待ってて」といいなおは家にむかった。家の前にとまっていた車から人が降りてきた。ふと振りかえってみてみるとその人は春樹だった。『まずい。』と思った。春樹は怒っているように見えた。
2005-05-27 23:02:00 -
53:
春樹は低い声で「何してんねん」と言った。その目は勘違いかもしれないが涙ぐんでたように思う。裕也の車は二人の位置から見えた。裕也の車をひやひやしながらチラチラ見た。裕也が気付いて降りてこないか恐かった。その目線に気付いて春樹は裕也の車をちらっとみて「あいつか?」と聞いてきた。なおは下をむいて頷いた。すると春樹は裕也の車にむかって歩きだした。なおは必死に止めた。なぜか涙が出た。「お願い!やめて!」なおは必死にそういい春樹の腕をひっぱった。
2005-05-27 23:03:00 -
54:
「春樹!あんなぁ…あんな、なお、やっぱりあの人が好きやねん。だから…だから…ごめんなさい…」って言った。春樹は「俺は意持でもおまえを取り返す。だからそいつと話する。」と言った。なおはそれぞれに嘘ついてることがあるからまずいと思って。あかんって言い切った。春樹は「なおはここにいてろ」と言ってなおの手を振り払って裕也の車にむかって歩いて言った。なおはその場にしゃがみこんでひたすら泣いた。春樹が何を話すのかわからない。もう逃げたい。けど逃げる場所なんかない。もう二人とも別れるしかない。なんでこんな事になったの?なおのせいだ。きっと裕也と会わなければきっと春樹と幸せに結婚してたんやろうな。とか色々泣きながら考えていた。
2005-05-27 23:04:00 -
55:
しばらくして二人がなおのほうにむかって歩いてきた。確実に裕也は怒ってた。「おい!(春樹の事)切った言ったんちゃうんけっ!どう言うことやねん!」なおは泣きながら「ごめんなさい…嘘ついてました。二人ともに嘘ついてました。ごめんなさい。」と言った。春樹が「どうするん?どっちとるん?俺はなおの事ほんまに好きやし」と言った。すると裕也が俺もほんまに好きやしと言ってきた。
2005-05-27 23:05:00 -
56:
なおは「…二人とも…ごめんなさい…」と言った。「どうゆう事?」裕也が聞いた。「…どっちとも付き合えない…」と言った。裕也が「なんやねん!それ!ちょっ、なおと二人で話しさして。」裕也が春樹に言った。そしたら春樹は「いいけどそのあと俺となおで話しさせてな」と言った。裕也がなおの手をひっぱって、裕也の車に連れて行った。絶対切れられると思った。
2005-05-27 23:06:00 -
57:
裕也の車にのると裕也は「もう隠さないで全部なおの気持ち話して?」って以外とやさしかった。でもそのやさしさがつらかった。怒られて嫌われた方が楽だった。「ほんまにわからん…裕也と会ったら裕也が好きやし…向こうと会ったら向こうが好きやし…ごめん…」と答えた。裕也は「俺はなおが好きやから俺は別れたくない。俺を選んで」と言った。「いや、ほんまにごめん。無理や。」なおはそう言った。しばらくはなしていると春樹が裕也の車に近づいてきた。
2005-05-27 23:06:00 -
58:
『コンコン』
春樹が車の窓を叩いた。裕也が窓を開けた。
すると春樹の口から意外な言葉が出た。
「その女いらんわ。やるわ」
そういって春樹は去っていった。すぐに裕也が追いかけて行った。なおは車に一人残された。
春樹がそんな事言うと思ってもいなかったから驚きと悲しさでまた声をだして泣いた。2005-05-27 23:07:00 -
59:
その間裕也は春樹に「その場の感情でいらんとか言うなよ」と言いに行ったらしい。春樹は淡々と「ああ」と答えたらしい。「なおに連絡してくんなよ」裕也が言うと「ああ」。裕也曰く春樹は冷めた目で言ってさっさと帰ったらしい。
2005-05-27 23:08:00 -
60:
今思うと春樹のあの言葉と態度はなおに対する最後の優しさだと思う。春樹はそうゆう奴だ。なおが裕也に揺れた事ですら春樹は自分がしっかりなおを捕まえていなかったからと自分を責めるような人だから。なおがどっちか選べなくて動けなくて苦しんでる状況を突き放す事で背中を押してくれたんだと思う。あの突き放しは最後の春樹のなおに対する最後の優しさだ。
2005-05-27 23:09:00 -
61:
その事に気が付くとなおはもっと切なかった。なおはあんないい人を傷つけたんだと思うとつらかった。
裕也が戻ってきた。なおはこうなって、さあ裕也と付き合いましょうと言うわけにはいかない。裕也に別れ話をした。裕也はいやと言う。結局なおは裕也とは付き合い続けることにした。自分でも都合いいなと思う。2005-05-27 23:10:00 -
