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??ノンフィクション??
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1:
ナナコ
小説にして色んな人たちに伝えたいお話があります??すべて実話です?色々忙しくてすぐに更新出来ない時もあるかもしれませんが頑張って最後までお話します?拙い稚拙な文章ですがよければ読んでやってください?
2006-11-15 02:37:00 -
11:
ナナコ
それをヤスノリは少し後悔していたが好きでもないのに優しくは出来ないと思い、シカト状態のまま今に至る。私たちはヤスノリに好きな子がいるというのは本人から聞いていたので知っていたがそれがまさかさーりちゃんだったとは思ってもみなかった。しかし薄々みんななんとなくではあるがヤスノリのさーりちゃんにたいする態度が恋情かもしれない…と心のどこかで感じとっていたのかもしれない。だからヤスノリからさーりちゃんが好きだと打ち明けられてもみんなが全員一致で冷静だった。私も驚いたがすぐに「やっぱり」と思った。そしてミホちゃんのことがひっかかった。
2006-11-15 21:48:00 -
12:
ナナコ
心配だった。ミホちゃんが心配なのではなくさーりちゃんが心配だった。ミホちゃんがもしその事実を知ったらさーりちゃんがひどい仕打ちを受けるかもしれない。そう思ったからだ。後々わかったことだが以前私が急性腸炎でうずくまっていた時、茶々を入れて来た女の子2人組がミホちゃんと学校は違うがたまに一緒にいる子たちだった。その後もたまに通りすがりに「ヤリマン」と言われたことがあった。ただでさえマサヤたちと一緒にいるだけで色々言われるのにばれたらさーりちゃんが危ない。私は杞憂の不安があった。
2006-11-15 23:24:00 -
13:
ナナコ
私たちは黙ったままだった。豪を煮やしたヤスノリは「なんか言うてや。俺がさーりちゃんのこと好きなんみんな感づいてたんやろ。」と言った。ショウタがまず口を開いた。ショウタ⇒「俺は正直そんなかんじがした。だからお前が『好きな子が出来た』って言った時もそれ以上追求できへんかった。」マサヤ⇒「俺も。ミホちゃんが可哀相ってのもあったけどミホちゃんて気が強いみたいやし女って裏で嫌がらせとかしそうでなんか恐かった。」コウキ⇒「俺は全然気付いてへんかったけど、でもやっさんがさーりちゃんのこと気に入ってるのはなんとなくわかった。」私⇒「私も気付いてたってのはなかったけど…でもなんとなく心の底でもしかしたら…って思ってた。でもミホちゃんのことがあるしあんまり突っ込めなかってん」やはりみんななんとなく気付いていたようだった。私はヤスノリにどう答えてあげればいいのかわからずまた煙草を手にとり吸い続けた。
2006-11-16 00:32:00 -
14:
ナナコ
私はその場にいるのが息苦しくなった。でも席を立つこともできない。ヤスノリは哀願するように私たちの顔見てそのまま下を向いたままこう言った。「俺、諦めるつもりないで。最初は一目惚れから始まったけど、ナナちゃんのおかげで話せるようになって話してみてわかってん。俺はこの子が好きやって心底思ってん。ミホには悪いと思ってるけど自分の気持ち抑えることはできん。でも今みんなの言葉聞いて受験が終わるまではこの気持ちは封印しとくべきやと思ってん。さーりちゃん2浪してるし迷惑かけたないし。ミホも同じ予備校にいてるわけやしな。それが今1番大事なことやと思うわ」そう言うとヤスノリは空気をにごしてごめんと謝り、そろそろ帰ろうかと切り出した。みんな浮かない表情のまま席を立ち、駅へ向かった。
2006-11-16 00:59:00 -
15:
ナナコ
帰りの電車の中で私はずっと考えていた。ヤスノリとさーりちゃんのことを。ヤスノリはああ言ったが本当はすぐにでも気持ちを伝えたいのではないかと。ヤスノリの性格上そんなかんじがしてならなかった。しかしこれ以上何も言ってやる言葉も見つからないし力になってやることも出来ない。私はもうこのことについて深く考えるのはやめようと思った。私の最寄り駅の2つ手前でヤスノリとマサヤとコウキが乗り換えのため下車していった。私も最寄りの駅に着くと、私の4つ先の駅で下りるショウタとバイバイをして帰った。
2006-11-16 01:10:00 -
16:
名無しさん
電車の中は気まずかったので1人になってやっと息が出来たとゆう気分になった。学校同士も近いためか5人共利用している電車と方向がたまたま一緒だったのでこの時ばかりはそのことを恨んだ。
