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━━Rain-?━━
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1:
CHIKA
すれ違う人達は、色とりどりの傘をさし足早に歩いていた。
今日は雨が降った…
行き場のない気持ちがまた胸をしめつけ、俺は一人…立ち止まる。2006-11-05 15:49:00 -
142:
名無しさん
あげ
2006-11-23 10:50:00 -
143:
名無しさん
????
2006-11-25 11:41:00 -
144:
CHIKA
「金…稼ぎたかったんじゃねーの?まだ入って一ヶ月じゃん。もう少し待ってみようよ。…700万…稼がなきゃだめなんだろ?」
未知はそう言って俺を見た。
確かに金が欲しかった。大金を速攻で手にしたかった。でも現実は…厳しい世界だった。2006-11-26 10:14:00 -
145:
CHIKA
「涼真、ちょっと」
そんな未知と俺のやりとりを聞いていた龍さんが、俺を店の外へと連れ出した。
眩しい光で目を細めてしまう。俺たちホストが仕事を終えるのは、こんな風に陽が空を眩しくさせ始める頃。そして陽が沈めばまた1日が始まる。2006-11-26 10:20:00 -
146:
CHIKA
「お前腹へってる?」
店を出てからスタスタと先に少し前を歩いていた龍さんが立ち止まって振り返ると、俺にそう言った。
「いゃ……あ、へってます!かなり!」2006-11-26 10:23:00 -
147:
CHIKA
「じゃあ…とりあえず俺んち来い」
そう言って龍さんは通りがかったタクシーを止めた。ん?今の流れなら普通はとりあえず飯行こう…じゃねえの?よりによって何で龍さんの家なんだ。
俺は内心そう思いながらも黙って龍さんに続きタクシーに乗り込んだ。2006-11-26 10:29:00 -
148:
CHIKA
この時、こうして龍さんが俺に声をかけてくれていなかったら俺はあの日でホストをやめていただろう。
金を稼ぐこともないまま…ただひたすら必死に働いてたと思う。
ユリと出会うことも…なかった。2006-11-26 10:33:00 -
149:
CHIKA
「ここでいいです」
龍さんがタクシーを止めた場所は、綺麗なデザイナーズマンションの前だった。超カッコいいじゃん…ここに住んでんのかな…
「何してんだよさっさとおりろよ」2006-11-26 10:36:00 -
150:
CHIKA
龍さんの声に俺は慌ててタクシーからおりた。
「お前ってほんとトロいのな」
龍さんはそう言って笑った。この人の笑った顔は同性である俺が見ても惹かれるものがある。さすが…ナンバーワン。2006-11-26 10:39:00 -
151:
CHIKA
龍さんの後をついて行くとリモコンのようなものでエントランスのドアが開けられた。
すげー、リモコン?ただただ圧倒されていた。
エレベーターに乗ると23階建ての一番上のボタンを龍さんが軽く押した。最上階か…2006-11-26 10:44:00