62:
そして今もなおは裕也と付き合っている。あの次の日春樹にきちんと謝るため電話した時も春樹は「お幸せに」と冷たく言い放った。それ以来春樹から連絡ないしなおから連絡する事もない。その時こそつらかったが今はこれでよかったと思う。裕也といて楽しいし、幸せ。春樹みたいないい人にはいい人があらわれると思う。春樹を傷つけたなおはただただ春樹が幸せになる事を願う。
2005-05-27 23:11:00 -
63:
今までなおは人としてあかんことをたくさんしてきました。反省や後悔もたくさんあります。だけど人としてあかんことをした事で学んだ事、感じた事もたくさんある。だから今のなおがいます。今のなおが完璧なわけではないです。だけど得たものがたくさんあります。
2005-05-27 23:12:00 -
64:
なおはまた懲りずに人としてあかん事をするかも知れません。そしてこれを読んでくれたみんなも人としてあかん事をするかも知れません。する前に気がついて誰も傷つけない事が一番いいと思います。だけど人としてあかん事をしてしまった時に、人としてあかん事やって気付くが大切やと思います。
2005-05-27 23:13:00 -
65:
偉そうな事言える立場ではありません。それはこれをはじめから読んでもらったらわかると思います。人としてあかん事をした時、悩んでください。苦しんでください。後悔してください。そしてそれをあなたの胸に刻んでください。同じ事をしないように。
当たり前の事ですが…。人としてあかん事をして学んでこそ人として生きれているんやとなおは思います。2005-05-27 23:14:00 -
66:
ここまで読んでいただきありがとうございます。これを読んで少しでも考え方がかわった人がいれば嬉しいです。だけどはじめからなおと同じ考え方の人がいてくれたほうが嬉しいです。人として当たり前の事が出来ている人、わかってる人がたくさんいることを願います。つまらない話でした。ごめんなさい。
ありがとうございました。2005-05-27 23:15:00 -
67:
?なおはたくさんの人を傷つけました?反省しているので批判されるの覚悟で書いています?なおのしたことを最低とわかる人は人として当たり前のことが出来るんだと関心します?だけどいつ誰が誰を傷つけるかわかりません。自分が傷つけたり、傷つけられたり…わざとやったり、そんなつもりなくてやったり…それが人間だと思います。でも傷つける前に止めれるように…傷つけたときに反省できるようになれば…と思い書きました。よまなくてもわかるわ?って言われると思うけど。なぉは自分の反省を含め書かせてもらいました。これを書いているときまた自分にうんざりしました。それで最低と言われたほうが自分の身にしみます。ありがとうございます。どんどん意見お願いします。読んでくれてありがとうございます?
2005-05-27 23:16:00 -
69:
名無しさん
よかった
2005-06-04 08:55:00 -
70:
名無しさん
ぉもろかった?
2005-07-03 17:49:00 -
71:
名無しさん
ラストかなりじーんと来た?
2005-07-04 05:29:00 -
73:
名無しさん
おつかれさまです?ヒトとしてサイテーやけどちゃんと反省してるんやったらえらいね?
2005-08-07 06:57:00 -
74:
名無しさん
あげ
2005-09-09 01:50:00 -
75:
名無しさん
私も昨日彼氏と別れました。原因は私が彼氏に嘘を付いていた事。必死に別れたくないと言ったんですが、遅かったみたぃで、より戻す気ないと言われました。今まで付き合っていた人なんかそこまで好きじゃなかったし平気に浮気してた。バレても後悔なんかしてなかった。けど初めて後悔したし、今もすごく苦しくて辛いです。ご飯も毎日かかさず食べていたのに食欲もなく手に付けられません。今まだ彼には私を好きな気持ちが残ってくれてるみたいで、毎日逢っています。今も横で寝ているんですが(@_@;)もし、よりを戻す事が出来たら、絶対に同じ事を繰り返したりせぇへんしもっともっと彼を大切にしたいです。今日この小説を見てさらに自分がした事が身に染みました。この小説を書いてくれたなぉちゃんぁりがとぅ????なぉちゃんにゎ幸せになって欲しぃです。今までやってきた事がメッチャ悪ぃ事ゃっても悪い事をした?って思えるのゎ大人になった証拠じゃん?見る人が見たら、分かってくれる人が居ると思ぅょ?2人仲良く裕也君と頑張ってね????私も頑張ります???本当に良ぃ小説をぁりがとぅ????