次の日。今日はマサヤとコウキだけが予備校に来た。それからマサヤたちと同じ学校の【ヒロシ】も一緒に現れた。ヒロシは理系コースなので授業はほとんど違った。たまに顔をあわすと話をしたり昼食を食べたりしたが、とくに夏休みに入ってからは話す機会があまりなかった。ヒロシは昨日のことを何も知らないので1人ニコニコしていたが私たちはなんとなく気まずかった。しかしみんなそのことには触れずお互いいつも通りを懸命に装っていた。ヤスノリは来ていなかったので私は少しほっとしてしまった。さーりちゃんが来た。さーりちゃんは最近いつも原チャで来ていた。さーりちゃん⇒「おはよ〜。昨日1人でぱにくってたからわからんとこチューターに聞きにいってくるわあ」そう行ってすぐ去って行った。みんな何も知らないさーりちゃんにどんな顔をすればいいのかわからなかったはずだ。だから少し安心した。私たちはいつものように授業のある者は授業へ行き、ない者は自習室へ向かった。私とマサヤは同じ授業だった。2人横並びに座った。私の好きな窓側に座った。窓側と行っても外が見えるわけではないがなぜかこの席はすごく落ち着いた。2006-11-16 01:37:00 -
17:
ナナコ
※↑のチューターとは大学生のバイト講師のことです。
マサヤが突然私にこう言った。「昨日のこと俺らだけの秘密な。とくにミホちゃんの耳には入らんようにしよう」私⇒「そうやな。絶対漏らさんようにしよう。ほんでこのままやったら気まずいからもう深読みせんと普通にしとこ。」そう約束を交わして今日1日みんないつも通り勉強に励んだ。2006-11-16 01:53:00 -
18:
ナナコ
8月半ば。お盆休み以外はずっと勉強勉強の毎日だった。1度だけお盆休みの前の日にみんなでご飯を食べに行ってカラオケしたりボーリングしたりオールで遊んだ。この頃にはもう気まずい空気など1?もなかった。さーりちゃんもバイトと勉強に明け暮れる日々だった。
お盆休みが明けるとマサヤたちは学校だった。私はあと2週間弱休みがあったのでさーりちゃんと2人で勉強することが多くなった。2人で図書館へ行って勉強をする約束をした。その日はとても暑かった。図書館の中は涼しかったが勉強に熱をいれていると冷房のきいた部屋でも暑く感じた。煙草を吸いに外に出た。さーりちゃんは煙草を吸わないが一緒についてきてくれた。外はかんかん照りの猛暑。じっとしているだけで一気に汗だくになった。さーりちゃんも額から汗が滲み出ていた。しかしさーりちゃんは長袖だった。暑そうにしているのに羽織り物を脱ごうとしない。そういえばさーりちゃんは夏でも毎日長袖だ。いくら室内が冷房がききすぎでも外はこんなに暑いのに。私は不思議に思って「さーりちゃんいつも長袖やけど暑くないん?もしかして日焼け防止?まだ10代やのに気にしすぎやで〜(笑)」と言った。一瞬さーりちゃんの顔が曇った。しかしすぐに微笑みながら「もうお肌の曲がり角やしシミ、ソバカスは気にせなー!美白命やから(笑)」と言い話題を変えた。2006-11-16 02:14:00 -
19:
ナナコ
私はさーりちゃんの一瞬見せた暗い表情のことが少し頭にひっかかった。なんとも言えない辛そうな顔だった。あの顔を見た時なんだか切なくなった。けど…私の気のせいかもしれない…。そう思うことにした。
夕方図書館が閉館になると同時に私たちは帰ることにした。さーりちゃんは久しぶりに息抜きがしたいと言い出した。カラオケへ行こうということになった。とても楽しそうなさーりちゃん。久しぶりにこんな笑顔を見た。散々歌ったあと私たちは家路に帰ることになった。帰り際さーりちゃんは「ありがとう。めっちゃ楽しかったで。また息抜きしような〜」と言ってバイバイをした。私はさっきさーりちゃんの顔が曇った時、何かいけないことを言ってしまったのではないかと思っていたので安心した。2006-11-16 12:18:00 -
20:
ナナコ
9月。マサヤたちとは学校が始まってからあまり顔を合わせなくなった。私も学校が始まった。夏はみんな本当によく勉強したように思う。だからあまり遊べなかったが後悔はない。さーりちゃんは相変わらずバイトと予備校の毎日だったがさーりちゃんとはよく一緒にいた。家は逆方向だが予備校帰りにミナミや梅田に出て2人で寄り道したりすることも増えた。たまに週末マサヤたちも混じってご飯を食べに行ったりもした。私は正直学校がおもしろくなかったので予備校メンバーといる時はとても楽しかった。そんなある日。いつものようにさーりちゃんと2人で予備校帰りにご飯を食べに行った。さーりちゃんは普段あまりお酒を飲まないが勉強のストレスが溜まっていたのかこの日はガンガンに飲んだ。私は「もうやめときやあ」と咎めたがそれでも飲み続けた。7杯目で完璧に酔い潰れてしまった。
2006-11-16 12:32:00