2005-11-12 02:58:00 -
76:
削除削除されますた
あぼ~ん -
77:
名無しさん
素晴らしい小説をほんとうにありがとう。今のあなたを批判なんて誰もできません。過去のあなたはもうどこにもいないんですから。この小説から大事な事教わりました。心からお礼を言います。
2005-11-12 05:19:00 -
78:
名無しさん
?
2005-12-19 19:58:00 -
81:
名無しさん
か
2005-12-31 11:06:00 -
82:
削除削除されますた
あぼ~ん -
83:
なぉ
久しぶりにみたら感想が増えてて嬉しかったです??ぁりがとぅござぃます?
2006-02-20 08:24:00 -
84:
名無しさん
なぉさん?!元気にしてるのかな 裕也さんと幸せな生活送ってますか?
2006-03-14 20:29:00 -
85:
なぉ
元気ですょ☆裕也ともまだ続いていますよ??
2006-03-16 04:31:00 -
86:
削除削除されますた
あぼ~ん -
87:
名無しさん
?
2006-03-27 14:44:00 -
89:
名無しさん
今ね全部読みました。すごく感動して泣きました。私はなぉさんほどひどいことはしてないけど二股状態です。わかってはいます。だけどまだはっきりわからなくて中途半端なままでいるのがたまに辛くて仕方ないです。だけど今の人二人ともが結婚を考えてくれているのでしっかりと決断したいと思います!!優柔不断で自分に甘い私のことがたまに嫌で仕方なくなくなるけど必ずまたイイ報告ができるようにします。なぉさんもこれから先色んなことがあるだろうけど乗り越えていってください!!私も頑張ります☆☆
2006-04-25 07:52:00 -
90:
名無しさん
全部読みました。良かったです。3人が皆それぞれ幸せになって欲しいです
2006-04-25 14:07:00 -
91:
名無しさん
「春樹にはええ人があらわれる」ってそりゃそうやけどおまえがそのセリフゆうなボケ。
このこうもり女。ふらふらすんな。2006-04-25 14:38:00 -
92:
名無しさん
今はふらふらしてないからいいんちゃう?何必死なってるん?
2006-04-25 15:21:00 -
93:
名無しさん
別に三人も四人も男かえてるわけちゃうやん☆もっと軽い女たくさんいるよ☆
2006-04-25 15:22:00 -
94:
名無しさん
過ちは過ちと認めて反省してるのだから、よい話だと思う。この話は最後の作者の反省の文章があるからこそ、良い話だと思うけど。
罪悪感もなく二股とか彼氏に内緒で男と遊ぶ子、たくさんおるし、怒ってる人は冷静になってほしい そんなに怒るような話か?2006-04-25 15:44:00 -
95:
なぉ
久しぶりにあがってるできてみました?批判をされたほうが嬉しいですよ?最低な事書いてあるからそれを最低やって思ってくれる人がたくさんいるほうが嬉しいです?だけど気を悪くさしてしまったならすいません?余談ですがなぉは裕也と結婚することになりまし?いちお報告です?応援してくれたかたありがとうございます。
2006-04-25 15:49:00 -
96:
なるみ
結婚が決まったそうで、おめでとうございます 旧掲示板でレスした事もある、なるみです。覚えてらっしゃいますか?
2人で幸せな家庭を築いて下さいね2006-04-25 16:33:00 -
97:
名無しさん
???
2006-04-25 16:42:00 -
98:
95
人はそう変わらんわ。同じことやられたらどう思うねん?どれだけきついかわからんからんな事言えるねん。女同士きれい事言い合ってろ。
2006-04-25 22:34:00 -
99:
名無しさん
101は心狭すぎ 必死こいてアホちゃう? この話旧掲示板のときの奴やからだいぶたつし今は一途で結婚までしはるんやから幸せでいいやん
2006-04-26 04:45:00 -
100:
名無しさん
2004年7月15日から22日に旧掲示板で書いてるので、かなり前の話。
お幸せに☆2006-04-26 09:34:00